シーズンファイナルです。行き先はいつも通り丸沼高原スキー場ですが、今シーズンはGWの連休中に訪問することになりました。ゲレンデには雪が残っていたし、リフトも空いていて良かったのですが、GWの連休だったので道路の混雜が酷かったです。
シーズンラストも丸沼高原へ
2025年5月4日、日曜日。2025年GW後半の4連休の2日目に当たる日曜日に丸沼高原スキー場へ、シーズン最終滑走に行きました。
例年、GW中の休みの狭間となる平日に滑ってシーズン終了となるところなんですが、今年は天候や休みの並びの都合で、いろいろ考えて結果GW後半4連休の2日目の日曜日に滑りに行くことにしました。
この時期、案外と天候が安定しなことも多く悩ましいところで、当初、天気予報では日曜日もあまり天気が良くなくて、当初は月曜日に滑ろうかと考えていたのですが、日曜日も雨は降らなさそうな予報になってきました。加えて、渋滞予想を見ると、連休初日や3日目よりは2日目日曜日のほうが道路の混雜もまだマシに見えます。悩んだ結果、4日の日曜日に滑りにいくことに決めました。
往路から道路はGWの様相
出発は4:15頃です。なんとなく道路混んでると嫌だなぁと思って、いつもよりちょっと早めに出発しました。家を出た直後は道路もそんなに混んでなくて、もしかして杞憂だったかなとか思ったのですが、甘かったです。
早朝一発目のトラブルは、瀬田交差点での事故渋滞です。この時間帯にここで事故に当たることは滅多にないので、ちょっと驚きました。右折車両と直進バイクの右直事故だったようで、交差点の中で規制されていました。結果、渋滞事態は短い距離でしたが、通過には結構な時間がかかってしまいました。GWはいろんなことが起きるなぁと思いました。
その後も環八通りは交通量が多く混雜していました。渋滞こそ起きないものの、ずっと車が連なっている状態でちょっと窮屈に感じました。GWらしく、普段乗り慣れていない感じの車も見受けられ、気を使いました。
練馬インターでは前方を走る車がETCレーンでカード有効期限切れで停止。GWらしいな、と思いつつ、気になって調べてみたところ、これって直前のカード挿入確認ゲートでは警告出ないっぽいです。有効期限って車載器でも警告発しないのが一般的な仕様みたいでので、有効期限切れには注意と。勉強になりました。
その後の関越道もいつになく混雜していました。流石に5時台だったので渋滞するほどでは無かったですが、高坂から嵐山付近まで、いつもの渋滞ポイントはやっぱり混雜してスピードも遅めで流れていました。

なんとか赤城高原SAに到着です。いつもより早く出て、いつもより遅く着きました。さすがGWです。

駐車場も結構いっぱいでした。朝から誘導員の方が立っていました。自分は入口に行列ができる直前ギリギリくらいで入れたのですが、SAを出るときに見たら入口渋滞になっていました。さすがGWです。

そういえば八重桜が綺麗に咲いていました。でもそろそろ見頃は終わりですね。

天気は悪いです。高速道路の案内板では一部区間で雨注意の表示もありましたが、往路は特に雨に降られることはありませんでした。ちなみに天気予報は曇り予報で、晴れ間も見えるくらいの予報でした。

渋滞情報を見たら渋滞が始まっていました。往路で渋滞に当たらないで走り抜けられたのは良かったと思います。
沼田インターを降りるとその先は特に混雜はありませんでした。流石にスキー場に向かう人はトップシーズンほどは居ないようです。

道の駅尾瀬かたしなで休憩。駐車場は結構埋まっていましたが、スキー場に向かう車は少なく、登山やトレッキングに向かう方が多かったように感じました。
その後は丸沼高原スキー場までほぼ一人旅状態でした。スキー場手前で丸沼高原の従業員さんを乗せたバスに連なる車列に追いつきましたが、それ以外ではスキー場に向かう車には出会いませんでした。

丸沼高原スキー場到着は7:50頃です。駐車位置は第1駐車場の2列目、よりによって一番奥です。この時期もうブルーコースも開いてないし、下山連絡コースもかなり細くなっているため、ここから歩くとゲレンデは結構遠いです。もう少し手前が嬉しかったところではあります。
天気は曇り、混雜具合としては、普通の週末程度、GWだからこその混み具合というのは感じられませんでした。かぐらスキー場など、もっと滑走可能なコースの多いスキー場に向かう方が多かったのではと思います。
この時期にしては豊富な積雪も、流石にシーズン終わりを感じるゲレンデ
準備をしてゲレンデへ。ゲレンデまで歩いていくだけで疲れてしまいました。チケットはWebketでオンラインチャージ。ダイレクトインできるのはやっぱり便利です。

シーズン最後もUNITY TD-1です。

前回と同じく、ワックスはハヤシワックスのARLに、滑走直前にレスキューワックス黒固形を塗っています。黒固形、今回で3日目ですが、よく滑るので、これもう鉄板で良いかなと思っています。

営業開始前の中央リフトの行列はこれくらい。流石に混雜具合も落ち着いたなぁという印象です。トップシーズンはもっと凄かったですからね。山頂からも滑走可能なので、ロープウェイに分散していた効果もあったかと思います。

完全な芝生状態のイエローコースを超えて上部へ。板を履いたまま中央リフトに乗れるのも案外と重要です。

木曜日以来、3日ぶりのバイオレットコースです。金曜日に雨が降ったお陰か、雪は綺麗でしたが、朝からしっとりとした重めのシャーベットでした。朝イチこそ多少硬さはあったものの、あっという間にザブザブの雪質になりました。

この時期にしては厚みのあるゲレンデです。コブは奥側に2レーン見えます。このコブは1日中賑わっていました。

天気は時折晴れ間も見える曇り空で、雨は降らず、気温も落ち着いていてかなり良いコンディションだったと思います。

コバルトコースも雪はたっぷり残っていました。

ここは練習に最適な短めのコースです。滑っている人が少ないこともあり、バイオレットコースほどザブザブになっておらず、滑りやすかった印象があります。

グリーンコースの端のコブは、上部はしっかりカサもあったのですが、中盤から下のほうはもう積雪が足りなくて消失していました。途中にも地球が出ている箇所があり厳しかったです。

日中のコバルトコースはコブのところに行列が出来てる状態でした。滑っている人は多いものの、リフト待ちはほぼ発生していなかったのが印象的でした。

バイオレットのコブは上から下まで、ピッチもいろいろ楽しめる構成になっていました。

昼前の休憩でケーキセット。この日はミルフィーユとココアです。甘くて美味しかったです。

とんふぁんの温度計では12℃くらいと、比較的落ち着いた気温だったと思います。お陰でゲレンデの雪もそんなにベタベタっていう感じにはならず良かったです。

昼を回ってもゲレンデを滑る人の数は減らず。春のザラメのコンディションに、混雜していて好きなターン弧で滑れず、結構人よけが必要で疲れました。

すっかりザブザブになっていましたが、気温が上がらなかったこともありそこまで滑りにくさは感じませんでした。

コバルトコースにはこの日は結局バンクは出来ず。滑ってる人が少なかったこともあり、昼過ぎまで普通の練習ゲレンデになっていました。

雲の隙間から晴れ間が覗く時もありました。日差しが指すとポカポカと暖かかったです。

13時過ぎ、2度目の休憩で、田舎ラーメンを頂きました。この日はGW2日目の日曜日ということで、絶対帰りにご飯食べることは出来ないことが予想されたため、ゲレ食でお腹を満たして帰ることにしました。美味しかったです。
お腹がいっぱいになったところで、最後にロープウェイに乗って山頂から滑り降りてみることにしました。午後になって若干風もでてきており、ゴンドラが揺れてちょっと怖かったです。この時間になるとゴンドラも飛び乗り状態でした。

日光白根山は雲に隠れて見えませんでした。登山やトレッキングのためにロープウェイで山頂まで来ている人も見られました。

そういえば傾いていた標高2000メートルの看板、根本から折れてたんですね。豪雪の影響なのかもしれませんが、これ修復されるのか気になります。

山頂駅の景色です。この時期にしては結構雪が残っている印象でした。一方で、登山客に対する注意喚起も行われてたので、準備はしっかりしていったほうが良さそうです。

天空の足湯からの景色ですが、ちょっと雲が多かったのが惜しいところです。ただ、開放感があって気持ちのいい風景でした。

下山コースもこんな感じでしっかり雪が残っていました。ただ、流石にこの時期ですので、途中の斜度が緩いところには、雪が薄くてコースが狭い箇所もありました。営業はあと2日なので、なんとか持ちそうな気もしますが、板を傷つけたくない方などは要注意かなと思いました。

下山コースも堪能して、15時頃、終了です。今シーズンもお世話になりました。
営業はあと2日あり、おそらくバイオレットコースとコバルトコースは安泰です。グリーンコースが持つかどうか、下山コースはなんとか繋げるかな、という感じで、流石にGWも後半だなぁという雰囲気がありました。でも改めて今シーズンの積雪の多さを感じるシーズン最後の丸沼高原でした。

最後に、ICカードを2枚返却して終了です。リチャージし続けて滑れるのはやっぱり便利です。

帰り際の丸沼高原スキー場の入口の様子です。来シーズンもまた来ます。7ヶ月後ですかね。
最後までコブと春の雪と
バイオレットコースのコブは結構混んでたし、深くて難しそうなのであまり入らずに他のところを滑っていたのですが、入ったら普通に滑れたので、食わず嫌いだったなと思いました。それくらいコブを滑れるようになったのは、今シーズンの収穫です。

ただ、どうしても足をつっぱる姿勢になってしまい、足が揃わないあたりは、来シーズンの課題かなと思っています。ただ、多少のコブでは、暴走したり転んだりせず、危ないと思ったらエスケープできるようになったのは良かったです。コブにチャレンジする上では、このエスケープスキルは大事だなと思っています。
この日はバイオレットコースも結構混雜していたので、あまり自由なラインも取れず、気持ちよく滑れるタイミングは限られましたが、それでも春雪をカービングで滑れたので良かったです。これも今シーズン終盤の収穫で、春のザクザクした雪でもカービングできるポジションを作れるようになりました。
結論、春のゲレンデをしっかり楽しめるスキルが身についたのは本当に良かったと思います。
GWの道路の混雜を舐めてはいけなかった
混雜必至の帰路です。温泉は混んでいてもなんとかなる「湯の道利休」を目指しました。沼田インターから関越道ると、渋川伊香保界隈から渋滞が発生していて、この先が思いやられました。

湯の道利休吉岡店。混雜する連休でも絶対に入れるキャパシティのある施設で、正月や連休の御用達です。今回もきっと大丈夫だと思って行ってみたら、案の定、駐車場にも空きがあり、普通に入ることができました。

温泉はさすがに混雜していましたが、洗い場や露天風呂にはまだ余裕があり、普通に汗を流して温まることができました。本当に、こういう混んでる時に安定的に使える施設は助かります。
この時点で、既に関越道上りには渋滞が見えていたのですが、時間をズラしてゆっくり帰ればなんとかなるだろう、と甘く考えていました。この時点で坂戸西からの渋滞は20km80分。渋滞末尾となっていた寄居PAに入って休憩というか仮眠をとって、渋滞が落ち着くのを待ちました。
しかしGWは甘くなかったです。1時間半ほど休憩して、改めて走り出してみたのですが、結局まだ渋滞は解消しておらず、花園付近から渋滞の中を走ることになってしまいました。その先、所沢付近でも渋滞が発生しており、三芳PA到着は22時近くになってしまいました。
こんな時間でもこんなに混んでるのか・・・とGWの怖さを体感したのですが、まだ甘かったです。
だいたい遅い時間になると都内幹線、環八通りはスムーズに流れているはずなんですが、この日はこんな時間でも結構な交通量があり、高井戸界隈では渋滞、その後も瀬田付近までノロノロ運転が続く道路状況でした。マジ、GW、半端なかったです…。
最後、多摩川を超えて横浜に入るとやっと交通量は落ち着いた感じになってきましたが、最後の最後まで、ホントGWは道路混雜してるなあと、改めて実感しました。今年のGWはもう出かけないほうが良いかなぁと思った次第です。
それでもなんとか日付が変わる前には家に帰れたので良かったです。
シーズンアウト
以上、GW後半の連休2日目日曜日に丸沼高原スキー場へシーズンラスト訪問した話でした。最後まで雪が豊富なシーズンで良かったですが、やっぱりGWの休日は道路混んでました。
今シーズンはSAJ1級に合格したこともあり、いろいろな形でスキー技術の上達の効果を感じています。春のゲレンデも、昨シーズンまでとはちょっと違った形で楽しめるようになったのが印象的でした。技術が向上するっていうのは価値があることなんだなぁと体感しています。
来シーズンもまたスキーを楽しみたいなと思っています。今シーズ滑走日数42日、出だしが遅れた割には良く滑ったなと思っています。
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