ヘルメットを新調した話。SWANS HSF-231レビュー。頭を包まれる感が増して安心感アップ。ヘルメットに救われたかもしれない話。

スキー
スポンサーリンク

ゲレンデで転んで、ヘルメットが割れてしまったので新調しました。SWANSのHF-231です。頭を包まれる感じが増してフィット感もアップして非常に快適です。っていうかヘルメットは絶対しておいた方が良いよ、という体験をしました。

ゲレンデで転んでヘルメットが割れた事件

こんなことってあるんですね・・・という話。2025年1月25日。場所はロイヒです。緩斜面を滑り終えたところで、何も無いところで立ち止まろうとして、ふと転んでしまいました。

これはスキーヤーあるあるか、あるいは私だけかもしれませんが、真面目に、何もない平らなところで転ぶんですよね。どんなにスピード出しても、急斜面でも不整地でもコブでも、最近では滅多に転ばないのですが、だいたい転ぶのは何も無い平らなところです。ふと足が絡まったりして、転びます。むしろ滑っている時は緊張感があるので転んでも大きな事故にはならないんですが、何も無いところだと意外にダメージが大きいです。丁度、タンスの角に足の小指をぶつけるような感じ。

今回はどうにも頭の打ちどころが悪かったようで、転んだ瞬間、記憶が飛びました。なんていうか、記憶の断片が頭の中を飛び交って、全く時系列の前後や場所の遠近の感覚が定まらない状態で頭の中の情報が混乱するという、初めての体験です。しばらく呆然と立ち尽くしていたことだけ記憶にあります。後から考えるとこれはかなりヤバいコケ方をしたってことです。

ちょっと不安だったので、その日からしばらく安静にしていたのですが、軽い頭痛が残る程度で大きな影響は無かった模様。でも後で何かありそうで怖いなとドキドキしているところです。

その時は気づかなかったのですが、あとで確認したら、なんとヘルメットが割れていました。

びっくりしました。どうやら右後頭部をぶつけたらしいです。衝撃を受けた反対側の、頭の左前のほうに痛みがある理由がやっと分かりました。

緩衝材もしっかり割れていました。ヘルメット偉大だなと真面目に思いました。ホント、ゲレンデでは思いもよらぬ形で大きな怪我をする可能性があるんだなということを身を以て痛感しました。

まさかと思うようなことでヘルメットが割れてしまい、このまま使い続けるわけにもいかないので、新調することにしました。このヘルメットを購入したのが2019年の年末なので、ちょうど5年になります。良い買い替え時期だったかなと思います。

ヘルメットを物色する

早速、神保町に行ってヘルメットをフィッティングしてきました。と行っても買うのは通販です。ポイントが溜まっている通販サイトがあるので、そこでの在庫状況を見つつ、フィッテイングを確認しながら選んで行きました。

サイズはLです。元々Lサイズを使っていたのですが、Mでもギリギリ入りそうなモデルもあったので、いろいろ試してみました。結局あまりにギリギリ過ぎて不安に感じるため、若干締めて使えるLにしました。

はじめは、元々使っていたGIRO NINEの後継ヘルメットを探してみたのですが、デザイン的にもどうにもピンと来ません。若干ゴーグルとのフィッティングにも違和感があったので今回は別のメーカーを選ぶことにしました。

まず候補としたのがuvex。ゴーグルがuvexなので、揃えたら良いことあるかな、と思って検討してみました。モデルはuvex stance。これが価格的にも手が届きそう。ところがこのモデル、既に在庫が殆ど無く、色の選択が難しそうです。ということで保留。

次にフィッテイングしてみたのがSWAS。デザイン的にも良さげだし、なにより日本メーカーというところが良いです。在庫もあったので、結局SWANSにしてしまいました。

SWANS HSF-231

というわけで買いました。SWANS HSF-231です。

サイズはL、色はマットブラックで、実売2万円くらいで買いました。実際はポイントを使ってもっと安く購入しています。

色はマットブラックです。

収納用の袋が添付されていました。あとは取説が付いていました。

ベンチレーションの数が多くて、デザインがかっこいいのが決め手です。MIPSはあまりに高額なので買えません。試着した感想としては、uvex stanceもそうでしたが、特に頭の後方のホールド感が以前のモデルより良くなっています。これは最近のヘルメットの傾向なのかもしれません。

このワンタッチのバックルも便利そうです。外すときはスライドして外して、着ける時はスライドしなくてもパチンと真っ直ぐ磁石ではまります。

GIRO NINEと比較すると、若干頭全体のホールド感が増しており、ボリュームがあるためか、ちょっと頭に乗っかるような感じが増しています。それだけ肉厚な作りになっているんだと思います。

早速ゲレンデで使ってみた

2025年1月31日、ふじてんスノーリゾートに滑りに行った時に早速使ってみました。

気になるゴーグルとの相性ですが、uvex g.gl 3000pとの相性は悪くないです。ピッタリ合っているわけではないですが、GIRO NINEよりはしっくり来ています。お陰で鼻への圧もちょっと減っています。この辺のフィッテイングの相性は、実際付けてみないと分からないところがあるので、本当に良かったです。

耳当てがメッシュからフルカバーになったことで、若干外音の聞こえは悪くなりました。その代わり、温かいです。後頭部までのホールド感を含めて、全体に頭全体を覆う感じが強くなって、暖かさと合わせて安心感というか安定感が増した印象です。

若干、重さも増しているようですが、違和感は特に感じませんでした。それよりもゴーグルとの干渉が減ったことの恩恵のほうが大きくて、以前より快適に一日滑ることが出来ました。

ヘルメットを新調して快適になった

そんなわけで、突然の事故で割れてしまったヘルメットを新調した話でした。5年ぶりのヘルメット買い替えになったのですが、期待していた以上にホールド感や快適性が増して、非常に快適になってしまいました。

経年劣化もあったかもしれませんが、それ以上にヘルメット自体も進化して快適になっているように感じました。そして何より、ヘルメットは大事です、ウィンタースポーツは自然が相手のスポーツなので、いつどこで事故が起きるか分かりません。個人的にはヘルメットは快適だし安全だし、良いことしかないのでオススメです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました