しま★りん.blog @ayurina

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アクセルとブレーキの踏み換え方法を考えてみた

time 2019/05/23

自分のアクセル・ブレーキペダル操作について考えてみました。踏み換えの時、踵を動かすか動かさないか。私は踵は動かす派なんですが、特に踏み換え方を変えないで良いかなって思いました。

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アクセルとブレーキの踏み方

最近何かと話題の高齢者の自動車事故。多くの場合、アクセルとブレーキの踏み間違いが原因とされて、これだから高齢者は危険だ、いや高齢者によらず踏み間違いは起こすものだ、といろんな意見があります。

そんな中、気になったのが、そもそも正しいアクセル・ブレーキの踏み方っていうのはどういうものなのか、ってことです。

ブレーキを踏む時、踵を付けるか否か

唯一にして最大の問題は、ブレーキを踏む時、踵を浮かせて踏むか否かです。私は教習所で習ったとおり、アクセルは踵を付けて、ブレーキはそこから踵を動かして、あまり踵を床に付けずに踏むという操作をしています。

ただ、いろいろ調べてみたところ、より安全な操作方法として「踵を床に付けてブレーキを踏み、アクセルはその位置から足を開くようにして斜めに踏む」のが良いとされているようです。

考えてみると、私が免許を取った時はマニュアルで教習を受けています。マニュアルの場合、クラッチが比較的深く、緊急時はクラッチとブレーキを一緒に強く踏む必要があることもあり、この操作になっていたのかなぁという気がします。

最近の車は当然パワーアシストがあるので、そんなに強く踏まなくても強いブレーキも踏めるし、細かなコントロールをするには確かに踵を付けておいたほうが良さそうです。

という訳で、気になって自分の運転操作を改めて確認してみました。

踵を固定したままアクセル・ブレーキを操作するのは辛い

結論から言うと、踵を固定したままの状態で、アクセルとブレーキを交互に操作するのはとても難しくてできませんでした。こっちのほうがより安全と言われても、やはり慣れ親しんだ操作方法で安全確実に車を操作できたほうが良いというのが自分なりの結論です。

なのでこれからも私はブレーキを踏む時は足を踏み替える操作で行こうと思います。

で。なんで難しいのか。自分で分析してみて分かったことを書いてみます。

足首を曲げてアクセルを踏めない

踵の位置をブレーキに寄せた状態で、足を開いてアクセルを斜めに踏もうとすると、結構アクセルに浅くアプローチする形になります。この形だとアクセルコントロールがやりにくいんです。

通常、車を運転する際、アクセルとブレーキ、どちらを踏んでいる時間が長いかと言えば、アクセルです。そしてアクセルワークによって微妙な車速、車間の調整を行っているのが普通の運転操作だと思います。

アクセルに斜めに足を伸ばそうとすると、これがやりずらいんですね。慣れもあるかと思いますが、基本、私はアクセル側に足を寄せて、真っ直ぐとまではいかないまでも比較的しっかりと幅を持ってアクセルの踏み込み量を調整できるようにしています。

燃費を気にして巡航する際など、アクセルの踏み加減を非常に細かく気にして操作しているのですが、斜めに踏む形だとこれがやりづらい印象です。足先で調整、とか解説されているサイトもありましたが、正直私には出来ませんでした。

左右のバランスが悪い

左足はフットレストに乗せているので、比較的真っ直ぐに足は伸びた状態になります。右足をブレーキ手前に踵を固定した状態にすると、どうしても左右での足の位置のバランスが悪くなってしまいます。

長い距離を運転するとなるとこの姿勢のアンバランスがむしろ疲労感に繋がる懸念があります。フットレストに置いた左足と対象な位置に右足が来るのが一番安定するポジションじゃないかと思っていて、やっぱりブレーキ側に踵を固定するのは難しいと感じました。

踵を付けたままだとブレーキが踏みづらい

私の車の場合、アクセルペダルとブレーキペダルは表面の加工が違います。確か前車でも同じような形だったと思います。アクセルは、踏み込んだときに真っ直ぐに足裏がスライドするような表面になってて、ブレーキは足裏がなるべくずれないような防滑加工がされています。

このため、アクセルは踵を軸として、踏み込み量をコントロールがしやすいのですが、ブレーキでこれをやろうとすると、ブレーキペダルに足裏がひっかかってむしろ操作がしづらくなってしまいます。結果として、ブレーキを踏むときは必然的に踵を多少なりとも浮かせて操作することになるんです。

足の大きさやドライビングポジションによっても具合が違うかと思いますが、そもそもペダルの設計として、別の操作方法を想定されているような印象を受けました。むしろブレーキペダルは踵を付けたままでは操作しずらいのではないかと思います。

アクセルとブレーキの高さが違う

もう一つ、踵を固定したままではアクセルとブレーキを交互に操作しずらい理由が、高さ、深さの違いです。これもメーカ、車種による違いもあるかと思いますが、多分大多数の車が、アクセルのほうが深く、ブレーキが手前に段になっていると思います。

結局、アクセルからブレーキに踏み変えるときには、足裏を手前に起こさないといけない構造になっているんです。このとき、踵を固定したままこれをやとうとすると、逆に足に力が必要になってしまいます。

そもそも自然な操作として、アクセルからブレーキに踏み変える際には、踵を一旦浮かせるような操作になるような設計になっているんじゃないかなと思いました。

最も車を扱いやすい操作方法を

そんな訳で、踵を固定したままアクセルとブレーキを踏み替えるのは自分には無理、っていう結論になりました。結局、今乗っている車の操作系が、そういう風になっているっていうのが分かったのと、自分の運転操作もより確実に操作できるように、足を動かしていることが分かって、納得感を得ました。

結局、大事なのは、一番自分が無理なく車を思ったとおりに操作できる方法で、安全確実に車を操作できることなのではないか、というのが私なりの結論です。

このほうが安全、と言われたからと言って不慣れな方法で操作して、逆に操作ミスをしてしまったら元も子もありません。そういう情報も参考にしつつ、改善できるところを見つけて最適化していけば良いんじゃないかと思います。

そして、普段全く気にしていなかったのですが、今回改めて自分のペダル操作を確認してみると、言うほど踵は浮かせていないことも分かりました。左右にもそんなに動いていません。ただ、カチッと固定して操作するのはやっぱり難しいです。自然な形で操作できるのが良いのではと思いました。

まあ、そんな訳で、じゃぁ明日から踵を支点にしてペダル操作するぞ!とは思っていませんよ、ということです。大事なのはそういうピンポイントの方法論ではなく、安全確実に運転操作が行えることですから。

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