シュアラスターゼロウォーターを施工してみました。噂通り素晴らしいコーティング剤なんですが、施工に際してはきっちり下地処理をしないと残念なことになりますので気をつけましょう。
梅雨の雨の隙間にシュアラスターゼロウォーターを施工
梅雨です。雨の日が続いてなかなか洗車できなくてストレス溜まります。いい加減、納車時にかけたコーティングも弱まって水がベターっとするような感じだし、何かコーティングしたいなぁと思っていたわけです。
そこで、とりあえず準備だけして雨の隙間を狙っていました。
コーティングは何かと評判の良いシュアラスターゼロウォーターです。あまり耐久性は無さそうですが(1ヶ月に1回以上施工したほうが良いらしい)、親水系コーティングとして評価はかなり高いです。一度試してみたかったので、買ってきてみました。
拭き取り用のクロスと粘土クリーナーもシュアラスターです。鉄粉除去なんて納車以来一度もやったことがないので、かなりボディはザラザラになっています。これもやってみたかったと。水アカスポットクリーナーはウロコ状の汚れを落とすのに使うつもりで準備しました。
そして7月海の日の三連休の最終日、やっと天気の良い日が訪れました。天気が良い、とは、ピーカンではなく、曇です。良い感じの曇日和だったので、洗車&メンテナンスを行ってみました。
鉄粉取りが気持ち良かったけど・・・
早速洗車です。
既にゼロウォーターを施工済の写真しかないのはご愛嬌。
シャンプーがなかったので、全体を水洗いしたあと、粘土クリーナーで鉄粉取りをしてみました。納車後初ということもあり、面白いように鉄粉が取れて、すべすべのツルツルになりました。ルーフを施工している時なんて、水が茶色く濁るくらい鉄粉が付いてて驚きました。
水アカスポットクリーナーを使って、水垢が気になるところをポイント的にクリーニングしてたんですが・・・・ここで失敗がありました。
曇という天候の影響もありますが、ルーフやボンネットに付着していたウロコ状の汚れを見落としてしまい、水垢落としをしなかったんです。鉄粉落としで思った以上にすべすべになっていたため、大丈夫じゃね?って感じであまり気にしていなかったんですが、実は残っていたと。
ゼロウォーターの施工自体は、とても楽ちんだったし、凄い艶が出てとても良かったんですがね。あとでよく見たらしっかりウロコまでコーティングされてて、あちゃちゃぁーーとなりました。
それでもゼロウォーターはやっぱり凄い
5日ほど経過して金曜日の夜の様子です。
ゼロウォーターは本格的に硬化して皮膜が完成するまで概ね24時間程度かかるとか言われていますが、5日経ったボディーや樹脂パーツの表面は本当に1枚ヴェールを纏ったようなヌルヌルの表面になっていました。
しかもほとんど汚れが見当たりません。この1週間、梅雨時ということもあり比較的天気の悪い日が続いて雨ばかりでした。ゼロウォーター施工前であれば雨の流れた跡が黒スジで残ったり、それこそウロコ状に水滴跡が付いたりしていたんですが、施工後となる今日はほぼ汚れているように見えませんでした。
残念なのは、やっぱり光をかざすとウロコ状の跡が見えること。これは明らかにコーティングの下なので、普通には落とせそうにありません。
コーティングの効果が非常に高いだけに、なんだかとても残念な印象です。ゼロウォーターがマジで凄いのは良く分かったんですがねぇ。
結論:下地処理は大事
以上、シュアラスターゼロウォーターを施工してみたらコーティングは凄く良かったんだけど、下地処理で失敗してちょっと残念な状態になった話でした。
とにかくシュアラスターゼロウォーター、被膜も綺麗で防汚効果も確かに高いです。評価が高いのも納得です。これは間違いなくオススメだと思います。
一方で、施工前の水垢落としなどは徹底的にやらないと、コーティング被膜で汚れも包み込んでしまうため注意が必要です。当たり前といえば当たり前の話なんですが私は見事に失敗しました。特に曇の日とかウロコが目立たず気づきずらいので気をつけましょう。
粘土クリーナーによる鉄粉落としは傷になりがちっていう声もありますが、やったらやったで綺麗になりますし、明らかにコーティングの乗りも変わります。ケミカルでも粘土でも、鉄粉取りは是非やるべきだと思いました。
次回、ボンネットとルーフだけでもウロコ落とししてコーティングしなおそうかなぁと画策中です。
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