丸沼高原スキー場の旅。春は丸沼。スクールで滑りを整える。

スキー
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春なので丸沼にいきました。久々にスクール入って滑りを矯正。とても勉強になりました。しかし疲れた・・・。

春は丸沼

2018年3月25日。世間はすっかり春です。桜も咲き始めて、もうスキーシーズンも終わりに近いのですが、まだまだ滑れるスキー場はあります。という訳で、この時期恒例、丸沼高原スキー場に行って来ました。

目的は、余った10時間券を使い切ることと、なんとなく、混んでたらスクールで良いかな、と。ニューモデル試乗会もやっているようですが、結構高いモデルばかりなので、まぁ買えないよなぁって感じで、ちょっと躊躇しちゃった。

流石に快調な往路

出発は4:50。まぁちょっと遅めではありますが、悪くないスタートです。今回は素直に環八で関越道まで向かいました。もう春なので、スキーに行く車も減っているだろうと期待しつつ。案の定、道路はそんなに混んでいなくて、順調に関越道まで入れました。

関越道も快調そのもので、トップシーズン恒例の6時過ぎから始まる前橋渋滞もありませんでした。いい感じです。朝食はいつもの通り本庄児玉IC近くのローソンで取って、沼田インターから丸沼高原スキー場を目指しました。

国道120号も路面に積雪は全くありません。スキー場周辺まで残雪の気配もあまり無くて、やっぱり春だなぁと感じます。流石にこの辺まで来るとスキー場に向かっている車が結構居て、まだまだ滑ってる人が多いのを実感しました。

結局丸沼高原スキー場には8:10頃到着。一応、カーナビの見積もり通りとはいえ、3時間ちょっとでここまで来れるのはトップシーズンではまず有り得ないことです。素晴らしく速い。でもスキー場の駐車場はそれなりに混んでいました。この時期なので、滑れるところに人が集まるようになってるんですよね。丸沼高原スキー場はそれこそゴールデン・ウィークまで滑れる比較的近場のスキー場ということで、やっぱり混むんだなぁと。日曜日だしね。

いい感じのザク雪

という訳で早速滑りに行ってみました。なお、残チケットは5時間。

天気良いです。むしろ日差しは暑いくらい。でも風は冷たくて、薄着で出るには躊躇する感じです。雪はすっかりザク雪。カチコチシャーベットになってないのはゲレンデ整備の気合の違いでしょう。この日は大会で一部ゲレンデが閉まっていたり、ISGの試乗会やってたりしました。

実際滑ってみると思ったより感触は良いです。それでも気温の低い丸沼高原のコンディションのお陰かな。伊達にGWまでやってません。

本当に天気が良くて、遠くの山並みまで綺麗に見えました。でもゲレンデ外はもう雪も少なくて、春だなぁっていう感じがします。

ちょっと上部に来ましたが、雪はこの辺でも結構緩いです。朝はそれなりの硬さでしたが、あっという間に深いシャーベットになってしまい、ホント気を抜くと一瞬で板を持っていかれて転倒するような、まさに春のコンディションです。

こちらはイエロー。結構人が多いです。やっぱり混んでます。そんな訳で、こんな日はスクールに入ります。あまり脈絡は無いのですが・・・混んでるし、スクールかな、と。

スクールで滑りを矯正、でもちょっと失敗

という訳で、何年かぶりにスクールに入りました。ホント、たまにスクール入って滑りは補正したほうがいいですよ。で、問題は、どのクラスを選ぶか。思わず「上級」を選んでしまったのですが、これが苦難の始まりでした・・・。

実は何年か前、「中級」のスクールに入ったことがあるのですが、正直レベルがちょっと低めだったかなと思ってたんですよね。完全な自信過剰です。「上級」って、要するに中級以上、ってわけではなく、この上がない上級なんですね。なので際限無く上手い人が参加してくるのが上級。正直私にはまだレベル合ってなかったかな、と反省しています。一方で、こういうレッスンは自分より上位のレッスンを受けたほうがやっぱり勉強になる面もあって、そういう意味では個人的にはとてもためになるレッスンでしたが・・・(苦笑)。

さて、スクール開始直後。何か課題は無いですか?と問われたので正直に「右ターンが上手くいきません」と先生に申告しました。早速滑りを見てもらって一瞬で「お前、左ターン回しすぎ」って分析完了。なるほど!そういうことか!という事で、私のスクールに入った目的は一瞬で解決してしまいました(笑)。でもその後の練習で、結局外足に乗るとはどういうことか、ずらしを中心としたショートターンでの重心移動とはどういうことか、という辺りを徹底的にレッスンしてもらい、とても勉強になりました。

その後はなんとコブ斜面へ。いやぁ私、コブはあまり入ったこと無いんですが・・・(汗)。でもなんとか4ターンくらいはできた気がします(苦笑)。理屈は分かってはいるんですが体が付いてこない。でもなんだかコブ斜面も楽しそう、っていうのが分かりました。

結局、ショートターンでいかに重心を安定させるか、コブ斜面での滑りの質というのも結局はこの理屈がベースなので、これを徹底的にレッスンで教えてもらいました。正直、今まで考えたことのない感覚ばかりだったので、とても勉強になりました。もう練習したくて仕方ない状態になりました。

一方で・・・私そもそも古いスキーヤーなのと、あとカービングが体に染み付いているため、こういうショートターンで必要な「体軸とスキーの向きをずらす」という動きが徹底的に苦手なことが判明。この感覚をまずは体に覚え込ませて、滑りのバリエーションを「広げる」ようにすると良いというアドバイスを頂きました。

結論。私のレベルで上級レッスンはちょっと難しかったけど、学ぶことは多かったです。次回は・・・中級にしよう(苦笑)。

上部はコンディションもまだまし

スクールは午前2時間で終了。ここから再び滑りに戻りました。スクールで教えてもらった内容を元に滑ってみたのですが、正直、ホントこの2時間でまるで滑りが変わってしまったのを体感しました。スクール、すげーよ、マジで。とにかく急斜面でもなんでも楽に滑れるようになった。今まで何だったんだ、って感じ。

これはバイオレットコース。昼過ぎなのでもうすっかりジャブジャブです。凄い深いシャーベットでとても楽しい。これでもうちょっと空いてたら良かったんですが、そこそこの混雑でなかなかに辛かったです。

下から。これだけのゲレンデが滑れるってやっぱり丸沼高原スキー場は素晴らしいですね。

そして、来ましたゴールド。ここの上部はちょっと雪質が違っていて、普通にまだ冬らしさが残るコンディションでした。前週に季節外れの降雪があった影響もあったかな。多少、圧雪っぽい感触も楽しめるゲレンデでした。でも下部は完全なシャーベットでしたがね。ただ、このゴールドがやっぱり楽しくて何本も滑っちゃいました。っていうかですね、午前中のスクールのお陰で、この急斜面が恐ろしく安定的に降りられるようになったんですよ。あーもっと練習したい!って感じになりました。

ここで小休止・・・レストハウス「とんふぁん」の中になぜかキャンプ用品が飾られていました。こ、これは、明らかに、何かを意識しているような感じが・・・(汗)。ちなみに夏に来ても丸沼高原は良いですよ。高原の駅丸沼のソフトクリーム、侮り難しです。

そして、リフト券の最後の最後で、ロープウエイで山頂に来てみました。ここも雪質はシャーベットではなく、硬めのゲレンデっていう感じで冬を感じましたね。相変わらず風が強いとか、まあいつもの丸沼って感じで安心しました。

景色最高。

さて、リフト券消費のためとはいえ、スクールで慣れない滑りの練習をしたりなんだりで、5時間滑りまくった結果として、最後このゴンドラコース降りる頃には、途中で腿筋が釣りそうになって大変でした。マジ死ぬかと思った。

無事、ブルーコースを降りてきてスキー終了。結局14:30頃まで滑ってたのかな。普段は午前中で上がってしまう私にしてはマジ珍しいです。っていうか、今年いろいろ練習した結果として、体力が付いたというか、長く滑っても疲れなくなってきたんですよね。今回のスクールでさらに楽に滑れるようになったという実感があります。流石にこの日は疲労困憊状態でしたが、次回以降、確実にもっと楽しく滑れるだろうな、っていう予感を感じて、ゲレンデを後にしました。

なお、この写真でも分かる通り、この時期の雪って結構汚れてるんですよね。帰り際スキー板を雑巾で拭いたら思いっきり真っ黒に汚れて驚いた。かなり板も汚れているし、ワックスも汚れを吸い込んじゃってる感じです。春スキーは板のメンテも大事ですね。

食事は困った時の「駒寄食堂」

はい、という訳ですっかり午後まで滑りきってしまった日曜日。この時間になってしまうと、ゆき藤などの御食事処は昼休みに入ってしまってご飯が食べられません。という訳で、気合一発、困った時の駒寄食堂@駒寄PAまで車を走らせました。

っていうか、やっぱり関越渋滞してるのね・・・というオチが。駒寄PAまで行く途中でも、渋川伊香保インターから赤城PAまでの区間で既に渋滞してました。この先も渋滞している様子が見えて、若干ゲンナリ。

駒寄食堂で「寝かせ醤油ラーメン&高菜めし」を頂きました。コクの有る醤油ラーメンで美味しかったです。あと「高菜めし」も辛子高菜じゃなく普通の高菜に辛子明太子という組み合わせで美味しく頂けました。辛子高菜ってホント、口の中がヒリヒリしちゃうので苦手なんですよね。

久しぶりに「白寿の湯」へ

今回は食後の温泉です。おふろCafe「白寿の湯」まで足を伸ばしました。ちょっと強めの温泉に入りたかったのと、そういえば久しく行ってなかったので行ってみようかなと。あとは渋滞している関越道から少しでも離脱したかったというね。

Foursquareの記録によれば実はここに来るの1年ぶりらしい。驚いた。1年経って、入場方法が変わっていて、お食事精算バーコードバンドによる事後精算方式になってました。これ最近一般的な方式で良く見るんですよね。館内の設備もちょっと変わっていて、以前来た時よりちょっと広く感じました。おふろCafeになって継続して改善されてる感じがありますね。

温泉は相変わらずで気持ち良かったです。茶褐色のにごり湯で、泉質も湯船もとにかく熱い。やっぱり強い温泉で素敵ですよ。密かにここの無料アメニティが、リンスインシャンプーじゃなくてPOLAのシャンプーとコンディショナーが別ボトルになってるのは長髪の私的にはポイントだったりします。

あと、洗い場が節水弁ではないというのもポイントなんですが、見てみたら何箇所かお湯が出しっぱなしになってるところがあって、気になって止めてまわりました。みんな節水弁に慣れちゃってるのかなぁ。勿体無い。

デザートはミックスソフト

関越道に戻るとやっぱり渋滞。眠気と戦いながら(眠眠打破効かず)走って三芳PAへ。ここでデザートにミックスソフトクリームなんてものを久々に食べてみました。

今回、このソフトクリームを食べて確信しましたが、やっぱりミックスは邪道です。数多ソフトクリームを食べてきましたが、ミックスって良い思い出が無いんですよね。ミックスは良くないですよ。マジで。

素晴らしい春スキーだった

その後、結局かなり夜遅くなって都内に戻ってきて、帰りは環七で南下して横浜に帰ってきました。関越の渋滞を抜けたらあとは快調な道のりでした。

そしてなぜか肩が痛い。ショートターンの練習でストックの突き方を練習しまくった結果かな。他にも全身が筋肉痛で、むしろ今までいかに楽なスキーをしていたのかを感じています。もっと運動しよう、と思いました。

とにかく、今回の「春の丸沼」スキーツアー、天気もスクールもスキーも最高でした。やっぱり春スキー楽しい。まだまだ4月まで滑りますよ。

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