八千穂高原スキー場の旅。久々の好天のハードコンディションを滑り尽くした話。

スキー

ほぼ1年ぶりに八千穂高原スキー場へ行ってみました。久々に青い空が目に染みる好天でしたが、風強くてアイスバーンでなかなかなハードコンディションでした。ハードなところを避けて滑りまくって、満足な一日でしたよ。

八千穂高原へ行ってみたのさ

2021/2/6土曜日です。八千穂高原スキー場へ行ってみることにしました。まあこの時期なので中央道方面に行っておきたいというところもあるんですが、実は最近のパターンとして、木曜深夜に「ゆるキャン△」を見て山梨方面に行ってみたくなってしまう、という悪循環もあります。今週は「桔梗信玄ソフト」が食べたくなったのでした。

八千穂高原スキー場といえば一部ではコブ斜面が有名なんですが、私はコブは滑れないので、普通に整地目当てです。

天気は良いけど、風が強いのは想定外だった

出発は4:50頃。中央道経由で八千穂高原へ向かいます。ただ、八千穂高原は中央道から行っても関越道から行ってもあまり時間は変わらないこともあり、ナビは関越道をオススメしてきました。関越道だと中部横断道が使えてすごく早いみたいなんですよね。以前から気にはなってたんですが、関越道ってそもそも遠いし混んでるし、ってことで使う気は無かったんですが・・・ちょっと一度行ってみたい気がしてきました。

とりあえず往路は中央道です。

今回は双葉SAワンストップ。富士山が綺麗に見えます。そう、今回は久々に天気が良いです。いつも中央道経由でスキーに行くときは双葉SAで富士山を写真に収めるのがルーティーンなんですが、今シーズンはなかなか富士山が見えるような天候に当たっていません。まあ、それだけ雪がたくさん降っているということなので良しとしましょう。

そして朝食も久々のルーティーン、双葉SAで大判きつねうどんです。体がとても温まります。美味しいです。

八千穂高原スキー場へは長坂インターを降りて下道をかなり走ることになります。関越道だと中部横断道があるんですが、中央道からだと高速が無いのが辛いところです。ただ、今日は特に道路凍結などなく、かなり良いペースで八千穂高原まで走ることができました。

中央道方面からだと八千穂高原への入り口が分かりづらいというか難しいですが、基本小海リエックス目指していけばOKです。八千穂高原はその先ですので。

小海リエックスまでは結構登っていく車が多かったのですが、大半が小海リエックス駐車場に吸い込まれていき、八千穂高原スキー場まで登ってくる車はまあ稀な感じでした。小海リエックスを過ぎた辺りから凍結箇所があり、なかなか厳しい道路状況でした。

八千穂高原スキー場到着は8:15頃。概ね3時間。まあ良いペースです。空が青いです。素晴らしい天気。

浅間山も綺麗に見えます。八千穂高原は標高が高いので、とにかく景色が良いです。

ただ、天気は良いのですが、風が凄い強かったです。麓ではそれほど風は無かったのですが、八千穂高原へ登るにつれて強風になってきて、ゲレンデはかなりの強風でした。

駐車場の混み具合は朝の段階でこれくらい。普通に入っていますが、あふれるほどではなく、程々っていう感じです。駐車場で準備をしている人たちを見渡した感じとしては、全体にここは上手い人というか、スキー場に滑りに来るのに慣れている人が多いような印象を受けました。結構このスキー場は雰囲気が良いと言われていますが、ちょっと理由が分かった気がしました。

今回は食事券付きのリフト券を、公式Webページのクーポン(スマホの画面を見せるだけでOK)で購入しました。

この食事券付きチケットですが、平日、祝休日とも値段は3800円と同じなんですが、食事券の値段が違います。祝休日のほうが安くなってるんです。仕掛けは分かってるんですが、やはり同じ値段で出ていると、祝休日のほうがお得感を感じられるこの価格設定の仕方はちょっと上手いな、って思いました。普通に割引使うと一日券3500円ですので、さらにお得感が際立ちます。

なお、チケットはクレカ使えました。エアレジです。最近やたらスキー場でエアレジ見る気がしています。

ゲレンデはハードバーン、コースによってコンディションはマチマチ

早速、第4ゲレンデから滑りはじめました。

八千穂高原スキー場は決して広いスキー場ではないんですが、コースが初級から上級、コブ斜面までバリエーションがあって、練習しながらコースを変えていくような滑り方がやりやすいレイアウトになっています。この第4コースは緩斜面で初心者さんが練習していたり、あるいは上級者の方がセットアップしていたり、一番人気のコースになっていました。

ゲレンデからは浅間山方面が見渡せて気持ち良いです。っていうか空が青すぎる。綺麗です。ゲレンデは固めのコンディションですが、この辺はアイスバーンにはなっておらず、それなりに滑りやすかったです。

ただ、最近、雪降ってない感じはありました。人工雪で作ってある感じ。整地好きなワタシ的には嫌いじゃないコンディションでした。

続いては第3コース。いい感じの急斜面です。ここもそんなに固くなくて滑りやすかったです。この第3コースと第4コースは、比較的標高が低いほうにあるため、雪溜まりになりやすく、コンディションは安定するようです。

今日は結局、この第3コースをほぼ滑ってました。凄い気持ちよかったです。

そして遠くに見えるのは、氷上を走る車。あとで調べたら、これは「八千穂レイク氷上走行会」だったようです。去年は気づかなかったというか、やってなかったのかな。氷上走行会って、女神湖でしか見たことが無かったのでちょっと驚きました。

さて、昼を回ったころに、やっと第二リフトに乗って最上部へ向かうことにしました。

というのも、午前中はこの第二リフト乗り場にコンスタントに行列が出来ており、ちょっと並びたくなくて避けてたんですよね。どうしても第二リフト乗り場には人が集まるので、やっぱり混雑します。そしてこちらは標高が高いこともあり、風が強くて、その影響で減速したりしていたのも、行列ができる要因だったのかもしれません。

写真は第一コース、八千穂高原スキー場の名物でもあるコブレーンです。そういえばコブレッスンもあるみたいなので、一度入ってみようかなぁと、ちょっとだけ思いました(まずは普通のスクールから入りたいですが)。

こちら第2コース。雪質が良ければ非常に気持ちよく滑れるゲレンデなんですが・・・こちらは今日はアイスバーンでした。風が強くて、雪がどんどん飛ばされて、一部、氷の面ががっつり出ていてエッジが抜けます。

雪が溜まっているところとアイスバーンの箇所が斑になっているという非常に厳しい状態で、ぶっちゃけ何度もエッジが抜けて転んでしまいました。むしろ急斜面のほうが滑りやすいくらいでした。

こちらはアゼリア。八千穂高原スキー場の中では一番のロングクルーズコースなんですが、こちらも風が強くて、一部アイスバーンが出ていて厳しかったですね。

とにかく、今日は強風の影響で、第2リフト方面はアイスバーンになっているところが何箇所かあり、非常に辛いコンディションでした。対照的に、第3コース、第4コースは比較的安定したコンディションで、楽しく滑ることができました。

第2コースの下部、急斜面のところでそういえば検定をやっていたようですが、あそこもなかなか厳しいコンディションだったと思われ。

しかも風が強いこともあり、今日は雪が緩まず、一日中アイスバーン、あるいは氷の粒がサラサラっていうコンディションでした。これだけ天気が良いと、普通は多少雪が緩んで春雪シャーベットになり、むしろ滑りやすくなることもあるんですが、今日は気温が低くて緩むこともありませんでした。

気温が低いというのは悪いことではないんですがね、コンディションによっては、悩ましいところです。

第4コースの混み具合はこんな感じです。結構、人が多いように見えますが、こちらは意外にリフト待ちはほとんど出ませんでした。みんな思い思いに練習していて、リフトから見ていても楽しかったです。

そう、八千穂高原スキー場って、リフトからゲレンデがしっかり見えるスキー場なんですよね。これもワタシがこのスキー場が好きな理由の一つです。人の滑りを見ていると勉強になるんで。

そんなわけで今日はハードコンディションの中で滑りを安定させることに気を使った一日でした。ある程度、エッジを抜くようなコントロールをしないとこういうコンディションでは滑れないので、ズラシとカービングのバランスを取りながら滑る練習をしました。これはこれで良い練習になりました。

あと、今回、さらに確信したのが、サスペンダー問題です。前回、サスペンダーを外して滑ってみたらものすごく体の動きが良かったので、今回も感触を見つつ滑っていたのですが、やはりサスペンダーは無いほうが良いです。明らかに楽です。肩が気にならない。これぜひ試してみてほしいです。

クローズまで滑って終了しました。日が陰ってきたらさらに雪が締まって難しいコンディションになってきました。とにかく、今日は難しいコンディションでした。ただ、第3コースはとても楽しく滑れたので良かったです。

帰り際。夕日に映える浅間山です。一日中、天気が良くて良かったです。でも風がもうちょっと弱かったら、雪がもうちょっと緩んでくれたら、もっと良かったです。

昼食はカツカレーにしちゃったけど・・・・

いやー、もっと調べてから行けばよかった。

食事券800円で、1250円のカツカレーをジョイナスでいただきました。このカツカレー自体は、カツ揚げたてでとても美味しかったのですが、もっと冷静にメニューは選ぶべきだったかな、とちょっと失敗。

実は唐揚げ丼が食べられるかな、と思ったら、なんとテイクアウトのみ、って言われてしまい、思考停止してしまいました(苦笑)。考えてみたら前回食べた唐揚げ定食っていう選択肢もあったし、麺類でも良かったんですよね。

次回はちゃんと調べて行こうと思いました。意外にゲレ食は事前調査が重要だったりします。

帰りは関越道で

さて、帰路ですが、ちょっと面白そうだったので関越道経由で帰って見ることにしました。朝ナビで関越道案内されて、本気で気になってしまったわけです。えーと、信玄ソフトは、またの機会ということで。

ちなみに、今日は滑りすぎて、足の脛が攣りそうで辛かったです。オートクルージングを多様して帰ってきました。

関越道方面からは中部横断自動車道の八千穂高原インター経由になります。確かに近いし早いです。しかも中部横断自動車道は現状無料開放になっていますので、費用的なメリットもあります。うーん、実際走ってみると、やはり関越道経由も悪くない気がしてきました。

そういえば、ということで、今回は佐久平PAのハイウェイオアシスに寄ってみました。意外にもこれまでハイウェイオアシス側へは入ったことなかったので、初めての訪問になります。

この長いエスカレーターを登っていくと、ハイウェイオアシスがあり、温泉とスキー場、レストランなどがあります。特にスキー場については、今シーズン、久々にナイター営業も行われると話題です。

実際にナイターゲレンデに行ってみました。マジでナイターやってます。滑ってる人も思ったより居たように感じました。ここは「佐久スキーガーデン パラダ」の南パラダなんですね。ゲレンデマップ見たら思ったより広そうで驚きました。北パラダはちょっと行ってみたくなりましたね。

ここからは八ヶ岳方面が見通せます。景色も綺麗です。

「みはらしの湯」っていう温泉があり、見ている間にもどんどんお風呂セットを持った人たちがやってきていました。結構混みそうではありますが、ここの温泉もいつか入りたいな、と思いました。

そして、ここ佐久平PAには、神津牧場ソフトクリームがありました。練乳系の甘い牧場ソフトクリームでとても美味しかったです。ここ何度か寄ってるんですが、今まで存在に気づいていませんでした。覚えておこうと思いました。

その後、横川SAで仮眠を取り、藤岡PAのハイウェイオアシスで休憩し、そのあとはノンストップで家まで走りきりました。なるほど、関越道経由も結構早いです。しかも中部横断自動車道が無料ということもあり、高速料金も安く済みます。

それでもやはり中央道よりは混雑していてペースは落ちましたが、確かに関越道経由で八千穂高原へ行くのも有りだな、ということを確認できました。

天気も良かったし、とりあえずは満足

以上、久々の好天の八千穂高原スキー場を滑り倒して満足した話でした。関越道経由で帰って、神津牧場ソフトクリームを食べられたのも収穫です。

一方で、強風で一部ハードバーンがあったことや、ゲレ食の戦略に若干の失敗があったのが惜しまれるところです。次回はもうちょっと良いコンディションで訪問したいところです。そしていつかは、あのコブ斜面も滑りたいなーと、なんとなく思っています(苦笑)。

ファンの多い八千穂高原スキー場ですが、ファンを引きつける魅力がちょっと分かった気がしました。私ももっと通いたいです。

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