しま★りん.blog @ayurina

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NOBLE Audio Falconレビュー。音質もコスパも良好。噂通りの逸品だった。

time 2020/08/25

満を持して、フルワイヤレスイヤホン購入しました。NOBLE Falconです。Youtubeなどでレビューを漁り、最終的にはヨドバシ店頭で試聴して購入しました。噂どおりの高音質。素体としての性能と品質の高さを感じる製品です。操作感はちょっと癖あるかなー。

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突然、フルワイヤレスイヤホンを買いたくなった

さて、なぜ突然、フルワイヤレスイヤホンが欲しくなったのかというと、昨今のフルリモートワークですっかり運動不足になってしまい、これを解消すべくウォーキングをしているのですが、その時使うイヤホンを更新したくなったわけです。もともとBluetoothイヤホンを使っていたんですが、音質重視っていうこともあり、ネックバンド型にしていました。

実はこのSONYのレシーバーを買う前に、AmazonでやっすいBluetoothイヤホンを買って失敗した経験があり、それ以来、Bluetoothイヤホンに対してちょっと購入を躊躇していたところがありました。

時は流れ、すっかりフルワイヤレスイヤホンもバラエティーが増えてきました。ノイズキャンセリング機能が付いたハイエンドなものから安いもの、定番と呼ばれるものまで、いろいろです。当然、狙うはハイエンドでSONYかなーと思ってたんですが、先日購入したZERO AUDIOのイヤホンが非常に音質が良かったので、この辺の製品で面白いものが無いかと調べてみました。

ちなみにこのDUOZAも進化してジルコニアハウジングになっていたり、MMCXコネクタで繋がるようになっていたりして凄いです。

さて、じゃあどこでオススメを探すか、となるわけですが、ここでYoutubeです。時期的に、2020年上期のオススメイヤホンの動画がいくつか上がっていたので、これらを見ながら、共通して出てくる機種を探してみました。そしてたどり着いたのが、「NOBLE Falcon」です。

NOBLE Falconとの出会い

このNOBLE Falcon、結構どのレビューでも推している割に、1位にはなってないケースが目につくのが面白いところです。製品の詳細はホームページなど見ていただくとして、とにかく音質、品質への並々ならぬこだわりが感じられる製品です。

ただ、Bluetoothイヤホンはホント、試聴してみないと自分に合うか分からないので、ヨドバシカメラ店頭で試聴してみることにしました。

ところで私、音質には結構うるさい方だと自負があります。特に音の定位は気にするタイプだと思っていて、ちゃんとセンターにあるべき音がセンターから聞こえてくることととか気にします。ドンシャリより、中音から高音の繊細さが好きです。

そんなわけで、ヨドバシカメラのヘッドホン売り場で展示のあったNOBLE Falconに自分のiPhoneを接続して、試聴させてもらいました。かなりペアリングに苦労したのが印象的でしたが、ぶっちゃけ実際の音を聴いて、一瞬で購入を決定してしまいました(苦笑)。それくらい良かったです。

NOBLE Audio Falconを買ってきた

そんなわけで、今回はヨドバシカメラ店頭で購入しています。

「Wizard」のサインが印象的なパッケージです。

背面にいろいろスペックが書いてありますが、Qualcomm TrueWireless Stereo Plusあたりがポイントでしょうか。このイヤホンQualcommのQCC3020 SoCを使っていて、接続の安定性が高いとか遅延が少ないとか、何かと凄いらしいです。

箱の中には箱が入っています。

という感じでなかなか高級なパッケージです。

内容品は本体にUSBケーブル、予備のイヤーパッドにソフトケース、そしてマニュアルが付いています。マニュアルには日本語表記のページもありますし、メーカーのホームページにPDFもありますので、そちらで確認することも可能です。

イヤーピースがしっかりパッキングされている辺りは、ちょっとしたこだわりを感じます。

本体は充電ケースにこんな感じで収まります。フルワイヤレスイヤホンが初めてなので、ケースへの「座りの良さ」がどの程度なら良いのかとかわかりませんが、特に充電に失敗するようなこともなくしっかり収まっているので、問題はなさそうです。

充電はUSB-Cです。これ意外にポイントで、今更MicroUSBも無いよね、ということで、多少気にして選んでいます。ただ、INPUT 5V/400mAとなっているので、それほど高速ってこともなさそうです。

本体横に充電ケース側の充電容量を示すLEDがあり、イヤホン本体のロゴ部分もこんな感じでオレンジ・白のLEDが光ってステータスが確認できます。うっすらとしか光らないので明るいところでは分かりづらいですが、目立たなくて良いと思います。

専用アプリもあるけど

このイヤホン、専用アプリもあります。

アプリストアを検索すると、このNoble Sound Suiteと、ファームウエアバージョンアップ専用アプリが見つかりますが、ファームウエアバージョンアップ専用アプリのほうはうまくペアリングできなかったので、どうやら手元にある新しいFalconでは使えないんだと思います。

ペアリングするとイヤホンのステータスが見えるようになります。といっても、確認できるのはバッテリー容量くらいです。イコライザはミュージックアプリのイコライザとは別に、イヤホン側での音質調整になります。

その他設定のところでファームウエアバージョンが確認できます。どうやらバージョン「2」というのが最新とのことですが、私が入手したものはバージョンアップできません。

バージョン「2」にアップデートすることで、このNoble Sound Suiteとの接続が可能になる、というのがバージョンアップ内容としてアナウンスされてますので、私のものは既に最新ということのようです。今後何かアップデートがあれば、このアプリからバージョンアップできるのかな、と期待されます。

おそらくメインとなる機能はこのボタン操作のカスタマイズなんだと思いますが、特に変更する必要もないかな、というところです。

そんな感じで、今の所このアプリでは、イヤホンの状態が見れて、いつか来るファームアップができそう、ってくらいの感想しかないですが、それはそれで安心ではありますね。

NOBLE Falconレビュー

ここからは実際、1週間ほど使った感想をまとめます。

耳へのフィット感について

まずは最初に気になるであろう、耳へのフィット感について。このイヤホンはカナル型で基本的に耳に刺さったイヤホン本体だけで固定される構造です。イヤーガイドのようなものはなく、基本的に刺さっているだけのシンプル構造です。

そのため、カナル型の耳に突っ込むタイプのイヤホンが苦手な人にはまず合いません。私は基本カナル型が好きな方なので、この固定方式は嫌いではありません。本体が十分軽量なので、この形でも全く落ちる気配はないです。

ここだけは実際試聴して確認したほうが良いと思います。カナル型の密閉感が好きな人にはオススメです。

物理ボタンによる操作感について

このイヤホン、左右とも本体の背面が物理ボタンになっていて、このボタンを押すことで停止・再生などの操作を行うようになっています。タッチセンサーが多いところ、あえて物理キーにしているのは、誤操作対策としても有用かなと思います。

ただ、普通にこのボタンを押してしまうと、耳にイヤホンを押し込むように力をかけることになり、流石に不快です(苦笑)。正しくは本体と耳の間に人差し指が入るような窪みがあるので、ここに人差し指を入れて、親指とあわせて本体を”つまむ”ようにして操作するのが正解です。これが分かってしまえば至って快適。ボタンには適度な硬さもあるので、ポケットに放り込んでおいた程度では誤操作は起きません。

一方で、このボタン操作だけで再ペアリングや電源停止ができない(できるんだけど、やりにくい)のが玉に瑕です。慣れれば、多少コツがつかめては来ますが、若干操作方法に癖があるかな、というところはあります。この辺、ファームアップで改善されないかなーと思います。

電池持ちについて

今の所全く困っていません。実は私がSONY MUC-M2BT1を使っていて最も不満があったのが電池持ちです。満充電で8時間程度使えるのですが、Bluetooth経由で見える電池残量があまり当てにならず、80%からいきなり30%に落ち、あっという間に電池切れになる、という状況が見られました。もしかしたらバッテリーが劣化していたのかもしれません。

NOBLE Falconはとりあえず1週間、ケースの充電は一度もせずに使えています。そこまでバリバリ音楽を聴いているわけでもないですが、明らかにSONY MUC-M2BT1より使い勝手は良いです。電池残量表示もきちんと減っていくし、安心感もあります。

音質について

さて、最も重要な音質について。これは好みの問題もあるので、あくまで参考程度にはなりますが、自称「音像定位に煩い」私の耳にどう聞こえたか、です。

比較対象は3環境。SONY MUC-M2BT1+SHURE SE215という現行Bluetooth環境、AAW Accessport Lightning+ZERO AUDIO DUOZAという外部アンプ環境、そして今回導入したNOBLE Falconです。

ベンチマークとしている音源は水樹奈々「アンビバレンス」。イントロのピアノ・ソロから音が増えていく中での一つ一つの音の定位(分離感)、女性ボーカルの繊細な響き、サビ付近の音の要素が多いところでの解像度(歪みが出ないか)とか、そのへんをいつも気にして聴いています。

なかなか絶対的な評価は難しいので、この3つの環境で聴き比べて、どう違うかを確認してみました。

まず、大前提として。ヨドバシカメラ店頭でもこの「アンビバレンス」を聴いて確認したのですが、聴いた瞬間、明らかに不満のないレベルの音の解像度が感じられたので、速攻で購入決定してしまいました。直感的に、これは非常に音が良いな、と思ったんです。

高音が刺さる、なんていう声もありますが、それは「言われてみれば」のレベルかな、というところ。カナル型で本体がかなり耳の奥に入りこむため、この辺が気になりやすいところもあると思います。個人的には特に気にはなりませんでした。

とにかく、ファーストインプレッションで、音がいい、と思わせる音質の高さがあるというのが、まずは大前提です。

ここからは比較です。まずAAW Accessport Lightning+ZERO AUDIO DUOZAという環境と比較すると、さすがに音全体としての解像度や音の豊かさはこちらに軍配があがります。とにかくS/Nが良いのはさすが外部アンプというところ。

一方で、この環境と比べるとNOBLE Falconの音作りの方向性の一つに、きらびやかさがあるのを感じることができます。確かに外部アンプは音の素性は良いのですが、若干面白みにかけるところ、NOBLE Falconは聴きやすさときらびやかさのバランスを取っていて、聴いてていてどちらかというと「いい音」と思わせる肌触りを持っているのを感じられます。

続いてSONY MUC-M2BT1+SHURE SE215。こちら中音域の豊かさはSHUREの強みが感じられます。ただここで力の差が出てくるのがBluetooth側のスペックです。NOBLE Falconと比べると、若干情報量の少なさを感じます。ここはQCC3020とTWS+の為せる技かなと感じます。

要するに、NOBLE Falconは音が良いです。純粋な再現性っていう音質ではなく、きちんと良い音に聞かせるようなチューニングがなされているんだなって感じます。

その他のノイズ要因について

フルワイヤレスイヤホンの一つ、重要なメリットとして、ケーブルのタッチノイズがない点が挙げられます。有線のイヤホンはたしかに音質は良いのですが、どうしてもタッチノイズが出ます。これが無いのは非常に快適です。

Bluetooth環境では接続の安定性も重要です。SONY MUC-M2BT1はそれでもなかなか接続性は高いほうで評価も高かったのですが、NOBLE Falconの接続安定性ははっきり言って異次元といえます。今まで使っていて、接続が不安定になったり切れたりしたことはありません。

これについては結構評価が割れているところもあり、おそらく接続先のプレイヤーとの相性などもあると思いますが、少なくともiPhone Xs世代ではかなり安定性高く使えています。

あと、AAW Accessport Lightningですが、Lightningポートが物理的な抜き差しの繰り返しで端子の接続性が悪くなり、ふとした衝撃で接続が切れてしまうことが頻発しています。結構不安定でストレスフルです。

物理コネクタは一見最も安定しているように見えますが 抜き差しを繰り返すことで物理的に劣化して接続不良が起きやすい面もあります。この辺はむしろBluetoothのメリットと言えます。同じ理由で私はワイヤレスの充電器も使っています。

結論、NOBLE Falconは最高

以上、1週間くらいNOBLE Falconを使っていますが、とりあえずここまで「最高」と思っています。まあ若干操作性に癖はありますが、それ以外の面では音質も接続安定性もバッテリー持ちもほぼ最高って感じです。

あまり他のものと比較せずに、一目惚れ状態で買ってしまったのですが、かなり良い買い物だったかなと個人的には思っています。これはオススメイヤホンです。

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