そういえばCentOSも6.6になったことだし、久しぶりにブログサーバーの設定など見なおしてみました。結果、PageSpeed Insightsのスコアがちょっとだけ良くなりました。これなかなかスコアアップしないので、要するに効果はあったらしいです。
あまり最近サーバー設定も触ってなかったので、いくつか設定を弄ってみました。
KeepAliveを有効にした
実はKeepAliveはOffになっていたので、Onにしてみました。それほどアクセス量が多いサーバーでもないので、表示効率的にはOnのほうが良いかな、と。
mod_pagespeedを導入
GoogleのPageSpeed Insightsのあたりで提供されているApache/nginx用のモジュールです。何をしてくれるかというと、Outputフィルタとして働いて、余計な空白の除去など、コンテンツの最適化(積極的編集)を行ってくれます。うまく使うと、結構表示速度なども変わるらしいです。おまじない的に入れて、サンプル設定を投入しただけでも、スコアアップしたので、やはりこれは効果高いようです。
今更ながら、innodb plugin有効化
改めて確認したところ、wordpressのバックエンドとなっているmysqlがなんとinnodb pluginが有効になっていなかったと。これを有効化したらやはりスコアアップしましたので、表示速度改善の効果があったようです。
真面目にW3 Total Cacheを設定してみた
実はただ入れただけじゃあまり効果が無かったようで、真面目に「install」メニューに書かれている内容をトレースして、必要な設定を入れてみました。具体的には、memcachedをインストール、起動して、キャッシュ先をmemcachedにしたと。この辺の設定をしないと、意外に実はcacheは効いていなかったのかもしれません。
php-fpm&mod_fastcgi導入
本当はnginxにしようかと思ったんですが、高速化という面ではあまりメリットも無さそうな感じだったので、fastcgiとphp-fpmを設定しました。php-fpmとは、phpを永続化するためのプログラムバックエンドで、apacheとは独立した実行空間でphpが動くようになります。比較的シームレスに動いてくれるので、これはなかなか便利かなと思いました。一点、ハマったのが、このphp-fpm呼び出し部分のタイムアウト。デフォルトでは30秒になっていて、メディアアップロードがタイムアウトしてしまい、なんだろう、とちょっと悩みました。
WPtouch導入
モバイル用の表示最適化プラグインWPtouchを導入しました。とりあえずプラグインをインストールするだけで、モバイル端末向けの表示が最適化されるため、まぁこれはこれで有りかと。イマドキの世の中の流れからすると、やはり本流はレスポンシブなテンプレートを整備することなのかな、と思いつつ、これはこれで便利なので、入れておきました。
ここまでやって、モバイル向けの速度評価は「76」。決して高い値ではないんですが、それでも結構良くなったと思います。まだまだ細かなチューニングポイントはありそうなので、いろいろ弄ってみようかな、と思ってます。
コメント