湯の丸スキー場の旅。コンパクトにまとまった雪質の良い滑りやすいゲレンデだった。

スキー

1月のプレミアムフライデーを利用して前泊入りして湯の丸スキー場を滑ってきました。初めてのゲレンデだったのですが、雪質も良くてとても滑りやすいゲレンデでした。寒波で凄く寒かったのがちょっと辛かったです。

プレミアムフライデーだ、湯の丸スキー場へ行こう

1月25日はプレミアムフライデーだし、これを利用して遠出しないのは勿体無いわけです。去年も1月のプレミアムフライデーを利用して前泊で丸沼高原に行ったんですが、今年も泊りがけで滑りに行ってみました。早起きしなくて良いのはやっぱり楽です。

今年の行き先は湯の丸スキー場です。再びこの週末は寒波ということで、おそらく雪が豊富にある湯沢方面は豪雪です。雪がなくても降りすぎても辛いのがスキーの難しいところなんですが、そんなわけで今回は上信越道、軽井沢エリアで雪質に定評のある湯の丸スキー場に行くことにしました。

なんせ標高が高いし、高速からもそんなに遠くないし、行ったこと無いしってことで結構ワクワクです。

宿泊は小諸のルートインホテルズを選択。もっと安いところも近いところもあるんですがね、実績と安心感を優先しちゃいます。前回、渋川伊香保に泊まって丸沼まで行くのに関越道が事故渋滞していたという痛い目を見た経験もあり、今回は十分スキー場に近いところをセレクトしています。

前日移動で小諸へ

会社を早く上がり、出発は金曜の19時過ぎです。ただ、出発してから替えの下着を忘れたことに気づいて、途中で買い物してたりで、なんだかんだで1時間くらい無駄に時間を費やしてしまいました。泊りがけとか普段やらないので、持ち物の感覚が分からないというのがもどかしい出発となりました。

金曜夜の環八はまぁそれなりの混みよう。流石にスキー場に向かう車がぞろぞろ居る週末の早朝とは景色が違います。それでも流れはスムーズで関越には1時間くらいで乗れました。

なお、今回も結局ウィンターパスを使っています。ただ、首都圏発の上信越道方面は、値段が6500円と湯沢方面より500円高い設定なんですよね。これがちょっと悩ましくて、意外と土休日の割引で近場のインターだと安くならないケースがあります。金曜日の夜の移動だと深夜割引でも無い限り圧倒的に安くなるんですが、若干嬉しくない設定です。

夕食は高坂SAで東松山味噌カツ定食を頂きました。辛めの味噌が美味しかったです。

関越道は予想外というか、まぁ考えてみれば当然なんですが、やはりスキー、スノボに向かう人達が結構居たなぁという印象です。おそらくプレミアムフライデー効果もあったかと思いますが、高坂SAは時間が遅いにも関わらず結構な混みようで、みんな考えることは一緒だなぁと思いました。

っていうか、そうなるとスキー場も混んでいるのではないかと嫌な予感が過ぎりますが。

関越道は案の定チェーン規制がかかっていましたが、上信越道は特に問題なく流れていました。渋滞しないのも上信越道のポイントの一つです。横川SAで休憩を取って、小諸ICを降りてホテルルートインコート小諸へ向かいました。

ホテルに着いたのが23:30頃ですので、まぁだいたい3時間半、普通のペースです。楽天トラベルでの予約なので、完全キャッシュレスなのも良いところ。こういうの大事です。ちなみに、このホテルの駐車場、結構入りづらいので要注意。ストリートビューで見ておいたほうが安全です。

そういえばこのホテルの大浴場は、男湯と女湯が時間で切り替わるという、ラッキーエロが期待される設定になっていたのですが、もう疲れていたので部屋でシャワーを浴びて寝てしまいましたとさ。

朝起きると白銀の世界が待っていた

土曜日は6時過ぎに起床。普段の日帰りスキーに比べたら圧倒的に楽です。かなり漲ってる感じがしました(苦笑)。

もちろん朝食バイキング付き。納豆ご飯を朝からしっかり食べられるっていうのもやっぱり嬉しい。スキーは泊りがけが良いよなぁと思う瞬間です。お金かかるんだけどねー。

雪の予報が出ているのは確認していましたが、外はすっかり銀世界。朝日が綺麗です。ちょーっと雲が多いかなぁって感じはありますが、思ったより天気は良さそうで良かったです。が。

・・・まぁ、こうなるよねぇ・・・って感じで、朝イチから雪かきです。しかもがっちり凍ってます。ワイパー上げとくんだった。予想外に出発するのに時間がかかってしまいました。

ただ、ホテルから湯の丸スキー場までは下道30分ほどでいけますので、特に問題はありませんでした。

湯の丸スキー場、駐車場とチケットで困惑する

ホテルを後にして、国道18号から山側へ、湯の丸スキー場を目指しました。特に迷うような道ではないです。道中、山間部に入ると圧雪路面になっていて、しかも結構な坂道で、登れない車が出るレベルかなぁという感じでした。途中、路肩に脱輪している車が雪に埋もれていて、気をつけようと思いました。

湯の丸スキー場到着は8時30分過ぎ。ちょっと遅くなった気がするけどまぁ全然楽だったので良いです。っていうか、ですね、この湯の丸スキー場、駐車場、どこ?!?!ってのが最初の難関かもしれません。

普通に道路沿いに見えるのは第一コース、そして第二駐車場がすぐに分かるのですが、明らかに車は少ないし、メインのゲレンデは遠いし、これで正しいんだっけ?ってなりました。

地図を見ると、ちょっと奥に第3、第4駐車場というのがあって、こっちがメインな感じですね。結構駐車場の選択は悩ましいかなぁという感じでした。特に案内も無かったし、ここは事前に調べてないと焦りますね。

あと、結局この日は第一ゲレンデは滑らずに終わってしまったので、次回は滑ってみたいかなぁ、と。ただ移動は辛そう。これ何か最適解あるのかしら。

さて、気持ちを改めて。第3駐車場に車を停めて準備して、第二ペアリフト乗り場の「きっぷ売り場」でチケットを購入しました。湯の丸スキー場の一日券は4000円なのですが、あちこちで500円引きのクーポンがあります。なので実質は3500円で買えます。

で、私はスマリフを使うか、ウィンターパスの特典を使うか、悩んで、最初はスマリフを使うつもりで手続きを進めてみました。ところが、最後、決済情報の入力のところでクレジットカード情報を求められて挫折(なんで楽天払いにならないんだ)、仕方ないのでウィンターパスの特典で500円引きを使うことにしました。

ところが今度は売り場のお姉さんが、この特典のことを知らず、説明するのにちょっと苦労してしまいました。ぐぬぬ、世の中、うまくいかないのねぇ、と思いつつ。あーこれはコンビニとかで事前に買っておくのが正解なのかなぁ・・・。という感じで、意外にチケットを買うのに難儀してしまった滑り出しでした。

やっとゲットしたチケットの記念写真です。

湯の丸スキー場は雪質が良いコンパクトなゲレンデ

初めての湯の丸スキー場なので、第一コースはとりあえずとして、それ意外、全コース滑ってみることにしました。とは言っても、このスキー場、それほど広くないし、急斜面も無いので、全部滑るのは比較的簡単でした。

リフト下の様子を見ると、やっぱり雪が少ないのが分かります。一応積雪は1m程度にはなっていましたが、長野方面はやはり雪不足です。

懸念された天気ですが、一応、午前中は晴れ間も見えつつ、いい天気で最高でした。雪質も新雪で軽くてふかふかで天国のようです。先週の六日町の雪はとにかく重かったので、ここまで違うのか、という感じ。

この湯の丸スキー場、標高が高いこともあり、もうちょっと雲が晴れていれば遠くまで見通せて景色も最高なんだろうなぁと。ちょっと惜しい天気です。それでも広いゲレンデの開放感は最高でした。

これはガラガラの第4コースを下から眺めた図です。結局この第4コースがこちらでは一番急斜面なようでしたが、それでもそこまで難しい斜度ではなく、全体に初心者向け、練習向けのゲレンデです。どこもコースが広くてフラットで、雪質も相まってとにかく滑りやすいゲレンデでした。しかも空いています(おそらく土曜日だったからかなぁと思います)。

そんなわけで、空いているのを良いことに、この第4コースを久しぶりに自分でも怖いくらいのスピードでぶっ飛ばしたりしてました。最高に気持ちよかったです。

とか言ってたら、昼頃には吹雪いてきました。寒波ですねぇ。雪雲が押し寄せて、一気にホワイトアウト。こうなると顔は痛いし前は見えないし、滑っていられません。しかも標高が高いこともあり、猛烈に寒いです。絶対マイナス10度以下だったと思います。

そんなわけで昼食です。レストハウス「ペア」の限定煮込みハンバーグ定食。こういう限定に弱い私。ちょっとお高いですが、手作りのハンバーグがとにかくお美味しかったです。実は朝イチ、ここで休憩してた時に、厨房でおじさんがペチペチとハンバーグを仕込んでいるのを目にしてしまったんですよね。気になってもう食べずにはいられませんでした。

雨雲レーダーとにらめっこしつつ、なんとか天候が落ち着いてきたところを見計らってさらに滑りました。ゲレンデには新雪がさらに積もって気持ちいい感触を味わえました。しかもガラガラです。でもとにかく凄く寒かった。

結局一番滑っていたのはこの第6コースでしたね。フード付きの高速ペアリフトがあって、1本で1000mくらい滑れるのが良いです。ただ、ここも初中級者向けの緩斜面なので、若干人が多くて混雑気味だったかなぁと思います。コース脇のオフピステが気持ちよかったです。

比較的コンパクトなスキー場で、全部滑ってもあっという間という感じでしたが、とにかく雪質が良くて滑りやすいゲレンデだなぁというのが感想です。第一コース以外は広い緩斜面のゲレンデが広がっていますので、練習には最適です。

で、あとで分かったんですが・・・そうか、第一コースが急斜面だったんですね。次回は行ってみたいかな。

今回の練習メニュー

練習向きのゲレンデということで、今回はとにかく練習に勤しみました。両ストックを引きずりながら、体の左右の傾きを確認したり、ターン時にダブルストックを突くことでニュートラルポジションを確認したりしてみました。

分かったことは、やっぱり左ストックがうまく突けない、引きずれないってこと。左側の斜面が遠く感じられるのに気づくことができました。要するに、左足が体から離れている。きちんと乗れていないんですよね。だから左足の荷重が不完全になって、右ターンがうまくできない、と。

この辺を意識しつつ、左足をなるべく体の真下でコントロールするように練習をして、さらに真っ直ぐ立てるようになったかなぁというのが今回の収穫です。まだ詰めが甘いかな、と思うところもありますので、次回はさらに練習するつもりです。

ちなみにこの辺の練習ポイントは、Youtubeで事前に情報収集して、ゲレンデに臨んでいます。今年はこのパターンでかなり上達しているので、Youtube偉大だなぁと感じています。

帰りは寒波の洗礼を受ける

夕方まで滑りきって撤収しました。

日も傾いて、天気も悪くなってきました。ホワイトアウト状態です。

そして、今シーズン何回目か分からない雪下ろし・・・。フロントガラスはびっしりと氷付いてて落とすの大変でした。まさに寒波の洗礼です。さらに、ここから山を降りて上信越道に向かったのですが、この帰路の山道が日暮れ時のホワイトアウト状態で非常に怖かったです。

さて、帰りは温泉に寄りたかったのですが、時間的にどこも混んでるし、しかもお目当てだった権現の湯、湯楽里館は改修中でお休み。なんだか知らないけど、この時期改修してる日帰り温泉、多いです。やっぱり冬季はお客さま少ないからですかねぇ。

仕方がないのでいろいろ検索して、「アートヴィレッジ明神館」という施設に行ってみました。

宿泊施設の日帰り温泉っていうことで、ちょっと不安を感じつつ向かったのですが、思った以上に良い施設でした。

個人的に、どうにもホテルなど宿泊施設のの日帰り入浴ってやっつけ感があって苦手なんですよね。日帰り客の導線が良くなかったり、鍵付きのロッカーが無かったりと、日帰りユースの考慮が足りていないケースが少なくなくて、あまり好きじゃないんです。

翻ってこの「アートヴィレッジ明神館」は宿泊施設なんですが、施設も綺麗で、日帰り客向けの導線や設備も考慮されていて、非常に快適でした。温泉は少しモール臭のする淡い褐色のお湯でいい感じだし、まさに穴場って感じで比較的空いていたのも良かったです。また行ってみたいです。

帰りの高速ですが、上信越道に乗ってしまえばそこからは渋滞もなく快適なドライブでした。関越道は駒寄PAまでチェーン規制ということで、かなり寒波の影響があったようですが、こちらは特に問題なし。やっぱりこの週末は湯沢は厳しかったなぁと思います。

締めは高坂SAで味噌ラーメンに明太子ごはんを頂きました。体が温まって良かったです。

関越道を降りてからは環八で横浜までスムーズに帰ってこれました。最近の経験として、どうやら滑りきって遅い時間に移動するようにしてしまえば意外に渋滞には当たらないというのは正解なようです。

湯の丸スキー場の感想

以上、湯の丸スキー場の旅でした。初めてのゲレンデだったのでいろいろ手探りだったところはありますが、良いゲレンデだったと思います。第一コースを除けばほぼ緩斜面なので、ちょっと退屈かな、というところもありますが、広くてフラットなゲレンデが多く、練習やグループで滑るような場合には丁度良いのではと感じました。

標高が高く雪質が良いのはこの界隈のスキー場の特長ですね。実はあまりこの方面は滑ったことが無かったので、もうちょっと開拓してみようかな、と思いました。早速、次回は菅平高原かなぁと思い調査開始です。

コメント

タイトルとURLをコピーしました