巷で話題の信越化学製シリコーンKF96-50-CSでのコーティングを実施してみました。ここしばらく洗車にこだわってきたのはシリコーンコーティング施工のための下準備だったわけで、第一印象としてはかなり良い感じです。
シリコーンコーティングしてみよう!
2019年8月16日から18日にかけて、お盆休みを利用してシリコーンコーティングを実施してみました。なかなかまとまった時間が取れなかったり水垢取りが不完全だったりで実行に移せてなかったのですが、やっと満足の行く仕上がりになってきたので施工してみました。
なぜシリコーンコーティングか、というと、しばらく前にゼロウォーターを施工した際、イオンデポジットの存在に気づいてしまったからです。
この時は2回目で、シュアラスタースピリットに水アカスポットクリーナーまで使ってみたのですが、あとでよく見てみたらやっぱりうっすらとイオンデポジットが残っていたという。これは塗装面まで逝ってしまっているか、あるいは単に汚れが落としきれていないだけか良く分かりませんが、こうなったらもうシリコーン頼みしか無いかな、というところです。
あとはやはりガラス撥水剤との兼ね合いですね。ボディに付くと良くない撥水剤が多いので、作業の手間など考えるともう全部シリコーンにしてしまいたいというところです。
エンブレムの水垢落とし
シリコーンコーティング前の洗車です。これまで何度かに分けてボディに付いた水アカを落としてきたのですが、最後の難関が残っていました。そう、エンブレムです。
シリコーン塗っておいたら落ちるかなーとか思ってたんですが流石に短期間では効果ありません。コンパウンドで落とすなんていう方法もあるようですが、むしろ目詰まりして水アカを誘発しそうなので躊躇。という訳で、水アカスポットクリーナと歯ブラシでじっくりと水アカ除去を行いました。
かなり時間がかかりましたが、ここまで綺麗になったのでとりあえず良しとしましょう。凄い疲れたし。この「HYBRID」の「B」の穴とか、細くてなかなか汚れが落ちず泣きそうになりましたが、なんとか時間をかけたら綺麗になりました。
でもねー、やっぱりよーく見るとまだ残ってる気もするんですが・・・この辺で気持ちが折れました(苦笑)。もっと楽に落とせる溶剤もありそうなので、いつかもっと徹底的に綺麗にしたいかなぁと思うところもありつつ終了。
シリコーン塗っておけば汚れの再付着も防止できたり、残った水アカもじっくり取れてくるかな、と期待しています。
今週の新洗車用品
さらに洗車。今週も新兵器投入してみました。
ニトリル手袋です。100枚で1000円しなかったので、まぁお得かな、と。今回は実は使わなかったんですが、今後シリコーン追加施工とかするときは使いたいかなぁと思って買ってみました。
作業用のゴム手袋はエンジンルームメンテするときなど、手が傷だらけになるのを抑止できるので、あったほうが良いと思います。
コーナンで見つけた、柔らかいボディブラシです。
毛がサラサラとして細い隙間にも入ってくれます。スポンジではどうしても落とせない隙間の汚れを落とせるかなと期待して買ってみました。
これは正直かなり良かったです。狙い通り、ドアハンドルやルーフーレールの付け根の隙間汚れを綺麗に掻き出すことができました。やっぱり洗車時はスポンジだけじゃなくブラシも併用すべきだったなと思いました。
ホイール用にもう一個持ってても良いかなってくらいお気に入りです。ただ、やっぱり擦り過ぎたり砂を噛んだりすると傷になりますので注意が必要です。はい。
満を持して、シリコーン施工
ボディが綺麗になったところで、シリコーンを施工していきました。
はい、もう作業後の写真しかありません(苦笑)。
本当は初回施工時は「ドブ漬け」して数時間寝かせるとかしたほうが良いらしいのですが、すっかり時間がなくなってしまい、初日はさっと塗って終了になってしまいました。ムラにならない程度に拭き取って、ちょっと厚めに残してなじむように祈りつつ、作業終了です。
その後、高速を走る機会があったのですが、シリコンを厚く塗ってると風圧で後ろに流れるんですね。ちょっと新鮮。
一日あけて日曜日、水洗車を行ってシリコン追施工しました。
容赦なくリアウィンドウからボディ、ライトまでとにかくどこにでも施工できるのがシリコーンの強みですね。ボディカラーが白ということもあり、どれくらいなじんでいるかとか、ムラの具合で見るのが難しいのが難点です。でも逆に厚塗り状態で放置しても気にならないという利点もあります。
この日は3時間くらいこの状態で放置したので、それなりに馴染んだかなぁと思います。その後、軽く拭き取って、作業終了。まあそれでもまだ艶出しするくらいまでの磨き込みはせず、とりあえずはシリコーンを塗ってなじませるのを第一に作業しました。
すばらしい撥水効果
その後、雨に降られたので(っていうかあえて雨ふってるところまで車で走っていったんですが)、撥水状態を確認しました。
ボンネットですが、綺麗に丸い水玉になっています。しっかり馴染んでくれたようです。
ルーフもしっかり撥水しています。ここまでの撥水感は久々にみたのでちょっと感動しました。もちろんルーフ周りのモール部分にもシリコーンを施工していますので、黒々と美しく仕上がっています。
日付変わって火曜日の夜です。日中、雨に降られて水気が残っていました。当然、撥水は効いています。ボディに付着したホコリのような汚れもしっかりシリコーンの上に浮いたような状態になっていて、簡単に落とせそうです。
この丸い水玉ですが、以前、試しにボンネットにシリコーンを塗って拭き上げただけの状態ではここまで丸い形にはならず、いびつな感じになっていたのを確認しています。その時と比べると明らかに撥水力が上がっているので、シリコーンは定着すると撥水力も変わるというのは間違いないようです。
ここまで見る限り、とりあえず初期の施工は成功したのかな、と思っています。ドブ漬けはできませんでしたが、十分厚塗りな状態を持続できればそれなりに定着するようです。
これからどうなっていくか楽しみ
以上、いろいろと準備をしてきたシリコーンコーティングを実行してみたら、噂通りの撥水効果が得られて満足という話でした。とりあえずここまでは良い感じに仕上がっています。
まだ施工後3〜4日しか経っていませんが、大気の状態が不安定なお陰で既に何度か雨に降られた状態でこの感じなので、悪くは無いかなと思っています。以前、シリコンスプレーを樹脂部に塗っていた頃は、雨なんか降ったら一発でスジになって剥がれ落ちるところが出てましたから、それとは比べ物にならない仕上がりです。
耐久性や汚れ落ちについては、来週以降さらに確認を継続かなというところですが、シリコーンのお陰で洗車も楽しくなってきました。週末が楽しみです。
コメント