カシムラ 車載用Wi-Fiルーター KD-249 レビュー。安定安心の専用機。テザリングから解放されて幸せを感じた話。

XVハイブリッド
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Wifi対応カーナビの通信用に車載用Wi-Fiルーター「カシムラ KD-249」を購入しました。スマホのテザリングから解放されてとにかく楽ちんになりました。流石の専用機です。

機能的にはシンプルなLTE対応のUSB接続Wi-Fiルーターですので、スポット用途でどこででも使えそうです。

楽ナビ用のインターネット環境を改善したい

XVハイブリッドのカーナビを新型楽ナビに載せ替えました。このカーナビはWi-Fi接続でインターネットに繋がるモデルです。

XVハイブリッドのカーナビを更新した話(1/3)。結局「楽ナビ」のアップグレードをすることにした経緯。
2024年7月、納車から8年目を迎えたXVハイブリッドのディーラーナビをバージョンアップしました。このブログでは、紆余曲折あって結局「楽ナビ」のアップグレードに至った経緯を記載します。

オプションにはネット接続用のUSBドングルもあるのですが、専用品で流用も効かなそうだし、スマホもあるのでWi-Fiテザリングで通信すれば良いかと思っていました。ただ、これがなかなかに辛かったです。

元々使っていた楽ナビ、そして前の車で使っていたサイバーナビはBluetooth DUN/PAN接続でインターネットに繋がっていました。Bluetoothのインターネット接続は速度が遅いのが弱点ですが、省電力性能や必要な時にオンデマンドでの接続動作が可能だったりと、実はこういった散発的な通信用途では強みがありました。ただ、規格自体があまり流行っていなかったこともあり、最近のカーナビやレーダー探知機はどんどnWi-Fi接続になっています。

Wi-Fi接続は速度も速いし接続も(Bluetoothに比べると)簡単だし広く一般に使われているので、使いやすいのがメリットなんですが、カーナビのような散発的な通信を行うケースでは常時接続性が仇になります。Wi-Fiって切ったり張ったりを繰り返す使い方にはあまり強くない印象です。

専用のWi-Fiルーターを車載するというのも考えたのですが、手持ちのスマホのテザリングで使えるならそれで良いかなと思っていました。しかしテザリングはスマホの省電力制御との相性があり、不意に通信が切れることがたびたび起きてきました。設定上は省電力設定を切っていても、長時間使っているとどうしても不安定になります。

接続時の設定も手間です。テザリングを常にONにしておくわけにもいかないので、手でON/OFFを切り替えるか、iPhoneならショートカットで、Androidならマクロツールでフックするように設定していました。iPhoneはまだ良かったのですが、Androidがバージョンが上がるたびにセキュリティの制限が厳しくなり、マクロツールからのテザリング制御が実質不可能になってしまいました(※root化が必要)。

そんな感じで、騙し騙しテザリングで楽ナビを使っていたのですが、これは本来の使い方ではないな・・・という結論に至り、車載Wi-Fiルーターを探して、このカシムラのルーターを見つけたわけです。

車載Wi-Fiルーターに求められるもの

車載用途を考えたとき、Wi-Fiルーターに求められるのが「バッテリーがないこと」です。車内というのは夏は暑くなるし冬は寒くなるしで、バッテリーには良い環境とはいえません。昨今、バッテリーの発火事故もよく目にするので、そこは車載専用機にしたいところです。

通信速度・回線については最新スペックでは無くても良いですが、3G、4G、5Gと世代が変わっていくものなのでなるべく長く使えるものが良いです。一応4G/LTEなら今から5年くらいは使えそうかなということで、4G/LTE対応のものにしました。

探してみるとちゃんと車載用途を想定したWi-Fiルーターというのもあるんですが、選択肢はそんなに多くありません。その中でも比較的安価で入手性が良く、使っている人も多そうなカシムラのKD-249を買ってみることにしました。

カシムラ KD-249

購入したのはカシムラKD-249。Amazonで購入しました。

通信回線の申し込みキットとセットになっているものとか別の名前(OEM?)で売られているものなどいくつか見えましたが、今回私が購入したのはカシムラのベーシックなモデルです。通信回線の申し込みキットは意外にお得で便利なので回線も欲しい人にはこちらが出ていたら嬉しいかもしれません。

中身は本体と説明書、USBケーブル。本体がドングル形式なのでUSBケーブルは特段使わなくても大丈夫そうではありますが、設置場所の制限が減るのでケーブルが付いてくるのは良いですね。

こちらが本体。USB端子部にはキャップが付いていますが、実用上はこれは外して使うことになるので、まあ要らんかなと思うところです。

背面にSSIDとPASSの初期値が貼り付けられてます。SIMはマイクロSIMです。

最近このタイプのSIMスロットを見ていないので新鮮でした。eSIMも使えません。

USBケーブルを繋いで電源を入れるとLEDが光って状態を表示してくれます。詳細なステータスなどは管理用Web画面を開けば見ることができます。

回線はIIJ mio

回線はDocomo、IIJ mioのSIMを申し込みました。

なぜIIJ mioか?というと理由は簡単で、既に契約していたから。IIJ mioは複数SIMの通信容量の共有が出来るので、スマホの副回線に一通り入れてあります。最低容量契約を複数のスマホに入れておくといざという時便利です。

既にある回線を使いまわそうかと思っていたのですが、今回は物理SIMが必要となったため、回線の追加契約が必要になりました。物理SIMからeSIMへのSIM交換はできるのですが、逆はできなかったためです。手続き考えると仕方ないかなと思うところです。

契約は「ギガプラン データSIM 2GB」。4G/LTEまでの接続となりますが、他のeSIM契約と容量がシェアできることを優先しました。

久しぶりの物理SIMということで、サイズとかどうなってるのかと思ったら、今どきは基本マルチサイズ対応SIMなんですね。切り出す箇所によって大きさが代わります。最近はnano SIMが主流なので、マイクロSIMどうなるのかと気になっていたのですが、問題無く使うことができました。

使い勝手は良好

使い勝手は良好です。実はもう1年くらい使っているのですが、テザリングの”ひと手間”から解放されたのはとにかく快適です。

機能的には「Wi-Fi AP機能付きUSBドングル」

USB電源で動くWi-Fi APという製品スペックになっていますが、実際使ってみると「Wi-Fi AP機能付きのUSBドングル」に見えてきます。Windows PCに挿せば、普通にモバイルアダプタとして使えます(Macでは試していません)。

管理画面はプライベートアドレスで入ることが出来、最悪Wi-FiのPASSが分からなくなったらPCに繋いで管理画面にアクセスすることで再設定ができます。ただ、管理画面のパスワードまで分からなくなったら、リセットの手段は無さそうですので、おそらくメーカー依頼になると思います。

管理画面では通信容量などが見えます。ファイヤーウォール機能など、一般的なAP機能があるようにも見えますが、機能的な説明が見当たらないので、どう使うか含め自己責任かなと思います。

ちなみに、SIMのキャリア設定は自動で認識されています。

起動まではちょっと時間がかかる

エンジンをかけてアクセサリ通電されてから実際に通信ができるまでにかかる時間ですが、さすがにスマホのテザリングよりは時間がかかります。モバイル回線への新規の接続も必要になるので、ここは仕方ないところかなと思います。

ただ、繋がってしまえばその後の安定性は全く問題ありません。テザリングで気になっていた無通信による切断も無く快適です。

通信速度はそれなり

回線が4G/LTE、Docomo回線ということで、速度はそこまで出ていないと思います。ただ、あくまでナビ用の用途とみれば十分です。

このアダプタを使い始めてから楽ナビのオンライン地図アップデートを2回実施していますが、それぞれ4GB程度のデータを運転中に30分程度でダウンロードできています。ダウンロード速度が制御されているかもしれませんが、いずれにせよ実用上問題は出ていません。

車内Wi-Fiとして使うとなるとこの辺は気になるところでもあるかと思いますが、その場合はキャリアや契約の選定が当然大事になるかなと思います。

LEDが明るいのが気になるかも?

唯一、ちょっと気になるかな、と思ったのが、LEDの明るさですかね。夜間の車内だと結構明るくて眩しいです。私はぜんぜん視界に入らないところに設置しているので気にならないのですが、設置場所によっては目に入って気になるかもしれません。

なるべく運転中は直接目に入らないところに設置したほうが良いかなと思いました。

車内インターネット環境の選択肢として、オススメ

以上、カシムラのKD-249のレビューでした。惣じて満足。ぶっちゃけ、もっと早く買っておけばよかった製品の一つです。

この製品のレビューを見ると、車載のみならず、「実家のWi-Fi APとして設置してる」という声もあり、いろいろな使い方ができそうな製品だなと思います。私もWi-Fiが弱いホテルでこれを持ち込んで使ったことがあります。ポータブルWi-Fi APとして優秀な製品だなと感じています。

最近はメーカー純正の車内Wi-Fiを登載した車両も出てきているようですが、コスト面や管理面、回線契約の自由度など考えると、こうしたサードパーティ製品にも魅力があるかなと思います。

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