白樺湖ロイヤルヒルスキー場の旅。ニューブーツお試し、ゲレンデは最高、でも日帰りナイターは辛かった

スキー
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ブーツ新調したので早速滑りに行ってきました。行き先は「白樺湖ロイヤルヒルスキー場」。初めて行くスキー場です。何かと評判は目にするのですが、実は行ったことが無かったという。今回日帰りナイターで行ったのですが、これはおそらく想定されていないパターンかなと感じました。でもゲレンデもブーツの塩梅も最高で良かったです。

新しいブーツをどこで試すか

2021年12月27日。というわけで、新しいブーツを試しに、白樺湖ロイヤルヒルスキー場へナイターを滑りに行ってみました。今年はもう仕事は終了で、月曜からスキーです。

新しいデバイスの試し履きになりますので、あまり凝ったコースではないほうが良いですし、安定的に雪があるところのほうが嬉しいです。実は上越国際のナイターに行こうかと思っていたのですが、寒波で天候が悪くちょっとコンディションが危ういです。そんなわけで、八ヶ岳方面で平日でもナイターをやっている唯一のスキー場、白樺湖ロイヤルヒルへ行ってみたのでした。

以前からこのスキー場は気になっていたのですが、行ったことはありませんでした。何しろ白樺湖畔からゲレンデがバッチリ見えるので、ちょっと特別感もなく、これだけ近いと混んでるだろうな、という不安感もあり、あえて選んで行くようなことが無かったんですよね。ただ、平日でもナイターやってるってことは知っていたので、いざトライしてみましたよ。

往路はいろいろなものにハマる(苦笑)

ナイターは17:30からなので、昼に出発です。道路の混雑や、そもそも初めてのゲレンデということで勝手がわからないところも加味して、早めに着くように考えて、11:40には横浜を出発しました。さらに給油もしたかったので。これ反省点その1なんですけど、道路が混んでる中で寄り道するとコストが大き過ぎるのを実感したので、絶対給油は前日にしておこうと思いました。

中央道で白樺湖へ向かうのですが、いきなり東名が渋滞しています。中央道まで下道で行くという選択肢もあったのですが、それはそれで時間が掛かりすぎる、ということで、横浜町田まで下道で行って多少渋滞を避けることにしてみたわけですが・・・

いきなりの地獄絵図で何が起きているのか分かりません。とにかく事故の嵐。ほんの少し16号を走って横浜町田インターに入りたいだけなんですが、そこも動かない。もういきなり何かの洗礼を受けて不穏なスタートとなりました。後で考えれば、これがすべての始まりだったんだなぁと思います。

さて、なんとか高速にのり、東名の渋滞を抜けて圏央道から中央道へ向かいました。最初の休憩ポイントは定番の藤野PAのファミマの予定だったんですが、これがなんと入れませんでした。駐車場がいっぱいだったんです。仕方がないので談合坂サービスエリアでトイレ休憩をとったのですが、ここも駐車場が結構いっぱいでした。

ここで私は気づいたのです。そう、これは・・・帰省渋滞!すっかりその存在自体忘れていたのですが、これは明らかに年末の帰省渋滞です。確かに家族連れも多いですし、慣れないドライバーも見受けられます。年末の風物詩をすっかり忘れていたなぁと思ったのでした。

それでもなんとか山梨に入ると、混雑も落ち着いてきたような気がします。良かった・・・っていうか既に疲れています。

たまには珍しいところで珍しいものでも食べてみようかと、普段なかなか寄らない下りの境川PAのフードコートで昼食にしました。

こちら、「山梨風カツ丼」。といっても、実はソースは自分で選んでかけます。これは「にんにく味噌ソース」で、とても美味しかったです。他にも変わったソースがいくつかあったので、また試してみたいな、と思いました。っていうか、ソースがかかっていない「カツ丼」とは何だ?とちょっと不思議ではありましたが。

続いての休憩は八ヶ岳PAです。

八ヶ岳が綺麗に見えました。が、やはり寒波の影響か、雲がかかっているように見えます。周辺のスキー場も雪が積もっているのが遠目で確認できました。シーズンですねぇ。

謎の案内板。日本語おかしいと思うよ、これ・・・。

そして、この日は往路でソフトクリームです。八ヶ岳PAといえば、信玄ソフトと並んで美味しいのが、この「ブルーベリーソフト」。ブルーベリーソースがたっぷりかかったソフトクリームで、今回は、カップのみでの提供となっていました。確かに、カップなら思いっきりブルーベリーソースかけられますね。

このブルーベリーソフト、想定外に美味しくなってました。ブルーベリーソフト自体は以前からあるし、ブルーベリーソースがかかっているところも一緒なんですが、ブルーベリーソースがより果実感が増した印象です。単に量が増えただけ?かもしれませんが、とにかく、甘さ控えめで果実感の強いブルーベリーソースと、濃厚な甘さの八ヶ岳高原見るソフトクリームの組み合わせが最高に美味しくて、ちょっと度肝を抜かれました。

私の中で最強ソフトクリームと言えば朝霧高原のこけももソフトクリームを推していたのですが、正直このブルーベリーソフトは、こけももソフトクリームを超えてきたかもしれない・・・と驚いています。とにかく、何度でも食べたい美味しさです。これは食べないと損ですよ。

駐車場はどこだ・・・

中央道をひた走り、諏訪南インターへ。平日なので高速料金が割引効かなくて痛いです。インターを降りても特に積雪や凍結はなく、あまり雪が降った気配はありませんでした。白樺湖への上り坂も雪は溶けている感じです。

白樺湖畔でもこれくらい。流石に日中なので溶けてます。っていうか若干天気が悪いです。

さて、問題は、日帰り駐車場がどこか?というところです。案内によれば中腹の八子ヶ峰とかいうあたりに日帰り駐車場があって、こちらがゲレンデには近いとのこと。白樺湖畔にあるメインの入り口はホテル宿泊者専用で、日帰りだと白樺湖畔の駐車場から歩くことになるということで、まずは中腹の駐車場へ向かってみました。

・・・そう、これがトラップです。ナイターでは中腹は開いてません。

白樺湖の交差点を過ぎてしらかば2in1スキー場の方面に入ると、流石に雪道になってきました。この写真はさらにそこから八子ヶ峰、ロイヤルヒルスキー場の案内板に従って入ったところです。積雪路の坂道でボコボコしていてなかなかのコンディションです。

周りもだんだん暗くなってきましたが、無事、中腹の駐車場に着きました。

・・・・え

これは・・・ナイター始まれば何か開くの?とか一瞬思いましたが、そんな気配は全くありません。っていうか自分以外誰も人がいない。明かりもまばらでナイターするような雰囲気であはありません。

ここはナイターゲレンデの頂上に位置するので、ここからゲレンデインすることもできるのかな?と思ったのですが、リフト降り場ははるか先だし、そこまで証明があるような気配も全くないので、なるほど、ここはナイターでは使えないのね・・・ということが分かりました。

と、いうわけで、白樺湖畔へ逆戻り!

・・・・と言っても、ホテル前などゲレンデに近い駐車場は、宿泊者専用で日帰りスキーヤーは使えません。というわけで、日帰りスキーヤー向けの、湖畔の駐車場へ向かってみたのですが・・・ご覧の有様です。誰もいないし、証明もない。こんな中でスキーの準備なんてできるわけない。無理ゲーじゃね?って思ったわけです。

とはいえ、ここまで来てしまったので、滑らないわけにもいかず・・・・

暗闇の中でナイターの準備、雪の坂道を往復する羽目に・・・

よくわからないのでとにかく車をとめて、一旦ゲレンデまで歩いてみることにしました。確かに、2〜3分の坂道を歩くとゲレンデやホテル、チケット売り場やレンタルコーナーのあるスキーセンターっぽい施設(ホテルの中ですね)があることが分かりました。そして着々とナイターの準備は進んでいるようです。

チケットは17:20から販売開始されていました。

と、とりあえずチケットは買えたし、ゲレンデは開いていて滑れるようなので、とにかく準備して行ってみよう、となったわけですが・・・・

雪の積もった坂道をスキー板を担いでスキーブーツを履いて上がるなんて自殺行為なので、結局2往復して板を運んでブーツ履いて再度登って・・・と、いきなり大変な思いをすることになってしまいました。しかも周りに誰も居ない中でスキーの準備をしている寂しさと言ったらなんとも言えず・・・思わずインナーにフリース着るの忘れたり、ランバーサポート忘れたり、若干酷いことになってしまいました(苦笑)。

・・・・・誰か最適オペレーション教えてほしい・・・周り見ても、日帰りナイターっぽい人、見当たらなかったし・・・うーん。

ゲレンデは最高だった

閑話休題。とにかくナイター滑れる状態だったので、滑りに行ってみましたよ。

ゲレンデはナイター前に整備が入っているため、非常に綺麗です。しかもこの日は雪の舞う寒い気候で、ゲレンデも締まっていて非常に滑りやすかったです。

ブーツも新品だし、板も実はエッジ立ててきたので(先日、丸沼高原スキー場を滑ったとき石でエッジに傷が付いたため、全体にシャープナーかけてたんでした)、アホみたいに雪面を噛むコンディションで面白いようにカービングが捗りました。

マジ、びっくりするくらい良く滑るコンディションでした。

人もまばらです。凄いコンディション。最高ですよ(駐車場以外)。

しばらくすると人も増えてきました。どうやらみんな18時ころからゆっくりと滑り出しているようです。そう、考えてみれば、この人達は、ホテルの宿泊者なんですよね・・・。

確かに、日帰りナイター民はナイター開始直後からガンガン滑りに来るんですが、宿泊している人たちはゆっくり優雅に滑りに来ますよね。自分も泊まりだったらゆっくり滑ります。はい。

夜がふけるにつれて雪はどんどん本降りに。吹雪に近い状況になってきました。確かに寒いのですが、ゲレンデコンディションがあまりに気持ちよくて寒さなんて吹っ飛んじゃいました。

とにかくきっちり整備されたゲレンデはとても滑りやすかったです。

片斜面なのが惜しいところではあるのですが、十分広いし長いし、ナイターゲレンデとしては最強の部類に入ると思います。ほんと、良いナイターゲレンデです。これは通いたいレベルです。駐車場以外。

結局、18時前からすべり始め、21時20分ころまで、みっちり滑りきって終了となりました。ほんと、良いゲレンデだったし雪質も良かったし、新しいブーツの初滑りとしては非常に良かったなと想いました。多少、寒かったのが辛かったですけど、とにかく良かったです。

帰りも当然、暗闇の中で身支度を整え・・・

・・・はい、ゲレンデは最高だったんですがね、ここで再び現実に戻ります。雪の坂道を板を担いでスキーブーツで歩いて湖畔駐車場まで帰りました。そして雪の降る中、暗闇の中で、車の雪下ろしをして帰りの身支度を(最低限)整え、逃げるようにスキー場を後にしました・・・・なんだこれ(苦笑)。

帰路は吹雪の中のドライブからスタートです。こういう環境では雪用ワイパーが効果を発揮します。通常のワイパーでは押しきれないような窓に積もった雪もサッと吹き飛ばしてくれるので、スキー場に通う人はぜひ雪用ワイパーも装着を検討してほしいところです。

白樺湖からの下りの山道の途中辺りから積雪はなくなりましたが、諏訪南インター付近まで雪はチラチラと振り続けていました。やはり寒波ですね。

無事、中央道に乗って八ヶ岳PAへ。ここで本格的にスキーの後片付けと着替えをして、やっと落ち着いて帰宅モードへ。ただ、もうこの時間だと開いている温泉がないので、冷えた体のままで帰ることになってしまいました。うーん、24時間開いている健康センターなど調べておいたほうが良いかな、と真面目に想います。

ちなみに、湯沢ならユングパルナスがあるんですよね。やっぱりナイターは上越国際か石打丸山かなぁと思っちゃいますね。

夕食は談合坂SAで「芳醇醤油中華そば」を頂きました。あっさりした風味で美味しかったです。体も温まりました。

帰りは0時を回ったので深夜割が使えました。せっかくなので圏央道から東名まで、乗れるだけ乗ってしまったほうが得かな、と思ったのですが、なんとこの時間でも横浜町田で事故って渋滞が起きていたので、中央道を走って府中で降りて、そこからいつもの下道を通って横浜まで帰りました。

深夜割を使って中央道で降りれば、高速代は3000円割るくらいになるんですがね。休日割が使えないとやっぱりコスパ悪いですが・・・まあ仕方ないところで。

そういえば。中央道府中インターから横浜への帰り道、珍しく今回はよみうりランドを通って帰ってきてみたのですが(いくつか選択肢がある中で、このよみうりランドを通るコースは一番効率が悪いのは分かっています)、なんかよみうりランド界隈、道路が新しくできていて、ループ構造に変わっていました。元々は結構な山道でヘアピンカーブなどあったのですが、多少走りやすくなったと思いました。ただ、やりすぎじゃね?とも思いましたが。

結局、家についたのは3時過ぎです。途中で仮眠とったりもしてしまったため、こんな時間になってしまいました。やっぱりナイターは辛いんですけどね。夜のゲレンデの雰囲気はやはり良かったなぁと思います。

白樺湖ロイヤルヒルのナイターは宿泊者向け、ですよね・・・

以上、白樺湖ロイヤルヒルスキー場のナイターに行ってみた話でした。マジ、ゲレンデは最高だったと思います。ブーツも新しくていい感じだったし、雪質も天候も良かったです。

ただ、改めていろいろ調べてみても、あそこのナイターは基本宿泊者向けってところは間違いないように思いました。一方で、日帰りナイターも「物理的には可能」なのも間違いないです(っていうかやりました)。でも、どう考えてもあのシチュエーション、日帰りナイターは「想定されていない」んだろうな、と思いました。

白樺湖界隈のナイターといえば、その昔はエコーバレースキー場で毎週開催されており、足繁く通っていた記憶があります。ぜひ、この方面でも安定的に滑れるナイターゲレンデを開放してほしいところですがね。難しいのかなぁ。

とりあえず、ロイヤルヒルについては・・・日帰りナイター客の受け入れを多少加味してもらえると嬉しいかなぁと思いました。まあコスト的に難しいのかなぁというところは分かりますけどね。

でもやっぱり、私はナイターが好きです。今シーズンも、ノルン、石打丸山、そして上越国際と、ナイター滑りに行きたいなぁと改めて思いました。

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