しま★りん.blog @ayurina

そこはかとない日常を綴るブログです。主にはゲーム、ガジェットレビュー、ドライブ記録です。

奥利根スノーパークの旅。初訪問はすっかり春の雰囲気のナイター。広いナイターゲレンデと不夜城感。

time 2022/02/27

奥利根スノーパークにナイターで初訪問してみました。確かに広いし、夜でも賑わっていて面白いゲレンデでしたが、コンディションはすっかり春の雪が凍ってボコボコガリガリで辛かったです。もっとコンディション良い時に行ってみたいかも。リフト効率が微妙に悪いのが気になるところかな。

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ナイターといえば、奥利根スノーパーク

2022年2月26日。土曜日ですが、この週は水曜日の祝日に白樺高原国際スキー場を滑っているので、軽くナイターに行くことにしました。以前から気になっていた、奥利根スノーパークに行ってみようかなと。

奥利根スノーパークはナイターで有名です。この界隈だと同じくノルン水上スキー場のナイターも有名ですが、奥利根スノーパークはナイターゲレンデが広いという噂を耳にします。いつか行ってみたいかなぁと思っていたので、この機会に訪問してみました。

結構奥利根スノーパークについては、都市伝説的な話題も聞こえてくるので、その辺の確認の意味も込めて、期待と不安半々くらいでの訪問です。

ナイターゲレンデへの訪問はゆとりを持って

出発は11:30です。ナイターの開始が16時と早めなので、これに間に合う感じで向かってみます。途中で食事も取りたいのと、日中の移動で相変わらず時間が読めないところもあって、結構余裕を持って出発しています。

いつもは環八で練馬に向かうところなんですが、この時間に移動するときは首都高で中台まで回り込んで北側から練馬インターへ向かう経路を使います。こっちのほうが早い気がするので。

都内は流石に混んでいました。これは想定どおりです。ただ、関越道の渋滞は無いだろうと思っていたのですが、なんと練馬インターで事故渋滞に当たるという幸先の悪いスタートとなってしまいました。その後は特に混雑もなかったので、まあまあ、といったところです。

最初の休憩は上里SAです。ここでソフトクリームでも食べたいかなーと思ったのですが、クレミアしか見当たらなかったのでトイレ休憩のみで終了。

第一の目的地到着です。駒寄PAのフードコート。ここのご飯は美味しいのでナイターに向かうときは定番になっています。

山賊焼き定食です。ボリュームたっぷりだし揚げたて(焼きたて)でアツアツだし、最高に美味しかったです。ここは本当に通ってもいいフードコートだと思います。

次の休憩は赤城高原SA。流石にこの時間だとそんなに混んでいませんでしたが、それでもゲレンデに向かう感じの車はそれなりに目に付きましたね。

バニラソフトクリームを頂きました。こちらはスタンダードなソフトクリームです。

武尊山が綺麗に見えました。天気も良さそうです。

苗場方面も綺麗です。

マジ天気良かったです・・・って、そう、天気が良いということは、気温が高いということなんですね。そういえば花粉も飛んでた気がします。気温が上がれば、雪は解けます。そして夜になると、凍るんです。春先のゲレンデによくあるコンディションなんですが・・・この時はまだゲレンデの心配なんて全くしていませんでした。

関越道は順調そのもので、結局奥利根スノーパークには15:45頃到着しました。

ここで最初の都市伝説。駐車場で結構ギチギチに詰められて駐車させられる疑惑。

今回はナイターでの訪問だったので、そもそも空いている場所を見つけられるか?辺りから心配していたんですが、想定通り比較的奥の方(つまり早く来て半日で帰ってしまった人たちのスペース)が空いていて車を停めること自体には苦労しませんでした。ただ、たしかに駐車場のスペースは狭さを感じました。通路がちょっと狭めなんですよね。まあでもこれはどこのスキー場も似たような感じかな。むしろ余裕のあるスキー場のほうが珍しいかも。朝来たら結構詰められるのかなぁという感じはしました。

ナイター開始前のタイミングにしては凄い賑わいだなぁというのが第一印象です。

リフト券はクレジットカードで買えました。この日は土曜日なので16時から24時まで8時間滑れます。さすがにそこまで滑る気はありませんが。

ナイターゲレンデは確かに広い!ただしコンディションはガリボコ!

さて、ここからゲレンデへ向かうのですが、ここでまた都市伝説。階段が辛い。

最初に乗るリフトの乗り場というかゲレンデまで階段で登ることになります。結構な高さになりますので、ブーツで歩くのはなかなかしんどいかなぁと思います。私はソールプロテクターを付けているので多少楽に歩けるのですが、道具を持ってここを上り下りするのはなかなか辛いかもしれません。

同様の構造(ゲレンデまで高さのある構造)のスキー場は結構多いですが、たいていはレストハウスの2階が連絡していたりします。ここはガチで階段になっているのが辛いところかな。

階段を登った先のリフト乗り場の段ですが、ここもあまり広くなくて、板を履いたりするにもちょっと狭さを感じます。駐車場を見下ろす高さです。これは特に初心者さんには確かにしんどいかも、と思いました。

奥利根スノーパークのゲレンデは最初のリフトを一気に登った先の高台に開けている構造になっています。これが最初のリフト。かなりの急勾配を登っていきます。当然、帰りはこの坂を下ってくる必要があるわけです。

その下山コースに中級コースと初心者コースがあるわけですが、ここで都市伝説。リフトの下を、タイミングを見て通過しなければならない「スーパマリオ」状態の通路があるとか・・・

最初、この話を字面で見たときは、何を言っているのかわけわかりませんでしたが、実物を見て状況が理解できました。たしかに、リフト下に十分な高さの確保できていない通路があります。しかもそれが初心者コースからの出口になっています。通路が雪の階段になっていたりして、かなり危ないです。

後述しますが、中級の下山コースはかなり幅広で余裕があるので、むしろこちらを滑ったほうが初心者さんでも安全な気がします。迂回路という名の細くて難しいコースが各地のゲレンデに存在しますが、むしろ幅広で平坦なコースのほうが安全に降りられるんじゃないかと個人的には思っています。

上部はこんな感じ。レストランやトイレもありますので、下まで降りずにここをメインで滑ることになります。ぱっと見た印象は「広い」です。しかもこれがほぼ全面、ナイターでも滑れるということで、かなりの広さのナイターゲレンデになっています。流石、噂に聞く奥利根スノーパークです。

コンディションは、日中気温が高かったため完全なシャーベットになっていました。場内アナウンスでも、夜になると凍るよ、って言われていましたが、このコンディションは凍ると大変なことになる、アレなんですよね・・・

さっそくリフトで登って行きましたが・・・このメインゲレンデ(くらししゲレンデ、万治平ゲレンデ)、結構な急斜面です(苦笑)。なんと30度。みんな迂回コース滑ってますね。ここ滑ってる人ほとんどいませんでした。っていうか、このリフト長すぎる・・・。

山頂まで来ました。日中はこの上にさらにもう1本登れるリフトがあるのですが、ナイターはここが頂上です。標高もあまり高くはなさそうなので、あまり景色には期待していなかったのですが、思ったより開放感があっていい感じでした。

こっちが谷川岳方面になります。綺麗です。

上部にはもう1本リフトが動いており、こちらが回すには丁度いい感じの距離感になっていました。ゲレンデとしてもこちらの第3リフト沿いが滑りやすかったと思います。

ただ、こちらも斜度としては20度程度あり、要するに緩斜面ではありません。全体にこのスキー場、練習はやりずらい印象でした。

なお、この時点で上部のこの付近のゲレンデは既にガリガリでした。基本的に標高が低いというところもあって、コンディションはそれなりってところですかねぇ。

日が暮れてきました。ちょっと暗いです。ぐぬぬ。

ナイターチケットで滑りだした時間帯は日中のチケットと滑れる時間が被っていたため結構人が多かった印象でしたが、17時をすぎるとナイターチケットしか滑れないので一回り人が減った気がします。それでもかなりの人が滑っており、やっぱりナイターのメッカなんだなぁという感じはしました。

これくらいの時間帯の景色は好きですね。紺色の空が綺麗です。

そして夜です。うーん、結構暗い、というのが私の印象です。ナイターはどこもそれなりに暗いんですが、ここは若干さらに暗めの印象を受けました。ただ、滑れるゲレンデが広いのは素晴らしいです。

なお、コンディションは、ガリガリのボコボコ、アイスバーンというか、シャーベットが凍ったまさに春の夜のコンディションになってきました。マジ辛い。これで急斜面なんて滑ったら、結構な苦行です。

でもこの幻想的な雰囲気はやっぱり好きですね。やっぱりナイターは好きです。ちなみにこれがくらししゲレンデですが、ほぼ誰も滑ってません。30度ですから。

上部のほうもタイミングによってはスカッと開けて気持ちよく飛ばせるタイミングがありました。

こちらはゆきざるコース下部。こちらもかなりガリガリの急斜面でしんどかったです。雪質良かったら最高だろうなぁとは思いました。

これが上部のレストハウスから駐車場のあるゲートハウスへ向かう下山コース、林間連絡路となっているコースですが、比較的広くて平らで滑りやすかったです。みんなこっち滑ればいいのに、と思いました。

21時過ぎまで滑って終了。この日もとても疲れました。この時間になると雪質はサラサラのシャーベット。いかにも春のナイターな感じです。季節はすっかり春ですねぇ。

22時近く、帰り際のゲートハウスの雰囲気ですが、車もたくさん残ってるし、まさに不夜城の雰囲気があって凄かったです。神立、ノルン、そして奥利根スノーパークと、いずれもナイターに力を入れているゲレンデは不夜城感ありますよね。スキー・スノボ好きが集まってる感じがして良かったです。

またまたコブ練習

奥利根スノーパークには結構長めのコブレーンがあるので、そこで練習しようかなーと思っていたのですが、あまりに彫りが深すぎて挫折しました(苦笑)。

その代わり、ゆきざるコースの付近にできていたこのコブレーンで練習してました。このコースの上部は結構な急斜面のコブになっていたので、そこでズレをベースにした滑りの練習をしていました。

これまでは比較的緩斜面で浅いコブをメインで練習してきたのですが、こういう急斜面の段コブではしっかりとずらしを使った滑りをしないとうまく動けません。今回は事前にYoutubeで見た密脚と膝に手を添えるバリトレのイメージで練習を繰り返しました。

結果、今回もなんとかこのコースを止まらずに滑り降りられる程度にはなりました。ただ、全然安定感が無くて、何が違うんだろう・・・と悩んで終了。ただ、とにかくストック突けばなんとかなる、というのは真理だというのは最近マジで実感しています。

その後、Youtubeで復習していたら、ちょっとターンの意識に違いがあったような気がしてきたので、次回もう一度、ずらしベースの練習をしたいなと思っています。まさに自分が陥っている状況が失敗例となってる動画があったので、改善を継続中です。

一方で。上部ゲレンデでは、多少、検定を意識した、ショートターンから中回り、大回りの練習もしていました。マジで、コブを滑る練習をすることでどんどんバランス良くなって整地での滑りの切れも良くなっている気がします。スキーはやっぱりバランスだなぁと感じるのでした。

温泉によって帰る

結局21時過ぎまでしか滑っていない最大の理由は温泉です。遅くまでやっている温泉はあるのですが、最終受付が遅くても23:30頃なので、それまでには行かないといけない。なので21時過ぎには滑り終えないといけないわけで。

今回は「湯の道利久」。駒寄PAからスマートインターチェンジを出て近くにあるスーパー銭湯です。ナイターの後はここかユングパルナスに決まっています。

ここは露天風呂が気持ち良いです。群馬の冷たいからっ風の中、熱めの露天風呂が最高に気持ち良いです。今回は春のコンディションで結構汗をかいたので、温泉に入ってさっぱりできてよかったです。

ただ、もうこの時間なので飲食店は開いていません。その辺も踏まえて、がっつり山賊焼き定食を食べたわけですが、さすがにお腹空きます。コンビニでナッツときんつば、そしてコーヒーを買って空腹をしのいで帰ってきました。

この時間は深夜割が使えて帰りの高速代はかなり安くあがりました。結局家に着いたのは2時過ぎ。おつかれさまでした。

奥利根スノーパークのナイターは良かった、けどねー

以上、初めて奥利根スノーパークにナイターへ行ってみた話でした。噂の奥利根スノーパーク、ナイターゲレンデ広いし、人もいっぱいいて盛り上がっていて凄かったです。まさにナイターのメッカって感じでした。

一方で・・・ゲレンデはたしかに広いんですが、実質滑れるところって意外に限られてるような気がしましたね。意外に緩斜面が少ないのが難点かも。実質第3リフト回すのが1番効率は良いような気がします。そもそも第2リフトB線、ちょっと遅いんですよね。微妙に距離も長くて、やっぱりペースが落ちます。yukiyamaアプリの滑走ログ見ていても、なんでこのスキー場、みんなこんなにリフト本数少ないんだろう?と謎に思っていたのですが、実際滑ってみたら自分も本数重ねられず、つまりは輸送力が低いってことだったんだと分かりました。

なんとなく、惜しいなぁと、そんな印象の残るゲレンデでした。

とりあえず今回もコブと整地と、いろいろ練習できたので良かったです。この時期の春雪コンディションは難しいです。っていうかもう春か・・・。

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