MacBook Pro用にUSB HUBを導入。DVDドライブもちゃんと動くよ。

Mac

USB Type-C変換アダプタ経由でUSB接続DVDドライブが使えなかったので、バスパワーに対応したUSBハブを買ってきました。これで無事DVDドライブ使えるようになったよ。

CD読み込めない事件が起きたので、USB環境を整えてみた

はい、AUKEYのType-C変換アダプタ経由で、USBのDVDドライブが動きませんでした。

MacBook Pro Late 2016レビュー。iTunesでCD読み込みトラブル発生。

これは供給電力が足りないっていう分かりやすいトラブルです。なので、きちんと電力供給される環境を整えてあげれば良いはず、と。

そもそもMacBook ProのUSB端子は、充電にも使えるくらいなので、基本的なスペックとして、USB2.0バスパワー機器に給電するくらいのキャパシティは持っているはず。そこで、バスパワーを謳うUSBハブを持ってくれば、なんとかなるんじゃないか?と思ったわけです。

ただ、いろいろ調べてみたんですが、なかなかこの辺、動くよ、って明示的に書いてあるものって、意外に無いんですよね。とは言え、すべての電源条件の組み合わせでOKって言うのは難しいわけで、そうなってくると、一番確実なのは、USB Type-C対応の、光学ドライブになってしまうわけです。でもそれも勿体無いので、チャレンジ、と。

そして買ってきたのは、コレ→「エレコム U3HC-A414B

・・・あれ。レビューで「電波干渉」とか書いてありますが・・・自分は気が付きませんでしたねぇ。5G帯使ってるからかな。

5V/750mA/ポートを供給できると書かれているので、これなら大丈夫だろう、という感じでこれにしてみました。

ダウンストリームにType-Cインターフェースを持ったものもあるんですが(U3HC-A412B)、ちょっと高かったのと、MacBook Proなら本体にType-Cが4ポートもあるので困らないと思い、こっちにしています。もう一つ、USB2.0にしか対応しないもの(U2HC-A4B)もあり、現在の用途からすると実はこちらでも事足りるんですが、USB3.0対応は保険ってことで。

エレコム U3HC-A414B

という訳で、買ってきた。

ここまでしっかりバスパワーのことが謳ってあると安心感があります。

イケてないのが、このデザイン。MADE IN CHINAってところも不安を感じますが、とにかく、全体にデザインがイケてない。私があまりエレコム製品買わないのは、この、工業製品として美しくない感じがなんとも苦手なんですよね・・・

USBハブ経由でDVDドライブ接続→ちゃんと使えた(使えそう)

早速DVDドライブ繋いでみましたが、ちゃんと使えるようです。使えるようです、と言っているのは、ちゃんとトレイがエジェクトできたり、と、動くところまでしか確認していないから。取り込むCDも近くになかったので、そこまでしか確認していません。

ただ、AUKEYのType-C変換アダプタ経由だと、LEDこそ光るものの、ドライブ周りはピクリとも動かなかったので、これなら普通に使えると思います。

そして確認された、MacBook ProのUSB端子の妙な動き

さて、これでDVDドライブも使えるようになって、良かった、良かった・・・となるところなんですが、ちょっとおかしなことが起きました。

動作確認のため、再度、AUKEYのType-C変換アダプタ経由でDVDドライブを繋いだら、ちゃんと動いてしまったんです。もしかして、前回、動かなかったのは、一時的なものだった?とか思って、あちこちつなぎ直してみたところ、どうやらこのMacBook ProのUSBインターフェースは、繋がる機器によって給電を調整しているらしいことが分かりました。

DVDドライブが動いたパターンとしては、以下の通りです。

  • USBハブを経由して接続した場合
  • 隣り合わせの2ポートで、片方にUSBハブを刺した状態で、もう片方にType-C変換アダプタ経由で接続した場合(上の写真参照)。

MacBook ProのTouchBarモデルには、左右に2個づつ、4つのUSBポートがあり、右と左の2つづつのペアが別スペックになっているのは有名な話だと思います。そして、電力に関する制御も、この2つづつで制御されているようで、バスパワーを要求する機器(今回で言えば、USB HUB)が片方に繋がると、もう片方も、バスパワーに対応した動作をするようです。

AUKEYのType-C変換アダプタは、要するにバスパワーに対応していません。変換アタプタの先に何が繋がるか分からないですから、これは仕方がないと思います。ところがMacBook Proは2ポートペアで電源制御をしてしまいます。結果、変換アダプタ側にも、バスパワー相当の給電が行われ、DVDドライブも動いてしまったと。AUKEYの変換アダプタは、自分はバスパワーに対応していると積極的には言わないけど、来るものは拒まないようです。

この動き、もしかしたら、バスパワー対応・非対応機器の混在環境などで、場合によっては不具合を起こしそうな動きだなぁと感じます。なので、上記のような接続形態で何かを使うのはちょっと危ないかな、と思いました。正確に何が起きているのかは分からないところもありますが、とにかく、MacBook ProのUSBポートは、ちょっと妙な動きをしているように見えます。

やっぱりUSB Type-C難しい

もしかしたら、この動き自体は、前の世代のMacBook等でもあったのかもしれません。ただ、今回、USB Type-Cにインターフェースが変わったことで、変換アタプタのようなデバイスが登場したり、PD対応デバイスが登場したりしたことで、組み合わせ問題が起こりやすくなっているようなところが感じられます。

今回、バスパワーに対応したUSBハブを導入したことで、私の直近の問題(DVDドライブなどの過去資産をMacBook Proで活かすこと)は解決されましたが、結果として、また、現在のUSB環境の難しさを再認識した形になっています。

一方で、USB Type-Cが便利であることは間違い無いと思っているんですがね。難しいです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました