スキーシーズンに向けて、板のチューンナップをAmazonで買ってみました。手間いらずで便利だと思います。もちろん、近くにショップがある人はそちらで良いでしょう。
Amazonでスキー板をチューンナップしてみた
年に10回以上はスキーに行く私、なるべくシーズン一回くらいはチューンナップに出したいなぁと思っています。今年はシーズンイン前に滑走用のチューンナップを、と考えていたわけですが・・・
なんと行きつけだった近所のヴィクトリアが閉店してしまいました。結構スキー用品の品揃えが良くて、重宝していたんですがね、みーんなゴルフ屋さんになっちゃってます。ウィンタースポーツ関連はやっぱり儲からないのかなぁ。
チューンナップもこのお店でお願いしていたので、困ってしまいました。近場でどこかチューンナップしてくれるお店を探すのも考えたのですが、ネットで検索していたら、宅配でチューンナップしてくれるお店があることを発見しました。
しかもこれ、Amazonで技術サービスとして売ってるものもあるじゃないですか。という訳で、試してみることにしました。
買ったのは、こちらの商品です。サービスです。
「波と雪の製作所 TUNE UP service」さん、ということで、スキー板とスノーボードのチューンナップサービスが出品されています。
今回は2本チューンナップしたかったので、梱包材付きと梱包材無しの2つをオーダーしました。この辺のオーダーの仕方は、Q&Aでいろいろやり取りがあるのでこちらが参考になります。評価も悪くなさそうだし、期待が持てます。
サービスのシステムとしては、Amazonからオーダーすると、梱包材と発送用、返却用の伝票が送られてくるので、これでスキー板を梱包して送ると、チューンナップされて返ってくるというものです。
Amazonを使うことで、業者さんとの連絡や支払いなどがスムーズになりますので、それなりにメリットはあると思います。
梱包材が届いたので発送してみた
Amazonでオーダーすると速やかに梱包材が送られてきます。梱包材と言っても、要するに巨大なダンボールです。実際このサイズのダンボールを入手しようとするとそれも面倒なので、これだけでも助かります。
本当にダンボールがこんな感じで送られてきます。
品名は「2台用」の梱包ケースということです。これ3台まであるらしいという情報がQ&Aにあるのを見たので、1台から3台まではとりあえず対応できるようです。
ダンボールに貼り付けられていた封筒にはこんな感じで各種書類が封入されています。
- 預かり票
- 台数分、住所氏名などを書いて板に貼り付けて送付します。
- 返送用伝票
- ゆうパックの伝票です。宛先として自分の住所氏名など書いて板と一緒に送付します。
- 発送用着払い伝票
- 差出人として自分の住所氏名などを書いて梱包材に貼り付けて発送時に使います。
- 梱包手順書
- 上記の手続きや梱包の仕方が解説されています。
とにかく梱包方法などの説明書が非常に丁寧で分かりやすくて助かりました。
加えて、梱包材には、板を収めるビニール袋と、今回2台入れるのにスペーサーとして使うダンボール材が同梱されています。本当にすべて揃ってるって感じで楽ちんだ。
資料を見つつ、梱包ケースというかダンボール箱を組み立てていきます。と言っても、要するに箱状にしてガムテープで止めれば良いだけです。
ガムテープについては、強度を考えてちゃんと布テープを使用することをオススメします。紙製の薄いテープだとやっぱり不安を感じますので。
こんな感じで、ビニール袋に入れた板を梱包ケースに収めていきます。サイズ的には160cmの板だと多少余裕がある感じでしたので、おそらく180cm程度までは収まる感じです。
隙間には新聞紙やチラシを入れて緩衝材にします。梱包ケースの強度がそれなりにあるので、そこまでシビアになる必要は無さそうですが、入れたほうが安心です。
手順書にあるとおり、「4箇所程度」ガムテープで蓋をして完成です。この4箇所っていう細かな指示まで、きちんと配慮されている感じが良いです。実際、4箇所で必要十分なんですよね。こういう細かいところが良くできている気がしました。
発送は同梱されてきた西濃運輸の着払い伝票で送ればOK。集荷連絡先まで資料に記載してあるのが良いところです。書いてある通りに連絡すればOKです。
最初、電話が繋がらなかったので、Webで集荷をお願いしようと思ったら、なんとWebからの受付は2日後以降しか受け付けてくれないんですね。さすがにそれは困るので、電話が繋がるまでしばらく待ってみることにしました。
オペレーターさんに繋がってしまえば話は早くて、数時間後には集荷に来てもらえました。この辺のWebと電話のサービス格差、なんとかならないかなぁ。とにかく、集荷は電話が一番です。
西濃運輸のお兄さんは、手慣れた手つきで巨大なダンボールを担いで行かれたのが印象的でした・・・。
ほぼ1週間で作業は完了
作業は比較的速やかで、作業完了までほぼ1週間ですので、受け取りのタイミングなど、2週間見ておけば確実に返ってくるかなぁという感じです。店頭でチューンナップ預けた場合もだいたい1週間ですので、時間的には変わらない感じです。
今回の実績としては、12/1に発送して、12/10に作業完了、発送の連絡、受け取れたのが12/15です。ウィークデーは仕事があって受け取れなかったというだけで、もっと早く受け取れたかもしれません。っていうか、車あるので、郵便局まで引き取りに行っても良かったかなぁと(窓口のおじさんが嫌がりそうなのでやめました)。
「こわれもの」で届きました。梱包ケースや中の部材は、すべて発送時のものに入って返ってきています。当然といえば当然なんですが、なるほど、という感じです。郵便局のおじさんも慣れた手つきで巨大なダンボールを扱っていたのが印象的でした。
チューンナップ後の板。いい感じです。サビはもちろん落ちてるし、滑走面もなめらかです。
2本目。こちらはちょっと大きめの傷が滑走面に付いているのですが、さすがに傷埋めはされてませんでした。これはチューンナップとは別なので仕方ないです。それでも滑走面はキレイになっていて良い感じですね。
スキー場に早く行きたくなりました。
Amazonチューンナップ、楽ちんなのが魅力
なお、返却後の梱包ケースですが、これなら次にチューンナップに出すときもまだ使えそうなので、シーズン終了時にまたお願いしちゃうかなぁと思っています。
以上、Amazonでスキー板のチューンナップを試してみた件、実際に使ってみた感想ですが、「とにかく楽ちん」の一言に尽きます。家から一歩も出ないで、重いスキー板をスキーショップのチューンアップ受付窓口まで持ち込まずに済むというのは、なかなかに便利なサービスだなぁというのが率直な感想です。
しかも、梱包ケース含め、必要なものはすべてパッケージングされていて、きめ細かなサービスになっている点も非常に好感が持てました。
近くに贔屓のスキーショップがあるような方なら、そちらにお願いすれば良いでしょうし、さらに細かなチューンアップの要望などを聞いてもらおうとすると、やはり対面でのコミュニケーションが有効で、宅配チューンナップサービスでは難しいかな、と思います。
そうじゃない方には、このチューンアップサービスは便利に使えると思います。加えて、Q&Aなどの対応を見ていると、おそらく細かな相談にも乗ってもらえそうな雰囲気もありますので、試してみても良いかなぁと思います。
Amazonでの評価が高いのも頷ける非常にきめ細やかなパッケージングの光るサービスだなぁという印象です。チューンナップを初めて試してみたいという方や、少しでも手間なくチューンナップをお願いしたいという方にはオススメかな、と。
おそらく、私も、また使います。
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