しま★りん.blog @ayurina

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楽ナビのパーキングブレーキ接続の改良をしてみた話

time 2020/05/25

楽ナビのパーキングブレーキシグナルをアースに接続するスイッチを取り付けて、走行中でもいろいろできるようにしていたのですが、ちょっと思うところあり、改良してみました。これでもっと実用的になったかな、と思っています。

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楽ナビのパーキング信号接続の改良

久々に車弄りです。実は結構前から、やろうやろうと思っていたんですが、なかなかタイミングが無くて出来てなかったんですが、ついに敢行しました。

元ネタはこちらです。パーキングブレーキシグナルを、スイッチでアースに落とせるようにして、走行中とかでもいろいろ操作できるようにしたと。

常にアースに落としておけばいいじゃん、って思われる方もいらっしゃると思いますが、意外にパーキングシグナルによってナビの動作(画面描画の速度や地図の解像度など)が走行中状態として調整されたりしているところもあるので、なるべくそこは切り替えて使いたいわけです。

これで特に不便無く使っていたのですが、先日この記事にコメントを頂いたことで、もしかしてもうちょっと実用的で、自分が「やりたいこと」に近いことができるんじゃないか?と思いついたのが発端です。

実現したいこと

改めてやりたいことを整理しておきます。

まず、普通の状態について。

  • パーキングブレーキシグナルをナビに接続
    • パーキングブレーキの状態によって走行中・停車中が判断される
    • メリット:ナビが走行中・停車中に最適な動作を行う
    • デメリット:走行中に一部操作に制限がある

一般的な「走行中でもテレビが見える」的なソリューションは以下です。

  • パーキング入力をアースに落とす
    • 常にパーキングブレーキが引かれている状態(停車中)とナビは判断する
    • メリット:常に全機能が使える
    • デメリット:ナビが走行中に最適化された動作を行わない

今できていること。

  • パーキングブレーキシグナルをスイッチ化
  • スイッチの状態によって走行中・停止中が判断される
    • メリット:必要に応じて、走行中でも全機能を操作することが可能
    • デメリット:停車中でもスイッチ操作しないと全機能操作できない

理想は以下です。

  • パーキングブレーキの状態またはスイッチの状態によって、停車中を判断

この「または」を実現するには、リレーか何か回路が必要になりそうです。そこで、発想の転換をしてみました(って言うほどのことではない・・・)。

  • ナビへのパーキング状態の入力を、アースまたは車両のパーキングシグナルと切り替える3端子スイッチで繋ぐ
    • 通常は車両のパーキングシグナル連動
    • 走行中、操作したい時だけ、アースに落とす

これメリット・デメリット考えてみたんですが、よくよく考えたら、やりたいことこれで実現できてるじゃん!って気づきました。解決策はON/OFFの切り替えじゃなく、通常動作と停車時っていう切り替えだったんですね。というわけで、この繋ぎ変えをやってみました。

3端子トグルスイッチに変更してみた

買ってきたのはエーモンの3端子のトグルスイッチです。

(どーでもいい話、これオートバックスで買ったんですが、今Amazonで見たらやっぱりAmazonのほうが安かったという、アレ)

今設置されているトグルスイッチには、アースとナビのパーキング入力のケーブルが来ているので、これに車両からのパーキングシグナルを加えて、切り替えできるようにします。

配線ばらしてみました。LEDライナー向けの配線(ACCとイルミネーション)もここから取っているのでちょっと散らかってますが、欲しいのは車両からのパーキングなので、たいした手間ではありません。

1本、追加でケーブルを作って繋いでみました。今回ちょっと調整したところとして、端子の透明のカバーがちょっと長くて座りが悪かったので先端を切っておきました。汚い字ですが、「P」が車両からのパーキング、「ナ」がナビのパーキング入力、そして「G」がアースです。ナビへの入力を車両からの本物とアースのフェイクで切り替える、と。

ケーブルを繋いだ図です。まあ、特に上の写真と変わりはありませんが、車両側のパーキングに1本ケーブルが追加されました。

この段階で一応、動作確認です。トグルスイッチの操作とパーキングブレーキのON/OFFでナビの状態表示が変化することを確認しました。これね、一瞬、配線失敗したかな?と思う事態が発生したのですが、結果としては問題ありませんでした。

何がトラップたったか、って、この状態、つまり、端子の「G」側にトグルスイッチが倒れた状態で、繋がっているのは「P」側です。つまり、このトグルスイッチ、端子が倒れたのと逆側が繋がる動作をするんですね。改めて確認したらパッケージの説明にちゃんと明記されてましたが、一瞬焦っちゃいました。

うまく動いたので配線を戻していきます。ハンドルの下側に仰向けに潜り込んで、ケーブルをタイラップで固定します。久々だったので潜り込む姿勢のコツを忘れていてちょっと苦労しましたが、これ思い切って肩から突っ込むのがポイントです。

改めてコルゲートチューブでケーブルを束ねて、フックで固定して終了です。ケーブルが2本から3本になって、ちょっと取り回しが厳しくなって苦労しました。パネル裏側にタイラップでの固定箇所をちょっと増やしたりして、なんとかこの位置で落ち着きました。

さらに快適になった・・・はず

その後、まだ本格的に運転していないので、どれくらい便利になったか実感はあまり無いのですが、例えば出発前にナビで目的地を設定したりといった普通の操作が普通にできるように改善されたので、きっと良くなっているはずです。次どこかに出かけるのが楽しみです。

今回、やっぱり車弄りは楽しいなぁっていうのを再確認したのもありますが、それ以上に、3極トグルスイッチを使うことで、実はやりたかったことが実現できていた、というのはなかなか新鮮だし面白い体験だったなと思っています。

また何か面白い弄りネタを見つけたいなと思いました。

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