八千穂高原スキー場の旅。2月と言えばコブ、コブと言えば八千穂高原。緩斜面こぶを滑りまくった話。

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2月です。コブシーズン到来ということで、八千穂高原スキー場へ滑りに行ってきました。別にコブがあればどこでも良かったんですが、久々に有給を取っての平日スキーだったので、八千穂高原でコブコースを回して練習しました。緩斜面こぶは滑れるようになったんですが、バンプス8は全く歯が立ちませんでした。

2月、コブを滑るツアーへ

2023年2月3日、金曜日です。そう、魅惑の平日スキーツアー敢行です。とはいえ休めるのは週末前の金曜日くらいなので、ちょっと長めの週末って感じなんですが、この週末はガッツリと滑り込むつもりで泊りがけで出かけることにしました。

今回の行き先は中央道方面。速旅を使ってお得に滑りに行こうというプランです。行き先は、八千穂高原、小海リエックス、そして白樺高原国際の予定です。あくまで予定なので、突然気が変わって別のスキー場に行くかもしれません。でも八千穂高原スキー場については、速旅のスキープランでチケットを買っているので確実に金曜日(平日)に滑ります。

今回選んだ3つのスキー場は、とにかくコブ斜面を滑りたくて選んでいます。スキーシーズンも2月を迎え、積雪も増えて各地にコブレーンが出来てくる時期です。丁度私がコブを滑り始めたのも昨シーズンの今頃ですので、まさにコブシーズン到来というところです。

この3日間でしっかり滑り込んで、どこまでいけるか、というチャレンジでもあります。

平日かつ中央道はやっぱり空いてて良かった

出発は4:50頃。速旅の走行区間の条件に合わせて、16号バイパスで横浜町田インターまで行って東名に乗ります。金曜日ということで大型車は多少多いかなという印象はありましたが、環八を走ることに比べたら遥かに快適な東名から圏央道、そして中央道への往路ドライブです。

双葉SAまであっと言う間に到着。ちょっと雲は多めです。

中央道方面スキーツアーの定番、双葉SAフードコートで大判きつね蕎麦を頂きました。だしを吸ったおあげが美味しくて体も温まります。

雲が多めということで、富士山も望めませんでした。一応、天気予報は晴れマークでしたが、あまり天気は良くないかなぁという気がしました。

中央道を長坂インターチェンジで降りて、八千穂高原へ向かいます。今回は試しに、清里を通らずに国道141号線に先に入ってしまう経路を通ってみたのですが、結論、清里方面に行ったほうが断然早かった気がします。次からは浮気しないようにします。

松原湖入口から八千穂高原へ登っていきますが、小海リエックスまでは特に積雪はなく、路面はほぼドライでした。小海リエックスから先は流石に積雪路になってきて、八千穂高原付近は完全に積雪路面、駐車場も凍結していました。

八千穂高原スキー場には8時過ぎには到着しました。やっぱり近くて早くて良いです。金曜日ということで、駐車場はまだガラガラでした。この日はピークでも4分の1くらいしか埋まっていなかったかなと思います。

速旅スキープランはお得

今回はチケットは速旅のスキーツアープランで購入しました。

事前決済で、スマホ画面で売り場で発券処理する形でチケットを入手できます。楽ちんです。高速料金もリフト代もかなりお得なので、使わない手は無いと思います。

お土産券が300円付いてきますが、結局これ使う機会を逸してしまいました。ぶっちゃけ、使えるところも少ないので、ゲットした瞬間にお菓子か何かを買ってしまうなど、割り切って使ったほうが良かったかなと反省です。帰りにお土産買おうなんて時間はまずありませんから。

ゲレンデはシーズン最高のコンディション

ゲレンデはかなりコンディション良かったです。っていうかシーズン最高だったかもって思います。

日が昇ると雲が晴れてきました。景色がすごい綺麗です。

今回もX9iで滑っています。

バンプス8のコブラインも出来ていますし、今回、滑りたかった緩斜面こぶも綺麗にできているようです。

今回は緩斜面での練習から入りました。とにかくピステン整地が超綺麗です。

遠くの山並みを見ると、やはり雲がかかっており、快晴ってわけではないですが、概ね天気は良かったです。っていうかこの誰も滑ってない整地、最高です。

上部に上がってみました。リフト下を見るとやっぱり積雪は少ないなぁという印象です。

高速コースとなる第2コースも素晴らしい整地になっており、気持ちよく飛ばせました。

緩斜面コブです。とはいえ後半に向けてちょっと斜度が上がってくるという設定で、1本目は途中コースアウトしてしまいましたが、3本目くらいから概ね完走できるようになりました。

早めの昼食です。ジョイナスでカレーライスを頂きました。平日のジョイナスはスタッフさんも少ないので混雑すると待たされそうな印象でした。カレーライスは出てくるのが早くて良かったですが、揚げ物系は時間かかりそうでした。

こちらはアゼリアコースからの眺めです。こちらも景色は良かったです。

緩斜面こぶの入口はこんな感じ。とにかくこの日は空いてて良かったです。

このキャラクターはヤチホマンらしいです・・・・。知らなかった・・・。

昼を過ぎるとちょっと曇ってきました。

平日ですがこの賑わいです。さすがトップシーズン。週末は混みそうです。

バンプス8のコブはこの日は全く歯が立ちませんでした。ただコブ斜面はとても綺麗に仕上がっていたと思います。

日が陰ってきて寒くなってきた第2コースの急斜面入口。ここも気持ちよく滑ることができました。

この日、何度滑ったか分からない緩斜面こぶの夕方の様子です。朝よりちょっと深くなってました。

営業終了まで滑って終了です。最後は雪が降ってきました。

帰り際の駐車場の様子です。本当によく滑った一日でした。

コブツアー1日目、緩斜面こぶは滑れた

この日はアホほど緩斜面こぶを滑りまくりました。平日で空いていたからこその醍醐味です。その準備として、緩斜面や第3コースの中斜面で基本的な滑りをしっかり叩き込んでから臨んだのが、今回、良い結果に繋がった要因かなと思います。

プルークから始めて、横滑り、ピボットターンをしっかり練習して緩斜面コブに臨みました。特に今回、ポジションの確認として「急制動」を徹底的に繰り返し練習しました。

結果、最初こそ途中でコースアウトしたものの、数回滑るうちに完走できるようになりました。後で振り返ると、この時はかなりコブの難易度(やさしさ)に助けられていたかなと思います。特にコブライン終盤、斜度が大きくなり、コブが深くなったところでの感覚は、まだ不完全な状態だったかなと思っています。

それでも、しっかりと完走できるようになったのは大きな進化です。この時、ポイントとなったのは、密脚と外足荷重だったかなと思います。

密脚については、これを意識し徹底することで、かなり足が割れてバランスを崩すこともなくなりましたし、ターンの成功率も高くなったなぁと思っています。そして外足荷重ですが、特に溝が深くなった場合など、足元が不安定なときこそ、むしろ外足一本に乗ったほうが安定して滑れることに気づいたのは大きな収穫だったと思います。ちなみにこれも後で考えると、外足荷重を徹底したことで、深いコブの溝の中で、足を伸ばせる動きが出た結果だった気がします。

加えてですが、以前に比べて明らかにターンが遅れることが無くなっていることに気づきました。以前は、ターンが間に合わずにそこから発射してしまうことが失敗パターンとして多かったのですが、気がついたら、コブの中での板の切り返しは全く苦では無くなっていました。おそらくピボットターンの練習の成果かなと思います。

その後、調子に乗ってバンプス8のコブに入ったのですが、こちらは全く滑れずに玉砕しました。まだまだ鍛錬が必要なようです。一方で緩斜面こぶは完璧に滑り切れるようになっており、この日は大きな前進・成果が感じられて良かったです。

温泉は再び平尾温泉みはらしの湯へ

帰りは雪の中のドライブになりました。この日の温泉は佐久平PAのハイウェイオアシス、平尾温泉みはらしの湯です。ハイウェイオアシス併設の温泉施設ということで、週末は絶対混んでて入れなさそうなので、今回再び訪ねてみました。

そういえば一般道側の駐車場に入るのは初めてでしたが、道中、結構道が狭いところもあり、なかなかハードな道のりでした。予想通り温泉は空いていて良かったです。

かなりの高台にあるので、夜景が綺麗でした。

入口横にはこんなベンチがあります。写真を撮れということでしょうかね。

ここまで来たので、夕食は歩いて佐久平PA上りの「トラック満足食堂」へ行きました。

少々歩きますが、そんなに遠くはないです。

夕食は佐久平山賊焼き定食を頂きました。ボリューム感もあって、揚げたての山賊焼きも美味しくて大満足です。

宿泊はホテルルートイン佐久南インター

この日の宿は、ホテルルートイン佐久南インターです。

前回利用したときは「ルートインコート」だった気がしますが、多少変わったようです。

今回、宿を取るのに、誤って思わず喫煙ルームを予約してしまったのが失敗でした。次からは絶対に間違えないようにしようと思いました。

緩斜面こぶを滑りまくって大満足な1日目

以上、2月上旬、スキーツアー1日目は八千穂高原スキー場で緩斜面こぶを滑りまくって練習が捗って大満足だった話でした。やっぱり平日は空いていて良いですね。特にコブ練するのに、本数重ねるにはゲレンデが混雑していないことは重要です。

この日記を書いているのは今回のスキーツアーが全て終わった後なのですが、後から思い返すとこの初日の緩斜面こぶ完走経験はとても大きな一歩であったと思います。自信にもなりました。こういう体験で少しづつ人間成長していくんだなぁと、そんなことを思ったスキーツアー1日目でした。

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