丸沼高原スキー場の旅。2024年年末寒波のスタック祭り。おかげで丸沼高原は雪質最高なゲレンデだった。

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2024-2025シーズン初の泊まりスキーツアー、2日目は丸沼高原です。寒波のため湯沢方面は避けて再びの丸沼高原にしました。雪質良かったし空いてたし、とても楽しく滑ることができました。朝の沼田街道、片品付近のスタック祭りは大変でした。

シーズン初の泊まりツアー、2日目は結局丸沼高原へ

2024年12月28日、土曜日です。スキーツアー2日目はいろいろ悩んだ末、結局丸沼高原スキー場へ行くことにしました。

本当はNASPAスキーガーデンに行こうと目論んでいたのですが、高速代もかかるし豪雪でヤバそうだし、沼田周辺にしようと方針変更。前日、道中オグナほたかスキー場の看板が見えたので、気になって調べてみたらまだ山頂コースが開いておらず(※12/28からオープンしたというお知らせが上がっているので、ギリギリ確認できなかったらしいです)、まだ体力的にも不安があるので、丸沼高原スキー場を時間券で滑るということに決めました。

片品はスタック祭り

出発は7時過ぎです。

宿泊していたルートインホテルズ沼田をチェックアウト。朝食バイキングが6:30からやっているのですが、開始直後はいつも凄い行列しているので、今回も朝食はコンビニで調達しました。平日、空いてるタイミングでは使えるんですが、週末はだいたい食べられません。

国道120号はそんなに混雑しておらず、快調に流れていたのでちょっと安心していたのですが、そういえば、寒波なんですよね。しかも前日は結構な湿り雪が降った後です。国道120号は平川の交差点まではウェットコンディションだったのですが、その先はガチガチの凍結路になっていました。

そして渋滞発生。片品界隈ではスタック祭りが発生していました。

片品村の中心地へと上り坂が連続する区間があるのですが、ここが凍結路面となっており、登れない車が何台も停まって渋滞していました。しかもここは対向車も多く、待ち合わせが発生するのですが、そのタイミングでさらに発進できない車が出るという連鎖に陥っていました。

あまりの状況に、途中で引き返す車も見受けられました。安全第一ですので、それも良い判断だと思います。路肩であわててチェーンをかけている車も居ましたが、遅いです。でもちょっと考えると、ここは手前にチェーン脱着場があっても良かったような気がします。他の地域では良く見かけますが、この周辺ではあまり見ないような気がしました。

その先も凍結路が続き、スキー場前ではノロノロ運転でしたが、8:30頃、なんとか無事丸沼高原スキー場に到着しました。思ったより時間はかかりましたが、駐車位置は第一駐車場の入口近くという、かなり良い位置に入ることができました。駐車場もすっかり積雪していました。

駐車場の混雑具合から見ると、比較的混雑はしていないかなぁというところで、いつもの丸沼高原スキー場の感じかなぁという感じでした。

全面滑走可能、雪質最高な丸沼のゲレンデ

準備をしてゲレンデに向かいました。気温は車の外気温計で-4℃程度。まあまあな感じです。

時間券で、今回も3時間滑る目標です。

本日もS9iです。寒い中、キャリアに積みっぱなしだったので凍っています。

天気は曇天というか雪が降ってます。雪質は丸沼高原スキー場特有のキュッとした新雪。前日のかたしな高原と比べると全然違います。これが丸沼の標高の高さと気温の低さの効果か、と改めて感じました。

全コースオープン、ただしローズ下部を除く。リフトは第3リフトと第8リフトが動いていません。個人的には、この2本は比較的良く使うので、積極的に動かしてほしいと思っているのですが。

あと、シルバーコースが滑れることになっていますが、連絡路がありません。おそらく第3リフト降り場をハイクアップするのが正しい順路なんだと思うのですが、ちょっと辛そうなのと、ロープウェイから見た時、若干コースの雪の厚みに不安を感じたので、結局滑りませんでした。

センターハウス前のイエローコースが滑れるようになっていました。ここ距離は短いですが、気持ち良い中斜面で好きです。

イエローコースの眺めです。雪質は本当に良かったですが、景色はまるで見えませんでした。

第5ペアリフトでバイオレットへ。上部は軽くガスってます。そしてローズ下部は鋭意降雪中です。

気温が低かったので日中でもガンガンに降雪していました。

写真では分かりませんがローズ下部の入口付近はまだブッシュが出ていました。もうしばらくかかりそうな雰囲気です。

一方のバイオレットコースは盤石ですね。この日も多くの人が気持ちよく滑ってました。

でも景色が見えないのは残念でした。でも気持ちよく飛ばせるコンディションでした。

最初の1時間目の最後の1本で、ロープウエイに乗って山頂へ。当然、日光白根山は見えませんでした。

ゴンドラが運行開始したことで、ゲレンデ内の人の分散が進んで、リフトもゴンドラも待ちはほぼありませんでした。ゴンドラコースはなかなかの賑わいでした。

からくらコース入り口。気持ちいい斜面です。雪質も最高に良かったです。

写真では写っている人が少ないですが、ゴンドラコースは全体に滑っている人が多かったです。

ローズ上部。そういえばここ、昔より若干斜度がなだらかになった気がします。比較的ここで立ち止まっている人が多かったので、改善されて良かったと思います。

動いていない第8リフトと、コバルトコース、シルバーコース。シルバーコースを滑り降りてくる人も見受けられましたが、綺麗にはつながっていないので私は滑りませんでした。第3リフトを積極的に動かしてほしい勢です。

10時頃のバイオレットコースの様子です。滑っている人はそれなりに居るのですが、リフト待ちはほぼありませんでした。

定点。とんふぁんの温度計、-5℃です。1日中気温はほぼ変わらず。風が無かったこともあり非常に穏やかな寒さのゲレンデでした。

1週間ぶり2度目の、ケーキセット900円です。高いです。今回はレアチーズケーキを頂きました。

2時間目はブルーコースへ。前回は繋がっていなかったイエローコースからの連絡路が今回は繋がっていて、便利になりました。レッスンなどが行われており、こちらも賑わっていました。

昼ころになると、にわかに雪が強くなってきました。ただ、前日のかたしな高原に比べると、濡れる度合いが低かったように感じます。標高と気温の差で随分と違うのだなと思いました。

念の為、第1リフトにも乗ってみました。下部のオレンジコースなども滑れるようになっていました。ここはここで広くてなだらかで気持ちよさそうなんですが、この第1リフトが遅いのが玉に瑕です。結局このコースは滑らずに戻りました。

最後は結局バイオレットコースです。レッスンが行われたりして、賑わっています。結構人は多くて、「人よけ」が必要な感じではありました。

それでもリフト待ちはほぼ無くて、全体には快適なゲレンデ環境でした。

丸沼高原スキー場はゴンドラが動くと一気にキャパシティが上がって、ゲレンデに人が分散して快適度が上がります。今回もこれを実感しました。そしてやっぱり第3リフトは是非とも積極的に動かしてほしいところです。ロープウェイが動かない場合に第3リフトを動かすというのが現状のオペレーションだと思われるんですが、個人的には惜しいです。

帰り際の車の様子です。雪が振っていた割には積もっていません。ちょうど雪がやんだ時間に帰ることができたので、後片付けは楽でした。

シーズン3日目、課題が見えてきた

シーズン3日目ともなると、やっと自分の滑りの課題みたいなものが見えてきます。これまでは、なんか思ったより体動くし、漠然と楽しく滑っている感じだったのですが、今回は明確に、角付けを強めることを意識して練習しました。

股関節が硬い気がしていて、もっと深回りしたいな、というのが自分の中での今の課題感です。そのためにはもっとしっかり外足を踏まないといけなくて、いまだにたまに出る、左足が抜ける(股割き状態になる)のを克服しないといけないかなと感じています。

丸沼高原スキー場はブルーコースでしっかり練習できるのが良いところです。今回も、プルークからゆったりとしたパラレル、片足スキーまでいろいろ練習しました。

終盤はなんとなくカービングっぽい滑りができるようになってきた気がするのですが、まだ股関節の硬さが感じられるので、もっと練習しないといかんなと思っているところです。是非とも今シーズンは、小回りをなんとかしたいなと考えています。

悠湯里庵に初訪問

温泉ですが、今回は以前から気になっていた「川場温泉かやぶきの源泉湯宿 悠湯里庵」に初訪問してみました。この施設自体は以前から認知はしていたのですが、入館料が高いなぁという印象を持っており、寄ったことがありませんでした。ただ、昨今の温泉入浴料の値上げを受けて、皮肉にも結果として、この施設の価格がそこまで高くない状態になってきたので、今回、行ってみることにしました。

悠湯里庵は宿泊施設やレストランなど、いろんな施設が統合された観光スポットです。食事は予約制なようです。

入口です。こう見えて自動ドアというのがトラップですね。

入館料は1100円。割引チケットがどこかにあるらしいですが、私は発見できていません。川場スキー場にあるとかいう噂を目にしました。スマホだけ持って入ってしまったのですが、結局現金は一切使わずに済みました。これは助かります。

館内には「時代もの展示処」があって、ちょっとした博物館みたいになっています。初めての訪問だと分かったらしく、案内のお姉さんがいろいろ説明してくれました。

温泉は源泉かけながしと加温された湯船が2つある内湯と、加温された露天風呂の計3つ、洗い場は7箇所、脱衣所はカゴが30個程度あって、別に番号を設定するタイプの貴重品ロッカーと、あとは小さめのコインバック式のロッカーがあります。おそらくキャパシティとしては30名程度を想定している感じがします。

今回は空いていたのでとにかく快適でしたが、ここは混雑してもなんとかなりそうな気配があります。宿泊者向けの温泉が別にあるということで、施設内での分散も出来ている様子です。

ぬるめの源泉は小住温泉も同じような感じだったので、この辺の温泉の特色だと思います。なかなか良い施設だと思ったので、また利用したいなと思いました。

川場村の夕暮れが綺麗でした。

ソースカツ丼を食って帰る

食事は駒寄食堂でソースカツ丼を頂きました。

美味しかったんですが・・・・ここじゃなくても良かったかな、と後で思いました。駒寄食堂もメニューを制覇しつつあるので、他のところも考えようかなと思っています。

最後はPasar三好の鐘の木で「ロイヤルショコラソフト」を頂きました。濃厚で甘さ控えめなチョコレート味のソフトクリームで、すごく美味しかったです。さっぱりしているので何個でも食べられそう。ボリュームもあって満足です。

帰りは久々に環七通りを通って帰ってきました。環七通りまで行くのがちょっと遠いですが、環七のほうが環八より立体交差が多く流れはスムースだと感じており、選択が難しいなぁと毎度思うところです。

帰りも特段渋滞にハマることもなく、スムーズなドライブで帰って来ることができました。ただ、年末ということもあり、全体に交通量は多かったように感じました。Pasar三芳で駐車場整理が行われていたのを見て、ああ年末なんだな、と実感しました。

結局21時頃には家に帰ることができました。この時間に帰ると洗濯したり後片付けしたりできるので便利です。

新雪の丸沼高原スキー場は最高だった

以上、年末泊まりスキーツアー2日目は丸沼高原スキー場を滑ってきた話でした。練習が捗って良かったし、寒波で新雪のゲレンデはコンディション最高でした。風もないし、混雑もしておらず、とにかく快適で良かったです。

ただ、朝のスタック祭りは怖かったですね。前の車が落ちてきた時とか、どうしようって思ったし。自分は滑らないっていう自信があっても、周囲がそうではないケースもあるので、やっぱり雪道は怖いです。今シーズンは雪が多いと言われていますので、みなさまご安全に。

シーズン滑走日数3日にして、やっと課題感というか、どう滑りたいか、みたいな感覚が戻ってきたのが良かったです。体力づくりもしなきゃねー。

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