久しぶりにHIDバルブが切れましたので交換しました。記録を見ると3年ぶりなのでまあ仕方ないかなぁというところです。意外に面倒なHID交換作業ですが、流石にもう慣れたもんで、サクッと完了しました。プッシュリベットが割れまくったのが想定外でした。
3年ぶりにHIDヘッドライトバルブが切れた
2024年11月30日、右側のHIDヘッドライトバルブが切れているのを発見しました。
実はしばらく前、夏頃ですが、右ヘッドライトがチラついているのを確認しており、なんか切れそうな予感はしていたんですよね。もしかしたら一過性のものかなと様子を見ていたところ、再現しなかったので、ちょっと忘れてたんですが、やっぱり切れました。
切れたものは仕方ないので交換することにしたわけですが、折しもAmazonブラックフライデーセールの週末に当たってしまい、HIDバルブの入手に時間がかかってしまいました。予備があるかと思っていたのですが、実は無かったという事情もあります。そんなわけで交換は12月7日です。
HID交換の記録
そもそも、HIDバルブは長寿命なパーツのはずで、そんな簡単に切れるのか、と思っていたんですよね。私は、これまで3台の車を乗り継いでいますが、3台ともヘッドライトはHIDで、HIDバルブが切れたことはこれまでありませんでした。XVハイブリッドで初めての経験です。そのため当初は本当にバルブ切れなのか、別の電装系のトラブルなのか不安になり、ディーラーに相談に行ったくらいです。
結局、初回はディーラーで純正品に交換してもらったのですが、あまりに高額だったため、その後はDIYで交換しています。HIDバルブ交換の記録はこんな感じです。
- 2020年9月 最初のバルブ切れ。左目純正交換。
- 2021年1月 右目切れ。Philipsバルブに左右とも交換。純正バルブ残。
- 2021年9月 右目切れ。RCPバルブに左右とも交換。Philipsバルブ残。
- 2021年12月 左目切れ。Philipsバブルに交換。
- 2024年12月 右目切れ。HID屋バルブに左右とも交換。
こうして見ると、1本紛失してるな・・・というのが気になりますが、まあ仕方無いです。今回はHID屋さんのバルブに交換しました。
HID屋の6000kバルブ
バルブはAmazonで購入しました。
ブラックフライデーセールで安くなっていたのはラッキーでしたが、セールのお陰で配送が遅くなったのは惜しかったです。
バルブにはD2R/D2S共用の汎用品もあるのですが、純正との互換性を重視してD2R専用品を選んでいます。ヘッドライトは車検の条件が厳しくなるなどの情報もあるので、ちょっとこの辺は気にしています。色味も基本的に純正色の6000Kに合わせています。
交換は流石に慣れたものだが、油断は禁物だった
XVハイブリッドの右ヘッドライト交換は作業スペースの確保が難しくなかなか難易度が高いのですが、何度も作業するうちに慣れてしまい、今回はかなりスムーズに作業できました。
作業前。このヘッドライトユニットの後ろ側に作業スペースを確保するために、ヘッドライトユニットを車体からバラしてフリーにする必要があります。
念の為の作業前の確認。切れています。
まずは養生します。ヘッドライトユニットがフロントのバンパーの内側に落ちるような形になるため、養生は必須です。一つ反省点として、ヘッドライトユニット前面はもっと広めに養生したほうが良かったですね。
フロントバンパー周辺のプッシュリベットを外してフリーにしていきます。プッシュリベットが劣化していて、さらに冬場の寒い中での作業ということもあってか、面白いように割れてしまいました。基本、プッシュリベットは消耗品だと思っておいたほうが良さそうです。あとでオートバックスに買いに行きました。
外れたバンパーの隙間にタオル等を挟み込んでおきます。バンパーがヘッドライトの横のところで止まっている爪の部分を外すところが第一の難関だったのですが、何度も外しているためか今回は簡単に抜けてくれました。
ヘッドライトユニットの横のネジとプッシュリベットを外します。ここは狭くて作業性が悪いです。
ヘッドライトユニットのカバーの前側にネジが2本あるのでこれを外します。ここはネジの場所が奥まっているため、狭くて作業性が悪いです。
最後に、ヘッドライトユニットがボディに固定されている突起部があるので、これを抜きます。ここまで外れると、ヘッドライトユニットがフリーになります。
ヘッドライトユニットがずれて、背面のヘッドライトユニットのカバーにアクセスできるようになりました。以前は1時間くらいかかっていたのが、今回はここまで30分かかっていません。慣れとは素晴らしいです。
ヘッドライトの裏蓋を外すと、HIDのコネクター部が見えてきます。本来はこれを捻って外すところなんですが、最初ちょっと慌ててHIDバルブを固定する爪を先に外してしまいました。
これは不正解です。
捻ってここを外しましょう。付けるときも、バルブを取り付けてから、この端子を捻って接続します。
HIDバルブの比較です。左が外した切れた古いバルブ、右が新しいバルブです。今回切れたバルブはなんかカラカラと音がしてました。なんかヤバい壊れ方をしてそう。安いバルブだったからかな、とちょっと不安に感じました。
取り付けて店頭確認。問題無く点きました。最初ちょっと緑っぽく見えたのですが、しばらくすると白色になりました。
左目も切れていませんが交換しました。今ついているバルブは予備にします。左側はウォッシャータンクの注入口をずらすだけで作業スペースが確保できて簡単です。
左から、切れたバルブ、左目に付けていたPhilipsのバルブ、今回交換したHID屋のバルブです。
交換完了。色味に違和感もなく、無事作業完了となりました。
割れたプッシュリベットを交換
今回の作業では想定以上にプッシュリベットの爪が割れまくったので、オートバックスでエーモンのプッシュリベットを買ってきて、差し替えを行いました。
これでも買うと案外と単価高いんですよね・・・。もうちょっと安く買えないかなと気になりました。
爪が折れた無惨なプッシュリベットたちです。寒い時期の作業だったこともあってか、本当に面白いように爪が折れまくりました。多少ストックは持っておいたほうが良さそうです。
交換後のヘッドライトはいい感じ
交換後のHIDの感触ですが、なんとなく以前より明るくなった印象もあって、良い感じです。
気のせいかもしれませんが、ヘッドライトの照射範囲もちょっと広くなったような印象もあって、夜間の運転がしやすくなったように感じました。
これであとは寿命が持ってくれれは嬉しいです。
以上、3年ぶりにHIDがまた切れて交換した話でした。HID屋さんのHIDバルブ、悪くないと思います。今回はかなり速やかに作業を進められたし、やっぱり作業は「慣れ」が重要だなと思いました。一方で、慢心は危険なので、ちゃんと手順は見直したほうが良いです。HIDバルブの抜き方を間違える(忘れていた)とか、自分でもびっくりしました。
思ったより夜間のドライブ時の印象が変わったのは良かったです。
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