5年ぶりの免許更新。二俣川の運転免許センターに免許更新に行ってきた話。

ドライブ

5年ぶりの運転免許更新のために、二俣川にある神奈川県警察運転免許センターに行ってきました。今回は初めて午後遅い時間に行ってみましたが、この時間だと案外と空いてるんですね。時間に余裕のある方には午後オススメかと思いました。

5年ぶりの免許更新へ

という訳で、今回は優良運転者としての免許更新です。5年ぶりに、二俣川の運転免許センターに行ってきました。前回の記録はこちらです。

免許更新なんて3年とか5年おきだし、当然ながら都度手続きの詳細な手順は変わったりしているので、そのまま参考にできるとは思いませんが、いろいろ前回から進化したところもあったのでログを残しておきます。

運転免許センター、リニューアル!

そう、まずはリニューアルの話題です。前回は確か、建て替えのアナウンスが出ていた頃に行ったんですよね。今回は新しい建物での更新になりました。

以前の建物とは道路の反対側に移動しています。流石に新しくてきれいなんですが、「更新」などの順路が表示されて、流れに従って手続きを進めていくところなど、フロア内での動きや手続きは前回とあまり変わっておらず、建物だけが新しくなっていた感じです。なんだろう、なんか違和感がありましたね(苦笑)。

検定コースなど、従来からの施設はそのままです。なんとなくだだっ広くなった印象ですね。

フロアは確かに綺麗になってるんですが・・・・テープが引かれた順路に従って手続きを進める流れは変わっていません。

パネルがありました。マスコットも居るようです。

相変わらず、二俣川は遠い

閑話休題、二俣川への行き方から。今回は9/22、シルバーウィークの狭間のウィークデーです。一応、免許センターのツイッターでは、この時期は混雑してますよ、とアナウンスされていたので、空いている時間を狙って、今回は初めて午後遅めの時間に行ってみました。そもそも、運転免許センターがツイッターやってること知られてないですよね。

二俣川へは相鉄線で行くのですが、乗り継ぎやらなにやらで案外と時間がかかる印象があります。今回も結構遠く感じました。ただ、相鉄線は目下、JRや東横線との直通運転に向けて着々と延伸工事中ですので、次回の更新時にはもっと便利に訪問できるかな、と思いました。

二俣川駅から運転免許センターまで、今回は初めて行きも帰りもバスを使ってみました。Suicaを使うとなんと99円で行けるので、これならバス使った方が便利で良いです。バスのりばは二俣川北口バスターミナルの1番、路線は運転免許センター循環。わかりやすい。

ただ、巡回路線とはいえ、極端に本数が多いわけでもなく、待たされるタイミングはあるので、特に下り坂になる帰りは普通に歩いたほうが早かったかなぁと感じました。

運転免許センターには13:30頃到着です。午後の受付が13時前から始まっているので、この時間だと概ねピークアウトしており、期待通りかなり空いている印象でした。

申請書の自動印刷で効率化されてた

毎度ながら、免許更新は順路に従って並んでいくだけの流れ作業になっており、結構楽ちんです。まさにゲーム感覚で、フラグを回収するにはどうすればいいか、みたいな感じになっています。

ちなみに、Googleで「神奈川県警運転免許センター フロア図」で画像検索すると、実際の流れが示された図が出てきますので、これを事前に見ておくと良いと思います(私はこれに今気づきましたが・・・)。あれ、案内板なんて、見当たらなかったけどな・・・・。困ったら入り口横の案内のお姉さんに聞けば良いらしいです。

1.申請書

まずは申請書を印刷します。ここでいきなり前回と違います。前回までは、講習区分などは更新案内の葉書を確認して、手数料の支払いなどしていたのですが、今回は免許証を読み取って申請書を機械で印刷するところからスタートです。この時に新しい免許証にパスワードを設定するためのバーコードも発行されるのですが・・・相変わらずこれは紙なんですね。

この申請書自動印刷がなかなかに優秀で、講習区分などの情報も印刷してくれており、その後の窓口で更新案内葉書を確認する必要がなくなります。発行された申請書に、氏名、生年月日など最低限の自著事項と、裏面の告知事項を記載して終了。書く内容も最低限です。

本当にこれだけでいいのか?って感じでしたが、これはかなり便利になっていました。でも、パスワードは、紙なんだよな・・・。

2.手数料

講習&更新の手数料を収めて印紙を申請書に貼ります。前回まではここで更新区分を葉書や免許証から確認して申請書を作る流れだったのですが、今回は申請書が自動印刷されており、そこに区分の記載もあるので、申請書見せるだけでOK。とにかく速いです。

私は今回は晴れて優良運転者ですので、お安く更新できています。

3.適性検査

次は視力などの適性検査です。普通免許ならゆるい視力検査だけで一瞬で終わります。最近視力落ちてきているので、ちょっと辛いところもあったのですが、さすがに0.6以上なのでそこはOKでした。目は大事にしないといかんな、といつも思います。

4.受付

ここで結構並びます。最後の「受付」です。要するにここまでが免許更新の準備で、この受付処理によって実際の更新作業が行われることになります。さすがに午後のこの時間でも、数十人は並んでいた感じでしたが、窓口もフル稼働していたわけではないので、おそらく混雑時にはそれなりに早く処理されるんじゃないかな、という気はしました。

それでもここは10分以上は並んだ気がします。窓口では免許証の写真で本人確認が行われます。

6.写真撮影

5を飛ばして6の写真撮影です。はい、免許更新のメインイベント、写真です。ここで気合い入れて立ち向かわないと、今後数年間、証明書として残念な写真を使うことになりますので、気合を入れて立ち向かいましょう。

相変わらず、軽いノリで写真を撮られてしまうので、前の人の写真を撮られたタイミングなどをよく観察して、なるべく「映える」表情で写真を撮るようにしましょう。一応、撮影ブース前には鏡もありますが、気合を入れたければこの前にトイレに寄って身支度整えるのをおすすめします。

ここで申請書が回収されます。写真撮影時に、最初に作ったパスワードの紙を読み取らせて、そのまま免許証に書き込まれるようになっているようです。

7.講習受付

写真撮影ブースから奥に出ると、講習テキストと「運転免許証受領書」が渡されます。要するに、領収書兼講習受講証みたいな感じになっていて、講習室の番号が指定されています。

あとは講習を受けて免許証が出来上がるのを待つだけです。

講習

13:30頃に運転免許センターに到着して、14:10開始の講習に入れたので、ざっと手続きは30分ちょっとくらいで終わっています。かなり空いていたと思うし、まあ良いペースだったかなと思います。

今回は優良運転者講習ということで、30分です。ほぼビデオを見て終了です。

そういえば・・・・この「運転免許証受領書」の裏にQRコードがあって、免許更新の手続きについてのアンケートが投稿できるようになっています。これ、講習の前に回答してね、ってことになっていますので注意が必要です。何か言いたい人は確認しましょう。

この運転免許証受領書は免許証と交換になるため、講習の後はもうアクセス出来ません。ちなみに私は、講習開始直前に気づいたため、サイトを開くだけ開いてあとで回答しようと思ったのですが、サイトにタイムアウトが設定されていて回答できませんでした。惜しい。

特に講義で改めて説明されることも無かったですが、ビデオの内容はそれなりに印象的なものでした。交通遺族の方の生の声はやっぱり胸にグッとくるものがあります。

ビデオの内容で気になった点は3点。

まず、教材としてもドライブレコーダーの映像が増えましたよね。今ぱっと調べたところで、2022年の調査でドライブレコーダーの普及率は49.3%という数字が見えましたので、概ね半数の車にはもうドライブレコーダーが付いているということになります。事故や迷惑行為の記録はほぼ映像で残る状況になっているということです。映像で知見を共有できることはやはりとても有益だと感じます。

次に「弱者保護」の話題。具体的には自転車と歩行者についてです。基本的に自動車はこれらの交通弱者を保護しなければなりません。想定外な動きをすることもある歩行者や自転車の動きを予測し、回避し、安全運転を心がけましょうと。ここでもドライブレコーダーの映像が使われていて非常に印象的な内容になっていました。

最後があおり行為。厳罰化されてますよ、という話題がありました。これはあまり映像は使われていなかったような印象ですが、今後増えてくるかもしれませんね。

あとは数字的な話でいうと、実は神奈川県、2021年は全国で交通死亡事故死者数最多だったようです。今年はその傾向は改善されているようですがね。

全体を通じて、とにかくドラレコ凄い。この一点に尽きます。やっぱり映像の説得力は強くて、見ていても、これは危ないな、自分ならそんなにスピード出さないよな、とか、いろいろと考えちゃいますしね。

インターネットでも走行動画が多く公開されていますし、こういった情報共有によって、事故が抑止される効果もあるんだろうなぁと感じました。

新免許証発行

講習が終わったら、免許証を講習室で受け取って、更新完了となります。以前は別の窓口で並ばされたんですがね。これも感染症対策でしょうかね。

そうそう、運転免許証は臓器提供意思表示カードにもなっているので、意思表示しておきましょうね、って説明ありましたが・・・・このシールを持っていっている人はほとんど居ませんでしたけどね。

免許証自体は特に前回から変わったところはなさそうです。本籍の表示が無くなったので、気になる人はリーダーで読んでみましょう、と言われていました。私は今回は確認していません。

これにて免許更新は終了。1時間ちょっとで終わりました。やっぱり優良運転者は講習が短くて良いです。みなさん安全運転しましょう。

最後に、運転免許センターを出たところに献血コーナーがあって、献血するとハーゲンダッツがもらえるようです。ちょっと惹かれましたが、今回はスルー。ごめんなさい。

次はまた5年後!

以上、免許更新のために二俣川の免許センターへ行ってきた話でした。優良運転者はやっぱり速い。この一点に尽きます。安全運転、大事ですよ。午後の遅い時間、空いている時に行くのもおすすめです。

そして次は5年後です。5年後には相鉄線がJR、東横線と相互運転になっていて、二俣川にも行きやすくなってるかなーとちょっと楽しみではあります。

免許更新の手続きについてはとにかく申請書の自動印字が業務効率化にかなり効果を出している感じがあって面白かったです。こういう、ちょっとした改善でも高い改善効果が得られる事例って大事だなって思います。

あとはドライブレコーダー。走行動画はやっぱり説得力あります。こういった情報が共有されるようになって、安全運転の意識が高まっている面もあるのではないかと思いましたね。ぜひ、多くの車にドライブレコーダーは付けてほしいですし、また自身の走行動画をたまには見直してみるのも良いと思います。私自身、ドライブしていて危ないな、と思ったようなところは、復習と反省のために見直すことがあります。

当然ながらYoutubeなどにも(ショッキングなものも含め)様々な走行動画がありますので、こういったものを見ておくのも良いと思います。

とにかく、免許センター、新しくなっていてキレイで快適で良かったです。次回も、午後遅い時間に余裕を持って行きたいかなと思いました。

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