オグナほたかスキー場の旅。寒波で景色は真っ白、ゲレンデコンディションは最高、急斜面も全て滑れて魅力を満喫できたけど、連休は甘くなかった話。

スキー
スポンサーリンク

2年ぶりにオグナほたかに滑りに行きました。天気は思ったより良くなかったんですが、急斜面も楽しく滑れて、オグナほたかの魅力を満喫することができました。ただ、やっぱり3連休最終日の混雜を舐めてはいけませんでした。

そうだオグナほたかへ行こう

2025年2月24日、月曜日は天皇誕生日の振替休日です。混雜が予想される3連休、中日の日曜日はスキー場も相当混雜していたようで、駐車場が満車となったスキー場も出ていたようです。ただ、最終日となる月曜日はそんなに混んでないんじゃないかな、という甘い考えのもと、日帰りで滑りに行くことにしました。

行先はオグナほたかスキー場です。天然雪が魅力のスキー場ですが、昨シーズンは雪不足で急斜面がなかなか開かず、結局訪問できませんでした。そのため今回は2シーズンぶりの訪問となります。今シーズンは寒波の連続で、急斜面も全面開放されており、かなりコンディションも良さそうです。

寒波もピークを過ぎ、予報を見る限りはそこまで天気も悪くなさそうだし、いろいろ期待して出かけてみました。

順調な往路

出発は4:30頃。いつも通りの感じで出発です。環八通りは休日ということで大型車も少なく、非常にスムーズに流れていました。関越道に入ると若干交通量は多めではありましたが、渋滞するほどでもなく流れており、想定通り、そんなに混んでない印象でした。

赤城高原SAにはいつも通りの感じで到着です。天気も良くて、ここまで順調でした。

ただ、駐車場の混み具合はなかなかです。やっぱりスキー場に向かう人は少なくないようです。

山には雪雲がかかっているのが見えます。もしかして天気悪い?っていう予感がしてきました。

沼田インターチェンジを降りてもそんなに混雜している気配はありませんでした。今回はナビに従い、久々に県道64号で花咲経由でオグナほたかに向かってみました。道中に小住温泉があるので、もしかしたら再開しているかもしれないので、確認したかったところもあります。

残念ながら小住温泉はすっかり雪に埋もれていました。っていうか、この寒波、雪かきしないと凄いことになってしまうのが分かって良かったです。

県道64号は小住温泉付近からスキー場まで積雪路でした。途中から雪もちらつきはじめて、なんだか天気悪そうです。

やってきました、オグナほたかのスキー場ゲートです。こんなに雪深いオグナほたかも久々です。そして場内の坂道は相変わらずの厳しいコンディションでした。

オグナほたかスキー場到着は7:20です。すっかり忘れてましたけど、オグナほたかって案外と近いんですよね。ちょっと早く着きすぎたかな、と思ったのですが、それでも駐車場は第3駐車場でした。場所的には1列目の奥の方ということで、かなり早く着いたほうだと思います。正直この時間なら第2駐車場にでも入れるかなと思っていたのですが、若干想定外です。

駐車場は除雪はされていたものの圧雪コンディションでした。天気は雪です。車外温計は-8℃、かなり寒い中でのスタートとなりました。ちなみに、なんでみんなこんな早く来てるんだ、と思ったら、リフト運行開始が週末は8時なんですね。平日より30分早いので、既にこんなに車が入っていたようです。

ゲレンデは期待通りの最高のコンディションだった

寒い駐車場で準備をして、バスに乗ってゲレンデへ向かいました。その前に、チケットをアソビューで購入しました。

食事券付きチケットもあったのですが、先週ハンタマで、+100円で1000円分の食事券が付くというチケットを見てしまったこともあって若干お得感が弱く、またレストランの混雑具合も読めないため、今回はチケットのみです。割引率はあまり高くありませんが、一応これがベストかなというところです。

購入時点でシステム連携がなされて、チケットの発券処理がなされているようで、すぐに引き換え可能となっていました。

しかもちゃんと自動発券機で発券できました。ちょっと感心したのは、アソビューのアプリ上に表示されたQRで自動発券できたところです。引き換え用QRは発行されるけど、引き換えは窓口で、というスキー場もあったので、この辺、システム一気通貫で実現できているのは凄いと思いました。

ただ、相変わらず自動発券機が使われている頻度は低いようで、朝イチは荷物置き場になっていて残念な感じでした。もうちょっと流行っても良いんじゃないかなと思いました。

それ以前に、朝のセンターハウスの混雑具合はちょっと困りました。ロビーが荷物や人で溢れてちょっと窮屈な感じになっており、なんでレストランの席を開放していないのかしらと思いました。

ゲレンデは新雪。雪が降っていました。要するに天気悪かったです。何も見えません。青空なら「オグナブルー」なんですが、完全に「オグナホワイト」でした。

本日も板はS9iです。

一本目は第1リフトへ。コースの奥の方すら真っ白で見えない状態からスタートです。

その分、ゲレンデコンディションは最高でした。圧雪の上に新雪が積もった柔らかいゲレンデです。サクサクとした雪質でとても気持ち良い滑り心地でした。

第4リフトの尾根からの眺めです。今シーズンは急斜面にもしっかり雪が積もっており、全面滑走可能です。

この日滑りたかった第4ゲレンデです。雪質が良いこともあり、とても気持ちよく滑れました。

毎年、なかなか開かない大沢コースもしっかり雪が付いていました。不整地で自然コブになっていました。

ウェーデルンコースにはコブが出来ていました。大きめで深いバンクコブで、柔らかくて易しくて楽しいコブでした。案外と長くて体力が持たないのと、混雜していてあまり滑れなかったのが惜しいところです。

第7リフトで山頂方面に向かいました。ゲレンデ中腹にある「花咲BASE」はラーメンとカレーのレストランとして営業中になっていました。

リフト降りたところからの眺めですが、こちらも真っ白でした。

山頂へ向かうリフトは、かなり積雪も深くて、リフト回りの除雪がされていました。寒波でリフトが埋まってしまったスキー場もありますが、ここも下手すれば埋まりそうな勢いです。

やってきました、山頂コース、第6ゲレンデです。気温が低くて風が強かったこともあり、ちょっと硬かったのが惜しいところです。

さすが山頂コースは雪質良好です。斜度もあって気持ち良いゲレンデでした。

ちょっと休憩を取ったあと、一番混雜していた第2リフトに並んで乗ってみました。この第2リフトだけは1日中行列していましたが、そんなに待つほどではなく、普通の週末程度の混雜具合だったかな、と思います。

不整地トレーニングコース。ちょっと固めの不整地になっていましたが、板ロストするようなパウダーは苦手なので、むしろ滑りやすくて楽しかったです。

スラロームコースも広々とした急斜面で気持ちよかったです。

午後になって、改めて山頂コースに向かってみました。残念ながら風が更に強くなって、吹雪になってきていました。そしてどんどん雪が積もり、リフト下に板が届きそうなくらいでした。

山頂リフト降り場から。本当はこの方向に日光白根山などが見えるはずなんですがね。真っ白で何も見えませんでした。

極寒の寒さで風も強くなってきたので、何本か滑って山頂はリタイヤしました。

夕方近くなって、やっと明るくなってきたゲレンデです。ここはエキスパートコースの中盤です。

締めは改めて第4ゲレンデへ。

ロマンスコースからの眺めです。緩斜面は人が多かったですが、幅もあってそんなに窮屈な感じはしませんでした。

最後に第1リフトからの景色です。一日、天気が悪かったこともあり、雪は緩まず、ずっと良いコンディションのゲレンデでした。

リフト終了は16時なのですが、ちょっと前にあがりました。

帰り支度を整えたあとの車の様子です。そんなに雪は積もってはいませんでしたが、とにかく寒かったです。

結局、レストランは1日中混雜していたので、食事券無しは正解だったかなと思います。ゲレンデはやっぱり混雜していたのですが、混雜した週末、という程度でそこまで特別混んだ感じではなかったのは良かったです。このスキー場も初級者と中上級者の滑るコースがしっかり分かれるのが良いところで、急斜面しかない第6リフトや第4リフトはほぼ待ちはありませんでした。

思ったより天気が悪かったのは惜しかったのですが、その分、コンディションの良いゲレンデを堪能できて大満足でした。

オグナほたかの印象が変わった

今回は久々のオグナほたかだったのですが、以前と比べて、随分と印象が変わった気がしました。今年検定に合格したことで、急斜面に対する感覚が変わってしまったこともあり、特に中急斜面の多いオグナほたかでは、ゲレンデ全体の難易度や楽しみ方が変わったような印象を受けました。

例えば第4ゲレンデの急斜面を滑る場合、以前は滑り方のバリエーションといっても、そんなに幅が無かったのが、今は明確に滑り方を変えて、いろいろなパターンで滑れるような感じです。カービングロングターンで滑るとか、ずらして滑るとか、この辺の技術の幅が広がったことで、ゲレンデの楽しみ方が変わった感じがします。

結果として、一日では全然滑り足りない感覚が残りました。あの斜面なら、こういう滑り方もできたよな、みたいな欲が出てくる感じです。幅の広いコースも多く、いろいろなラインを取ることも出来るため、もっと色々試したい気持ちが残りました。

体力面で言えば、体力が付いたというより、むしろ楽に滑れるようになった気がします。しっかり板に重心を乗せられるので、疲れないターンができるようになってきました。

スキーが上手くなるって、こういう感覚が身についてくることなのかなと思いました。技術が向上すると、ゲレンデの印象も変わるというのは、なかなかにワクワクするなと思いました。

帰路は連休の洗礼を受ける

素晴らしいコンディションのゲレンデを堪能して帰路につきました。帰路では、この日が連休最終日であることを思い知らされました。

帰りのゲート。雪が降っており、県道64号のオグナほたかスキー場への入口までずっと積雪路でした。しかも降りたての雪が踏み固められたシャーベット状態の路面は面白いように滑って怖かったです。

温泉は、ちょっと悩んで「花咲の湯」に行きました。

連休なので、どこも混んでるだろうという予測はあり、そうなると「湯の道利休」等、混雜していてもなんとかなる施設を選びたいところなんですが、この日の混雑具合からすると、まだそこまで酷くはないという読みもあり、花咲の湯にしてみました。

だいたい狙いは当たりです。確かに混雜はしていたのですが、洗い場待ちが出るほどでもなく、湯船にも多少の余裕があり、ちゃんと汗を流して温まることができました。結局混雜しているのは脱衣所なんですよね。今回も、廊下にある貴重品ロッカーと脱衣所のカゴを使って、混雑した脱衣所を攻略しました。ノウハウは大事です。

その後は沼田インターから関越道に入りました。

赤城高原SAで久しぶりにはちみつソフトクリームを頂きました。赤城高原SAは案の定凄い混みようで、駐車場に入るだけでも随分と並びました。当然、食事を取れる状況でもなかったので、ソフトクリームだけ頂いて退散です。

その先は練馬まで断続的に渋滞が発生しており、結局SA/PAにちょこちょこと立ち寄りつつ、のろのろと帰ることになりました。運転するうちに睡魔にも襲われ、PAで仮眠を取ったりして、時間も遅くなってきてしまいました。

やっと高坂SAで夕食です。

秩父名物豚味噌丼を頂きました。濃いめの味付けの豚の味噌焼きがとても美味しかったです。

最後に三芳PAで飲み物を買って、練馬から環八通りで帰ってきました。関越道を降りてからはもう時間が遅かったこともあり、特に混雜はありませんでしたが、結局家に着く頃には日付が変わっていました。さすが三連休最終日、帰りは久々に酷く混んだ関越道を走らされて疲れました。

オグナほたかの魅力を再認識したスキーツアー

以上、2年ぶりにオグナほたかスキー場に滑りに行った話でした。今回のスキーツアーでは、オグナほたかスキー場の魅力を再認識した気がします。比較的広い中急斜面の多いゲレンデなのですが、コースのバリエーションが多いので、いろいろな滑り方を試しつつ楽しく滑ることができたのが良かったです。寒波の続く今シーズン、天然雪を売りにしているスキー場にもしっかり雪があるのは良かったです。

しかし流石は2月の三連休、帰りの関越道の混雜は多少想定はしていたものの思った以上でした。スキー場が賑わうのは良いことです。ただ、流石に疲れました。

来週はもう3月で、春スキーシーズンになってきます。雪はたっぷりあるので、まだまだ滑れそうなので、滑れる限り楽しみたいなと思っています。

コメント

タイトルとURLをコピーしました