しま★りん.blog @ayurina

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iPhone SE 128GBが発表されたので、iPhone SE 64GBを1年使った感想まとめ

time 2017/03/23

やっぱり出ましたね。iPhone SE 128GB。いやこれある側面ではベストバイじゃね?って思います。とは言え、かくいう私は昨年3月にiPhone SE 64GBを買った人なので、買い替えません。そんなわけで、iPhone SE 64GBを1年使った感想と、iPhone SE 128GBのお勧め、注意点をまとめてみます。

iPhone SEレビュー。届いた、動いた!

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128GBストレージは”必要十分”

まずは、iPhone SEの最大の弱点、ストレージ。今私は64GBモデルを持っていますが、ぶっちゃけ、iTunes Music Libraryを同期するには容量不足で、iTunes Matchを使っています。感覚的にですが、比較的少なくない人たちがこの状態に陥ると思われます。

64GBストレージではありますが、実効、音楽等のコンテンツを収められる容量は40GB弱程度と思ったほうが良いです。アプリもいろいろ入れていけば容量を食いますので、ちょっと多めに音楽・動画を同期しようと思うと、やっぱり心もとない容量です。他方、私はiPhone 7 Plus 256GBも併用していますが、こちらはむしろガラガラ状態です。

あくまで目安として、使用状況にもよるとは思いますが、今回投入される128GBストレージモデルは、多くの人の利用用途に十分適応できる容量なのではないかと考えています。

A9プロセッサは性能も十分

プロセッサはiPhone 6s相当のA9プロセッサ。これ、処理性能的には今でも十分現役です。確かにiPhone 7のA10 Fusionプロセッサはさらに高速なんですが、普段使いや、あるいはゲームなどやっても、性能的な不満は殆どありません。TouchIDの認識性能も十分高速です。

メモリも2GBで、実質、iPhone 6sの機能をそのままダウンサイジングしたスペックですので、本当にお買い得なモデルだと思います。

4インチサイズのコンパクトボディ

iPhone 6から始まったiPhoneの「巨大化」路線に戸惑いを感じている人も未だに少なくないはず。iPhoneといえば、やはりコンパクトさもポイントの一つですから、この4インチサイズのコンパクトボディもiPhone SEの魅力といえるでしょう。

前述のA9プロセッサの高速な処理が、片手操作できるコンパクトボディに収まっています。もちろん、ポケットに入れても邪魔になりません。十分軽量だし、スクエア形状で手の収まりも良く、画面もフラットで操作感も良い。コンパクトボディがもたらすメリットは結構多いなって思います。

実は結構持つバッテリー

ボディが小さいので、バッテリーサイズも小さくて、利用時間については少々心もとない感じのあるiPhone SEですが、実用的に見ると、結構持ちが良い印象があります。なにしろ、ディスプレイが小さいのはやはりバッテリー的には有利です。思ったより、長く使える印象があります。

ただ、バッテリーについては、注意点があります。コンパクトなこともあり、私はスキー滑るときはいつもiPhone SEを携行してるんですが、この子、意外に寒さに弱いです。-10度以下のゲレンデに行くと、だいたい電源落ちます。再現性があるので、(個体差かもしれませんが)これはiPhone SEの特性なのかな、と思っています。まぁ仕様上、動作環境は0度以上となっていますので、仕方ないといえばそれまでですが。

画面が小さい

ここから注意点です。

まず、画面の小ささ。iPhoneは6以降、画面サイズが大きなモデルが登場し、5.5インチのPlusモデルまであります。この画面の大型化に合わせて、アプリは画面サイズやUIの調整が必要になったわけです。iPhone 6発売当初こそ、なかなか画面サイズ変更に対応しないアプリも多くありましたが、さすがに最近はこの大きな画面を前提としたアプリのほうが多くを占めています。

逆に、4インチのiPhone SEだと、UIがチマチマして、あるいは表示が細かすぎて実用にならないアプリも出てきています。画面の情報量の多いゲームなどで、ボタンが押しづらい、操作しずらい、って感じることも経験しています。

コンパクトさと引き換えなんですが、実は既にメインストリームのサイズではない、というところの影響はやっぱりあるかな、と感じています。もちろん表示切り替えやピンチインで対応することもできるのですが、ここはある程度覚悟しなければいけないと思います。

Felica

iPhone 7で実装されたApple Pay、というかFelica。発売当初はモバイルSuicaが対応しなかったりして、どこまで流行るかな、と思われていたのですが、蓋をあけてみれば、QUICPAYのインフラとモバイルSuica対応で、かなり実用的なサービスになっています。iPhone SEはもちろん対応しないので、Felica使いたい人は、それこそカード入れの付いたケースを使うなどの対応が必要です。

でもね、iPhone 7のApple PayのUXは思った以上に洗練されたものになっているので、これを使わないのはちょっと勿体無いかな、と個人的には思っています。

1年前、iPhone SEが出た当時は、このFelica対応はかなり未知数の部分があって、だったらiPhone SEでいいじゃない、っていう一つの根拠にもなっていたのですが、これだけApple Payが実用的なものに仕上がって、流行ってくると、やっぱりここは一つウィークポイントだなぁと感じます。

結論、128GBは悪くない

その他、細かなところで、防水じゃない辺りを気にする人は居るかもしれないかな、と思いますが、いろいろ書いてみた結果として、上記注意点について理解した上で、コンパクトで快適なiPhoneが欲しい!って人には、iPhone SE 128GBはベストバイだと思います。

ただ、iPhone SEが登場してから1年経って、iPhone 7が切り開いてきた新しい魅力には流石に届いていないところがある点は仕方が無いです。1年前とは周辺環境が大きく違います。やはりメインストリームではありませんし。そんな中、ここで容量を倍増してきた辺りは、「うまい」とか「ずるい」とか思いますね(苦笑)。

ところで、昨年、私はiPhone SE 64GBを入手するのに、1ヶ月半待たされると言う憂き目に合っています。

iPhone SE買う。しかし予約したのにまだ届いていないという無理ゲー状態。

3月予約、5月に到着。GWにも間に合わなかったという。

考察するに、この時はiPhone SEが、既存のコンパクトiPhone需要と、iPhone 6sに相当するハイエンドな性能だったことによる需要、そしてガラケーからの乗り換え需要という、複数の需要を引き受けてしまった需要の過大要因と、そもそもメインストリームとしてiPhone SEを生産していなかった供給の過小要因が重なった結果として、『地味に品薄』な状態が長期化したものと思われます。

今回は流石に容量増だけですので、ここで大きな波が来ることは無いかな、とも思われますが、容量が増えたことで購入を決断する人や、コスパ重視で流れてくる人など、それなりに魅力ある製品だけに、やはりある程度の「争奪戦」は起きるのかなぁと思います。悩んでる人は決断を急ぎましょう。

以上、iPhone SE 64GBオーナーの私から見たiPhone SE 128GBでした。良い端末だと思いますよ。ホント。

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