アサマ2000パークの旅。2022シーズンインは極寒の寒さからスタート。

スキー

スキーシーズン到来です。2021-2022シーズンは例年より1週間ほど早めで、しかも珍しくアサマ2000パークスキー場からシーズンインです。意外にシーズン初回はコンディションに恵まれることが多いのですが、今回もコンディションは悪くなかった印象です。まあ初回なのでいろいろ手探りではありましたが、良いスキーツアーだったと思います。

2022シーズンはアサマ2000から

2021年12月19日。今シーズンは例年より1週間早め、年末年始の休暇に入る前に滑りに行きました。行き先はアサマ2000パーク。昨シーズン10年ぶりくらいに訪れて、良いスキー場だなあと再認識したため再度の訪問となりました。

今シーズンは冬の到来が結構早めで、例年になく、11月の終盤からオープンしているスキー場が多かった印象です。なので、自分も早めに準備して滑りに行きたいと思っていたのですが、スタッドレスタイヤの更新などあって、この時期になってしまいました。

実際、滑りに行こうと思って各スキー場のオープン状況を見てみると、なんか当初の印象とは異なり、結局この時期のスキー場の状態としては「いつも通り」な感じがしてきました。確かにいつもより早くオープンしているスキー場はあるんですが、開いているコースや動いているリフトが少ない所が多いんです。確かに降雪はあったので、オープンはしているのですが、絶対的な雪量はまだまだというか、さすがにこの時期ではこんなもんかーというところ。

期待の丸沼高原スキー場もロープウエイが動くには至らず(例年は年末年始なんですが、今年は1週間くらいは早まるかなぁと期待しています)、標高の低い湯沢周辺のスキー場もまだまだです。

そんな中、いろいろ調べた結果として、アサマ2000パークが、既にリフトはすべて稼働、コースも一部を除いて一通り滑れるコンディションとなっていたため、こちらに行ってみることにしました。滑りに行った人のレビューなど見ても、悪く無さそうだったし。

ただ、アサマ2000パークといえば、道中の峠道がなかなかの難所で、登れない車が頻発することでも有名です。ちょうど私はスタッドレスタイヤを更新したばかりで、そのベンチマークもかねて、”厳しい”雪道に期待もしつつの訪問となりました。

シーズン一発目から極寒、ガチの圧雪峠道

出発は4:25。良い時間に出発できたなぁと自画自賛です。日曜日ということで、都内、環八周辺は大型車も少なくそれほど混雑していませんでした。関越道に入ってもストレスなく快適なドライブで、トップシーズンに比べると平和な感じで良かったです。それでも嵐山界隈では謎のノロノロ渋滞が一瞬発生しており、さすがに車は多いのかなぁとは思いました。

ちなみに関越道は赤城PAから先で冬タイヤ規制となっていました。こんなニュースにも季節を感じます。スキーシーズンですよ。

道中、天候は悪くなかったのですが、どうに山には雪雲がかかっているように見えました。

横浜から関越道へ、そして、上信越道甘楽PAまでノンストップで走りきってしまいました。朝焼けがきれいです。タイヤが新しいのでドライブも快適そのものです。やっぱり新しいタイヤは良いですよ。

こちらは佐久平PAから八ヶ岳方面を望んだものですが、どの方面もどうやら山には雲がかかっているようです。平地は天気悪くないんですが、これはなんとなく、ゲレンデは天気悪いかも、とちょっと思いました。

往路は上信越道から中部横断自動車道へちょっと入って、佐久北ICから一般道へ、そこからチェリーパークラインを登って高峰高原へ向かいます。アサマ2000パークスキー場は尾根を超えた先です。この上り坂が案の定、難所でした。

一応想定はしていた通り、完全な圧雪路です。しかもかなりの上り坂なので、4輪スタッドレスでもAWDじゃないと厳しいくらいのコンディションでした。新しいスタッドレスは快調そのものです。ただシーズンイン1本目からこんな圧雪路を走らされるとは思っていなかったので、ちょっと嬉しくなっちゃいました。

アサマ2000パークはこの山道をのぼらないといけなくて、高速からも遠いので、お陰であまり混雑しないんですよね。個人的にはこれはむしろ魅力だと感じています。

アサマ2000パークスキー場駐車場到着は7:55頃です。それなりに早い時間に着いたつもりだったのですが、駐車場の混雑具合から見るとさすがにちょっと混んでるかな?という印象を受けました。

気温は-10℃。寒いです。

シーズン一発目からガチ雪道走って雪まみれになりました。幸先の良いスタートと考えることにします。

寒すぎ・・・極寒のゲレンデと良好な雪質

早速準備をしてゲレンデへ向かいました。ちょっとだけ駐車場から歩くのが玉に瑕です。

一日券4000円。クレカも電子マネーも使えます。Suicaで買ってる人が多かった印象があるんですが、気のせいかな。そういえばこの日は「スキー子供の日」で、小中学生はリフト券が無料だったようで、そのせいもあってか、たしかに子供連れは多かったような気がします。それで混んでるように感じたところもあるかもしれません。

天気は悪いです。無風なのでまだマシですが、日差しがなくて寒いです。-10℃と十分気温も低いのですが、それ以上に寒く感じました。もっとしっかり防寒装備してくれば良かったなぁと後悔するレベルです。シーズンイン一発目からこんなに寒いなんて・・・嬉しいような、辛いような、微妙な感じですね。

ただ、雪質は良好です。踏むとキュッという新雪が気持ちいいゲレンデでした。

早速、一番奥の第4ペアリフト、SUNSHINEコースへ。初級コースですが比較的長いし広いし斜度に変化もあり、練習には最適かと思います。この日はシーズンインということもあり、このコースでいろいろ感触を確かめながら滑る一日でした。

ゲレンデには一応雪はしっかりあるようですが、流石にまだ薄いところもあります。写真のように土が出ていてポールで規制されている箇所もありました。ただ、春先の板が汚れるような雪の少なさではなく、雪質自体はとても綺麗で、板の汚れやワックスの落ちも少なかった印象です。

昼前はガスっていて景色は見えず。本来なら浅間山が見えるはずなんですが、真っ白。残念です。でも雪が積もったゲレンデをこうして一望すると、やっぱりシーズン始まった感があります。

センターコースはちょっと混雑していた印象です。斜度が中級ということもあり、人が集まるのかな、と。あと若干コース幅が狭いところもあったりして、人が溜まる印象があります。

中央リフトが一番混雑していて、唯一、行列ができていました。でも長くてもこれくらいなので、全然待ちが出ている感じはありませんでした。それなりに人は入っており、レストランも混雑していた印象はありますが、ゲレンデは適度に快適だったかなぁという印象です。

そしてDIVINGコース。みんな大好き上級者コースです。なかなか斜度があるんですが、比較的距離が短いのと、降りた先のプラットフォームが広めなこともあり、見た目より滑りやすい斜面です。

リフトから滑っている人を見てみると、みんな結構丁寧に滑ってるなーという印象でした。なんでだろうと思ったんですが、これ結構斜面荒れてるんですね。だから丁寧に滑るしかないと。実際滑ってみて分かりました。ワタシ的には、適度な荒れようで面白さもあって、むしろ楽しく滑ることができました。まあ、足パンパンになりましたがね。

ちょっと晴れてきたDIVINGコース。

この頃になると気温が低すぎて、雪がサラサラの砂漠状態になってきていました。シーズン一本目なのに。

ほんの一瞬だけ晴れ間の除いたSUNSHINEコース上部からの写真です。本来はこんなダイナミックな景色の中を滑り降りていくのがアサマ2000パークの醍醐味なんですがね。この日は一瞬晴れ間が出ただけで、あとは雪が降り続く寒い一日でした。っていうか極寒です。体感的にはマジ真冬でした。

山の天気は変わりやすく、その後、午後になると豪雪になってきました。そんな中、パノラマコースは降雪機がフル稼働、鋭意造成中となっていました。来週には滑れるかなー。

15時ころになるともう暗くなってきたので、上がることにしました。シーズンイン初日にしては良く滑ったなぁと思います。とにかく寒かったですが、おかげで雪質も良く、気持ちよく滑ることができました。防寒装備はもうちょっと考えておいたほうが良かったかなぁと反省です。

シーズン1本目でしたが、日毎の運動の成果もあって、比較的しっかり滑り込むことが出来たのは良かったです。やはり日頃のトレーニングは大事ですね。マジ良かったです。

そして帰りの駐車場で車が雪まみれ。スノーブラシも積んでなかったんですよね。こんなに降られると思っていなかったし。スキーグローブはめて雪下ろししましたけど、まあ嬉しい悲鳴というところで。

帰りのチェリーパークラインも苦行だった

帰ります。帰りも高峰高原からの下り、チェリーパークラインは雪道でした。気温は-6℃。当然、滑りまくります。

明らかに朝よりコンディション悪いです。雪も降ってるし、気温も低いし、窓は凍るし、はっきりって苦行でした。まあスタッドレスタイヤのベンチマークにはちょうど良かったです。ただ、スタッドレス履いていたとして、滑る時は滑るのであまり意味がなかったような気もします。

とりあえず、行きも帰りも、こんなコンディションでも問題なく走れたので、スタッドレス、新調して良かったなぁと思っています。ま、タイヤというより、そこはスバルXVの走行性能に寄るところが大きいと思うところもありつつ。やっぱ雪道は装備も大事です。ただ。やっぱり運転技術のほうが重要だというのが持論です。

帰りは冬のルーティーン、でも温泉は寄れなかった

そう、アサマ2000パークからの帰り、意外に温泉が無いというか、真面目に探していないところもあるんですが、この日も若干億劫になってしまい、直帰となりました。寒かったんで温泉入りたい気持ちがある一方で、日曜日だし、温泉入ったら帰りが絶対遅くなるので(月曜は仕事なので)、ちょっと悩ましかったわけです。やっぱり土曜日に滑りたかったところなんですが、今週土曜日は天気悪かったので仕方ないです。

そんなわけで、温泉以外のルーティーンをこなして帰ってきました。

まず定番、甘楽PA上りのもつ煮です。これはもつ煮そばセット。かなりのボリュームになりますので満足度高いです。ここのもつ煮はピリ辛で柔らかくてとてもご飯が進む一品です。

続いてハイウェイオアシス、ららん藤岡。ここのファミマでコーヒーを買うのが実はルーティーンなんですよね。

イルミネーションがとても綺麗で、家族連れなどで賑わっていました。

そして最後の締めは、Pasar三芳の「鐘の木」の限定「栗ソフトクリーム」を頂きました。

このソフトクリームはベースのミルクソフトクリームに栗をミックスしたもので、しっかりミルクの風味もありつつ、栗の風味と粒感も楽しめるとても美味しいソフトクリームでした。焼き芋ソフトクリームも絶品で、たまに食べたくなるのですが、この限定栗ソフトクリームもとても美味しかったです。また食べたいですね。

帰りの関越道上りも、特に渋滞もなく快適に走ってくることができました。都内に入っても環八もそんなに混んでなくて、比較的スムースに帰ってくることができました。

比較的ベストなシーズンイン、次回へ向けての振り返りなど

以上、2022シーズンインは極寒のアサマ2000パークスキー場からスタートした話でした。シーズン一発目から圧雪路、豪雪、そして極寒と、まるでトップシーズンのようなコンディションで、幸先の良いスキーツアーとなりました。

とはいえシーズン1回目です。1シーズンで20日以上滑る私でも、シーズン1回目っていうのは何かと気を使います。っていうか、ぶっちゃけ早起きして出かけるのが億劫なところからスタートなんですよね。1回滑りはじめてしまえばあとは完全なルーティーンになるんですが。なんとか今回、初日が出たのは良かったと思います。

振り返りですが、今回、持っていくのを忘れたものが2点。

  • ヘルメットインナーキャップ
  • スノーブラシ

インナーキャップは完全に忘れてました。スキーソックスとバラクラバにもなるネックウォーマー(BUFF)は絶対に忘れてはいけないと意識していたのですが、インナーキャップだけ忘れてしまいました。今回は寒くて頭に汗をかくようなコンディションではなかったので良かったですが、次は忘れないようにしないと。

そしてスノーブラシは、さすがに12月のこの時期にこんなに雪に降られるとは思っていなかったというのが正直なところです。これも次は忘れないように車に積んでおこうかなと思います。

次の重要な気づき。スキーブーツがもう寿命です。既に5シーズン以上履いているため、すっかりシェルが固くなってしまい、寒い中で脱ぎ履きするときに足が攣りそうになるという事件に見舞われました。スキー板もそろそろ買い替えたいところではあったのですが、どう考えてもブーツのほうが優先度が高いことが分かりました。これはとっとと買い換えないと、確実に事故に繋がるなぁと。次回までに買いに行くタイミングがあるかなぁ・・・。

スキー板はまだ大丈夫そうでした。今回もしっかりホットワックスを施工していったので、快適に滑ることができました。板はまだちゃんとメンテしていけば大丈夫そうです。

あとは防寒対策か。今回は寒すぎた面もある一方、寒さ対策はちゃんと考えておかないといかんな、と改めて思ったのでした。ダウンジャケットなど、ミドルレイヤーをなにか工夫したほうが良いのかなぁと考えています。

つらつらと書いてみましたが、まずは2022シーズンスタートです。今シーズンも安全に滑っていこうと思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました