しま★りん.blog @ayurina

そこはかとない日常を綴るブログです。主にはゲーム、ガジェットレビュー、ドライブ記録です。

二俣川の免許センターに免許更新に行ってきた件。

time 2014/10/12

3年ぶりに、免許更新に行ってきました。相変わらずゴールドにはなれまへん。

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免許更新のために運転免許試験場に行った

免許更新なんです。9月が誕生日なんですが、あれよあれよという間にもう10月、ギリギリの更新になってしまいました。神奈川在住で違反者な私は二俣川の運転免許試験場に行くことになります。というわけで、金曜日、お休みを取って行ってきました。

さて。運転免許更新というと、時間がかかる、混んでいる、行列する、など、あまり良い印象がありません。事前に調べて見ると、いかに早く免許更新手続きを済ませるか、ノウハウがいろいろ公開されています。開門前に並ぶとか、窓口から窓口へダッシュで走って10人抜かす、とか・・・なんだろう、いつから免許更新はスポーツになったんでしょう。

まぁ、並んでれば列は進むし、並んでればいつかは更新もできるだろうし、ということで、特に戦略とかは無く、一応、事前情報は頭に入れるだけ入れて、免許更新に向かいました。

二俣川って、相鉄線なんですよね。正直、ウチからだと遠い。過去、他県も含め免許センターと呼ばれる施設に何度か行ったことがありますが、どこも交通の便があまり良くないですね。まぁ試験コースとかあるから仕方ないのか。電車だとYahoo乗り換え案内の時間見積もりはなんと1時間。車でいくと30分ですので、車で行くことも考えたんですが(前回は車で行きました)、そのあと会社に行くことも考えて、今日は電車にしました。

ここでトラブル発生。更新案内ハガキを忘れた。相鉄線に乗り換えてから気付いた。一瞬、取りに戻ろうかとも思ったんですが、そうすると午前中の受付に入るのも難しくなりそう。慌てず騒がずネットで検索。そうすると、特に忘れても実害は無いらしい。とにかく行ってみることにしました。

到着は9時ちょっと過ぎ。決して早くは無い時間帯ですが、むしろピークを避けられたかな、と思います。いや、金曜が空いてるのか?とにかく、全体に人は思ったより少ない印象でした。

まずは「暗証番号の登録」を行います。これは、暗証番号をバーコード化した用紙を発行する作業です。要するに、ICチップ対応免許証の暗証番号を申請書に直接記載しないための措置だと思うんですが・・・これ前も思いましたけど、この登録用紙にはバリッと暗証番号が見える形で印刷されるんですよね。謎です。謎すぎます。なんだかこれでもか、ってくらい、あちこちにICチップ読み取り&暗証番号登録マシーンが配置されていますので、並ぶ必要は無いです。並ぶより、列のないマシーンを探した方が早い。

続いて申請書を受領します。ここから窓口に並ぶことになります。実質、ここで律速されます。このとき更新案内ハガキが無いと、若干、確認に手間取ります。ただ、あくまで更新ハガキで確認されるのは、講習の種類(違反者か、初回か、とか)なので、あまり重要ではないです。この後の手続きで更新案内ハガキを使うことも無いです。きちんと、自分がどの講習を受けるのか、更新の種別を認識していれば問題無いです。

続いて、申請書を記入することになりますが、特に今回から増えたのが、裏面の「質問票への回答」です。これ、あとで講習の時説明されましたけど、『特定の病気』に起因する事故があったことを受けて、質問票での告知義務ができたらしい。意外と記入忘れて引っかかってる人が居ました。

収入証紙を必要な額だけ買います。この辺が実は更新案内ハガキに明記されているんです。ちゃんと覚えていれば問題無いです。違反者の私は4000円。これは普通の収入証紙ですので、事前に郵便局などで買っておくと、ここの手間をショートカットできますね。これを申請書に貼り付けて、審査窓口へ。

審査窓口で申込書を確認されます。前述の質問票(裏面)の回答とか、証紙の金額違いとか、無ければ基本、するっと抜けられます。意外に引っかかってる人が居て驚く。

続いて適性検査。ちょっとドキッとしたのが、前に並んでいたおじさんが、視力検査で引っかかってたこと。「今回から眼鏡が必要になります。同意の署名をお願いします」って言われてて、ああ、自分にもそんな日が来るのかなぁと、なんかショックでした。当たり前のように免許更新に来てるけど、そう、この免許更新という制度も、車の車検制度も、実はそういうドライバーや車両のリスクを排除・低減するための仕組みなんですよね。ある意味残酷だな、と思った。

その後、最終的な免許の発行手続きになります。ここで免許の記載内容が決まるため、確認してね、と言われます。ちなみに、私はここで、どうでも良い事を気にしていました。窓口のお姉さんが、満島ひかり似で可愛かった。隣の窓口のお姉さんはいかにも事務って感じのメガネっ娘で・・・あ、どうでも良いです。結構待たされるので、まぁ窓口のお姉さんのプライベートでも妄想して・・・(自粛)。

続いて、決戦の「写真撮影」。ここで油断すると、とんでもない写真と3〜5年付き合うハメになるという、伝統行事です。そういえば写真は持ち込みできるのか?という、FAQもあるようですが・・・忘れた。とりあえず、私は、前に並んでいる人の、写真を撮られるタイミングを観察して、黒歴史にならないよう、頑張りました(意味不明)。ちなみに、ここで、最初に登録した暗証番号の登録用紙のバーコード部分を、機械に読み取らされます。要するに、暗証番号は完全に、申請書とは独立していて、最後の最後、写真と同じタイミングで一つになる、というセキュリティ上のアピールなのかなぁ、と、まぁ、分からんでもないですが・・・何故に素で印刷されてるかなぁ。

あ、ちなみに、先週カラーリングに行ったのは、免許更新の写真撮影のためです。きっぱり。

さて、ここから、長い講義に入ります。違反者なんでね。2時間。大学の講堂を思い起こさせる跳ね上げ椅子の狭い席で講習を受けます。体調を崩す人が居るので、気分が悪くなったらすぐ言ってね、って最初に案内されましたが、そりゃこんな狭い椅子に2時間座らされたら、普通の人でも体調悪くなり兼ねないなぁ、と思った。

ここで、講習の内容で気になったことをメモ。

ドライブレコーダーの普及率って、結構低いらしい。毎度のように、事故事例、危険回避関連のビデオを見ることになるんですが、そこでドライブレコーダーの映像が使われています。ショッキングな映像もあるのでご了承くださいねーって、講師の先生が言っていて、そのとき、ドライブレコーダー付けてる人、挙手!って、なったわけです。もちろん私は常時録画タイプのカメラを付けているので挙手するわけですが、80名程度の受講者が居た中で、ドライブレコーダーを付けている人は5名程度。それでも「今日は多い」と言われたので、ドライブレコーダーの普及率って、相当低いんだなぁ、と、驚きました。確かに、補助金等の制度があるわけでもないので、そんなもんか、と思いましたが。

ちなみに私は自分の運転の復習のためにドライブレコーダーを付けています。ヒヤリとした経験をしたあとに、その状況を見なおして、反省するという。そういう中で、客観的に自分の運転や、その時の精神状態などをトレースできるんですよね。結構有益だと思っています。

神奈川県の免許保有者590万人。そして免許更新者は1日平日3000人、休日5000人。なんていう数。そりゃ行列もするわな。気になって計算してみましたが、590万人のドライバーが平均3.5年毎に更新に来て、そのうちの80%が運転免許試験場まで来ないと更新出来ない人として、年間の開設日数を土曜日のみ除いて300日程度と試算すると、マジでこの人数にたどり着きます。凄いです。

法令関係でちょっと笑ったのが、平成24年まで、信号の右矢印はUターンOKでは無かった、ってこと。いやこれ、普通に考えて、交差点での右折矢印は、グルっとUターンも可能って思いますよね。これダメだったらしい。今はOKになりました、って言われましたけど・・・なんていうか、ちょっとリーズナブルさに欠けるよなぁ、と思った。

免許関連の手続きといえば、免許証再発行。これが多いらしい。多い日は300人くらい来るって。きっと連休明けは大行列よ、って言ってた。マジかよ。私は普段、財布に入れっぱなしにしているので、無くすとか汚すとか、思いもよらなかったです。驚いた。昔、免許証がもうひと回り大きかった頃なら、専用ケースじゃないと入らなかったりして、無くすこともあったかと思いますが、カードサイズの現行免許証はそういうリスクも減っていると思ったのですが。むしろカードサイズだから、無くす、とか、あるのかなぁ。

そんなわけで、講習も終わり、無事新しい免許証が発行されたのでした。結局13時近くまで掛かってしまった。午前中で終わらせるには、やっぱり開門前行列が必要か?あ、講習の時間が短くなるように、安全運転すればいいんだ・・・(遠い目)。

ちなみに、IC対応免許証なので、暗証番号で本籍とか見れるか確認しましょう、とか、印刷もできますよー、とか、誘導ありましたが、どうせ免許証の暗証番号なんて使ったこと無いので、華麗にスルーしました。そういえば安全協会とかのゴリ押しも昨今すっかり見なくなったなぁ。手続き簡素化の流れで、運転免許関連ビジネスも勢力図が相当変わってる気がします。

今回の感想。なんていうか、この窓口を回って手続きを進めていく感覚、まさにゲームだよなぁ、と思った。普段からスマホ等でゲームやってると、これはこういうルールだから、というテンプレートというか、指示に従うと何か貰えるとか、そういうのがもう体と脳味噌に刷り込まれている。多分、ゲームをやってる人たちって、こういう流れ手続き、強いんじゃないかな、と思った。少なくとも私は、「ああ、このフラグでこうなるのか」的な発想で人の流れを見て楽しんでました。

だから「攻略法」も流行るんだな、と。それが実益があるかどうかは実はどうでもいいんですね。そう考えると、「ダッシュで10人抜く」にも納得できます。そういえば、俺、「ダッシュで抜かれた」気がする。

そんなどーでも良い事が気になった免許更新、でした。次はまた3年後です。 

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