経年劣化。モノは使っていると劣化して壊れてくるものです。特にケーブル類は、意外に寿命が短かったりしますが。というわけで、気がつくとカーナビとiPhoneを繋いでいるケーブルがボロボロになっていたという話。
ただこれは致し方ないのです。なぜなら、このケーブルは、車載用ではないから。
カーナビとiPhoneを使いでいるLightningコネクタが、なんか傷付いてるなぁ、と思って触ってみたら、ボロボロと砕けてきました。完全にゴム劣化です。
ウチのカーナビはAVIC-VH9000という、2008年式のサイバーナビで、iPhone接続キットのコネクタ形状は、30ピンドックコネクタです。iPhone4を使っていた頃から使っています。これを、変換ケーブルで変換して、iPhone6を繋いでいます。
これです。購入したのは、iPhone5に機種変したときですから、丁度3年前。3年でここまで劣化するか、という感じです。
ただ、その接続元の、iPhone接続キットのほうは、それよりはるか前から使っているにも関わらず、ケーブル劣化したりしていません。この差は何か、というと、これが車載対応品と非対応品の差であると言えます。
自動車に使われる部品や、車内で使われることを想定したアクセサリについては(まぁモノにもよりますが、純正品などをイメージしてほしいです)、車という「過酷な環境」での長期間の利用に耐えられるよう、家庭用のものとはちょっと違った耐久性を持っていたりします。特に分かりやすいのがゴム製品。ゴム製品って、日光に当たったりすると、簡単に劣化して固くなったりするんですが、例えば車のタイヤとかラバー部とかが、青空駐車してたら固くなってボロボロになりました、なんてことはまず無いです。
カーナビやそのアクセサリも、真夏は50度を超えるような高温から、真冬はマイナス10度を下回るような低温にさらされる中で(動作保証温度はあるとして)部品が劣化したりしないようになってるわけです。
ここで使っていたLightning変換ケーブルについては、カー用品ではなく、普通のケーブルですから、これを車内のような「シビアコンディション」で使い続ければ、そりゃ3年でボロボロになるわなぁ、という感じ。てゆっか、むしろ今まで気にしてなかったですが、カーナビのケーブル類も、そういう意味では劣化対策されてるんだなぁって改めて気がついた感じです。
翻って、やっぱApple製品、ヤワじゃないの?って思ったところもあるんですが(Lightningケーブルが千切れる事例は、他でも経験しているもんで・・・)、そんなこともあるさ、という話でした。さて、買い換えるかどうかは、微妙。
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