しま★りん.blog @ayurina

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シリコーンコーティングを始めて1年経ったらしいので感想などまとめておく

time 2020/07/24

ふとSNSのログ見てたら、どうやら信越シリコーンを購入して本格的にシリコーンコーティングを始めて1年経ったらしいことが分かりましたので、これまでの自分の経験から、シリコーンコーティングは何が良くて何が良くないのか、これから始めようと思っている人も居るかと思いますので、まとめておきたいなと思います。

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1年経ったらしい

そういえば・・・信越シリコーンでシリコーンコーティングを始めて1年経ったようです。あくまで個人の感想として、ですが、これまでの感触などをせっかくなのでまとめておこうかと思います。まずはこれまでの経緯から。

最初に信越シリコーンでコーティングしたのは樹脂部でした。

XVハイブリッドはボディ周囲に樹脂部が多く、ここのメンテをどうするかってのが悩みどころなところ、シリコーンコーティングは救世主って感じでした。ちなみに、シリコーンコーティング自体は、これのちょっと前からKUREのシリコーンスプレーで試してみていたりします。

その後、ボディにも使うようになりました。

「楽だし、これで十分じゃね?」っていうのが率直な感想でして、これ以降、信越シリコーン意外ほぼ使っていません。例外は、Vodooride SILQ。汚れ落とし能力が非常に高いので、どうしても汚れが落ちないときに、このSILQを使っています。ちなみに、その他厄介な汚れは最近はだいたい粘土クリナーを使ってしまっています。

この1年で最も効果を感じたのが、この冬場のメンテナンスです。冬は寒くて洗車もなかなかに億劫なんですが、それ以上に厄介なのがスキーキャリアです。結構白化したキャリアを積んでいる車は少なくないですし、私も以前は、気にはなりつつも、まあキャリアなんて白化するのは仕方ないと諦めていた方です。

ただ、今年は信越シリコーンがあります。樹脂部には圧倒的な強さがあり、ボディやガラスにも気兼ねなく使える、ということで、とにかく冬場のボディメンテナンスには大活躍でした。お陰様で今年は非常に綺麗な状態でシーズンを終えることが出来たと思います。

そして、最近のイチオシは、この「信越シリコーン+界面活性剤+水」(界面活性剤=台所用洗剤です)によるメンテナンスです。軽い水垢レベルなら問題なくクリーニングできるし、シリコーンコーティングの仕上がりも非常に綺麗で、とにかく気兼ねなく使えるのが最高の組み合わせです。

「どぶ漬け」やら24時間、48時間放置やら、いろいろノウハウはありますが、個人的には信越シリコーンの魅力は手軽さと効果のバランスにあると思いますので、この使い方はあらゆる意味で超オススメですよ。

結局どうなのか?

まあいろいろ書いていますが、1年経った感想として、結局良いの?悪いの?ってなると思いますが・・・、好きな人は好きにやればいい、というのが率直なところかな、と思います。ぶっちゃけ、悪い作用は見受けられてませんので、普通にこのレベルで使う分には問題無いかと個人的には思っています。

つまり、私は今後も継続して使いますよ、ということです。もっと言えば、XVハイブリッド、新車で買った瞬間から使っておきたかった。これ次、車買い替えたら、最初から信越シリコーンコーティング使いますね。これは間違いない。

現XVハイブリッドについて言えば、同じような背景で使い続けているのが、FESです。こちらも前車乗ってる時から「次、車買い替えたら最初からコレ使ってやる」って思ってて、使い続けています。

良い点はとにかく施工性

まずは良い点から。とにかく施工性が良いです。濡れたボディでも、金属部でも樹脂部でもガラスでも使えます。スキーキャリアみたいな後付パーツももちろんケアできるので、非常に使い勝手が良いですし、コスパも高いです。

原液のまま使っても良いですが、結構濃厚でベタベタしがちなので、界面活性剤や水、場合によってはアルコールを混合してある程度伸ばしたり、洗浄性を追加したりして使うのが良いと思います。個人的には界面活性剤と水と混ぜた状態で継続して使い続けるのが良いと思います。

仕上がりの美しさも良好です。ベタベタ状態だと結構ギラついて見えて、なんだかなぁ、って感じになりますが、しっかり「水磨き」などしてコーティングが十分に薄い状態まで持っていくと、なんとも言えないしっとりとした仕上がりになります。ぶっちゃけ、洗車後、シリコーンコーティングかけて、もう一度洗車機にぶち込むくらいが丁度良いのでは無いかとさえ思っています。

あとは、Youtubeなどで探せば分かりますが、やってる人が結構多いというのも利点かなと思います。賛否両論ありはしますが、なんだかんだやってる人は居るし、その中で成功・失敗含めたナレッジがいろいろ出てきているのは、他のコーティング剤にはない魅力かもしれないと思っています。

悪い点は耐久性とムラと洗浄力と・・・

じゃあ逆に何か悪い点は無いかと言えば、そもそもシリコーンコーティング自体が、正規の使い方じゃないという点が最初にあります。これを気にする方は、市販のコーティング剤など使ってください。たいていのコーティング剤は原材料にシリコーンが使われていますが、混合されている他の原料とのパランスや、シリコーン自体の組成もいろいろあり、この辺が市販品のクオリティというところです。ここを気にするなら、まずはシリコーンコーティングに行くべきではないと言っておきます。

じゃあ、実際やってみても良いかな、と思っている方にお伝えしたい、シリコーンコーティングの難点は3つかなと思います。耐久性、ムラ、そして洗浄性能です。

まず、耐久性ですが、これはよく言われている通り、数ヶ月持つようなものではないと割り切ったほうが良いです。ここはトレードオフだと思っていて、高い施工性と耐久性が結果バランスしているだけだと考えるところかなと思っています。なので、ある程度の頻度で、ライトにシリコーンコーティングを継続していける方じゃないと、シリコーンコーティングの良さは分からないかなぁと思います。

次がムラ問題。ムラムラになる、っていうヤツです。要するに厚塗りだったり、下地の汚れが綺麗に取れていなかったりすると、ムラが発生します。ここで挫折している方は多いようですが、これ「気にしない」というのも対策としてはあります。

基本、水で絞ったタオルなどで余剰成分を拭き上げれば(拭き取れば)綺麗になるので、これ自体は、程度の差こそあれ、他のコーティング剤とあまり変わらない特性かなと思っています。なので、ムラは余剰成分がある限り、発生しうると。そして発生した場合は、気にしない、余剰成分を拭き取る、余剰成分を洗い流す(洗車機にぶち込むなど)とすれば良いかなというのが個人的なナレッジです。

最後が洗浄力。要するにシリコーン本体にどこまで洗浄性能があるかという話なんですが、基本は「ほぼ無い」と思っていただいたほうが良いと思います。

何かの汚れがシリコーン塗布して放置したら落ちた、という話はありますが、汚れと薬剤には基本的に相性がありますので、それは相性があえば落ちるよ、という話です。この適応範囲が広くて、より強固な汚れまで落とせるものが、洗浄性能が”高い”と呼ばれるものになるわけですが、そういう観点から言えば、シリコーン自体の洗浄力は弱い部類かなと思います。

そもそもシリコーンは剥離剤としての特性があるため、落ちる汚れも結構あるとは思います。それこそ、汚れと車体の間に入り込んで・・・という理屈は十分成り立つとは思っています。

ただ、そんなことに期待するくらいなら、別途洗浄能力の高いケミカルなどで瞬殺してしまったほうが、車体への総合的な負荷(あるいは時間コスト)も低くて済むような気がしています。なので私はSILQやトラップ粘土を併用しています。

一方で、シリコーンコーティングによって洗車の頻度が上がり、常にシリコーンコーティングが乗っている状態が維持できるようになれば、それによる防汚効果のほうが遥かに高いと思います。あとは界面活性剤を混ぜるなどのアレンジもありますので、その辺を総合的に考える必要はあるかと思います。

ただ、大前提として、シリコーンの洗浄力はそこまで高くないと私は認識しています。

洗車好きなら試してほしい

以上、信越シリコーンによるシリコーンコーティングを開始してから1年経ったらしいので、これまでの経緯と感想をまとめてみた話でした。とにかく、結論としては、私は継続します。それだけの話です。

ちなみに、次、試してみたいものとしては・・・・Voodoorideシリーズですね。SILQがやっぱり強力だったので、次はJUJUを使ってみたいかなと思いつつ、カーシャンプが切れるのを密かに待っています。

結論。やっぱり洗車は楽しいです。はい。

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