MacBook Proを買ったので、久々にデスク周りのレイアウト変更をしています。今回は、実は以前からやりたかった、モニターアームにPCトレーAmazonベーシックモニターアーム用マウントトレーノートパソコン用を載せてPCを浮かせてみるというレイアウトを試してみました。PCの下がフリーで使えるのでこれはオススメです。ただ、モニターアームが高いので、コスパはあまり良くないと思います。
久々のレイアウト変更で、MacBookを浮かせてみた
まずは現在のレイアウト完成形からご紹介です。
中央に4kモニタを配置し、左はMacBook Pro、右はWindowsのDell Inspiron 5415です。ちなみに右のWindows PCは仕事中は会社の端末に置き換わります。この形を作りたくて、今回、左手に見える、モニターアームに取り付けるPCトレーというのを購入して、レイアウト変更してみました。
これまでの経験で、作業環境としては、ノートPC本体ディスプレイ+外部大画面ディスプレイの組合わせが最高だと思っています。この環境では、中央の4kディスプレイを左右のノートPCから切り替えて使う構成です。右側のWindows PCはディスプレイのUSB-Cポートに直結し、給電もディスプレイから行っています。左手のMacは先日購入したドッキングステーション経由で給電とディスプレイ接続を行っています。
この構成を作る上で、ノートPCをどのように配置するかが肝になります。右手に見えるWindows PCは定番とも言えるBoyataのPCスタンドで高さとPCの下の空間を確保しています。
このPCスタンドは使い勝手も良くてかなり人気です。ただ、この形状ですので、ノートPCの下の空間に何かを置こうとするとやはり限界があります。上の写真のようにキーボードやスマホなどを置いておくスペースには使えるのですが、完全に浮いているわけではないので、置ける物は限られます。
そこで、モニターアームに取り付けるPCトレーを用いて、PCを浮かせてしまうという配置方法があります。ただし、この方法には一つ圧倒的なデメリットがあります。そう、高いのです。
モニターアームがそもそも高価で、そこにノートPC専用トレーを取り付けるというのは、なかなかにコスパは悪いです。ただ、これを使うと完全にPCが宙に浮くので、下のスペースがフリーに使えるようになるという圧倒的なメリットがあります。
ラッキーなことに我が家には2台モニターアームがあったので、そのうちの1台、Amazonベーシックのモニターアームを使って、このレイアウトを行ってみることにしました。
なお、なぜAmazonベーシックのモニターアームをそもそもモニターアームとして使っていないのかというと、意外にデスク側の根本のアームに高さがなくて、周辺のガジェットの配置に制約がでるためです。今、モニターは水平にしか動かない安いアームで固定しているのですが、こちらはこちらで追々買い換えようかなと思っています。
Amazonベーシックモニターアーム用マウントトレーノートパソコン用
そんなわけで、PCトレーを買ってみました。製品名は「Amazonベーシックモニターアーム用マウントトレーノートパソコン用」です。VESAマウントに対応しているので多くのモニターアームで使えそうですが、やはりAmazonベーシックのモニターアームで使うと相性もバッチリです。
付属品がいろいろありますが、今回は最低限、ノートPCが載せられれば良いだけなので、最低限の構成で作りたいと思います。
なお、使わなかった付属品は主にはトレーにケーブルを固定するためのパーツと、あとはノートPCの後部に取り付けるようなドックを取り付ける一連のパーツ類になります。
トレー本体は非常にシンプルで、PCが落ちないように押さえるための棒も、固定しないとかなりグラグラです。位置決めも特に水平・並行みたいな基準はなくて、なんていうかアメリカンです。
いきなりですが取り付け後です。本体に滑り止めのゴムだけ貼り付けて、あとはVESAマウントにネジ止めして終了です。作業自体はとても簡単です。
ただ、このトレーは通常モニターアームに固定するディスプレイに比べると非常に重量が軽いため、アーム側のガス圧をしっかりと軽めに調子してあげる必要があります。かなり軽めにしないと、当然ですがPCを載せてもトレー部が跳ね上がってしまい使い物になりません。相当軽めに設定する必要があります。加えて、PCを持ち出して1.5kgくらいトレー部が軽くなってもアームが跳ね上がらないことも確認する必要があります。
基本モニターアームは10kg近い重量物を取り付けた状態で使うことを想定して設定されていますので、PCトレーを付けて使うには、首振り周りなどあちこちを緩めてあげる必要があります。最初だけですが、思った以上に手間がかかってしまいました。
裏面参考です。普通にVESAマウントのネジで固定されています。
無事、MacBook Proを載せて使えるようになりました。滑り止めのためのアームの先端にゴムが付いているのですが、これが滑りが悪くて油断するとMacの蓋がしっかり閉まらないのは玉に瑕です。
こんな感じで宙に浮かせられるようになりました。トレー下にスピーカーやオーディオインターフェースが置いてありますが、高さも変えられるので本当にトレー下はフリーに使えます。机が狭くならなくて非常に良いです。
難点は、このトレーに置いた状態で本体のキーボードを使うのはまあ難しいところかなーと。ただ、実際試してみたら、Amazonベーシックのモニターアームはこの辺の強度もしっかりしていて、多少重量をかけてもトレーが落ちてきたりせず、普通にキータイプできてしまいました。なので、この状態でも、MacBook Proを操作することもできてしまいます。やりませんが。
憧れのモニターアームでPCトレー構成は想像以上に快適だった
以上、Amazonベーシックのモニターアームにモニターアーム用マウントトレーノートパソコン用を取り付けて、ノートPCを宙に浮かせてみた話でした。
コスパは確かに良くないと思いますが、やってみるとやっぱりこの構成は良いです。宙に浮かせたノートPCの下がフリーに使えるため、デスクが広く使えます。なによりカッコいい。デスクトップ環境にこだわる方には是非試してみて欲しいです。
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