丸沼高原スキー場の旅。1月の3連休も3日目は混雜もほどほど。新雪とスクールとコブを堪能した話。

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シーズン最も混雜する1月の3連休ですが、中日さえ外せばそんなに混んでなかったりします。そこで、半ば思いつきで、今回は丸沼高原へ行ってみました。スクールを受けて、コブを滑って、いろいろ充実した1日でした。

3連休をどう過ごすか…そうだ丸沼高原スキー場へ行ってみよう

2025年1月13日、成人の日の月曜日です。シーズンで最も混雜する3連休の3日目です。本当は3連休2日目にナイターでも滑っておこうかと考えていたのですが、なんだか気が乗らず、結局勢いで、最終日に丸沼高原スキー場へ滑りに行くことにしました。本当に勢いです。

案外と3連休も最終日は空いてることが多いので、この3連休も大丈夫かなと考えました。翌日から仕事や学校があるので、だいたい3日目は休みたい人が多いですからね。私ももちろんそうなんですが、そこは欲望に負けてみます。

丁度、そろそろスクールに入りたいなと思っていたところもあり、もし混んでいたとしてもスクールで時間を使えれば良いかなと、それくらいの気持ちで丸沼へ向かいました。なお、今回も「ウィンターパス」は使っていません。沼田インターだと、休日割に負けるからです(この辺、ETC施策としてどうかと思っています)。

いつもより遅く出て早く着いた往路

ついに今回、シーズン初「二度寝」をかましてしまい、出発が4:45頃になってしまいました。いつもより20分くらい遅いです。頑張って素早く準備して影響は最小限に収めましたが、なんか幸先悪いです。

一方で、道路は空いてて良かったです。都内も関越道も拍子抜けなくらい空いていました。時期も時期ですので、関越道の渋滞ポイントにひっかかるのも仕方ないかなと考えていたのですが全くの杞憂でした。

赤城高原SAも、思いのほか空いていて驚きました。もう少し混雜しているかと思ったのですが、道路もSAも空いていてむしろ良かったです。

定点で湯沢方面の山並みです。雲は見えるものの天気は悪くなさそうです。ちなみに天気予報もろくに見ないで出てきています。寒波は抜けたかな、くらいの感じです。

沼田インターを降りても、混雜、路面凍結はありません。想定どおり、寒波が終わって気候は穏やかでした。

道の駅尾瀬かたしなの朝の風景です。やっぱり寒波で凄い雪が降ったようで、除雪された雪が山積みになていました。ちょっと空模様が怪しい雰囲気がありました。

鎌田の交差点を過ぎても、日が当たるところは積雪はなく、日陰のところに若干積雪が残っているような感じでした。スキー場近くなってくると少々凍結しているらしい箇所も出てくるくらいの感じで、路面状態は悪く無かったです。

そんな感じで、結局丸沼高原スキー場には8時前に到着しています。ぶっちゃけ、いつもより早いです。前回までは寒波で路面状態がかなり悪い中での往路だったのに比べれば、今回は混雜もなく路面状態も良かったので、相当早く着きました。

駐車位置は高原の駅丸沼の前の駐車場です。これくらいの時間だとここに入れられることは多いのですが、過去の駐車位置と到着時刻の実績と比較すると、既に駐車車両は多かった印象です。往路の道路は空いていたけど、スキー場にはそれなりに人が来ているという感じでした。

気温は-5℃程度。比較的穏やかな気候でしたが、小雪が舞う、ちょっと寒めな天候でした。

混雜はほどほど、新雪、コブが楽しいゲレンデ

準備をしてゲレンデに向かいました。

前回の1日券があるので、今回からはWebketでリチャージして使います。これがコンスタントにちょっとお得なので、最近は毎シーズン、ずっとリチャージして1枚のICチケットを使い続けています。高原の駅丸沼の前の駐車場からだと、第1リフトが目の前なので、ゲレンデにダイレクトイン出来て便利です。

朝イチ、リフト運行開始前の様子です。雪質はキュと音のする新雪です。この頃は雲行きが怪しく、風も出てきました。

本日もS9i。ホットワックス後3日目ですが、まだワックスは残ってると思います。

リフト運行開始して1本目、第一リフトからです。このリフトが遅くて長いのが玉に瑕です。眼下に見えるオレンジコースは良いコースだと思うんですがねぇ。

そのままバイオレットへ。天気は悪くなってきました。おそらくこの頃には、山頂付近強風のため、ロープウェイは減速運転になっていたかと思います。

この日のアップデートとしては、ついにローズ下部が開きました。

バイオレットよりローズ下部のほうが雪が柔らかくて、斜度はあるものの滑りやすかった気がします。

バイオレットコースも雪質は良かったです。ローズより固めでスピードは出やすかったかと思います。そして天気は雪が強まってきました。

こちらはローズ。ふかふかで滑りやすい急斜面でした。

もう一つアップデート。この日は第八リフト、コバルトコースが滑れるようになっていました。元々コバルトコースは開放されていたのですが、シルバーからコバルトへ、ゴンドラコースから降りてくるしか無かったんですよね。第八リフトが動いたことで、コバルトコースを繰り返して練習することができるようになりました。

ちなみに、コバルトコースのリフト反対側に、これからパークが造られるはずです。

閉鎖されたゴールドコースです。惜しい。

コバルトコースからの眺めですが、すっかり雪模様で景色は見えませんでした。コバルトコース自体は練習にちょうどいいコースだと思います。

そして、今回、期待していなかったのですが、コブが出来ていました。3レーンあって、下から見て一番左、上からだと一番右が、滑りやすいバンクコブになっていました。ただし、すでに結構深く掘れていたので油断禁物です。

こちらはイエローコース。天気は完全な雪です。

山の天気は変わりやすく、ちょっと雪雲が晴れてきた昼ころのイエローコースです。結局雪は一日降り続いた感じで、おかげでゲレンデのコンディションはとても良かったです。

ブルーコースにも行ってみました。ここは練習が捗ります。

コブ斜面を上から。こんな感じで、コブは育成中なのでライン外さないでね、と注意書きがありました。

これは昼過ぎの様子です。一時的には雪が凄い勢いで降る時間もあり、吹雪みたいな強い風が吹く瞬間もありました。

気温はおそらく1日中氷点下だったと思います。

この日は午前中レッスンを受けていたので、休憩は13時30分頃になりました。これくらいの時間になるとレストランも空いています。何を食べようか悩んだのですが、結局ケーキセットでベイクドチーズケーキを頂きました。

休憩後のバイオレットコースの様子です。だんだん天候も回復してきました。

結局16時頃まで滑ってしまい、帰り際の夕日に染まるゲレンデの写真です。結構ゲレンデは混雜していたのですが、ほとんどリフト待ちはなく、滑っている分には快適でした。タイミングによっては、混んでて滑りづらいな、と感じる瞬間があるような、それくらいの混み具合でした。

イエローコースも夕方には雲が晴れてきました。

クローズ寸前のゲレンデの様子です。この日も一日、とても良く滑りました。結局、混雜はほどほどといった感じで、いつもの週末の丸沼高原スキー場の雰囲気でした。予想通り、3連休も最終日はそんなに混んでなくて良かったです。

今日はスクール!股関節を鍛えられた

この日は午前中、スクールでレッスンを受けました。今回は明確に目標があって、過去何度か1級を受けて、一度も合格点が出ない整地ショートターンの苦手克服と、あとは全体的に、検定合格に向けた対策です。上級レッスンは毎度ながら受ける人が少なく、今回も私一人でした。おそらく午後もマンツーマンでレッスンが行われていたような姿が見えました。

まず、ファーストインプレッション。大回りはポジションが後継、ターン回しすぎ、板がシザース気味。ショートターンはポジションが高い。結局、板に対する荷重というか押しが弱いので、これを改善するという課題設定でレッスンを受けました。

まずはプルークファーレン。板の先が離れると当然角付けが甘くなる。ちゃんと前傾=斜面に垂直にたったポジションで板に圧をかける。そのためには板を大きく開く必要がある。プルークファーレンは自己流の練習でもやったことがあったのですが、ここまで気にするポイントがあったのかーと目から鱗でした。特に板の先が離れると当然ながら圧がかからず、さらにこの板先の位置関係が結局パラレルターンになったときの板のポジションを決めてしまい、これが大回り時のシザースや後継に繋がっている、という指摘はとても参考になりました。

この練習が終わるころには、股関節に熱さを感じるくらいになっており、今までどれだけ股関節を使えていなかったのかと痛感しました。

続いてシュテムターン。と言っても、2級種目のシュテムターンではなく、外足をしっかりと押し出す練習としてのシュテムターンです。次のターンで外足になる足を、体から遠すぎない、しっかりと踏める位置にバンッと踏み込んで、そのままターンする。外足のポジションと荷重に特化したシュテムターンを練習しました。ここでもポイントは股関節。しっかりと股関節を緊張させて、ポジションを作っていくことで、圧感が強くなったのを感じました。

最後は調整としての、板を回さない滑りです。1級レベルの1つの指標として、ずらし要素の少ない滑りというのが求められるのですが、そのためには、積極的に板をターンさせず、荷重の結果として板が動いてくるような動きにしていく必要があると。これ意識しないと全く分からないのですが、特に私の場合、左足の踏み込みが弱くて、結果、板を回す動きが出やすくなっていたようです。荷重しながら、板の回り込みを待つようにタイミング調整して、修正しました。

結局、この日のレッスンで変わったポイントって股関節の緊張感という一点だけだったんですが、それだけで全然滑りの感覚が変わって、とても有意義なレッスンでした。これまでも股関節がうまく使えていないという指摘は受けていた記憶があるのですが、ここまで徹底的に叩き込まれたのは初めてだったので、良い練習になりました。

やっぱり明確な課題感を持ってレッスンに臨むのが大事だなと改めて思いました。

その他の時間はだいたいコブ滑ってました(苦笑)。期せずして、第2リフト下にあるコブ斜面が滑れるようになっていたので、嬉しくなって何本も滑ってしまいました。上部から見ると一番右のレーンが、滑りやすいバンクコブでした。ただ、下のほうは既にかなり深くえぐれていて、ちょっと難易度もある、楽しいコブに仕上がってました。

まだちょっと足が割れたり体が遅れたりする瞬間はあるのですが、コンスタントに完走はできているので、調子は悪くないかなと思っています。加えて、今回レッスンで荷重の感じもちょっと変わった気がするので、さらに上達できるかなと期待しています。

ちなみに、グリーンコース脇にもバンクが出来ており、私もちょっと滑って育てていたのですが、終盤かなり深くなってきて、油断して板が刺さって大コケしたのがこの日一番のイベントでした。

復路は混んでた

丸沼高原スキー場を滑りたおして帰ります。16時を過ぎると日没になり、丸沼高原スキー場から沼田への復路はかなり凍結して厳しい状態でした。日中雪が降ったことで車のフロントガラスなども凍結しており、この状態で思わず凍りついたワイパーを動かしてしまい、ワイパーゴムがちぎれるという失態を犯してしまいました。教訓。凍結したワイパーゴムは、ちぎれる。気をつけましょう。

復路は沼田インター付近で既に混雜していたので、沼田インターをぐるっと回って市街地方面から左折でインターに入るという回り道をしてしまいました。やっぱり復路は混雑しており、関越道にも20km弱程度の渋滞が見えていました。当然ながら赤城高原SAも混雜しており、食事が取れる雰囲気ではありませんでした。

そんな状況なので、こんな時は混雑していてもなんとかなる温泉に向かいました。

白寿の湯です。前回訪問時、ポイントカードを作っていたので、これを使ってみたいな、と思ったのと、この施設、混雑する時期でも安定して入れるので、ここにしました。予想通り、混んではいたものの温泉自体はそんなに混雜していなくて、落ち着いて汗を流すことができました。ポイントカードで50円引きになり、ポイントを貯めるといろいろなものと交換できる模様です。

温泉で時間をずらしたことで関越道の渋滞も解消され、その後は特に混雜無く帰ることができました。

お腹がすいたので高坂SAで夕食にしました。時間をずらせばそんなに混んではいません。

スタミナ丼を頂きました。美味しかったです。ここのフードコートは麺類からご飯物までいろいろ揃っているので、なんとなく立ち寄ってしまいます。

その後は特に混雜もなく、環八を南下して自宅まで帰ってきました。時間はちょっと遅くなってしまいましたが、深夜にはならなくて良かったです。

3連休最終日に収穫の多いツアーだった

以上、シーズン中最もスキー場が混雜する3連休の最終日に、丸沼高原スキー場へ滑りに行ってきた話でした。スクールからコブまで、やりたいことは全部やった感じがして非常に満足です。結局、混雜は一通り回避できたのも良かったです。ただ、復路のSA/PAの混雜だけはちょっと食らった気がしています。

真面目に、目的意識を持って望んだ今回のスクールは非常に有益でした。1級検定に向けて、かなり前進できた気がしています。それでも本番は何が起きるか分からないのですが、苦手のショートターンについても、どう滑れば良いか、みたいなイメージが出来てきたのは良かったです。

丸沼のコブも、初見で完走できるくらいには滑れるようになってきたのは良かったです。我ながら成長したなぁと思っています。ちょっと手応えを感じられた一日でした。

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