今年もやってきました。毎年恒例、冬タイヤへの履き替えです。相変わらず雪不足のニュースが続くシーズンスタート、スキー場オープンの知らせもちらほら聞こえてきているところで、冬支度を整えました。来週からは滑りに行けるかなー。
今回はネットでちらっと見かけて気になっていたダイソーのタイヤカバーを買ってみました。百均ですし、ちょっと微妙かなーというところです。
そうだ、冬支度をしよう。
2022年12月10日。毎年恒例の冬支度です。昨シーズンはスタッドレスの更新もあったので12月初めにタイヤ交換していたのですが、今年は1週遅く2周目です。できれば12月中旬からスキーに行きたいので、ここで準備を整えておきます。
今年の夏はそんなに遠出もせず、あまり走行距離は伸びなかった印象があります。MacBook Proの買い替えとかもあって、多少出費を抑えていたところもあります。
前週から洗車やホイール周りのクリーニング、タイヤワックスなど万全の準備をして、実家にタイヤ交換に向かいました。
まずは、スタッドレスタイヤの準備
早速、倉庫からスタッドレスタイヤを取り出して準備開始です。
保管するタイヤは昔タイヤを交換したときにタイヤ館でもらったビニール袋に入れているのですが、これももう何年も使っているため、穴があいてボロボロになっていました。この上から全体を覆うカバーをかけているので、タイヤ劣化の心配は少ないのですが、やっぱり気になりますので、今回はタイヤカバーも交換します。これについては後述します。
一応、交換時に掃除してから保管したので、それなりに綺麗ではあるのですが、せっかくなのでもうちょっと綺麗にしてから取り付けようかなと思います。特にホイール内側は、こんな時しかメンテできないので、やれることはやっておきたいと思うわけです。
ちなみにこちら、昨シーズン12月に更新した、WINTER TRANPATH TXのトレッドの状態です。ローテーションを挟んで、8000km+6000kmの14000km走った後です。いい感じになってきています。特に内側のサイプの角が取れてきているのは象徴的です。
こちらが、別のタイヤです。同じ距離走っているのですが、実は若干、減り方が違います。
というのも、昨年タイヤ交換した際、タイヤの生存年月が1年違う2組のタイヤが装着されたため、同じ走行距離なのにこのように摩耗具合に差が出る事態になっています。詳細は、夏タイヤに交換したときのこちらのブログをご参照ください。
もともとこの生存年月の違うタイヤが、クロスで装着されていたため、クロスで摩耗状態が違う感じになってしまったため、今回取り付け時にローテーションして、「前を2021年製に、後を2020年製に」揃えます。こうすることで、今後摩耗度合いの差が大きくなっても、影響が抑えられるかなぁと期待しています。
話を戻してスタッドレスタイヤの汚れっぷり。内側がやはり汚いので、これを綺麗にしてから装着します。と言っても、クリーナーで掃除するまでの時間はないので、水洗いで泥汚れなどを落として行きます。ついでに、以前から気になっていた、バランスウエイトの両面テープの残りを綺麗に剥がしました。
両面テープの残りは、スポンジ状の粘着剤が残っていて、そのままの状態からブレーキクリーナーで擦っても全く落ちませんので、プラスチックのスクレイパーなどで荒く削ってから、根気よくブレーキクリーナーとショップタオルで拭き取っていくのがポイントです。こういう汚れを落とすのに、ショップタオルの吸着力がかなり有効なことがわかって良かったです。
水洗いをして、乾かします。
乾いたところで、タイヤの内側面にタイヤワックスを塗って仕上げます。こんな感じでタイヤの内側が綺麗になったら完成。やっとタイヤ交換に進みます。
サスペンション周りの状態を確認しつつ、タイヤ交換
タイヤ交換に際して、せっかくなのでタイヤハウスやサスペンション、ブレーキディスク周りの状態を確認しておきます。
右リア。
右フロント。
左リア。
左フロント。
昨年の車検時から今年にかけてブレーキローター&パッドを交換したため、まだまだ綺麗です。
やっぱりブレーキディスクは錆びますね。還元剤とか塗ったほうが良いのかなーと、ちょっと思いますね。
タイヤ位置を確認して、取り付け
前述の通り、製造年の違いに応じて、全体をローテーションしてスタッドレスタイヤを取り付けました。記録のための写真です。
右フロント→左リアへ。
右リア→左フロントへ。
左フロント→右フロントへ。
左リア→右リアへ。
こうすることで、元々クロスで製造年月が揃っていたのを、「前を2021年製に、後を2020年製に」合わせました。感覚的には古い2020年製のほうが減りが激しく見えるので、状態を見ながらローテーションはしていこうと思います。
装着時の空気圧は150kPa程度だったので、コンプレッサーで265kPa程度まで空気を充填しました。コンプレッサーはシガーソケット給電のもとの充電式のものを併用しています。充電式のものは設定空気圧で自動停止する機能が付いた便利なコンプレッサーなのですが、いかんせん電池が持たず、150kPaからのフル充填ができません。そこで、シガーソケット給電の簡易的なメーターの付いた安いコンプレッサーで雑に空気圧をあげてから、充電式のコンプレッサーで微調整して、その後、デジタルの空気圧計で確認して仕上げています。最後、TPMSを取り付けて完成です。
概ね4万キロ走ったPROXES Sportは流石に摩耗してた
取り外した夏タイヤもホイールを軽く洗浄して、保管します。この頃になると、そろそろ時間もなくなって来て、日没になりそうなので、慌ただしい作業になってきていました(苦笑)。
そこまでしっかり清掃するつもりは無かったんですがね、勢い余って、バランスウエイトの両面テープの残骸剥がしはやってしまいました。想定外に時間がかかってしまったのですが、綺麗になったので満足です。ガムテープをホイールに貼って、装着位置をマジックで書いておくと便利です。剥がす時のことを考えると、ガムテープより養生テープのほうがおすすめではあります。
約4万キロ走ったPROXES Sportのトレッド面です。いい感じで摩耗しています。
やっぱりスポーツタイヤは摩耗が早いです。多少、想定はしていたのですが、思った以上に摩耗していた印象で、若干、この車とも、私の運転スタイルとも合わなかったかな、と今は思っています。以前履いていたPROXES CF2 SUVのほうが相性は良かったかなぁと思っています。冬タイヤとして履いているWINTER TRANPATH TXも実は感触良好です。そんなわけで、次は夏タイヤもTRANPATHにしようと思っています。
ダイソーのタイヤカバーで夏タイヤを保管してみる
さて、今回のもう一つの目的、ダイソーのタイヤカバーです。
1個100円で、4輪分でも400円です。
タイヤを保管するとき、これまではタイヤ館でタイヤ交換時にもらったビニールの袋にタイヤを入れて、その上から全体に被せるタイプのタイヤカバーをかけていたのですが、このビニール袋がいい加減ボロボロになってきたので、タイヤカバーを物色していたのです。
Amazonなど見ると数千円で結構しっかりしたタイヤカバーが売られており、どれか買ってみようかなと思っていたのですが、ダイソーにタイヤカバーが売っているという情報を見て、とりあえず試してみようと思いました。というのも、Amazonでタイヤカバーを選ぼうにも、タイヤを包む方式というか形状として、どういった形のものが最適なのか、ちょっとピンと来なかったので、一度こういうカバーを試してみたくなったと。評判もいろいろあるので、まずはトライしてみました。
当然ながらタイヤのサイズによってカバーのサイズも決まります。XVハイブリッドのタイヤは225/55R17なので、Lサイズです。こういうカバーって、あまり余裕が有りすぎてもしっかり収まらないので、サイズ感は気になるところです。
取り付け時、ホイールを下側にしてカバーかけないといけないのか。下に敷くダンボール確保しないといけないなー。
カバーを開いてみました。第一印象としては「普通」です。特に何も凝った作りはなく、シンプルなタイヤカバーって感じですね。
タイヤを入れてみました。ホイールに傷が付かないよう、下に板を敷いてあります。タイヤ&ホイールをカバーの中央に収めないといけないのですが、これが案外難しくて、むしろタイヤを立てた状態で、横向きにカバーをかけて中心をあわせたほうがしっかりと位置は決まるように感じました。
あとは、内側の紐を引っ張って、きゅーっと締めて、縛って完成です。このとき、紐を勢いよく強く引きすぎると、紐の部分のカバーがちぎれます(苦笑)。強く引かないでね、ってたしかに説明に記載はあったのですが、若干、強度に難有りかなと思いました。
保管のため、タイヤ4本にカバーをかけ、積み上げた状態です。この形状のタイヤカバーは、積み上げる時に空気が入ってカバーが膨らんでしまいます。なるべくカバー内に入る空気の量は少なくしたいのですが、ちょっと微妙です。ちなみに以前使っていたビニール袋の場合は、ホイールの内側から空気を押し出すことでビニール袋をタイヤに密着させることができたし、それ以上空気が入ることもありませんでした(この方法は、タイヤやさんで店員さんが作業しているところを見て覚えました)。
また、タイヤカバーの生地も薄くて、よく見ると中のタイヤが見えるくらいの感じです。これで紫外線や外気からタイヤを守れるのか、若干不安を感じました。
やっぱり全体を覆う厚手のカバーは必須かなというところですね。こうすれば安心です。
結論、ダイソーのタイヤカバーは、価格相応といえばそれまでですが、強度や保護性能から見て個人的にはちょっと微妙かなぁと感じました。耐候性などを考えれば生地はもう少し厚いほうが嬉しいです。なので、全体をさらに覆う厚手のカバーを併用するなら、ビニール袋の代わりに使うのは有りかな、という感じです。また今回実際試してみて、このタイプのカバーはタイヤを積む時に空気を取り込んでしまいがちなのも注意が必要ということも分かりました。どんなタイヤカバーを選ぶべきか、今後に向けた参考情報を得られたので、とりあえずは良かったかなと思います。
キャリアも取り付けて、冬支度完了
最後、日没近くなり若干日が陰ったところで、やっとキャリア取り付けです。
このキャリアももう7シーズン目なのですが、白化したりせずしっかり黒々としています。プラスチック製品はメンテナンスが重要です。
なんとか日没までに冬装備完了しました。今回も疲れた・・・・。
WINTER TRANPATH TX、感触良好すぎる
早速、冬タイヤで走ってみた感想ですが、PROXES Sportに比べて静かで快適で、運転しやすくて驚きました。思った以上に、夏タイヤのロードノイズがストレスになってたんだなぁと改めて気付かされました。
スタッドレスはサイプが細かいので、コンフォート系の夏タイヤに比べたら実はノイズが大きいという特性があるのですが、それでも摩耗が進んだスポーツタイヤよりははるかに快適です。しかも転がり抵抗も少なく、スーッと滑るように進む感覚が心地良いです。
絶対的なスピードはやはり夏タイヤ、PROXES Sportのほうが速いですし、ブレーキングの安心感なども違いますが、普通に走っているときの快適性はWINTER TRANPATH TXのほうが高いと思います。加えて、このタイヤはスタッドレスではありますがさすがのTRANPATH、剛性感も高く、ふらつきなどスタッドレス特有の不快感はほぼ皆無です。総じてもPROXES Sportよりも快適で、こっちのほうがこの車には合ってるかなぁと思いました。
もうPROXES Sportも4万キロを超えているので、来年には交換しようかなぁという気がしてきてしまいました。次は夏タイヤもTRANPATHにしようかなと考えています。
冬支度完了、あとは雪山次第!
以上、XVハイブリッドをスキーシーズンに向けてスタッドレスタイヤに履き替えた話でした。
あとは雪山次第です。今シーズンはまだまだ雪不足で、開いているスキー場も少なく、コースも限定的なスキー場が多いようです。一応、長期予報では、雪が多いという予報だったと思うので、これからに期待なのですが、来週、シーズンインできるか否かは微妙なところですね。
それでもとにかく、スキーに行く準備ができたので良かったです。そしてタイヤカバー選びは難しいです。
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