やっとスキーシーズンも終了となったので夏タイヤに履き替えました。TOYO WINTER TRAPNATH TX、1シーズン走った感想としては、概ね良好なんですが・・・タイヤ製造年月による品質差はやはり多少あるのね、という話です。
XVハイブリッド、冬装備解除へ
2022年5月7日、シーズンも終わったので、XVハイブリッドを冬装備から夏仕様に変更しに実家へ向かいました。やることはタイヤ交換とキャリアの取り外しです。雪用ワイパーは既に交換済みです。
12月に交換した新しいスタッドレスタイヤTOYO WINTER TRAPNATH TXは走行距離1万キロを超え、摩耗度合いなども気になるところです。
いつもどおり、羽生PAのずんだ茶寮でずんだシェイクを飲みながら、実家へ向かったのでした。
作業前の状況
まずは作業前の状態の確認です。
結局時間無くて洗車せずに作業に向かってしまったため、このあとホイール、タイヤ、キャリアは綺麗に洗って保管しました。
タイヤもほぼノーメンテだったので真っ茶色、ホイールも汚れ放題です。
キャリアはね、春になると虫だらけになるんですよねー。ちょっとスプラッターです。
タイヤ交換した
足回りを洗って、早速タイヤ交換しました。
こちらが交換する夏タイヤです。ホイールはBSのバルミナ、タイヤはTOYO PROXES Sportです。
交換前に、ホイールを綺麗に拭き上げました。リムの内側までピカピカに仕上げるのが個人的なこだわりです。ここが綺麗だとちょっとうれしいです。
ちなみに保管時はバルブキャップは樹脂製のものに交換しています。詳細はこちらの記事をご確認ください。アルミキャップは固着のリスクがあります。
ジャッキアップしてタイヤを外したら、足回りもチェックしておきます。こちらはフロント。ブレーキパッドとディスクローターを12月の車検時に交換しているので、非常に綺麗です。
サスペンション周りは流石に泥汚れはありますが、そんなに傷んでいる印象はありませんね。
リアも車検後、合わせてローターを交換しています。こちらもピカピカです。
というわけで、サクサクっとタイヤ交換を行っていきました。
1シーズン履いたTOYO WINTER TRAPNATH TXの摩耗度合い
1シーズン、1.4万キロ走ったスタッドレスタイヤTOYO WINTER TRAPNATH TXの状態を見てみます。
交換前に洗ったので一応綺麗になっています。
スタッドレスタイヤはシーズン中に一度ローテーションをかけているので、前後とも平均的に摩耗している感じでした。
こちらがフロント側です。
そしてこちらがリア側。概ね同じように摩耗しています。
以前履いていたGARIT GIZは非対称パターンでは無かったこともあり、特にタイヤ外側のサイプの荒れが早い段階から出ていた印象がありますが、さすがにWINTER TRANPATHはしっかり残っています。やっぱりタイヤは非対称パターンが良いなぁと改めて思いました。
ただ、ちょっとこのタイヤを見比べていて、気になったところがあります。明らかに、タイヤのセンターから内側にかけて、減り方が異なっているんです。しかも前後ではなく対角線上で違っている。顕著なのはタイヤのイン側のショルダーです。
これと
これです。明らかに減り方が違います。なんだろうと思ったのですが、原因はタイヤの製造年月週の違いによるものでした。
この摩耗度の違いが、前後の差ではなくクロスで確認されています。減っていないのが21年製造、減っているほうが20年製造と、タイヤ製造ロットの違いによって、この差が出ているということです。基本的に、製造年月については「2年間は新品同様の品質・性能」というのがタイヤメーカーとしての見解で、特段性能面で大きな問題、差異が出ているわけではないのですが、こうして同時に履いて厳密に摩耗度を見てしまうと、やはり差が出てしまいますね。
1シーズン、試しにロットの違うタイヤをクロスで履いてみましたが、ここまで差が出ることが分かったので、来シーズンはローテーションして、製造年月ことに前後によせて、摩耗度見ながら履いていこうかなと思いました。
というわけで、結論ですが・・・タイヤの性能は製造年月が1年古くても変わらないと言われていますが、混在して履いて使うと摩耗度合いにやはり差がでるので、4輪揃えるか、前後それぞれで揃えるか(左右で異なる、クロスで異なる、といったパターンを避ける)したほうが良いです。
エアコンプレッサーが壊れた(壊した)
タイヤ交換後、長らく愛用しているAmazonで買ったエアコンプレッサーで空気圧を調整していたのですが、油断して長時間稼働してしまい、壊してしまいました。
この充電式のエアコンプレッサー、超便利だったんですが、今回、油断しておそらく連続運転限界の15分を超えて使ってしまい、結果、口金部分が加熱してゴム部が溶けてノズルがすっぽ抜けてしまい、使えなくなってしまいました。使用状況としては、車用のタイヤ4輪を200kpa程度から265kpa程度まで空気圧調整する作業で、3本目が終わった時点で破損しました。
エアコンプレッサーはかなり発熱するので、危険だということは分かってたのですが、まさかこんな壊れ方をするとは・・・と驚いてしまいました。マジ、発熱は危険です。
仕方がないので急遽、シガーソケットに接続するタイプのエアコンプレッサーを持ち出して空気圧調整して、作業は無事完了しました。
キャリアは5年経っても劣化の気配無し
スキーキャリアも新車時から使っているのでもう5シーズンになりますが、全く劣化・白化していません。
虫だらけでしたが取り外して洗って綺麗にしました。5年経っても黒々としているのは、「信越シリコーン」で常にメンテしているからです。
樹脂パーツの劣化・白化は保護艶出し剤で抑止できますので、しっかりメンテするのをオススメします。私は、いろいろ考えずに雑に使ってそれなりに綺麗に仕上がるので信越シリコーンを使ってます。ただ、万人にはオススメしません。アーマオールなど市販の保護艶出し剤でメンテしておくのが良いと思います。
夏タイヤ、TOYO PROXES Sportはやはりスポーツタイヤだった
というわけで完成しました。
タイヤ・ホイールを綺麗に掃除しながらの作業で、だいたい4時間くらいかかってます。
久々のTOYO PROXES Sportです。履き替えた直後の第一印象としては、とてもグリップ強いし、ハンドル応答が早くピーキーな印象だし、何よりロードノイズがうるさく感じました。
以前、コンフォートタイヤであるPROXES CF2 SUVを履いていたころは、スタッドレスタイヤのほうがパターンノイズがうるさく感じていたんですが、今年はスタッドレスタイヤが新しくなったこともあり、真逆の印象を受けています。とにかくPROXES Sportはやっぱりコンフォートタイヤじゃないんだな、っていうのを改めて感じました。
慣れればやっぱりPROXES Sportのほうが安心感を感じられて良いのですが、やっぱりロードノイズがうるさいのは気になるところです。でもこちらも良いタイヤだなぁと改めて思いました。
ハイウェイオアシス川口
帰りにハイウェイオアシス川口に寄ってみました。隠れ家的な雰囲気がお気に入りだった首都高の川口PAがリニューアルしたんですよね。
スタミナもつ焼き丼など、川口PAの名物メニューはちゃんとフードコートで提供されているようです。
そして、新たに豆乳ソフトクリームが販売されていました。
しっかり豆腐の風味が感じられる豆乳ソフトクリームでした。
そういえば、4月に料金改定されて初めて首都高に乗りましたけど、マジ高くなったなぁと感じました。
夏のドライブシーズン開幕です
以上、夏タイヤに交換して冬装備解除、XVハイブリッドが夏仕様になった話でした。今回時間が無かったので洗車できなかったのが悔しいところですが、これで夏のドライブシーズンスタートです。
例年、GWには夏タイヤに交換して、日光金精峠周回ドライブなどに出かけているんですが、今年は春スキーを楽しみ過ぎて、結局ドライブには行けず仕舞です。来週からはあちこち走りに行きたいなぁと思っています。
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