のびー太EX12をXVハイブリッドに取り付けた。転ばぬ先の杖はいつか効果を発揮してくれると期待。

DIY

XVハイブリッドの(補助)バッテリーにエルマシステムの「のびー太EX12」を装着しました。すぐに何か変わるというわけでは無さそうですが、いつか効果を発揮してくれることに期待します。

バッテリー寿命を伸ばそう

バッテリー系のチューンについては、前車でコンデンサー系のパーツを付けていて痛い目にあった経験もあり、慎重ではあったのですが、ちょっと評判の良さそうなパーツがあったのでまたもや買ってしまいました。なんか付けてみたいお年頃なんですね。

今回のお題はこちら。バッテリー寿命延命装置、その名も「のびー太EX12」。

なにこのふざけた名前、と、突っ込みたくなるところですが、メーカーホームページなど見ると、この名前を付けてしまったことに後悔している雰囲気があり、後継製品は「エコピュア」とか、それっぽい名前になっています。気持ち分かります。

XVハイブリッドでもこれ(EXではないのびー太を含む)を取り付けて、バッテリー長く使えてますよー、という声や、場合によっては走りが変わった、とかいう声もあったため、付けてみました。

流石にまだ納車半年ですので、性能が何か変わるということは無いよな、と思いつつ。ただ、アイドリングストップ機構もあり、電装系もかなり付いていますので、やっぱりバッテリー周りは何か対策したいわけで。

アマゾンで購入したけど、普通に届いた

いや、アマゾンなんですよ。最近、ヤマトが即日配達撤退したとかで、なんだか荷物が届かない〜とか言ってる人もいるみたいですが、今回、通常配送で購入したら、いつもどおりヤマトで届いて、いつもどおり営業所留置できました。やっぱり通常配送なら影響は無いんじゃないかな、と。

で、届いたんです。相変わらず無駄にデカいダンボールで閉口しましたが。

これまた「のびー太EX12」という名前に見合わない普通のパッケージ。だいたいパッケージに「のびー太」の記載無いし。相当後悔しているかしら(苦笑)。

内容品。本体と説明書と、両面テープ。

改めて、この製品な何をしてくれるかというと、高周波パルスをバッテリーに流すことで、サルフェーション(電極に付着した硫酸鉛)を除去してバッテリーの性能を維持しようというもの。同じような原理のものは他にも出ているようですし、サルフェーション対策としては一般的なもののようです。

あくまで、新品時の状態を維持することが目的の商品になっていますので、いきなり性能アップ!とかは無いと思います。ただ、とはいえ新品時でもサルフェーションがゼロではない(自然放電もある)可能性もあり、多少は性能が良くなるようなこともあるのかもしれません。

とにかく、バッテリーの性能を維持したい、という目的の製品です。

取り付け難易度は意外に高い

早速取り付け、となる訳ですが、これが意外に難易度が高くて泣けました。バッテリー端子のボルトにY端子で挟み込みだけですので、作業難易度としては低いはずなんですがね、バッテリー端子周りの造形が複雑で、絶妙に干渉するという。

最終的にこうなりました、の図です。XVハイブリットの場合、プラス側には分電盤?も含めて保護する大きなカバーが付いているんですが、これがどうしても干渉するんです。仕方なく、Y端子を折り曲げて、ケーブルはバッテリーターミナルの下側を通す形で決着しました。

マイナス側は悩むことは無いかなぁと甘く見ていたのですが、これがまたバッテリーターミナルに若干特殊な接続パーツが挟み込んであって、バッテリー端子とアースケーブルをしっかり固定するような形になってるんです。案の定、これのお陰で、Y端子が干渉して、結局ちょっと斜めな感じで取り付ける形になっています。

予想外に難しかった。これ原因は、のびー太EX12のケーブルに付いているY端子が思いのほか大きいことなんですよね。多分汎用性のためだとは思いますが、普通車で使うにはちょっと口が広すぎて、バッテリーターミナルのネジに合わないと思います。リングターミナルに交換してやろうかとも思ったんですが、それはまた後で考えます。

プラス端子側にカバーを付けて、タイラップでケーブルを整理して、完了です。凄い疲れた。

あと、XVハイブリッドのバッテリーターミナル周り、結構しっかりとグリスアップされてて、作業してたら凄い手がベタベタになりました。そういえば前車ではここまで対策はされていなかった記憶もあり、スバルって仕事丁寧だな、とちょっと思ったところです。作業後には改めて防錆スプレー(クレ)吹いておきました。

とりあえず変化はない

取り付け直後、LEDをよーく見ると、緑色に光っています。

よーく見ないと分からないですが、確かに緑色。正常に動作中の印です。まずは問題なく取り付けはできたようで。

早速、走ってみましたが、当然のごとく、変化はありません。っていうか、いろいろガチャガチャやってた影響で、バッテリーターミナル、一時的に外してしまったらしく、時計がリセットされてて泣けましたが。その程度なもんで、特段、何かが良くなったということも悪くなったということも無いです。

もちろん、そういう製品ではないですし、車自体(バッテリー)も新しいので、これはこれでOKです。あとはバッテリーが長く持ってくれれば嬉しいなぁという感じですね。

新しいパーツを付けたらとりあえずベンチマーク的にドライブに行くんですが、今回は山中湖へ。夕暮れ時の富士山が綺麗に見えました。意外に天気が良い時に行ったことがあまりないという。

1週間経って

これ、取り付けは7/8に取り付けて、今日で1週間です。週末しか車には乗らないので、待機電流によってバッテリーが減るなんてことが懸念されるわけですが、1週間経っても、LEDはグリーンのままだったので、今のところは電圧低下するような事態は起きていないように感じます。

心なしか、1週間ぶりに車を動かしたときの挙動は、以前より良くなったかな、と感じました。まぁ悪くはなっていないようですので、あとは「転ばぬ先の杖」として、役割を果たしてくれることに期待しています。

コメント

  1. たにもと より:

    こんにちは。
    のびー太EX12を装着されたバッテリーが、
    2020/02/26の記事では、劣化して走行不能になったとありますが、
    結局、効果がなかったということになりますでしょうか?
    よろしくお願いします。

    • コメントありがとうございます。
      3年ですので、寿命が延長されたかというと微妙だと思います。性能の経年劣化を抑止する効果はあったかもしれませんが、なんとも言えません。一つのケースとして考えていただければと思います。

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