シャトレーゼスキーバレー小海の旅。飛び石連休の建国記念の日はやっぱり混んでたけど、このスキー場はリフト待ち知らず。気温が低くて雪質良くて、急斜面もコブも楽しめた話。

スキー
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2月、最も混雜するトップシーズのこの時期の祝日・建国記念の日、きっと混んでいてもなんとかなるシャトレーゼスキーバレー小海に滑りに行きました。ゲレンデは混雜していたものの、期待通り、リフト待ちはほとんど無く、本数を重ねられました。急斜面アイガーもオープンしていたし、気温が低くて雪質も良かったし、色々満足なスキーツアーでした。

そうだ、小海に滑りに行こう

2025年2月11日、火曜日、建国記念の日です。今年の建国記念の日は飛び石連休になっており、月曜日を挟んでの単独の祝日です。ただし、この時期はシーズンで最もスキー場が混雜するので、飛び石連休とはいえやっぱり混雜してるかなぁという懸念がありました。

しかも寒波が来ており、越後湯沢方面は荒れ模様で、リフト運休などが発生しています。そうなると、中央道・上信越道界隈の、天候が安定したエリアのスキー場はさらなる混雜が予想されます。

この状況を受け、先日は寒波の影響を避けて湯の丸スキー場へ行ったのですが、凄い混みようでした。

じゃあ今回はどうするかというと、混雜に強い中央道方面のスキー場を選ぶことにしました。そうなると選択肢は2つです。しらかば2in1か、シャトレーゼスキーバレー小海です。この2つのスキー場は、なぜか混雜する時期でも毎度混雜しません。

特にシャトレーゼスキーバレー小海は、メインリフトの輸送力とコースの長さが絶妙で、リフト待ちが出ているのをほとんど見たことがありません。加えて、ホームページを見たら、急斜面アイガーがやっと滑れるようになったようです。これは滑らないわけにはいきません。さらにはレストランでは、シャトレーゼの「苺のプレミアムチョコショート」が期間限定で提供されているようです。

そんなわけで、今回は、急斜面アイガーと、久々のコブと、そして限定「苺のプレミアムチョコショート」を目指して、シャトレーゼスキーバレー小海に滑りに行くことにしました。

やっぱり混んでた往路

出発は4:30頃、ほぼいつも通りです。シャトレーゼスキーバレー小海までは東名、圏央道、中央道と走って向かいました。この日は祝日ということもあってか、東名も圏央道も交通量が少なくて良かったです。

双葉SAに立ち寄って休憩&朝食にしました。

朝焼けが綺麗でした。これは天気は良さそうな予感がします。

定番の大判きつねうどんです。体が温まります。

富士山も綺麗に見えていました。雲一つ見えません。

ただ、駐車場と食堂の混み具合を見ると、やっぱり混雜してるなーという感じでした。明らかにゲレンデに行くと思われる家族連れなども多く見受けられ、いつもとは違った賑わいを感じました。

その後、長坂インターを降りて清里経由で小海に向かいました。道中も、比較的交通量は多かった印象です。国道を並走していた何台かの車が全部シャトレーゼスキーバレー小海に入っていった時はビビりました。

シャトレーゼスキーバレー小海の駐車場到着は7:50頃です。意外に早く着いたのは、高速が空いていて流れが良かったためというのはあると思います。

っていうか、この時間に駐車場からこんなに混雜している状況は初めてでした。シャトレーゼスキーバレー小海はリフト運行開始も早いため、まあ早くから来ている人も結構居るんですが、それでも今回はさらに混雑していた印象です。お陰でいつもよりも遠くの段に入ることになりました。

道中、シャトレーゼスキーバレー小海の敷地に入るまでは凍結・積雪路面はなかったのですが、場内はご覧の通りの積雪路でした。なので夏タイヤは無理です。気温は-5℃くらいでした。

混雜したゲレンデとやっぱり並ばないリフト

準備をしてゲレンデに向かいました。

遠目で写真ではわかりにくいですが、チケット売り場の行列が結構長かったです。ここ、自動券売機も置いてあるんですが、誰も使ってないんですよね。基本的に自動券売機は定価販売のためのものになっており、それ以外の人は窓口に向かうことになります。そんなにみんな割引券とか持ってるの?と思ったのですが、滑っている人たちのチケットをチラ見した感じでは、本当に施策チケットで滑ってる人が多かったです。

ちなみに私は公式サイトのWebketで買ったのですが、ここで衝撃の事実。なんとこのチケット、割引は一切ありません。他のスキー場だと、Webketのほうがちょっと安くなっていることが多いので、油断していたのですが、実は定価でした。つまりメリットは微妙です。

アソビューのチケットがあるかと思ったら、早割チケットしか無くて、これは既に売り切れていました。なんか割引の効く施策を探したいなとは思ったのですが、定価でも良心的な価格設定なので、まあそこまで目くじら立てなくても良いかなという印象です。

板はS9i。雪質は気温が低いこともあり、キュッと締まった新雪です。人工雪なので、ゲレンデは結構硬かったです。

天気は晴れですが、雲が多めでした。たまに風が吹いたり小雪がちらついたりしましたが、概ね天気は良かったです。ちょっと寒さを警戒して背中に1枚カイロを貼っていったのですが、むしろ日差しが温かい時間もありました。

朝からメインゲレンデは飛ばしている人が多かったです。この日はスピードの出やすい雪質で、しかもゲレンデが混雜していたので、ちょっと気を使って安全第一で滑っていました。

朝から午前中にかけてはこんな空模様で、雲の流れが早い空模様でした。やっぱり寒波が来てるんだなというのを実感しました。

メインゲレンデは常に人がたくさん滑っている状態でした。早い人も遅い人も、止まっている人もいて、とにかく気を使いました。

レストランに落ち込む急斜面。比較的タイミングによってはソロで滑れる瞬間もあって、ここは気持ちよかったです。

鹿。

コブはリセットされていて、朝はパイプがセンターに1本並んでいる状態からのスタートでした。実はこの段階で滑った印象として、結構ピッチが短く感じられて辛かったです。

こちらはメンヒです。比較的滑っている人は少なかったので、練習からスピード滑走まで、楽しめました。

10時過ぎに休憩。お目当ての「苺のプレミアムチョコショート」を頂きました。あとはアメリカンドックと、シューアイス。ここのスイーツは価格が5円単位になっているものが多く、単品で買ったりすると現金のお釣りで5円玉をもらってしまい、これが財布に居座るという事態が最近発生しています。なので、シューアイスで5円の調整をしています。このシューアイス、小さくて安い割に美味しかったです。

この時間はレストランもまだ空席がたくさんあって快適でした。その後、午後13時過ぎにも休憩を取りましたが、この時間も結構空席はありました。タイミングをずらすのがやっぱり肝心です。

その頃のリフト乗り場の様子です。ほぼ待ちは無し。体感で、一番行列していたのがおそらく10時前くらいで、その時でも3分くらい待つか待たないかくらいでした。それ以外の時間帯はどこのリフトもほぼ飛び乗り状態で、やっぱりこのゲレンデは行列しないなぁというのを今回も実感しました。

その後、アイガーへ向かってみました。

しっかり雪が積もっていてスピードコントロールもしやすくて滑りやすくて良かったです。結局何本も滑ってしまいました。

センター部は雪がすっかり削られてアイスバーンになっていましたが、左右には雪が残っているところがあり、ここを滑るのが気持ちよかったです。アイスバーンのところはほぼ滑落状態で落ちるしかなかったです。

結構アイガーに挑戦している人は多かったですね。上級者コースだよ、って案内は立ってたんですがねぇ。滑落しているだけの人も多数見受けられました。

昼過ぎにはコブはすっかり成長して、縦コブになってました。しかも雪質が硬くて速くて、完走はできませんでした。夕方にはさらに深くなって、かなり厳しいコブになっていました。

徐々に雲は減って景色も良くなってきました。

天気の良いゲレンデは気持ち良いですね。この頃にはクワッドリフトから富士山も見えていました。

夕方になって日が陰ってきたメンヒです。浅間山も見えるようになってきました。

メインコースからの景色もかなり良くなってきました。

16時ころ、日がすっかり陰ったメインゲレンデです。この時間でもまだ多くの人が滑っていました。

16時過ぎに上がりました。帰り際の駐車場の様子です。寒かったです。

ゲレンデはとにかく混雜していて、メインゲレンデはほぼ自分が滑りたいと思ったラインは滑れないくらいの混みようでした。そんな中でも飛ばしている人も見受けられ、ちょっと怖く感じました。一方で、メンヒやアイガーなど、人が少なめのコースもあって、これらは快適に滑れて良かったです。

急斜面とコブ

ゲレンデのコンディションは良かったんですがね、とにかく混雜していたのが惜しかったです。そんな中でも、たまに自分の好きなように滑れる瞬間もあって良かったです。

コブはちょっと今回、久々だったこともあり、もう一回、練習しなおしかなという印象でした。もう、暴走したり転んだりはしないのですが、なんとか頑張れば滑りきれる感じだったり、転ばないけど回しきれなくて離脱したりと、なんだか惜しい感じになってしまいました。改めてコブは練習しないといけないなと思いました。

一方の急斜面についてです。今回のアイガーは最大斜度32度です。先日滑った湯の丸の第一ゲレンデで28度です。実は湯の丸の第一ゲレンデを滑った時、「あれ、ここ、こんなに斜度緩かったっけ」って感じたんですよね。どうにも最近、斜度の感覚が変わったような印象です。

これを今回はっきりと認識しました。アイガーの32度の斜度でも、全く苦に感じなくて、やっぱり斜度感覚が変わってる、って思いました。元々、どんな急斜面でもターンは出来ていたので、恐怖心はあまりありませんでした。さらに昨今の練習と検定の成果として、後継になることも、脛圧が抜けることもなくなって、さらに斜度に関する感覚がアップデートされたようです。

さらにスキーが楽しくなったし、滑った後の疲労感も軽くなったような印象もあるし、なんか成長が感じられて嬉しかったです。

山梨フルーツ温泉ぷくぷくによって帰る

温泉は山梨フルーツ温泉ぷくぷくに久々に行ってみました。

今シーズンは初訪問です。祝日は入場料1100円です。立ち寄り温泉としては高いほうかなと思います。

ここは施設も綺麗だ露天風呂も広くて景色が良くて快適なので、値段が高くてもやっぱり来ちゃうんですよね。値上げされたことで混雜も緩和されたような気もします。今回もゆったりと温まることが出来て良かったです。

ここは景色も最高です。山梨の街の明かりが見下ろせます。

遠くには富士山も見えます。なかなか風情のある景色でした。

その後は中央道に乗って帰りました。今回はスキー場チケット付きの周遊プランが使えないこともあって、速旅を使っていないので、復路は高速代を節約するために、圏央道は使わず中央道だけで帰りました。

談合坂SAのフードコートでやっと夕食です。昼食はケーキで代替えしてしまったので久々のまともな食事となりました。21時頃になっていたため、フードコートも空いていて快適でした。メニューはふと気になった「甲州信玄豚の味噌豚丼」にしました。

ボリュームたっぷりで辛めの味噌だれのかかった豚丼は最高に美味しかったです。

その後は石川PAで最後の休憩をして、今回は高井戸インターまで走って、環八経由で帰ってきました。久々に、この、中央道で帰るなら一番普通の経路で帰ってきてみたのですが、案の定、これが一番早く帰ってこれることが分かったのが興味深かったです。

実はそうなんじゃないかなと思ってたんですが、きっともっと早い経路があるはずだと思っていろいろチャレンジしていたんですよね。惜しかったです。色々あって、なんとか家には23時頃に無事到着しました。

シャトレーゼスキーバレー小海はいろんなことが楽しめて良かった

以上、混雜が懸念される建国記念の日に、寒波を避けてシャトレーゼスキーバレー小海へ行ったら、案の定、快適に滑ることが出来て良かった話でした。

確かにゲレンデは混んでいて、なかなか自分の好きな滑りができるような状況では無かったですが、期待通りリフト待ちは殆ど無く、雪質も天候も良好なゲレンデを滑り込むことが出来て良かったです。ケーキも美味しかったです。

急斜面アイガーもコブもあり、いろんな斜面を楽しめて良かったです。このお得感がシャトレーゼスキーバレー小海の魅力かなと改めて思いました。次は最上部の第3ペアリフトが運転している時に行ってみたなと思っています。

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