Genius Bar初体験の感想。Mac Book Pro Retina 2016 TouchBarが壊れた話。

Mac

という訳で、Genius Bar行ってAppleのサポート受けてきました。結論から言うと、これは良いものです。なんか安く治りそうだし、ラッキーです。

MacBook Proが壊れたのでGenius Barに行った

はい、MBP壊れたのです。

https://blog.ayurina.net/2018/12/02/mac-book-pro-retina-2016-touchbarが壊れたのでgenius-barを予約した/

AppleサポートサイトからApple銀座のGenius Barを予約して、土曜日に行ってみたのでした。Apple銀座といえばいわゆる旗艦店。初めての訪問ってことで結構ワクワクです。

そもそも土曜日の銀座なんて近寄ることも無い。地下鉄で銀座に向かい、最寄りと言われるA12出口(銀座松屋です)へ。地上はやはり人で溢れていて酔うレベルですね。しかも歩行者天国。いやぁ銀座だなぁという感じです。

Apple銀座の第一印象としては「とにかく混んでる」。よりによって予約した時間が土曜日の午後ってことで、おそらく一番混んでいる時間に当たっちゃったんですよね。とにかく1階のショールームはどんだけ人居るんだよってくらいの混みようです。

こんな状態で果たしてまともにサポート受けられるのか?という一抹の不安を感じたのでした。

Genius Barもなかなかの混雑っぷり

Apple銀座のビルに入ると、一番奥に2本エレベーターがあります。このエレベーターで4階に行くとサポート窓口通称「Genius Bar」があります。フロア案内とか見ていなかったのでよく分かりませんでしたが、1階と2階がいわゆるショールーム的なところでお買い物できる感じ、3階がシアター。これはGenius Barの待ち時間を潰すような使い方ができます。流れていたのは、iPhoneやApple watchの使い方ビデオに見えましたが。そして4階がGenius Barになります。

このエレベーター、完全な自動運転になっていて、ボタンは「閉じる」しか見当たりません。黙ってても各階を動き回ってる感じです。もしかしたら人感センサーなどで制御しているかもしれませんが、エレベータは人の操作(開く、閉じる)を無くしたほうが効率が良くなるって話を思い出しました。まぁ単なるオシャレデザインなのかもしれませんが。

さて、4階、Genius Barに着いての印象は「やっぱりここも混んでいる」。とにかく人が溢れていて、まともにサポート受けられるのか?と不安になるレベル。ただ、赤いTシャツを来たスタッフの方がiPad見ながら人を捌いていて、意外に混乱はしていない感じです。

ワタシが到着したのは予約時間の10分前です。ワタシの前に予約で相談していた人がもっと早めにきた感じで、もっかい来てね、って言われてました。これおそらく、10分〜5分前くらいに到着するのがいい感じです。とにかく混んでるので、早く来すぎても待ってるスペースが無いです。

10分前に到着したワタシはなんとなく中の方に案内されて待たせてもらえました。しかし人多い。大多数がiPhoneのサポート、残りちょっとがiPadで、Macの持ち込み修理って少ない印象です。売れているデバイスの絶対数が違うので、そりゃそうだな。

MacBook Pro修理について

順番が来て、バーカウンターに案内され、スタッフの方に問診・診断を頂きました。

ワタシのMacBook Pro、ディスプレイが表示されないという症状だったのですが、どうやらディスプレイを半分くらい開けた状態であれば画面は表示されていることが分かりました。スタッフの方曰く「よくあるんです」・・・あ、そうですか。なるほど。

いずれにせよこれはディスプレイの不具合で交換修理になるとのこと。費用は4.5万円。思ったより安くて良かったです。ネットで事前に調べていたところでは、下手すりゃ8万円?とかいう未確認情報もありましたが、ワタシのMBPは4.5万円+工賃+消費税で行けると。これなら全然買い換えるより安いです。

もちろん、時期的なものやモデルの詳細な条件があるので、すべてのケースでこの値段になるとは言えませんが、なんていうか事前の印象より安かったですね。

さて、ついで、と言ってはなんですが、そう言えばキーボードの入力重複もあったので、これも申告して、キーボード交換プログラムも適応してもらうことにしました。

Appleのサポート情報を見ると、「交換/リペアエクステンションプログラム」というのがあり、要するにこれはMacのリコールみたいなものです。不具合があるため、無償で交換が受けられます。これちゃんと見ておいたほうが良いですね、と今回思い知りました。皆さん見ておきましょう。

何故、これをオススメするかというと・・・この修理プログラム、工賃も含め無料なのです。なので、やり方や条件にもよりますが、他の故障修理の工賃、例えばディプレイ交換の工賃もこれに合わせて無料にできるかも、という話なんですね。今回それで、実は工賃無料になっています。

Appleからしてみれば、キーボード交換(トップパネル交換)にしてもディスプレイ交換にしても、割かれる工数に差は無いので、そんな状態になるわけです。分からないでもない。ただ、これが適応できるか否かはスタッフの方も「伝票作ってみないと分からない」とのことだったので、いろいろ条件はあるような気がします。ただ、一応修理を受ける際には、一緒に治せる不具合があるかとか、その辺の情報は収集しておいたほうが良いと思いました。

半開きのディスプレイを覗き込みながら、診断プログラムを走らせて、他に異常が無いことを確認し、見積もり伝票を貰ってMacBook Proを預けて終了です。なお、見積もりはメールでも届いています。

修理にはおそらく1週間程度かかるとのことで、もし早く終わるようなら連絡をくれるそうです。せっかくウィークデーでも取りにいけるように会社の近くのApple銀座にしたのに、これが1週間後の週末だったらちょっと悲しいなぁと思うところもありつつ。早く終わって来週末には使える状態に戻したいところなんですが・・・。

Genius Barの対応は良いかも

結局ここまで15分くらいの対応で修理受付は完了です。非常にスムースで好感の持てる対応で良かったです。

正直なところ、サポートの予約から窓口での受付まで、道中あちこちが混雑していて本当にまともなサポートが受けられるのか?と不安を感じていたのですが、実際のサポートは非常にリーズナブルかつスムースで印象が良かったです。ただ、このサポートの対応、一方で非常にアメリカ的というかドライな面もあるので、好き嫌いは分かれるかもしれないな、とちょっと思いました。

背景にあるのがApple IDによる情報の管理です。Apple製品の場合、同じApple IDでログインまたは紐づけていれば、利用しているすべてのデバイスの情報が分かります。購入履歴とシリアル情報が紐付いているので、サポートの状態が修理履歴などがIDで管理されているということです。

つまり、日頃からきちんとApple IDを利活用している人なら、非常にスムースなサポートが受けられてハッピーですよ、ということです。これは他の海外製品でも良くあるシチュエーションなので、慣れている人からすると当たり前過ぎてメリットに気づかないところでしょう。

一方で日本メーカーのPCなどでは「ユーザー登録してください」みたいなペーパーが一枚入っていたり、滅多にアクセスしないようなマイページに登録させられ、結局登録したことを忘れていたみたいなのが通常の流れでしょう。全くUXのレベルが違うので比較にもなりませんが、実はApple IDの魅力って、そういった煩わしさを解消してくれるところにあるんですよね。

Genius Barのスタッフの方の対応も非常にスムースだし、好感が持てました。他方、もっといろいろな相談に乗って欲しいと思う方には物足りなく思われるでしょう。

他方、ユーザー登録がまともに行われないPCって、つまりは街の知り合いの電気屋さんに駆け込んで直してもらう、的な日本の風情があるような気がします。そこら辺が、対応が冷たくて苦手、っていう感想の根っこかな、と。

スタッフの方の対応を見ていて思ったのは、意外に予約無しでGenius Barに来ている人が居るんだなぁというところですね。確かにAppleのサポートサイトは初見殺しだし、本当に突発的な不具合はありえるので、無くすことは難しいと思いますが、やっぱり予約はしたほうが良いと思います。

結論:サポートもAppleの魅力だった

結論。今回Genius Barを実際に訪ねて、その魅力と素晴らしさを理解することができました。結果として、今後もApple製品を私は使い続けるでしょう。

確かに予約の取りにくさや店舗の混雑具合など、ちょっとUXを損ねている面はありますが、本質的なところでやっぱりUXが他社とは比較にならないのを実感してしまったので、しばらくこの信頼は揺るぎないかなぁと思っています。

一方で、こういうサービスに慣れていない方には、やっぱり物足りなさを感じるサービスであることは否定できません。まあ、私の個人的な意見としては、こういうサービスに慣れ親しむことも新しい技術を使いこなすっていうことの条件の一つかなと思っていますがね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました