エコーバレースキー場の旅。今年もまだ経営再建中です。

スキー

2018〜2019のスキーシーズン、まだエコーバレースキー場に行っていなかったので行ってみました。結局やはりまだ経営再建中で、かなり運営も心もとない雰囲気でした。雪質が最高なだけに残念です。

今シーズンは関越方面しか行っていなかった

今シーズンは年末年始の寒波でスキーシーズンは幸先の良い滑り出し、かと思ったら、実際雪が降っているのは新潟方面だけ。ワタシが勝手にホームゲレンデとしているエコーバレースキー場のある蓼科方面はまだまだ全然積雪が足りていません。

そんなわけで、これまで関越方面、丸沼や上越国際ばかり通ってしまっていたのですが、これは良くない。という訳で、正月休みの最後、2019年1月6日にエコーバレースキー場に行ってきました。

結局エコーバレーはまだまだ・・・

先に結論だけ書いてしまいますと、今年もエコーバレースキー場は絶賛経営再建中って感じでした。レストランもほとんど開いていないし、休憩所も縮小気味で、正直これじゃ客足も伸びないよなぁという感じです。

一方で、雪づくりだけは素晴らしいの一言で、この積雪の少ない中、ここまでのゲレンデを良く仕上げているなぁと感銘を受けました。今日も気温が低い中、ガンガンと雪を作り続けている感じで、今後滑れるゲレンデも増えていきそうな雰囲気はあります。

ただ、レストランなどの施設、アメニティがある程度運用できないと、家族連れなどで訪れるにはちょっと厳しいかなぁという感じです。早朝運転なども始まっていますが、コアなユーザーは来るでしょうが(コアなユーザーをなんとか引き留めようとしている感じもありますが)、なかなか裾野は広がらないでしょう。

ゲレンデが良いだけに、とにかく頑張ってほしいの一言です。そんな感じで、今年も、ちょっと残念な印象のエコーバレースキー場。それでも何度か行くだろうなぁとは思っていますがね。

中央道は混雑しないのがいい

出発は5:20。ぶっちゃけかなりなめてます。関越方面と違って、エコーバレースキー場は中央道、蓼科です。なので、渋滞しないんです。だからこっち方面、好きなんですよね。上越方面の「東京から2時間」の謳い文句は絶対トップシーズンは無理です。

行きはブルジョアに東名高速から圏央道、そして中央道へ。お金があればこれがやっぱり一番速いです。もちろん渋滞なんてありません。スイスイと双葉SAへ。

本日の朝食はなんとなく唐揚げ丼に「限界わかめ」味噌汁。双葉SA下りのフードコート、乾燥わかめが入れ放題になってるんですよね。なので、ラーメンやうどん、味噌汁にドバっと限界まで入れるのが好きなんです。という訳で、今日も限界わかめ味噌汁。朝食をしっかり摂るとやっぱり調子良いです。

天気が良ければ、双葉SAからは富士山が綺麗に見えるはずなんですが、今日は雲が多く見えませんでした。

反対側には朝日を受ける南アルプスが見えましたが、やっぱり雪が少なく感じますね。寒波で雪が降っているのは本当に日本海側だけなようで。

白樺湖周辺はそれなりに雪はあった

諏訪南インターを降りて八ヶ岳エコーラインでエコーバレースキー場に向かいました。道中ここまで全く積雪はなく、路肩にちょっと雪が残ってるかな、程度です。雰囲気としては春先の感じ。

白樺湖へ登っていくあたりから、やっと路面にシャーベットが残っているようなところが出てきました。流石に白樺湖畔の道路は雪道。それでもやっぱり少ないかな、という印象です。

ただ、途中で見えたロイヤルヒルスキー場のゲレンデを見ると結構ちゃんとスキー場になってたので、ちょっと一安心しました。

そして大門峠を超えると、いつもの通りの冬の峠道になっていました。この景色を見て、正直ほっとしました。雪不足ではありますが、それなりに冬にはなっています。これならエコーバレースキー場も大丈夫かなぁと。

第二駐車場に来てみた

エコーバレースキー場到着は8:40頃。実質3時間20分。そんなに急いでいませんが、これくらいの時間でちゃんと着いてしまうのが中央道の素晴らしいところです。過去には3時間切ったこともあります。

で、今日は面白がって第二駐車場に来てみましたが・・・着いた時点では車は3台しかありませんでした。わざわざ第二駐車場に入れる必要無かった、と。

第二駐車場にあるレストハウスピステは実質稼働していません。ドアは開いていましたし、更衣室としては使えそうな雰囲気もありましたが、暖房とかも効いてないし、使える状態にはありませんね。ますます第二駐車場に入れる意味は無いです。

ゲレンデの雪質は最高

という訳で、準備をして滑りはじめました。

第二駐車場からだといきなりゲレンデインできます。景色としてはこんな感じで、端のほうはちょっとブッシュが覗いています。ただ、ゲレンデの大部分は非常に綺麗に雪が整備されており、新雪圧雪のゲレンデコンディションで最高な感じでした。

これおそらくスノーマシンが優秀なのと、気温が低いのが効いているんだと思いますが、全く人工雪っていう感じはなく、非常に自然なゲレンデに仕上がっていたのが印象的でした。これはガンガン滑りたくなりますよ。

リフトのチケットの設定がまたちょっと変わっていて、午前券、午後券がなくなって、4時間券になってました。チケットの案内板を見ると、実質的に半日券として使って欲しいらしい表示(AMとかPMとか)になっていました。

正直、ここまで大きく終了時刻が印字されたチケットは滅多に見ないので若干驚きました。でもきっちり4時間滑れるのって、それはそれで便利ですね。朝とか遅れて来ても損した感じがしないですから。

で、このチケットをよく見ると台紙に「Blue Resort」の文字が見えます。去年まではマックアースの経営でしたが、今年はBlue Resortグループでの経営です。Blue Resortのホームページなど見ますと、今シーズン、何箇所かスキー場の再建を手がけているようですね。

やっぱりスキー場経営は難しいのかなぁ、と思いつつ。

まずは第八リフトの下部コースを滑ります。見ての通り、ガラガラです。

トリプルリフトは動いておらず、アンデルマットは滑れませんでした。まだ絶賛雪づくり中な感じです。相変わらずエコーバレー、上手い人が多いなぁという印象は変わらず。そして今日も、コスプレボーダーさんが居ました。

なお、もれなく、コスプレボーダーは、上手いです。経験則。

とにかく雪質が良くてゲレンデの整備も良くて、非常に滑りやすくて気持ちいいゲレンデでしたよ。これぞエコーバレー、って感じです。

しばらく滑って、上部ゲレンデに移動してみました。トリプルリフトが動いていないので、ペアリフト2本乗り継いで行くことに。ちなみに今日はここの緩斜面で団体スクールをやっていて、ここだけタイミングによってちょっとリフト待ちがあったかな、という程度で、全体としてはほぼリフト待ち無しで滑れました。

ペアリフトを降りたところから上部、サンライズゲレンデ方面を見ると絶賛雪づくり中でした。今年はサンライズゲレンデ、滑れるかなぁと、期待しています。

上部はハイローゼン一本です。流石、よくこのゲレンデ作ったなぁと感動します。こちらも雪質は非常に良好です。ただ、クワッドリフト乗り場には「上部アイスバーンにて上級者のみ」って書いてありました。

実際行ってみたら、そこまで厳しいアイスバーンではなく、非常に気持ちよく滑れるゲレンデだったので良かったですが、確かに下部などに比べるとちょっと硬かったかな、と。

こんな感じで上部もガラガラ。ピステがきっちり入っていて滑りやすいゲレンデです。

天気はイマイチでしたね。上部のリフト降り場から浅間山方面を見たところですが、雲にかくれて見えてませんでした。残念。

たかやま方面もガスってます。そして上部もハイローゼン以外のところはまだ雪が付いていません。

蓼科山も雲に隠れたり見えたりです。

雲が切れたタイミングだとこんな感じですが、やっぱり蓼科山も雪が少なく見えます。

しばらく滑って、上部のレストランハイジで休憩したんですが、なんとトイレが「故障中」で使えず。うーん、こういう施設はちゃんとメンテしておいて欲しいところなんですがねぇ。喫煙所は使えました。

レストランには今年もケーキセットはありませんでした。という訳で、しろくまコーヒー。チョコチップクッキーに今日のブレンドです。あー、しろくらラテにすれば良かった、とあとで後悔した奴です。しろくまコーヒーは好きです。

なんとリフトトラブルに当たった

休憩後、再び上部に戻ってガンガン滑って、そろそろ上がろうかなぁとクワッドリフトに乗っている時に、事件は起こりました。

リフトが突然停止です。この位置で止まりました。

しばらく待っても動きません。スタッフの方がスノーモービルでやってきて「予備で動かします」とか行って去っていきましたが、それでも動かず。そしてついに、15分くらい経ったところで、長い竿のようなものを持って複数名のスタッフがやってきました。

そう、もうリフト動かないので、ロープで吊るして下ろすヤツ、初体験。丁度最近、蔵王のスキー場で停電のニュースがあって、もしや、とは思いましたが、ついに来ました。これだけスキーに通ってるのに、実は初めてという(いや、普通無いから)。

体を支える補助具の付いたロープが竿の先に通してあって、その竿の先のフックをリフトのワイヤーにかけて、それを体に固定して、下ろす、ってことらしい。一瞬、本当に大丈夫か?と思いましたが、「僕らを信用してください」という言葉を信じて、ロープを体に固定して、リフトからダイブしました。

この瞬間は結構怖いですが、その後はゆっくりと降りていく感じで、特に問題無く救出完了となりました。別に板は外すことは無かったですね。リフト停止から降りるまで結局30分はかかってません。

人生初体験となったリフトからの救護具での脱出ですが、流石にスタッフの方も手慣れた対応でむしろ安心感が増しました。判断も迅速だったし、良い経験だったな、と思いました(逆にワクワクしていたというのは内緒)。

他方、この感、スタッフの方が体調を気遣って声がけをされていたのが印象的でした。確かにリフトの上って寒いですから、場合によっては結構辛かったのかもしれないです。ただ今回はそもそも気温が低かったこともあり、ネックウォーマーなどの防寒対策もしていたのでワタシは問題ありませんでした。

やっぱり防寒対策は大事だなぁと改めて思いました。スキーやスノーボードを滑っていると結構暑くなっちゃうので、リフトに乗る時の防寒対策ってちょっと油断しがちなんですよね。気をつけようと思いました。

エコーバレーのゲレンデは最高だった

もう上がろうと思っていたタイミングだったので、まぁリフトトラブルは良い経験だったということで、残り時間、ちょっと滑って終了しました。

最後に、雪づくり中のアンデルマット。まだブッシュが見えますが、来週には滑れるようになるかなぁという感じ。それよりクワッドリフト治るかなあ。オグナほたかの前例(リフト廃止)もあるだけに、ちょっと不安です。

昼過ぎですがやっぱりガラガラです。第一駐車場もほとんど車がありません。

帰り際の第二駐車場からの蓼科山です。綺麗に見えました。なお、帰り際の第二駐車場の駐車台数は6台でした。

音無の湯へ

エコーバレースキー場からの帰りの温泉といえば、定番の音無の湯へ行きました。

JAFの会員割引で100円安くなって良かったです。内湯が相変わらず熱くて、露天風呂は寒くて気持ち良いです。すっかりリフレッシュしました。

帰りの中央道も快適なドライブ

帰りは諏訪南ではなく諏訪インターから戻りました。中央道原PAで何か食べられるかな、と期待しつつ行ってみたです。

で、期せずして遭遇したのがこちら「長門牧場ソフトクリーム」。練乳系の甘さと牛乳の香りがする、まさに牧場らしいソフトクリームです。とても美味しかったです。ちなみに食堂も覗いてみたのですが、あまりグッと来るものが無かったので食事はしませんでした。

八ヶ岳PAまで走って、前から気になっていた「清里カレー」を頂きました。ベーコンとソーセージ乗せです。これまた美味しかったです。

帰りの中央道ももちろん渋滞なんて皆無です。やっぱり中央道は良いです。関越道ではこうは行きません。府中スマートICで降りて多摩川河川敷を走り、第三京浜に乗る、という最近お気に入りの経路で帰ってきました。結構早かったです。

やっぱりエコーバレーはいいスキー場なんだけど

以上、シーズン初の中央道スキーツアーとしてエコーバレースキー場に行ってみた話でした。レア体験もありましたが、やっぱり経営再建中でいろいろ残念なところがあったのは事実です。ゲレンデが最高なだけに惜しいんですよね。これじゃ家族連れとか厳しいよなぁというのが率直な感想です。

一方で、割り切ってナイターとか練習に行くとかなら全然良いかなとも思いました。そんなわけで、今年もあと何回かは行くと思います。それまでに、さらに滑れるゲレンデが広がっていることに期待します。

頑張れ、エコーバレー。応援しています。

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