GWドライブ2018。高ボッチ高原にボッチで出かけてみた話。

ドライブ

GWです。どこもかしこも混んでいるのですが、間隙を着いて以前から行ってみたかった「高ボッチ高原」に行ってみました。なかなか趣深いロケーションで良かったです。

高ボッチ高原に行ってみたい

行ったのは2018年5月4日です。某アニメで有名になった高ボッチ高原に行って来ました。スキー帰りに寄ろうと思ったらなんと冬季通行止めでオアズケを食らったんですよね。今回はGWってことで通行止めは解除されています。そんな訳で軽くドライブへ行ってみました。

夕暮れの高ボッチ高原を狙って出発

とは言えGWです。どこもかしこも混んでいます。高速も下りの渋滞がなかなか解消しなくて出かけるかどうか悩んでいたのですが、昼過ぎになってやっと渋滞が解消してきたのを見計らって出発しました。期せずして、夕暮れの高ボッチ高原を狙ってみました。

東名から圏央道、そして中央道を走って長野に向かいました。道中やっぱり車は多くてSA/PAもどこも混んでてやっぱりGWだなあという感じでした。

最初の休憩は初狩PAです。ここからは山並みを超えて富士山が望めます。天気が良くて富士山が綺麗に見えてよかったです。幸先良い感じだ。

富士山の勇姿に後ろ髪を引かれながら続いて八ヶ岳PAへ。八ヶ岳も綺麗に見えました。もうすっかり夏山の趣です。ここも駐車場いっぱいでした。

八ヶ岳PAと言えば、八ヶ岳パイシューです。やっぱり美味しいですね。外せません。

そしてPAの端の方で、謎看板を発見。これ上りの八ヶ岳PAにも同じのがあった気がするんですが、日本語がおかしいんですよ。看板にするまでに誰か止めろよ、って思うんですが、世の中上手くいかないことは多いです。

さらに走って諏訪湖SA。ここも混んでて運良くギリギリ入れた感じでした。上りも混んでるなぁ。ここから諏訪湖が一望できるんですが、全体を見渡すには近すぎるんですよね。高ボッチ高原からだと綺麗に見下ろせるはずなので、期待です。

高ボッチスカイラインを南から登る

さて、高ボッチ高原にどう登るかというと、「高ボッチスカイライン」という道路が走っているのでこれを走ります。登り口が北と南にあり、ナビの案内では『塩尻インターを降りて「崖の湯」つまり北から登れ』となっていました。

ただ、個人的にここはリンちゃんと同じく南側、おそらくメインエントランスである「9km」の看板のほうから登ってみたかったのでこちらに向かいました。事前情報で「崖の湯のほうが坂が急」という声もあったので、やっぱりこっちかな、と。

おそらくこの登り口には岡谷インターから行くのが普通かなと思いつつ、右折で入りたくないという安易な理由で塩尻から戻って行くことにしました。塩尻インターから入口までは結構な上り坂が続きます。登坂車線もあります。マジ油断してると入口見逃しますので注意。

さて、期待の「高ボッチスカイライン」ですが、なかなかの山道でした。

「高ボッチ高原9km」の看板を折れると結構狭い道に入っていくのですが、交差点ごとに看板と距離が表示されていて迷うことはありませんでした。山道に入ると道路は基本車一台分程度、ギリギリゆっくり走ればすれ違えるかなという程度の幅で、所々にすれ違いスペースがある感じです。対向車に早く見つけてもらえるよう、まだ日暮れには時間ありましたがライトを付けて登っていきました。勾配も結構急ですし、対向車とすれ違うために舗装されていない路肩に寄せなきゃいけないところもあるので、ちゃんと登れる車で行ったほうが安心ですね。XVで良かった。

果てしなく続くと思われた林の中の山道をクネクネと登っていくと、突然目の前の景色が開けます。そこが高ボッチ高原です。

夕暮れの高ボッチ高原

最初に見えてくるのが第一駐車場ですが今回は”山頂”を目指しますので第二駐車場に入りました。

高ボッチ高原って「だいだらぼっち」が由来なんですね。到着は18時過ぎ。狙い通り、すっかり夕日です。この日は風が強くて気温も低くてなかなかのコンディションでした。標高は1600mありますし、防寒具は必須です。車の車外温計は「4度」を指していました。真冬並みじゃん。

GWということもあり、また何かの影響もあったのかもしれませんが、結構な混み様というか、キャンプしてる人多すぎって感じでしたね。車も多くて人も多くて、もうちょっと静かな感じを想像していたんですが、多少予想外でした。

取るものもとりあえず、山頂を目指します。この「400m」というのが曲者で、意外に遠いです。防寒具無かったら凍死します。夜行こうなんて普通思いません。明るい時間に行きましょう。あ、あとちゃんと歩ける靴も必要ですよ。

こんな感じで開けてます。凄い景色だ。これ夏になったら緑で溢れるんだろうなぁ。また別の季節に来てみたいなぁと素直に思いました。

400mの先に山頂というか見晴台があります。素晴らしい景色なんですが・・・風が強くて寒くてヤバい。


期待した風景が待ってましたよ。

諏訪湖がマジで見下ろせます。これは夜景も綺麗だわ。ちょっと雲が多いのも趣深くて良い景色ですよ。

そして遠くには富士山も見えました・・・って、あれ。なんか方角的に違うな・・・あ、これ浅間山だ!富士山見えなかった、っていうか方角間違ってて良く確認してなかったw。本当は諏訪湖の先に見えるはずなんですがね。うーん、次回は気をつけよう。

日が暮れてきました。とりあえず周辺を散策してみました。

駐車場はこんな感じの混み様で、テント張ってる人も多数。ぶっちゃけなかなかの賑わいでした。

うーん、雲が多くて北アルプス方面は見えなかった。惜しい。

電波塔4兄弟。巨大建造物の趣が素敵です。

ここはドコモさんの中継所なんですね。っていうかドコモ以外電波弱くて使い物になりませんでした。ドコモ必須です。ちなみに私はDMMモバイル(ドコモMVNO)ユーザーです。っていうことはリンちゃんもドコモユーザーってことか。

北アルプスに沈む夕日が綺麗でした。もうシチュエーション的に最高じゃねって感じで大満足。こういうところ散策すると心が洗われます。無駄に売店や施設も無いのも良いですね。

GWドライブで弾丸ツアーでしたけど、高ボッチ高原、良いところでした。

帰りは「崖の湯」へ降りる

帰りは往路でナビが案内してくれた北側「崖の湯」方面に向かって塩尻インターを目指しました。

こっちのほうが坂が急などという事前情報もありましたが、下りで走る分にはそんなに急なイメージはありませんでした。ただ、こっちのほうが道が狭いです。本当に幅が車一台分しかないところが続き、ここで対向車来たらどうしよう、と不安になるシーンが多いです。沢を渡る欄干の無い橋があったりしますし、ほぼガードレールは無いですし、確かに険しさからいえばこちら北側のほうが上です。これは南側を走るのが正解かなぁと思います。

果てしなく続く細い山道を降りて、崖の湯にたどり着くと久々にセンターラインのある道路に出て、ぶっちゃけホッとしました。ここから塩尻インターまでは松本盆地のヘリを走る道を通っていくことになるのですが、この道路沿いから見下ろす松本盆地の景色もなかなか良かったです。

帰路でGWの洗礼を味わう

実は今回のドライブでもう一つ狙っていたものがあります。みどり湖PA上り「白樺亭」の山賊焼きです。以前スキー帰りに寄って食べてとても美味しかったので、今回も食べたいなぁと密かに思っており、そのために塩尻インターを回っていたわけです。

狙い通り、なんとか営業時間内に滑り込むことができたんですが、残念ながら混みすぎてて食べられませんでした。PAに溢れる山賊焼きの香りに食欲をそそられつつ、あえなく退散です。

この時点で嫌な予感がしてたんですよね。このまま行ったらご飯食べられずに帰ることになるのではないかと。でももう一つ私には第二案があったのです。双葉SA下りの富士山丼です。双葉SAは上り下りが併設されており階段で移動できます。上りは混雑していても下りは空いているはず。もし駐車場がいっぱいならスマートICで外に出れば「ぷらっとぱーく」に入れる可能性が高いです(※この手段は新東名の駿河湾沼津でも使えます)。希望を胸に、中央道を東京方面へ向かいました。

そう言えば諏訪湖SAにカップの山賊焼きとか五平餅とかあったし、ちょっとお腹を満たすために寄ってみようかなぁーと思ったのですが、あえなく駐車できず退散。八ヶ岳PAにも寄ってみましたが、フードコートはやっぱりいっぱいでした。こうなれば第二案発動です。

そしてなんとか渋滞もなく双葉SAに到着し階段を登って下りSAに向かったのですが、結局下りも混んでて結局富士山丼も食べられませんでした。まさにGWの洗礼です。まぁ普通に考えれば分かることなんですが、メジャーなSAはどこも混んでるってことでした。

という訳で第三案。狙い目はメジャーなSAの「次の」PAです。双葉SAの次は境川PAです。みんな双葉SAに寄ってしまうので境川PAはそんなに混んでいないと想定します。しかも境川PAにはちゃんとフードコートがあります(※この手段は東名だと足柄SAの隣の駒門PA、鮎沢PAでも使えます)。

結局ラーメンもつ煮丼セットを頂きました。油断していましたがこのもつ煮がとても美味しかったです。しっかりと柔らかく煮込まれ、味が染み込んだモツが最高に美味です。これ今度普通にモツ煮食べたいなぁと思いました。

そしてデザートはさらに隣の釈迦堂PA。「釈迦堂フルーツソフト」です。安くないんですが、フルーツがゴロゴロと入っていてなかなかの満足感です。ただ、ソフトクリームがソフトクリームではなく、これおそらく練乳シャーベットなんですよね。フルーツに練乳をかけて食べているような感覚のデザートに仕上がっています。とても美味しんですが、そこはやっぱりソフトクリームのミルク感で勝負して欲しいかなぁと個人的には思ってしまいました。

最後の試練は渋滞

そして最後は「小仏トンネル渋滞30km」が待ち受けていました。まぁ多少は予想しつつ、流石に夜になれば解消されてくるだろうと思っていたんですがね、甘かった。

結局都留から道志へ向かい「道志みち」を走ることになってしまいました。道志みちも結構混んでいてゆっくりだったのですが、GW中いろいろ車弄りした成果が確認できたのは良かったです。道の駅どうしにも一応寄ってはみたのですが、もうお店も閉まってたしトイレだけ寄って帰ってきました。

圏央道から東名で帰ろうにも、東名も渋滞しているので、圏央道を相模湖から相模原愛川までピンポイントで使い、そこからは下道で保土ヶ谷バイパスを経由して横浜まで帰ってきました。意外に相模原愛川インターが使い勝手が良くて最近のお気に入りです。津久井湖から橋本まで行くのに比べたら、相模原愛川から鵜野森交差点まで行くほうが精神的に楽なんですよね。気分的に。

結局家に着いたのは日付変わってからになってしまいましたが、渋滞にはまらず帰ってこれたのは良かったかな、と思います。

高ボッチ高原はやっぱり良かった

以上、GWの最中に高ボッチ高原に行ってきた話でした。GWの洗礼を受けつつ、収穫の多いGWドライブだったと思います。これもGWドライブの醍醐味ですからね。高ボッチ高原はなるほど良いところです。いろんな季節に散策してみたくなりました。是非また行ってみたいです。今度こそ、富士山をちゃんと見つけるぞ、と。

コメント

タイトルとURLをコピーしました