Apple Watchのバンドを替えてみました。安いミラネーゼループ。会社の同僚が使っていたので思わず購入してみたのですが・・・
羨望のミラネーゼループ
Apple Watchで最高のバンドといえば、やっぱりミラネーゼループですよね。純正バンドの中でも価格もクオリティも最高って感じで、憧れちゃいます。まあいつかは使ってみたいな、って思ってたんですが、さすがに高いし躊躇していました。
そしたら会社の同僚が中国製の安いミラネーゼループバンド使ってるの発見。実物見たら結構悪くないじゃん。これで2000円なら、買っちゃっても良いかな?ってことで、憧れのミラネーゼループ、買ってみましたよ。
Amazonでバンドを購入してみたが・・・
早速Amazonで探してみました。AliExpressのほうが安いとか言われたんですが、Amazonヘビーユーザーなのでね。
いくつか安いミラネーゼループバンドが出ていますが、ネットでの評判などいろいろ見てこちらにしてみました。今見たらプライムになっていますが(さらに製品写真を見ると製品自体も改良されているような)、私が買ったときは納期3週間だったんですよね。まぁこの納期って意外に当てにならないので軽い気持ちで(どうせすぐ来るだろうと)ポチってしまいました。
ところが、その後届いた発送連絡で衝撃の事実が・・・そう、中国発送だった(苦笑)。いや見りゃわかるだろってところなんですが・・・嫌な予感が。
そしてこの予感は的中します。国際郵便での配送だったんですが、追跡サイトで見ても何日も関門局で止まってます。流石に到着予定日になっても動いていなかったので出品者に連絡したところ「手続きに手違いがあった。対応した」とかすぐ返事が返ってきました。そしたら荷物もすぐ動きだして、結果、無事に手元に届いたわけですが・・・。なんていうか、中国らしいというかなんていうか、まあ、有りがちなケースにハマったような気がします。
教訓。中国発送の場合、ちゃんと追跡サイト見て必要に応じて(なるべく早く)出品者に連絡取ると良いぞ。それ以前に、発送元はちゃんと確認しよう。不安なときはプライムだ(こうしてどんどんAmazonに依存していくんだなぁ・・・)。
ミラネーゼループ
まぁ、とにかく届けば良いです。
でも封筒も結構ボロボロだ・・・中身大丈夫かな・・・
パッケージです。ちょっと潰れてるのはご愛嬌。
裏面には各国語で「ミラネーゼループだよ」って品名が書いてあるだけ・・・これなんとなく、先日買った「クリップ式スマホホルダー」と同じ臭いがします。
これらの製品の特徴は、とにかくパッケージなどにメーカー名などの記載が無いこと。つまり完全な白箱なんです。要するにバルク。なるほど最近出回っている妙に安い製品ってこのパターンかもしれない、と思ったのでした。
まあそれでもモノがちゃんとしてればいいです。梱包はちゃんとされていたので、荷物としては雑な扱いをされたようですが中身には問題ありません。
出してみました。思ったとおり、普通です。全く普通。
裏面。Apple Watchとの連結部分が金属製なので、Apple Watch本体が傷つきそうかな、って不安は多少ありますね。
これくらい左右にも曲がります。
Apple Watchとの接続部分の拡大です。
これを見るとApple Watchとの接続部分の品質はしっかりしている印象です。
交換前のスポーツバンドなApple Watch。これはこれで悪くないんですが、リストサイズが穴の位置で決まってしまうので絶妙にベストなポジションにならないのと、あとは止め具の金属のポッチがカチカチと当たってうるさいのです。
付けてみました(※この写真ではマグネット部を上がわにしていますが、逆が正解だと思います)。
マグネット部には初期状態ではビニールが貼られています。剥がしちゃっていいはず。マグネットの周囲はゴムになっていて、これでバンドがずれないようになっています。サイトでは磁力が弱いというクレームも見受けられましたが、私のところに届いたものは問題無さそうです。
付けてみた。普通です。当然ながらサイズはしっくり来ます。が、今度は逆に締めすぎてないか、ってところが気になってしまいます。
マグネット止め部はこんな感じで、これ手首の太さによって位置が変わります。やっぱりカチカチ当たったり、さらにはマグネットなんであちこちくっついたりしそうな予感。
全体的なデザインとしてはいい感じだと思います。さすが憧れのミラネーゼループです。
充電時はクシャっとさせてます。基本、ミラネーゼ全体が金属なので、磁石の留め具に集まってくるような形になります。若干、不格好ではありますが、仕方ない。
1ヶ月ほど使ってみた感想
さて、こうして安いミラネーゼループバンドを購入、交換してはや1ヶ月になります。ここまでの感想です。
重さは気になるレベルではありません。ただ、流石にスポーツバンドより重いのは感じます。チェーンのすき間に毛が挟まったり、シャツの裾が引っかかったりという声もありましたが、確かに言われてみればひっかかることもありますが、そこまで気になるレベルではないです。これは人にもよると思います。通気性はスポーツバンドより良いです。普段遣いでも問題無い。手触り肌触りなどの基本的な品質はホントこの値段で良いのか?って感じです。
一方で、やっぱり留め具のマグネット部分は手首の下側に来てしまうので、カチカチ当たるのはスポーツバンドのポッチと変わりません。また、このマグネットが結構強力なので、磁気カードとか壊してしまいそうで怖いです。金属製の机や鍵などにくっつくので、若干うっとおしいです。
1ヶ月でバンドの折返し部(Apple Watchと接続する金具に当たる部分)の裏側がテカってきています。要するに塗装が剥げてきている。留め具のマグネット部分もあちこちぶつかるので角の部分とか塗装が剥げています。また、マグネットがくっつく部分も若干テカってる雰囲気が。これは前述の保護ビニールを残しておいたほうがダメージ少なかったかな、と思うところもあり。
バンド自体のつけ外しのとき、接続部が金属製ということもあり金属が擦れる音がしてちょっと気になります。実際のところ傷にはなっていないのですが、繰り返したらどうなるかはちょっと不安。
総じて、「スポーツバンドに戻すか」と言われれば「微妙」。決して悪くはないのですが、やっぱり一番気になるのはマグネットです。何かに悪影響を与えそうな不安が払拭できません。
確かにミラネーゼループ、素晴らしいバンドです。値段も安いし。ただ、実際使ってみた感想としては、決して究極のバンドでも無いのかなぁというところ。消耗品と割り切れば十分な品質です。ファッションとしてシーンによって使い分けるというのが本当は良いのかな、とも思います。
結論、ミラネーゼループは究極ではない。次はスポーツループバンドにトライしようかな・・・と、こうして人は「バンド地獄」にはまっていくんだなぁというのを実感しています。
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