アンダーカバーへのアルミテープチューンが非常に効果が高かったので、調子に乗って追加してみたんですが、感触悪くて失敗だったというお話です。アルミテープ、難しいです。
アンダーカバーへのアルミテープ追加
先日、アンダーカバーへのアルミテープ施工でとても感触が良かったわけです。
https://blog.ayurina.net/2017/10/02/xvハイブリッドにエアロスタビライジングフィンと/
このボディ下部のアンダーカバーの溝への施工です。このアンダーカバー、かなりサイズ的にも大きいので、もっと追加したらもっと良くなるんじゃないか、と思って追加してみました。
どこに追加するかですが、ボディ下をよく観察して、同じく溝部分の最後部に追加してみることにしました。ここから綺麗に空気の流れができたら安定感も得られるでしょう、という目論見です。
溝は3本ありますので、それぞれの最後部に貼り付けています。
別アングルから。このようにアンダーカバーに溝が走っており、この溝の最前部が前回施工したポイントで、おそらくこれまでアルミテープを施工した中では最高に効果が感じられたポイントです。ここも悪くないんじゃないかと期待できるポイントです。
最低地上高が高いXVハイブリッドですので、ジャッキアップなどせずとも、車体横から体を滑り込ますようにして十分作業が可能です。
結果・・・良くなかった
早速走ってみました。走り出した直後はあまり変わった感じは無かったのですが、どうにも巡航速度になると、後ろに引っ張られる感じがあります。これはもしやダメパターンか?
高速に乗って走りつつ感触を確かめましたが、やっぱりダメ(苦笑)。仕方がないので、SA/PAの都度、左右1箇所ずつ外しながら感触を見ましたが、最終的に全部外して元に戻りました。どうやらこのポイントはバッドポイントだったようです。
改めて見てみますと、このポイント、アンダーカバーの最後部ではありますが、車体の最後部ではなく、後方にはまた別のアンダーカバーやリアタイヤハウスが続いています。アルミテープの効果として空気の流れが車体から離れるのを抑止する効果があるのですが、ここで変な感じで空気の流れを巻き込むような形になってしまったと想定します。アンダーカバー前部に付けたアルミテープの効果で流れてきた空気による相乗効果もあったのかもしれません。
とにかく、これはダメだったと。
アルミテープ、舐めると難しい
正直、これまでアルミテープチューンをいろいろ試していて、こんなに明確な失敗も結構初めてだったので、これはこれで良かったかなと思っています。つまり、効果あるんです。失敗もある。量と施工箇所をきちんと考えてあげないという事実を思い知らされました。
実は同じような体験をステアリングコラム下への施工でも経験しました。
以前はもうちょっとハンドル寄りに、もっと小さなアルミテープを複数枚貼っていたのですが、これをステアリングのより根本近くに、比較的大きめのアルミテープを貼り直したら、まるで感触が変わってしまいました。この位置のほうが明らかに効果があります。ステアリングが軽くなると共に、路面状況が分かりやすくなった感じです。
たかがアルミテープと侮るなかれ、きちんとチューニングが決まれば、これはとても効果があるものなんですよね。だからトヨタも特許公開したんでしょう。
とにかく、アルミテープチューン、いろいろと試してみるとさらに分かってくることもあって面白いです。
コメント
僕はアルミテープ を大量に前から後ろへ1メートル以上貼ってますが同じく後ろに引っ張られてる感じがしだしましたがパラシュート効果というよりもダウンフォースが効いてる感じに捉えてます。なぜなら鈴鹿サーキットのS字でグイグイアクセルを踏めるようになったからです。安定してるからこそ踏める。ただ前後のバランスを取るのが非常に難しい。なぜなら確実にアルミテープ を貼るだけで効いてるから。