上越国際スキー場の旅。寒波の上国へシーズン初訪問。滑りやすい絶景のゲレンデを堪能。でも明日はカチカチだろうなと思った話。

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シーズン初、上越国際に滑りに行ってきました。寒波で新雪が積もった素晴らしいコンディションで、天気も良くて最高でした。好天のおかげで気温が高かったこともあり、夕方にはボコボコに。明日からは気温が上がる予想もあり、カチカチになりそうです。おしるこ茶屋でおしるこも食べれて良かったです。

シーズン初訪問、上越国際スキー場へ

2025年1月18日、土曜日。上越国際スキー場にシーズン初訪問で滑りに行ってきました。寒波ということで、どこもコンディションは良さそうな一方、道路状況を考えるとあまり冒険もしたくないところで、若干悩みましたが、久しぶりに上越国際の大沢ゲレンデに行ってみようと思いました。

ここしばらく上越国際を日中滑る時は当間ゲレンデからアクセスしていました。当間ゲレンデは遠いのですが駐車場も空いてるし、標高も高くてコンディションが良いのがメリットです。一方で、パノラマゾーンのおしるこ茶屋がちょっと遠いなどデメリットもあります。

昔は大沢ゲレンデのナイターを滑ったりしていたんですが、意外に大沢ゲレンデは久々です。週末ということで、混雜が予想され、おしるこ茶屋に入れるか、ちょっと不安を感じつつ行ってみました。

前日、越後湯沢スキーツアー1日目、NASPAスキーガーデンを滑った時の話はこちらです。

やっぱり悪天候、そして関越道は修羅の道

この日はルートイン沼田発です。相変わらず6:30からの朝食バイキングは混雜しているので、今回も食料をコンビニで仕入れてスキー場へ向かいました。出発は7時前です。

ホテルの部屋からの朝の景色です。こんなに積もってると思わなかったので、いきなりの雪景色でびっくりしました。お陰で沼田市街も積雪路でした。車もしっかり凍っていて、ガラスの氷を溶かすのにちょっと時間かかっちゃいました。

ちなみに、この日はシーズン名物、早朝からの関越道事故渋滞で大変なことになっていたようです。関越道は追越車線での追突事故が本当に多いので、私は特に事故が多い区間、だいたい鶴ヶ島JCTから東松山インター付近までは走行車線をゆっくり走るようにしています。鶴ヶ島JCTで圏央道から入ってきた車が追い越し車線まで車線変更して、さらに高坂の上り坂もあって、結果追い越し車線が詰まって追突が起きるという流れがいつものパターンだと思っており、ここだけはいつも慎重に走っています。

赤城高原付近でも渋滞が見えたので、ちょっと値は張りましたが今回沼田に宿泊したのは正解だったかなと思っています。

この日も前日に続いてのチェーン規制がかかっていましたが、関越トンネルの先、土樽PAは冬タイヤ車両は直進OKになっていました。路面状態も前日よりは良かったと思います。それでも雪が降り続いており、天気はちょっと不安を感じつつの往路でした。

塩沢石打インターを降りて、十日町・大沢方面へ向かいました。融雪されているところもありましたが、幹線道路を外れるとやはりどこも雪道でした。

そして大沢ゲレンデへの上り坂は案の定の厳しい路面状況でした。

いつものことですが、上越国際スキー場の土休日の無料駐車場がある大沢、当間はどちらもかなり雪道を走らないと到着できないので、逆に混雜しないのが良いところです。

大沢ゲレンデ到着は8時頃です。

雪は小康状態となり、駐車場もしっかり除雪されていて、特に不安はありませんでした。

意外に久々の大沢ゲレンデでわくわくします。ここは高速リフトが掛けられているので、ここ滑るだけでもかなり満足度高いです。

最高の眺望と新雪のゲレンデからポカポカ陽気、ボコボコゲレンデへ

チケットを購入して準備してゲレンデへ向かいました。

上越国際もネットでチケット事前購入ができます。1日券と同じ料金でナイターまで滑れるプラスチケットになるので、これを購入しました。が、結局ナイターは滑りませんでした。

本日も板はS9i。

天気が回復してきた大沢ゲレンデから。真面目な話、上越国際ってこんなに景色良かったんだ、って再認識する一日でした。

朝イチは山頂方面はガスっていました。そして大沢ゲレンデは期待通りとても滑りやすくて気持ちよかったです。

朝イチまだ雲のかかる魚沼方面ですが、雪景色が美しいです。

大沢ゲレンデは幅もあって開放感が気持ち良かったです。

大別当迂回路からホテル前方面へ。ここの迂回路は相変わらず細くて難しいのですが、この日は新雪が降った後でとても柔らかくて滑りやすかったです。

上越国際スキー場って結構ゲレンデが固めの印象なんですが、とにかくこの日は新雪で柔らかい雪質だったのが印象的でした。初心者も多いゲレンデなので、この日、滑りに来た人たちはホント大当たりだったと思います。

まずはおしるこ茶屋に向かいました。美奈ゲレンデはやはり人気です。

尾根を超えてパノラマゾーンへ。こちらは十日町方面の眺望が素晴らしいです。こちらも新雪で柔らかいゲレンデでした。

まあでもパノラマゾーンのコースはちょっと狭くて混雜するのが玉に瑕です。雪質は良くても混雜するとちょっと気を使うところはありました。

それでも気持ち良いゲレンデと景色が広がっていて良かったです。

開店直後のおしるこ茶屋へ。実は大沢ゲレンデからおしるこ茶屋まで、30分くらいはかかるかな、と思ったら20分で着いてしまい、仕方なくパノラマゾーンを1本滑ってから、10時10分頃におしるこ茶屋に向かいました。土曜日だし、混雜を懸念していたのですが、さすがにこの時間ならまだ席に余裕がありました。

本日の目的の1つ、おしるこ茶屋のおしるこです。甘くて暖かくて美味しかったです。昨シーズンは券売機があったのですが、今年は券売機は見当たらず、有人レジでの対応となっていました。そしてなんとキャシュレスが導入されており、一通りのサービスが使えるようになっていました。便利で助かります。

リフトを乗り継いでフォレストゾーン、当間ゲレンデへ向かいました。ここも気持ちの良いコンディションでした。

山頂のパウゼへ向かうリフトです。青空が綺麗です。

パウゼからの眺めです。こちらは十日町方面。

湯沢方面です。

六日町、魚沼方面。本当に360度の大パノラマでした。

パウゼから下る当間第4メインコース。入口が若干急斜面ですが全体に気持ち良いゲレンデでした。

さらにリフトに乗って当間ゲレンデを目指します。

ここは尾根伝いになるので、リフトからの景色も絶景です。

当間第1、第2ゲレンデです。練習にも良い斜面になっていると思います。

当間ゲレンデの駐車場はやっぱり混雜していませんでした。ここまで登ってしまうのがオススメです。

この日はもうここまで来た時点で既に昼を回っており、リフト終了時刻を考えるともう戻らないといけない時間になっていました。上越国際スキー場はこれがネックです。

パノラマゾーンから戻って、パノラマリフト降り場の尾根からホテル方面を見る眺望です。綺麗です。

そういえば、この日は大別当ゲレンデは空いていました。ここ最近はしばらくオープンしておらず、もしやゲレンデが閉鎖されたのかと思っていましたが、今シーズンは積雪があるので開放できたようです。

これが凄い急斜面で、しかもボコボコのガリガリでなかなかに厳しい斜面でした。

実はここまで滑ってきた大沢から当間って、上越国際の中でもゲレンデコンディションが良い北西斜面なんですよね。大別当含め、上越国際スキー場のメインエリアとなる南東斜面、美奈や長嶺は結構硬かったりシャバシャバだったりしました。そういう意味では、いつもの上越国際でした。

ファミリーゾーン、長嶺です。流石に人が多かったです。新雪ではありましたが、ここはやっぱり硬かったですね。

アネックスまで降りてみました。下山コースも今シーズンはしっかり積雪があって安心して滑れます。

長嶺の景色です。いつもはナイターで来るのですが今回は日中です。賑わっていました。

せっかくなので美奈ゲレンデも滑ってみました。ここは日中の日差しを受けて半ばシャーベット、夕方になってボコボコになり始めているコンディションでした。これが個人的には実はいつもの上越国際だと思っており、この日の新雪で柔らかいコンディションはむしろ特別だと思っていたのでした。

終盤、大沢ゲレンデに戻ってきて、滑れるだけ滑って終了です。

日が陰ってくると、日中日差しがあったこともあって、ボコボコのアイスバーンになってきました。

16時過ぎまで滑って終了です。一日とても楽しかったです。ナイターは流石にもう疲れたので諦めて帰ることにしました。

この日の上越国際スキー場は、新雪で柔らかくて滑りやすい素晴らしいコンディションでした。上越国際って特にメインエリアとなるファミリーゾーンは標高が低いこともあって、比較的アイスバーンだったり硬い雪質だったり、初心者には厳しい面があるんですが、この日は全体に滑りやすかったので本当に初心者にも優しいコンディションだったと思います。

本日も練習

大沢ゲレンデでの練習は捗りました。この日は左足の荷重に違和感があったので、それを意識しながらカービングの練習をしていました。大沢ゲレンデは斜度も適当だし広めだし、リフトも速いし、練習には最適だなと改めて思いました。

前日のNASPAの新雪で掴んだ踵荷重感覚をあわせて、多少荒れた整地でもしっかり滑れる感覚が身についてきたかなと思います。

ウィンターパスとユングパルナス

ここからが悩みです。今回はウィンターパスで来ているので、使えるインターチェンジが限られます。こういう混雜した週末だと、関越道の途中にある温泉施設を使いたいところなんですが、これが出来ないのが辛いところです。

仕方がないので、定番の「ユングパルナス」での入浴を強行しました。絶対混んでるので避けたいところもある反面、施設自体のキャパはそれなりにあるのでなんとかなりそうな気がするということで、行ってみることにしました。

JAF割や公式サイトの見せるクーポンで100円引きは硬いです。

案の定、混雜していたのですが、タイミングよく駐車場も空きが出たタイミングで入れたし、脱衣所も湯船も、混雜度合いに波があって、それなりに良いタイミングで入浴できて、洗い場待ちなどにも当たらずに済みました。結果として、汗も流せたし温まれたし、目的は果たせたかなというところです。

ただ、やっぱり混雜しており、一頃は湯船が芋洗い状態になっていたりしたので、ちょっと厳しかったです。帰りには券売機の行列が凄いことになっていたので、とにかく入るタイミングは良かったかなと思っています。

谷川岳PAの「もつ煮そばセット」でお腹を満たして帰る

夕食は谷川岳PAで「もつ煮そばセット」を頂きました。

上り線の谷川岳PAにも食堂があるのは案外と知られていないのかなと思っています。20時までと営業終了は他の関越道のPAと同じく早いですが、赤城高原SAの混雜を避けられる点はポイントです。

生卵付きです。やわらかいもつ煮が美味しかったです。

最後に、三芳PAで定番「焼き芋ソフト」を頂きました。

定番の美味しさです。焼き芋の皮の焦げ感もあって美味しかったです。ここのソフトクリームは地元の牛乳を使ったソフトクリームだそうで、ミルクソフトクリームも濃厚でオススメです。

復路の関越道は特に渋滞もなく、都内に入っても混雜もなくスムーズに自宅まで帰れました。融雪剤のしっかり撒かれた関越道を走って、車が真っ白に汚れました。洗車しなきゃ。

新雪で晴天の上越国際はまさにパラダイス

以上、寒波の影響で新雪で柔からな雪質の上越国際スキー場を滑ってきた話でした。景色も良くて最高でした。まあなかなか無いコンディションなので、この日滑りに行けた人は本当にラッキーだったと思います。上越国際って、基本的には混んでて硬くて厳しいゲレンデだというのが個人的な印象ですので。大別当ゲレンデが滑れたのは嬉しかったです。

大沢ゲレンデや当間ゲレンデはやっぱりコンディションが良いです。週末しか営業していないので注意が必要ですが、駐車場も無料だし、やっぱりこっち行くかなぁと改めて思いました。

そして今回も、全コース滑る勢いで上越国際を巡ったわけですが、ホントこのスキー場、広くてリフト遅いので、エリアやコースをある程度絞って滑り込むのが正解だなと改めて思いました。尾根伝いの2本のリフトでのパノラマゾーンとフォレストゾーンの連絡がネックなので、大沢からパノラマゾーン、当間からフォレストゾーン、あとはナイター、くらいで割り切って滑るのが良いように感じました。

今シーズンは久々にしっかり積雪のある上越国際スキー場に仕上がっているので、また滑りに行きたいかなと思っています。

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