しま★りん.blog @ayurina

そこはかとない日常を綴るブログです。主にはゲーム、ガジェットレビュー、ドライブ記録です。

菅平高原スノーリゾートの旅。初めて訪問したけど素晴らしいスキー場だった件。次は是非トップシーズンに訪れたい。

time 2021/03/21

スキーシーズンも終盤。そろそろクローズするスキー場も出てくるところですが、春スキーシーズンが盛り上がってくる時期でもあります。そんな3月、春分の日の週末に、菅平高原スノーリゾートに初めて訪問してみました。素晴らしいスキー場だったので、次はトップシーズンに訪問したいです。

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そうだ、菅平高原へ行ってみよう

2021年3月20日。そう、この日は春分の日だったんですよね。すっかり忘れてまして、普通の土曜日だと思っていました。どうりで混んでるわけだ・・・って、あとで気づいたのですが・・・。

スキーシーズンも終盤ということで、ここからは雪が残っているところを選んで滑る春スキーシーズンです。今シーズンはそれなりに積雪もあったため、既に4月以降の営業予定を公開しているスキー場もありますが、多くのスキー場が3月末を節目として営業終了となります。

そんな中、じゃあこの週末はどこに行こうかと悩んだわけですが、ちょっと思いついて、菅平高原へ行ってみることにしました。かく言う私、スキー歴は長いですが、実は菅平高原は行ったことが無くて、初参戦だったりします。

本当は先週末に行ってみたかったのですが、あの荒天で予定を変更して丸沼高原スキー場へ行ってしまったのでした。今週もまた天気は下り坂とのことですが、土曜日は一応天候は持ちそうなので、リベンジです。比較的標高も低そうだし、行くとしてこの週末しかないかな、というところもあります。

今回、初めて菅平高原を訪問するということで、自分なりにいろいろ事前調査をしてみています。ポイントは、この菅平高原は、単一のスキー場ではなく、複数のスキー場、事業体が協力して一つのスノーエリアを構成しているということです。この形式は大規模なスノーリゾートではよく見られる形態です。むしろスキー場の業態自体、索道の管理とレストランなど施設の管理が別事業体であることは少なくありません。

菅平高原スノーリゾートは大きく分けて3つのエリアからなります。ダボス、太郎、そしてパインビークです。ダボスと太郎エリアは実質つながっていますが、パインビークは移動が必要となっており、要するに別のスキー場です。バインピークは大会などで規制が多いということもあり、今回はダボスと太郎エリアを滑ってみました。

もう一つ、こういう形式のスキー場において実は問題となりがちなのが、駐車場です。基本、スキー場周辺がホテル・ペンション街となっていて、そちらに滞在することが前提のスキーリゾートなので、日帰り客向けの大規模な駐車場や施設が意外に少なかったりします。レビューを見ても、駐車場が分かりづらい、っていう声は結構見られました。

一応、大きめの駐車場が裏太郎ゲレンデ前と奥ダボスにあることまでは確認しつつ、それ以外はなんとか現地で見つけるしかないかな、と覚悟して向かうことにしました。見つけづらいっていう覚悟があるだけでも気持ちが随分違いますからね。

祝日の土曜日だったことに後で気づいた・・・

出発は4:40頃。都内は雨がパラリと落ちてくるような天候でした。風はそんなに無かったかな。すっかり春の陽気で暖かな朝の出発です。

環八の混雑具合はいつもの土曜日の早朝の雰囲気でした。大型車も多く、ちょっと関越までは時間かかった印象です。それでも一応、1時間はかからずに関越道に乗れたので、悪くは無かったかな、と思います。

ところが、関越道に乗ってみたら、どうにも様子がおかしいです。鶴ヶ島界隈が混雑していることは冬の早朝の関越道では風物詩なんですが、この日は川越辺りから妙に混んでいます。徐々に渋滞が始まりつつあるくらいの段階で私は通過することができましたが、どうやらその後、がっつり渋滞になっていたようです。

春休みかな?と思っていたのですが、実はこの土曜日は祝日だったんですね。祝日の土曜日ということで、色んな意味で混んでいたと。結局関越道は、藤岡ジャンクションまで混雑した状態でのドライブとなりました。かろうじて渋滞には当たりませんでしたが、危なかったです。

甘楽PAにて最初の休憩です。すっかり春の雰囲気。やはり雲は多いです。そして車も多い。要するに休みだから混んでいただけでした。

それでも上信越道は関越道ほど混雑はしておらず、それなりのスピードで流れていました。さすがに車はあきらかに多かったと思いますが。

今回は上田菅平インターチェンジまで行くので、最後の休憩として東部湯の丸SAによりました。なんと言っても初めてのスキー場なので、駐車場近くにトイレがあるかどうかも不明です。万全を期して、菅平高原へ向かいました。

上田菅平インターチェンジを降りて出口の交差点を左に折れると、もう菅平高原まではまっすぐです。道中には鹿沢スノーエリアや万座温泉、草津などの案内が見受けられました。草津や万座温泉に比べると、さすがに菅平高原は近いですね。

軽い山道を登っていくと、菅平高原に到着します。インターからはだいたい30分くらいで、そんなに難しい道のりではありませんが、トップシーズンは積雪、凍結して大変そうだなとは思いました。

菅平高原はリゾートエリアなので、ホテルやペンション、コンビニやお土産屋さんも沢山あって、凄い観光地に来た感じが逆に新鮮でした。普段、あまりこういうスキー場には来ないんですよね。混んでそうだし。

さて、問題の駐車場ですが、一応何箇所か、無料駐車場の案内があるのは確認できましたので、そこまで探すのが難しい感じではなさそうでした。ただ、ホームページの案内通りに目指していけるか、っていうと、そこは微妙で、現地である程度、目を凝らさないといけないところはあると思います。むしろ現地の看板に従ったほうが安全です。これはこういうリゾートエリアでは鉄則かと思います。

今回、私は、太郎エリアの中でも広い駐車場となっている裏太郎ゲレンデ手前の駐車場を目指して行ったのですが、なんとここが満車でした。確かに、国道からも目の前、ゲレンデも目の前という立地ですし、そりゃ混むよな、とは思いましたが、さすがに8時過ぎの段階で満車は想定外でした。

っていうか、朝の段階で、全体に既に人も車も多かったです。そう、祝日だったんですよね。若干失敗したかなぁとこの時は思いました。

気を取り直して・・・もう混んでるのは分かったので、だったら最も広くて最も幹線道路から遠い、奥ダボスの駐車場なら大丈夫だろう、と思い、こちらを目指してみました。この奥ダボススノーパークの駐車場、ゴルフ場の敷地内にあるため、入り口がゴルフ場のゲートになっていて、一瞬面食らいますが、案内通りに進んでいけばちゃんと辿り着けます。とにかく、現地の案内に従う。鉄則です。

奥ダボスの駐車場は思った通り空いてました。多分到着時点では20台も入っていなかったと思います。到着は8:20頃。思ったより近く感じました。

本日も一日券です。ランチ付きチケットにしようかな、と思っていたのですが、前の人がyukiyamaアプリで何か見せてチケット買ってるのを見てあわててアプリ確認したら、なんとクーポンがあったんですね。無事、500円安く一日券を購入することができました。yukiyamaアプリ、ちゃんと確認しておくべきでした。

菅平高原はICチケットですので、チケットホルダーが必要です。保証金500円はリフト券売り場で返してもらえますので、忘れずに返却しましょうね。

ゲレンデはすっかり春というかシーズン終わりの雰囲気

この日も春スキー装備で、防水パーカーでゲレンデへ向かいました。むしろこれでも暑い感じだったので、次回以降、もっと薄着のバリエーション考えないといけないかもしれません。

ゲレンデも春・・・というか、一部地面が見えていて、滑れないコースもちらほらありました。一応、全面滑走可能というアナウンスにはなっており、確かに全コース、なんらかの形で滑れる状態ではあったものの、もうシーズンも終わりだなぁと感じるコンディションでした。

奥ダボスのトリプルリフトでトップへ。さらにその先まで雪上車で登れるサービスもあるようです。っていうかこの段階で、比較的広いな、という印象は受けました。雪はさすがに汚れています。

トリプルリフト降り場は雪原になっていて、とにかく広いです。よくここ写真で紹介されていますが、実際に来てみると思った以上の開放感でマジびっくりします。これは凄いです。

ちなみにここには温度計が置いてありましたが、気温は9℃くらいでした。やはり温かいです。

そしてここからは菅平高原の他のゲレンデ、太郎エリア、パインビークエリアのゲレンデたちを見下ろすことができます。っていうか少なくとも太郎エリアまではツアーで滑っていけるはずなんですが、ぱっと見は凄い遠く感じました。

そしてこれが北アルプス方面。雪山が宙に浮いているように見える凄いビジュアルです。やばいです。

雪質は一応ピステは入っていますが、シャーベット、ザラメです。十分柔らかいですし、土で汚れています。ちゃんとメンテしてない板だと結構滑らないんじゃないかと思いました。ホント、春スキーは板メンテ命です。

この奥ダボスのトリプルリフト沿いのコースは、序盤と終盤はなだらかで途中に急なところがあって、なんだかんだ楽しく滑れるコースでした。練習にも丁度よい感じです。とにかくコース幅が広いのが良いです。

ここから移動を開始します。まずはペアリフトに乗って表ダボス方面へ。こっちにはパークがあったりしますが、さらに雪は薄くて汚れています。

表ダボスゲレンデ。ここも広いんですが、雪がなくて滑れるところがかなり狭くなっていました。トップシーズンなら凄く楽しかったかなと思います。

それでもこれくらいの広さはあるのでそれなりに滑ることはできました。ちょっとした中斜面で気持ち良かったです。

このダボスエリアは、きっと雪があればどこでも滑れるような、そんなゲレンデになっているようですね。もう雪が少なくて、滑れるところが少なくなっているのが惜しいところですが、その高いポテンシャルは感じることができました。

ぐるっと回って、これはシュナイダーゲレンデのリフトです。シュナイダーの急斜面は既に雪がなく、中斜面に残った雪の道を滑るような感じになってました。

シュナイダータワーの周囲も雪が無いです。もうちょっと近くまで行こうかと思いましたが、なんかブーツとか汚れそうなのでやめました。

裏ダボスまで滑ってきて、ここから太郎エリアに向かいました。太郎エリアとダボスエリアの間はこのようにトンネルでつながっています。一応、ダボス側からは滑っていけるような傾斜になっているのですが、確実に滑っていけるかというと微妙なので、歩くつもりで行ったほうがいいです。結局リフト乗り場までは結構距離があって、結局歩くことになります。

最初に登るのはシーハイルコース。上級者コースになっており、スクールや検定などが行われている非常に混雑した印象のコースです。端にはコブレーンもありますね。この日は春雪でモサモサで凄いコンディションでした。しかも人も多くて混雑した印象でした。

続いて天狗ゲレンデへ。こちらは南向きの斜面となるため、結構もう雪が薄かったです。それでも上部の急斜面は空いてて滑りやすかったです。

続いて日の出コース。こちらも結構スクールが多く開設されていた印象です。斜度的にも丁度よい中斜面っていう感じですね。こちらも南向き斜面ということもあり、かなり雪が無くなっていました。

続いて白金ゲレンデ。こちらも雪が少なくて、コース幅は半分程度になっていました。雪があったらかなり楽しそうな斜面です。

裏太郎ゲレンデまで回ってきました。何やら大会が行われていてコースはかなり混み合っていました。なるほど、だから裏太郎駐車場もいっぱいだったのかな、とちょっと納得しましたが、とにかく、太郎エリアは全体に混雑していた印象です。上部にはコブもありました。

浦太郎ゲレンデからの眺めです。春のモサモサ雪でかなり滑りにくい状況になっていました。

そしてグルっと回って、最後にシーハイルコースを降りて再びダボスエリアに戻りました。とにかく太郎エリアは混んでいて、それだけで疲れてしまった印象です。あと全体に雪がやはり少なめで、残った雪も汚れており、あまり滑り心地が良くなかった印象です。

それでも北向き斜面となる裏太郎やシーハイルコースはそれなりにしっかり雪も残っていて、まだ滑れそうな感じはありました。さすがに春雪が重くて苦行でしたが。

再びダボスエリアに戻ってきました。こちら裏ダボスです。雪があれば、ここもあちこち滑れて楽しそうです。

夕方近くなってくると、風が出てきてリフトも減速運転したり、一時的に止まったりすることが出てきました。まだ晴れてはいましたが、だんだん怪しくなってきました。

そして15時過ぎにはついに強風で奥ダボストリプルリフトが運休になってしまったので、上がることにしました。手前のペアリフトに長蛇の列ができてきました。もう十分滑ったし、満足です。

結局、朝9時から15時半まで、だいたい6時間ちょっとで、ダボスエリアと太郎エリアのほぼ全コースを滑ることができました。初めての菅平高原ということで、いろいろ様子を見ながら滑ってみましたが、とにかく広くて楽しかったです。

yukiyamaの記録で見ても、良く滑ったなぁという印象です。

そういえば、この日は夕方、yukiyamaがアクセス過多で障害となり、上記の記録も最後の1時間くらい欠損しています。それだけ滑っていた人も多かったということでしょう。混んでたし。やっぱり祝日の土曜日は恐るべしです。

帰りは山賊焼きと、ソフトクリームでリフレッシュ

ちょっと早めに上がったので、温泉に行こうかとも思ったのですが、あまり気乗りもしなかったので真っ直ぐ帰ることにしました。そういえば菅平高原から帰り道、あちこちに真田氏ゆかりの史跡が目に付きましたが、上田市が真田氏の本拠地だったんですねぇ。知らなかったです。

帰りは東部湯の丸インターチェンジから上信越道へ。インターチェンジからは東部湯の丸のサービスエリアにも入れますので、ここで遅めの昼食を頂くことにしました。

オススメされていた山賊ニラだれ定食を頂きました。

信州といえば山賊焼きが名物ということで、やっぱり食べちゃいます。「ニラだれ」がいい感じのアクセントになっていて、とても美味しかったです。他にも山賊焼き関連のメニューがいくつかあったようなので、また食べに来たいなと思いました。

そして締めは、佐久平PAの神津牧場ソフトクリームです。もう何度か食べていますが、しっかりめの牛乳風味の強い牧場ソフトクリームで相変わらず美味しいです。

帰りの関越道は嵐山付近で事故があったり、高坂、練馬付近で渋滞が発生していたりしたようですが、私が通過する頃はほぼ渋滞は解消していて、比較的スムースに練馬まで走ることができました。ただ、やっぱり車は多かったです。都内に入っても、車の多さは感じられましたが、大きな渋滞もなく、横浜まで帰ってこれました。やっぱり祝日の土曜日ということで、どこも混雑はしていたと思います。

改めて、菅平高原スノーリゾートについて

さて、今回、菅平高原スノーリゾートに初めて行ってみたのですが、とても良いスキー場だったなぁという感想です。もっと早く知りたかったですね。これは。

ゲレンデ全体の印象としては、とにかくリフトとコースの配置が非常に効率よいなぁと感じました。基本、1本のリフトで複数のコースにアクセスできる構成になっているため、多少人が多くてもリフト待ちなど起きにくい(ゲレンデに人が滞在する形になる)バランスなのかな、と思いました。地味にリフトが速かったのも印象的でしたが。

今回は太郎エリアとダボスエリアを滑りましたが、なるほどダボスエリアについては、日本的では無いという評価がされる理由が分かった気がします。

太郎エリアは比較的普通のスキー場です。ひとつの山を八方に滑り降りるようにコースデザインされた効率的なスキー場なのが印象的で、基本的には当たり前ですが、コースがあって、リフトがかけられている、という構造になっています。翻ってダボスエリアは、広い雪原の中に、リフトがただ存在している印象で、その雪原を自由に滑り回る、そんな体験ができるエリアだと感じました。要するに、コースという概念が比較的緩い感じです。あるいはとてつもなくコースが広いとも言えます。

確かに、こういうダボスエリアみたいなスキー場はあまり見たことが無い印象です。海外だともしかしたらこういう形が標準的なのかもしれません。あるいは北海道とかだとこれに近いところもあるかもしれません。少なくとも、私が普段通っている関東近辺のスキー場ではあまり無い構成だと感じました。

かたや太郎エリアは、様々な難易度のコースが山麓に向かって配置された素晴らしい構成のスキー場で、こちらもとても滑りごたえもあり楽しいスキー場だと思いました。ただ、迂回路を設定したとしてもコースの距離はあまり長くはできないのが弱点かもしれません。でもそういう滑り方をしたい人はダボスエリアに行けば良いので問題無いです。

この2つのエリアは対照的なゲレンデになっていてとにかく面白かったです。

施設面で言うと、やはりこういう構造のリゾートスキー場なので、駐車場などのアプローチが難しいのは難点だなと思いました。日帰りセンターみたいな施設があると本当は嬉しいかもしれません。あと、リフト券がクレカで買えなかったのは惜しかったです(これは奥ダボスだったからかもしれませんが)。

他方、あちこちにレストランがあって、いろんなゲレ食が楽しめるのは良かったです(はい、今回ゲレ食食べてませんが)。あと、施設面の特徴として、とにかくどこもトイレが綺麗だったのは特筆すべきかなと思います。

全体に、やっぱり菅平高原は良かった。もうこの一言に尽きます。おそらく来シーズンからは、頻繁に通うスキー場になるだろうな、と思いました。その前に、まずはパインビークエリアも滑ってみたいところです。

もうすぐ、シーズンも終わり・・・

以上、シーズン終盤、菅平高原に初参戦したらとても良いスキー場だったのでまた行ってみたと思った話でした。他方、さすがに標高が低いこともあり、雪はかなり減っていて、もうシーズン終盤だなぁと感じました。

そして凄い板も汚れたし。これが春スキーの辛いところなんですよね。メンテしなきゃ。

さて、来週は3月最後の週末で、おそらくシーズン最終営業日となるスキー場も少なくないものと思われます。どこに行こうか、また1週間考えるところですが、いい加減、週末天候悪化するのは勘弁してほしいところです。来週は的が良いと嬉しいなあと切実に思っています。

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