しま★りん.blog @ayurina

そこはかとない日常を綴るブログです。主にはゲーム、ガジェットレビュー、ドライブ記録です。

XVハイブリッド、5年目の2回目の車検を受けた話

time 2021/12/06

XVハイブリッドGPE、納車から5年。2回目の車検を受けましたのでまとめます。今回は5年目ということで、あちこちガタが出てきたところを修理したりして、真面目に結構な出費になりました。まあ車なんて乗ってれば痛むので仕方のないところなのですが、やはりお金かかりますね。

どのへんにどんなガタが来るかとか、どなたかの参考になればと思い、まとめておきます。

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2回目の車検

今回もディーラーで車検です。ユーザー車検などの選択肢もあるわけですが、いろいろ面倒だし、今回は特に、走行距離が伸びたことで傷んで来たところをまとめて修理したかったところもあります。ちなみに私は5年で15万キロ走る過走行ドライバーです。

ディーラーが指定工場ということで、車検自体は日帰りも可能だったのですが、今回は一泊預けて整備してもらいました。

ちなみに、前回、初回車検のブログはこちらです。

2度目の車検は万全に・・・

前回の轍を踏まないよう、今回はしっかり車検前点検からお願いしました(苦笑)。事前見積はやっぱりちゃんとしたほうが良いですね。意外に想定外の指摘もあったので、書いておきます。

HIDなどは問題無かった模様

まずは問題の無かったポイントから。

HIDバルブが切れてしまい、自前でAmazonで買った安いHIDバルブに交換していたヘッドライトは、特に問題無く車検通りました。色温度などはちゃんと車検適合することを確認してはいましたが、実際通るかどうかは通してみないと分からないところもあります。あまり心配はしていませんでしたが良かったです。

フロントガラスなどに貼っていたアルミテープは、そもそも車検通らないの分かっていたので外しておきました。その他、LEDに交換しているランプ類なども指摘無く問題ありませんでした。ここまでは想定通りです。

フォグランプに浸水していた件

フォグランプに水が入ってしまっており、これが車検不適合でASSY交換の見積もりが出てきました。

これ、洗車場で高圧洗浄機で水を吹き付けた時、何かの加減で水が入ってしまったヤツなんですよね。水が入っていたのは実は気づいていたのですが、どうせ自然に抜けるだろうと思っていたんです。ところがこれが抜けていなかったと。どこかに水が入り込むような傷があるのかもしれませんが、目視ではわかりません。

分解して水を抜けば良いのでは?と軽く思っていたのですが、ディーラーとしてはこれは故障扱いになってしまうので、交換対応になるとのことです。そして当然ですが、水抜いたらOKですよね?っていう質問に対しても、YESとは言ってくれません。まあそうなりますわな。

そんなわけで、これは対処が必要、と。

ワイパーゴムが切れているという指摘

ワイパーゴムが傷んでいて、車検通らないと指摘されました。確かに前回交換してから1年くらい経つので、傷んでいても仕方ないかなぁと思いつつ、実用上、傷んでいる感覚も無かったので、指摘は想定外でした。しかも、ぱっと見たところ、どこがどう傷んでいると言われているのか分かりませんでした。

が、よーく見たら、傷んでいると指摘されている理由がわかりました。

ちなみにこれは明らかに端が切れているリアワイパーです。リアは車検では不適条件にならないので、整備必須ではありませんが、これは確かに切れています。

そしてこれが、車検通らないと言われたフロントのワイパーゴムです。確かに、よーく見たら、端が切れてるんですね。しかもフロントの左右(運転席側・助手席側)ともに、同じように端の部分がちょっと切れている。

これは明らかに、整備基準としてこのポイントを見てチェックされているなあという気がしました。確かに、傷んでいると言われると反論できないところもあるので、これも交換かなあというところです。

ライセンスランプがチラついているという指摘

ライセンスランプ(ナンバー灯)がチラついているという指摘もありました。

LEDバルブに交換しているのですが、前回の車検では問題無く通ったものですので、バルブが問題っていうわけではありません。指摘としてはチラついている、と。でも目視で見る限り、特段チラつきは感じられません。ただ、たしかに、言われてみると右と左で若干色味に差が出ているのは見て取れます。どちらかが劣化しているのは間違いないようです。

これは一旦、ノーマルバルブに交換して乗り切ろうかな、と思いました。ただ、なんとなく、いずれ交換が必要になるような、そんな気がしますので、心の準備はしておこうかなと思いました。

ついにブレーキディスクに限界が来た

そして、ついにブレーキディスクとブレーキパッドに限界が来たようです。

リアはもう限界ということで、交換をお勧めされましたので、こちらは交換をお願いすることにしました。ブレーキディスク表面にも錆が出てきており、これはもう限界かなというところです。

フロントも似たような状態ではあるのですが、今回車検のタイミングでの交換は見送りました。ただ、おそらくこれももう厳しいと思っていましたので、速やかに交換しようかなと思います(出費がかさんでしまったのでタイミングをずらしたくなっただけという・・・)。

ブレーキディスクとブレーキパッドについては、前車ではパッドは3万キロ、ディスクも9万キロで交換していました。ところがこの車では、ここまで15万キロ、交換せずに済んでいたわけです。そのため毎度整備のために、大丈夫かどうか気にしていました。そして今回やっと交換になったわけですが、それでもかなりの長寿命です。

どうやら理由は2つあるようです。

まず、ハイブリッド車ということで、回生ブレーキが効くこと。これによって物理的なブレーキへの負荷は当然小さくなります。しかもXVハイブリッドの回生ブレーキは、結構強めに感じますので、この効果によってブレーキ周りの寿命延長につながったんだと思います。

そしてもう一つ、言われてみて確かに、と思ったのですが、ブレーキパッドなどの素材も進歩していると。自動車の消耗材の長寿命化(例えばオイルの寿命など)って、環境問題の観点からも重要な話題の一つですので、ブレーキパッドなどもより高寿命な素材が採用されるようになっているわけです。なので寿命が長くなるのは当然といえば当然です。特に純正品であればなおさらでしょう。

まあ何より私が高速ばかり乗ってるという用途の特性もあるとは思うのですが、15万キロでやっと寿命になったと。これはこれで良かったと思います。お金かかるけど。

そして大物、ドライブシャフト交換

最後、今回の車検で合わせて交換整備したかったのが、ドライブシャフトです。

結論からいうと、この異音の原因はフロントドライブシャフトとのことで、フロントドライブシャフトASSY交換による対処となりました。感覚的にはリアのどこかかな?と思っていたのですが、ディーラーの見積もりはフロントでした。これがなんと15万くらいします。高い。

実走行には問題無いということでここまで我慢してきましたけど、大きくハンドルを切るたびにコツコツ音がするのは激しくストレスですし、症状が悪化して走行に影響が出ては困るので、今回交換をお願いしました。

結果、今回の車検整備の費用が、税金含め30万超えです。これでも随分と無駄なものは削ったり先送りしたつもりなんですが・・・やっぱり車はお金がかかりますねぇ。

車検に向けた事前整備を実施した

事前点検での指摘事項を踏まえて、車検通るように整備しました。

フォグランプの水抜き

根本的には交換したほうが良いのかなぁと思いつつ、普段遣いで特に浸水が悪化するような状態変化も無いので、水を抜いて様子を見ることにしました。以前リアコンビネーションランプが浸水したときは、シーリング材が明らかに傷んでいて、雨の中を走るだけでも水が入る状態でしたので、それと比べると症状は軽いです。っていうか実質発生していない感じだし。

バルブ交換はしたことあるのですが、フォグランプユニット自体を外すのは初めてなので、ネットで情報収集しつつトライです。取り掛かる前のインプレッションとしてはそんなに難しくは無いかなぁという感じです。

フォグランプユニットを下から覗き込むとこんな感じで固定されています。ボルトは外せばよいのですが、上側にあるプッシュリベットが若干面倒です。

こんな感じでネジ形状になっていますが、実質はただのプッシュリベット。ただ裏側から引き抜くのは困難です。

前側からプッシュリベットのお尻を押しこんでしまうほうが早いと思います。

外したあとはこんな感じ。

光軸調整のパーツが見えるので、この辺は触らないようにしておきましょう。取り外してしまえばメンテナンスは楽ちんです。正規の手順では、フォグバルブの交換はフォグユニットを外さないで、バンパーの内側で作業する手順になっていますが、おそらく外せるなら外してしまったほうが楽です。光軸ズレなどのリスクがあるのでそういう手順にはなっていないのだと思うのですが、分かっていればこっちが早いと思いました。

水が溜まっていますので水を捨てて、中にペーパークリーナを突っ込んで水気を切って完了です。エアダスターで内部の水分までしっかり飛ばしたほうが良かったかな、とあとで思いました。

戻して完了です。

点灯にも問題ありませんでした。

作業自体は比較的簡単だし、おそらくバルブ交換もこの手順のほうが早いんじゃないかなと思いましたが、一度フォグユニット外すのはそれなりにリスクもコストも高いのでそこだけはご注意ください。分かっていれば、たしかに外してしまうほうが楽ではあると思います。

ワイパーゴム交換

前後ともワイパーゴムを交換しました。

毎度おなじみオートバックスのAQブランドです。中身はNWB製で、要するに純正相当です。ディーラーで買うよりは安いです。

新品と使用済みワイパーゴムの比較です。これはリア。派手にちぎれているし、それなりにゴム自体も痛いんでいるのが見て取れます。やはり新品のワイパーゴムは綺麗です。

こちらがフロント側。端がほんのちょっと切れてる程度ではあるのですが、まあ車検となれば通したくない気持ちは分からないでもないかな、という。比較しちゃうとやっぱり劣化しているのは分かります。若干、ぐぬぬ、って感じはありますが、交換して新品になって、拭き取りも良くなってまずは良かったな、と。

ライセンスランプはとりあえず元から付いていた電球に戻す

続いてライセンスランプ。ちらつく現象自体は直接は確認できなかったのですが、気持ち悪いのでノーマルバルブに戻しておきました。

比較的簡単に外せるんですが、コツを忘れていると意外に苦戦します(苦笑)。左右対称で、内側にスライドして外します。付ける時は逆に外側からひっかける構造です。確か前車も似たような機構だったので、この機構で取り付けられている灯火は多いのかなと思っています。

いざという時のためにノーマルバルブは持っておいたほうが良いです。色味だけの問題なら、白色の高効率バルブっていう選択肢も十分アリだと思っています。

純正色・・・。こんなにオレンジだったっけ?ってくらい、オレンジですね。

満を持しての入庫だったつもりが・・・バックランプ切れ

事前点検の指摘事項など含め、今回はしっかり準備して入庫したつもりだったのですが・・・入庫後、電話が来て、なんとバックランプ切れを指摘されました。

真面目な話、バックランプって、切れてても気づかないんですよね。確認するのも難しいし。事前点検の後で切れたとなると、これはもう完全な事故で、やられた、って感じです。

リアコンビランプ脱着とバルブ交換で工賃がかかるとのことでしたが、手元に純正バルブがあったので、これを持ち込んで交換してもらうことにしました。多少、工賃などもおまけしてもらえましたが、それでもこれだけで数千円の出費上積みになりました。ぐぬぬ・・・・。

車検の整備内容まとめ

まあ以上のようにいろいろありましたが、なんとか無事車検を通すことができました。その他の対応内容については、結局、前回の初回車検とほぼ同じ内容になったかなと思うので詳細は前回の記事に準じますが・・・とにかくドライブシャフトASSY交換のインパクトが大きすぎて辛い・・・。

やったこと

  • 個別整備 フロントドライブシャフトASSY交換、リアディスクローター・パッド交換
  • 下廻りスチーム洗浄
  • シャーシ塗装 スリーラスター54CLEAR
  • ブレーキ周り整備 ブレーキフルード交換、分解清掃
  • バッテリーターミナルプロテクター取り付け
  • クーラント添加剤 USCクーラントプラスプレミアム
  • サーモガード・マフラー防錆コーティング
  • 左リバースランプ切れ 交換対応

基本、点検パックの内容なので、特に変わったものは無いです。下廻りの防錆などはスキーに行きまくる私としては嬉しいところ。バッテリーターミナルプロテクターは毎度謎ですし、クーラント添加剤はある意味保険的なところもありますが、まあこんなもんでしょう。それよりフロントドライブシャフトASSYが・・・(苦笑)。

結局、この個別整備がなければ車検自体って実はそんなにお金かかるものでも無いんだということを再認識しました。日常的に点検・整備を行っておくことのほうがやはり大事だなぁと感じます。

やらなかったこと

  • オイル類の交換
  • タイヤローテーション
  • エアクリーナーエレメント・エアコンフィルター交換
  • ワイパーゴム交換
  • プラグ・バッテリー交換
  • フロントディスクローター・パッド交換
  • ガソリン添加剤 ローヤルアロートリプルクリーン(R-A TRIPLE CLEAN)

以上、点検項目などからざっと集めてみましたが、基本日常的に点検整備を行っているものであれば車検時に指摘されることも無いですし、合わせて整備する必要も無いです。

エンジンオイル、デフオイル、エアクリーナーエレメント、プラグなどは走行距離や時期を見て適宜交換をいれています。ワイパーゴムは自前で交換しているし、ガソリン添加剤は5000km毎に「Holts Prestone スーパーパフォーマンスプレミアム」を入れています。エアコンフィルターはフィルターの枠と本体を個別に交換できるMLITFILTERお勧めです。

車検後の仕上がりとTodo

いろいろありましたが、一泊二日の車検・整備は無事終了しました。

車検証は別途送られてきますよ、ということで保安基準適合標章の表示です。

点検事項は唯一、フロントディスクローターが寿命ですよ、という指摘以外はクリアです。バッテリーも問題無しとのことでしたが、前回、バッテリーは突然死した実績もあるので、3年目を目処に予防的交換をしようかと思っています。

ドライブシャフトASSY交換は期待以上に効果あった

今回は油脂類の交換はしていませんので、変わったところといえばリアのブレーキ周りとドライブシャフトになります。

まずリアのブレーキ周りですが、マジモンの新品です。当然錆もありませんし、ブレーキシムなどもピカピカの新品で気持ちいいです。ブレーキの効きが変わったとかそういう感触はありませんが、サビサビじゃなくなっただけで十分満足です。

で、問題のドライブシャフトASSY交換ですが、ずーっと気になっていたハンドルを切った時の異音はすっかりなくなりました。素晴らしいです。ストレスフリーです。いやまあ高かったので、治ってくれないと困るわけですが・・・。

ただ、異音解消だけじゃなく、明らかに走行が滑らかになった感触があります。そもそも異音については「実用上の問題はない」と言われてはいたものの、当然異音が出るわけですから何らか抵抗や引っ掛かりがあったわけです。それが解消されたら、当然スムースになると。やっぱりこういうのは対処しないといけないなぁと思いました。

改めて考えてみると、ディーラーやメーカーが「影響なし」と言うのは、あくまで実走行上、走行不能になるような事態にはつながらない、くらいの判断をされているという辺りがなんとももどかしいところです。基本的に私は車の運転が趣味なので、お金かけてでもストレスフリーであることが重要なわけで、この辺、多少柔軟な提案が頂けると嬉しいかなぁと思ったのでした。

Todoはフロントのブレーキローター

車検・整備は終わったのですが、フロントディスクローターの交換がTodoとして残りました。ちょうど16万キロでデフオイルの交換時期に当たりますので、そのタイミングで交換しようと思います。今回、見積もりをもらいましたがこちらも5万円と、安くないです。

改めて、スバル車は維持費がかかるのか?

以上、5年目の2回目の車検を受けた話でした。今回はブレーキローター・パッドが寿命を迎えついに交換になったのと、以前から異音が気になっていたフロントドライブシャフトの交換を行い、異音解消、走行もスムースになって良かったというところ。ただ、凄い出費になってしまい涙目です。

改めて、スバル車は維持費がかかるのか?という点ですが、これまで乗っていたHONDA車では発生していなかったパーツの交換が発生しているのは現実としてあります。10万キロを超えると費用がかさんでくる、という噂は、概ね間違っていないようにも感じます。足回りのパーツがASSY交換になったりすると、一発数万円からになりますから、費用面のインパクトもなかなかです。

一方で、ブレーキローターの長寿命化などもあるので、全部が全部、維持費が高くなる方向になっているというわけでも無さそうではあります。ありますが、差し引きで考えたらやはり維持費は上振れかなぁというところで。

まあスバル車にはそれ以上の魅力が感じられる面もあり、一概にだから駄目とは言えませんが。とにかく、これでまた安心して快適に雪山にいけますので、結果オーライ!って今は思っています。

そしてクレジットの引き落としが来たら、また落ち込むんだろうなぁと、そんなところです。

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