ふじてんスノーリゾートの旅。日本最速クワッドリフトを体験。降雪でゲレンデは楽しかったけど帰り道は事故が起きていて怖かった話。

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新しくなったふじてんのクワッドリフトを体験するためにお正月にナイターを滑りに行ってきました。関東でも降雪予報が出ていたのでコンディションは良いだろうなと思っていたのですが、思った以上に雪が降っていて楽しかったです。が、その分、帰り道は地獄絵図になっていました。

正月2日、関東平野部でも降雪予報なら、ナイター行くでしょ

2026年1月2日、金曜日。正月2日目です。この正月休みは5日が月曜日ということで、意外に年が開けると時間が無くて、スキーに行くタイミングが微妙に難しいです。しかも雪不足で滑れるゲレンデが限られているため、選択が実に難しいシーズンになっています。

昨年はこのタイミングで八ヶ岳方面、八千穂高原とシャトレーゼスキーバレー小海に泊まりで滑りに行ったのですが、今シーズンはまだ滑れるエリアが狭くてちょっと混みそうな予感があり微妙です。

そこでふと狙っていたふじてんスノーリゾートの状況を確認したら、年が明けてクワッドリフトから2本滑れるようになっていました。ここはリフト左右2本滑れるようになると混雑が分散されて助かるのです。ふじてんは今年クワッドリフトがリニューアルされているので、早く行ってみたかったのですが、なかなかコースが広がらず行くタイミングを見ていてので、これは良いニュースです。

加えて、この日は関東平野部でも夜にかけて降雪予報が出ています。これはぜひ、雪の降るふじてんを滑ってみたいなと思い、急遽ナイターで滑りに行くことしました。

正月の混雑を舐めてはいけなかった…

出発は12:15頃です。ガソリンスタンドに寄りたいのと途中で昼食を取りたいのと、あとは正月の混雑の懸念があったためちょっと早めの出発です。結論からいうと、これは正解だったと思います。

横浜からふじてんまでは、東名、圏央道、中央道といくつか選択肢があるのですが、高速はどこも微妙に渋滞が発生しています。そこで下道で国立府中まで走って中央道で行くルートを選択しました。このルートは普段から研究しているルートなので、混雑回避には多少自信もあります。

狙い通り、給油からの下道で中央道へ向かうまでは大きな混雑もなく快調な滑り出しでした。が、中央道はやっぱり混雑していました。道路というより、施設が混んでいて、石川PAで休憩するのに入口渋滞にハマりました。ああ、正月ってこうだよねーと思い出しました。

大月JCTから河口湖方面に入ると混雑も無くなり、快調なドライブとなりました。

谷村PAで休憩&お昼です。海外からの観光客が多く見られるのもこの方面の特長です。谷村PAの食堂で食事をしている観光客の集団を見て、富士山が近いんだなと感じました。

富士桜ポーク生姜焼き定食をいただきました。濃いめの味付けで美味しかったです。

気温は低め、ちょっと風もあり、天気は予定通り下り坂です。富士山は見えなそうだなぁと思いつつ、中央道を走りました。

ふじてん入口手前のローソンで最後に休憩と甘味を取り、ふじてんスノーリゾートへの上り坂を進みました。時刻は15:30頃でしたが、登っていく車も降りてくる車もあり、この辺から賑わっている雰囲気が感じられました。

ふじてんスノーリゾート駐車場到着は15:40頃です。概ね想定どおりの時間で到着しました。駐車場はいつもの通りP6です。この時間、日中組とナイター組との入れ替えで、比較的センターハウス近くに停められることが多いのですが、この日は流石に混雑していて、中盤くらいの場所に車を停めることにしました。それでも十分便利です。

この時間はまだ天候は良くて、雲の切れ間から雪をかぶった富士山が見えていました。

そして毎度おなじみ、大混雑のふじてんスノーリゾートのカオスっぷりを見て感動しました。ここはスキー・スノーボードしないけど雪遊びや雪を見物に来ている海外からの観光客が非常に多いです。マジ、この時間のセンターハウス前は、外国語しか聞こえてきません。これが1時間ほどしてナイター時間帯になると、すっかり静かな雰囲気になるのも、このゲレンデのダイナミズムとして面白いところかと思います。

日没から降雪吹雪、そして新雪のゲレンデへ

ナイターは16時から開始なのですが、17時までは1日券で滑っている人と重なるので、ゆっくり準備をして16:20頃にゲレンデに向かいました。この日はナイターだし天気も悪くなるのが分かっていたので、一枚多めに羽織ってゲレンデに向かいました。

ふじてんメンバーズに登録しておくと安く買えるナイター券。保証金込で3000円と、昨シーズンから500円の値上げです。結構値上げ幅としては大きくも感じますが、これだけ滑れてリフトも新しくなって、それでこの値段だと考えると凄いお得だと思っています。

なんかリフト券に印字されている文字が想定していたものと違うので、大丈夫か?とちょっと不安に感じましたが、特に問題はありませんでした。チケットの発券が基本的に自動発券機に誘導されるようになっていましたが、メンバーズ特典を使うには有人カウンターで発券を受ける必要があります。

この日もUNITY TD-1です。まだセカンド板。雪が薄そうなのと、どうせアイスバーンだろうし、まだメイン板は出さずに滑っています。ただ、この板で滑ると体力を奪われるので、いい加減メイン板にしたいなぁと思っている今日このごろです。

早速、日本最速クワッドリフトで登ってみました。5m/sは確かに速くて快適です。お陰で回転がかなり良くなっています。日中の様子は分かりませんが、ナイターの状況を見ていても、明らかに昨シーズンより乗り場に溜まる人の数が減ったように感じました。空いてるだけかなとも思ったのですが、ゲレンデを滑っている人はそこそこ居たように感じたので、やはりリフトの輸送力は重要だなと思いました。

同じような傾向は、シャトレーゼスキーバレー小海でも感じます。あそこもリフトの輸送力とゲレンデの広さのバランスが良いので、意外に混まないスキー場の印象があります。どちらのスキー場もクワッドリフトの長さが1300m程度っていうのが共通点ですが、この辺がスキー場のゲレンデデザインの妙だなと思います。

スラロームコース。オープン当初から開いているコースです。自然降雪の気配は無かったので、このコースは完全人口雪かと思います。滑ってみた印象は、「凄い滑りやすい」。人口雪の作りの問題か気候の問題か、あるいは多くの人が日中滑って撹拌された結果なのか、丸沼より滑りやすい雪質に感じました。

積雪は全然薄いのですが、それでも土が出るようなところはなく、非常にしっかりと雪が付けられている印象でした。よくできたゲレンデだなという印象です。ただ、それでも所々、石が落ちていたり、斜度があるところはアイスバーンになっている箇所があるのは、この状況では仕方ないところです。

天気は下り坂、さらに雲が増えてきました。景色はもう何も見えません。

リフト降りて反対側、ダイナミックコースです。年があけて解放された2本目のナイターゲレンデ。今回はこのコースが開いたから滑りに来たところがあります。斜度のある箇所もあって滑りごたえのあるコースです。が、斜度があるところはアイスバーンも覗いており、注意が必要です。

途中に見える、モーグルコースになるはずのゲレンデですが、ご覧の通り現状はまだ全然雪がありません。これがあのモーグルコースになるのかと思うと、ゲレンデ造りって凄いなと思います。いつ解放されるのか楽しみではあります。

日が落ちるのとタイミングをあわせるように、雪が降ってきました。最初はしんしんと静かに雪が舞うゲレンデで雰囲気のある感じでした。

やっとリフトから写真を撮れたので、ゲレンデの積雪の感じです。昨シーズンに比べると全然積雪は少ないですが、それでもゲレンデはしっかり作られている印象でした。リフト下などはこの頃はまだ草原です。

リフトは支柱もリニューアルされていて、振動も少なく乗り心地も良かったです。結構な速さなので、装備によってはリフトが寒く感じるかもしれません。っていうか、雪がどんどん激しくなってきました。

リフト降り場。以前のリフトは、乗り場も降り場も建屋になっていたのですが、高速リフトになってむしろ設備的にはコンパクトになった印象です。新しい設備ほど実はコンパクトで効率的になるんですかね。興味深いです。

これは18時過ぎ頃の様子ですが、吹雪です。そこまで風は強くないものの、雪はごんぶり状態になってきました。新雪がゲレンデに積もっていい感じです。

流石にちょっと休憩しました。ただ、この雪も予報では夜がふけると止むはずなので、あまり心配はしていませんでした(フラグ)。

ひとしきり雪が降ったあとのゲレンデの様子です。完全に新雪パウダー。積雪自体はそんなに多くは無かったですが、ゲレンデ一面が新雪でパックされて、非常に滑りやすくなっていました。

リフトの下も、すっかり雪景色です。おそらく5cm以上は積もったのではないかと思います。狙いどおりのコンディションで楽しかったです。

夜が更けて、もう滑っている人も少なくなってきたゲレンデです。ナイターゲレンデの醍醐味はこの感じですね。やっぱり楽しいです。

終盤のゲレンデの様子。滑っている人も少なくて快適でした。

ダイナミックコースも人が減りました。

リフト降り場は横から見るとこんな感じです。シンプルで効率的な施設になったなぁという感じがしました。

20:45頃まで滑って撤収です。ナイターでしっかり滑れて満足です。

新しくなったふじてんのクワッドリフト、さすがの速さで非常に効率よく滑れるようになった印象です。リフト代も値上がりしていますが、これ値段以上に価値あるような感じがしています。こういった設備投資は良いなと思いました。

人工雪のゲレンデでしたが、非常によくできた滑りやすいゲレンデだったなぁと思います。やっぱりふじてんは良いスキー場です。今シーズン中また何度か滑りに来るかなと思います。あとはエリアが広がれば御の字です。

練習も捗るふじてん

過去のふじてんでのスキー記録を見ると、ここで練習した効果が後々結果となって現れるケースは多いです。今回も非常に良い練習になりました。

最近なんかマイブームでやってるグリュニゲンターン…っていうか、シュテムターンの練習をこの日もやってました。どうやってアウトエッジに乗るのか、タイミングとバランスが分からず試行錯誤していたのですが、要するにシュテムターンであることと、クロスターンのイメージで、体を落とし込んでいくとうまく動けることが分かってきて、なんかそれっぽくできるようになってきました。

別にこれが大事なのではなくて、この過程で、ブーツの中での足裏の荷重の使い方というか、内指球・外指球・かかとの3点の使い方を意識しながら滑ることで、ポジションを改善することができたのが収穫です。

これやってると足がぽかぽかしてくるんですよね。普段どれだけ足裏に意識が行っていないかというのを再認識させられました。この練習は継続して、ポジションの安定化をまずは図っていきたいところです。

復路、降雪後のふじてんからの帰り道は怖かった

よくある話なんですが、これだけ雪が降ると、スキー場からの帰り道は大変なことになります。今回は正月ということもあり、十分な用意をしていない車もあったようで、案の定、事故が起きていました。

一方で、施設側もそこは慣れた様子で対応していたのが印象的でした。考えてみたら、ふじてんスノーリゾート前の坂道って、毎年スリップ事故の話題がありますからね。この辺は流石だなと思いました。

19時ころ、「降雪によって道路にも雪が積もり始めているので、ノーマルタイヤの方はチェーン付けてね」みたいなアナウンスが流れました。今日は日中は天気も良かったので、ノーマルタイヤで来ている車も居るのかなぁとその時は思ったくらいです。雪予報出てるので、そこは十分予測しろよとも思いますが。

その10分後くらいに、「事故が起きている」というアナウンスが。通行止めになっていたかどうかは聞き取れなかったのですが、その後のスタッフの方の会話など聞いていると、事故によって通行止めになって、帰れない状況になっていたようです。応援要請なんて声も聞こえました。その事故については、20:20頃に「通行止めが解除された」というアナウンスが流れました。

このタイミングで、帰った人も結構居たようで、一気にゲレンデは空いたのですが、あまり交通量が多い時間に帰るのも嫌だし危ないので、私は終了まで滑ってゆっくり帰ることにしました。

案の定、雪まみれになった車です。まさかふじてんスノーリゾートでシーズン初の本格的な雪下ろしが必要になるとは思いませんでした。先日の丸沼でも軽く雪は積もりましたが、その時は払う程度で済んでいたので、こんなに積もったのはシーズンで初めてです。

雪下ろしをして帰る支度をして、結局スキー場を後にしたのは21:30頃だったと思います。流石にもう駐車場に残っている車も少なくて、これならゆっくり安全に帰れるかな、と思っていました。

気温は-5℃。駐車場を出てすぐの道路で積雪の具合を確認し、ブレーキチェック。滑り方の感触を確認して、「あ、これは駄目なヤツだな」という判定です。30km/h出したら死ぬやつ。そこからゆっくりと20km/h未満の速度を目安に坂道を下り始めました。

ふじてんスノーリゾートの入口ではスタッフの方が立っていて、スタッドレスタイヤかどうかの確認の声がけをされていました。その横では寒空の下、タイヤーチェーンを履かせている人たちが多数。これは怖いなーと思ったのでした。

そこから坂道を下っていくと、なにやら車が斜めになってハザード炊いて停まっています。完全に滑ってますね。さらにその先には側溝に落ちた車が。

皮肉にも、ライブカメラでその様子が捉えられていました。しかもこれだけでは済まず、その先のカーブの先では数台の車が立ち往生していました。現場の様子から、おそらく、通行止めになった原因はむしろこっちじゃないかなと思いました。

こんな感じでふじてんスノーリゾート手前の坂は積雪で凄い状況になっており、滑らないよう、ゆっくりと安全に走って降りていくのに時間もかかったり、精神的にも疲れましたね。途中で前を走る車に追いつきそうになりましたけど、車間距離を取ってゆっくりと付いていきました。

私も雪道をかなり走りますが、毎度こういうシチュエーションで思うのが、みんな車間距離が近いよ、ということですね。雪道では、車間距離が長いな、と思う距離の5倍くらいは開けておいたほうが良いです。どんなに前の車が遅くても、相当車と道路状況に自信がなければ追い越すとかしない。こういう当たり前のことをもっと知ってほしいなと思う次第です。

そして正月のラッシュは健在だった

ふじてんスノーリゾートからの下り坂を降りて、国道139号に入ると、そこはちゃんと融雪されていて安心でした。やっと一息付いたのも束の間、今度は高速が渋滞しています。

行きは中央道、帰りは東名で帰ろうかと思っていたのですが、なんだか東名は事故などもあって酷く渋滞していました。仕方がないのでまだ渋滞状況がマシな中央道で帰ることにしました。八王子JCT付近で渋滞ということで、談合坂SAまでは渋滞無しで行けそうです。

夕食は談合坂SAできつねうどんにしました。温かくて美味しかったです。談合坂SAはそこそこ混雑していましたが、時間が遅いこともあり、フードコートで食事を取ることができて良かったです。

そんなこんなしている間に中央道の混雑は解消され、結局渋滞にはハマらず石川PAへ。ここでソフトクリームバーを食べてちょっと仮眠して、帰りは府中スマートインターから帰りました。この頃には深夜割引が使える時間になっていました。

都内も降雪があったようで積雪も見えましたが、道路に積もるほどではなかったようで、運転には支障がなくて良かったです。結局家に着いたのは1時過ぎです。でも無事に帰れて良かったなと思いました。

雪道はご安全に、ふじてんは今シーズンも楽しいゲレンデだった

以上、正月2日、降雪予報が出ている中、ふじてんナイターで高速クワッドリフトに乗って滑ってきた話でした。高速リフトは良いですね。スキー場のUXが上がります。ふじてんのゲレンデ造りも良かったなと感じており、また滑りに行きたいなと思いました。

一方で、雪道はやっぱり危険だと再認識しました。確かに、ふじてんスノーリゾート手前の坂って、毎年事故が起きてますよね。通行止めになっていたこともありました。今回はその影響を自分も受ける立場になり、現地で怖さを体感することになりました。あの坂に限らず、スキー場手前の坂道っていうのは、最後どうしても登れない車が発生する難所でもあります。私自身、昔、オグナほたかスキー場の場内の坂道が登れない経験をして、以後4WDに乗るようになりました。

今年も安全運転で、スキーを楽しみたいなと改めて思った次第です。

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