XVハイブリッド夏タイヤ更新。TOYO TRANPATH mp7レビュー。

XVハイブリッド

4年ぶり、夏タイヤを履き替えました。TOYO PROXES SportからTOYO TRANPATH mp7に履き替えです。やっぱりTRANPATHは良いタイヤだなぁと改めて思いました。

そうだ夏タイヤを履き替えよう

そういえば、夏タイヤを履き替えてからもう4年になります。

走行距離も伸びて溝も怪しくなってきたので、いずれにせよこの夏のうちに履き替えようかと、いろいろ検討はしていました。

4年5万キロほど走ったPROXES Sportです。スポーツという名を関するだけあって、耐摩耗性、寿命はそこそこな感じです。一応、エコタイヤのはずではあるんですが、実質的にはかなりスポーティな印象です。前に履いていたのが、PROXES CF2 SUVという、コンフォート系のタイヤだったこともあり、かなりうるさくなった印象がありました。

摩耗してさらにうるさくなって、流石にもう換え時かな、という感じで今シーズンは走っていました。

そんな感じでこの夏のうちには履き替えたいなぁと考えていたら、7月の末頃にTIREHOODの期間限定クーポンが届いていた事に気づきました。

今からオーダーすればお盆前に間に合う!という触れ込みもあって、このクーポンを利用してタイヤ交換することに決定です。速攻でオーダーしてしまいました。

そんなわけで、元々予定はしていたものの、若干衝動的に、いきなりのタイヤ交換となりました。

タイヤはTOYO TRANPATH mp7

タイヤの銘柄については、かなり前からTOYO TRANPATH mp7にしようと決めていたので、あまり悩むところはありませんでした。

基本的にTOYOが好きということもあり、TRANPATHは狙っていたんですが、それに加えて、スタッドレスタイヤとして履いているWINTER TRANPATH TXの感触がとても良いことも追い風になっています。

一方で、夏タイヤの選択肢としては、PROXESシリーズも考えられるところです。丁度、以前履いていたPROXES CF2の後継となる「CF3」が今シーズン発売されていたんですよね。PROXES CF2もかなり印象が良かったし、長く走れたので、CF3にするかともちょっと悩んだのですが、とにかく新しく出たタイヤって価格が高いんです。TOYOは比較的安価なメーカーなんですが、それでも新作となるCF3は高額です。

一方のTRANPATH mp7は2022年発売で、価格も十分にこなれています。そんなわけでコスパの面から見ても、今回はTRANPATH mp7で決まりという感じでした。

今回もTIREHOODでタイヤ交換

そもそも今回のタイヤ交換はTIREHOODのクーポンが届いていたのがきっかけですので、タイヤの購入・交換はTIREHOODです。

※新規登録される方は紹介コード「Huhnsk」を入れて頂けると嬉しいです。

前回、スタッドレスタイヤ交換以来、2度目の利用となります。値段もそこそこ安くて作業の段取りもスムーズだったので、リピートです。今回はクーポンを使って、さらにお安く購入することができました。

TIREHOODのサイトを見ると、前回からの差分として、「製造年」が明記されるようになっていました。確か前回使ったときはこの表記はなく、WINTER TRANPATH TXは2020年製と2021年製が2本づつ混在する形となってしまい、摩耗管理が若干面倒なことになってしまった経緯があります。

WINTER TRANPATH TXについては、2020年製と2021年製でモデルナンバーも変わっていたため、摩耗度合いにも大きな差が出てしまいました。そんなこともあるので、やっぱり製造年は揃えたいところ、しっかりサイトで明示されるようになって安心感があります。他のタイヤを見ると、「製造2年(104週)以内」のような表記のタイヤもあるので、ちゃんと在庫状況が反映されているようです。

これはかなりポイント高いです。この件については、有償でも良いから、製造年週固定してほしいという「ご意見」を送っていたので、改良されてて嬉しかったです。

タイヤ交換作業については、前回お願いした近所のタイヤショップで今回もお願いすることにしました。オーダーした翌週末、最短での作業依頼となり、無事、予定通り、お盆前にタイヤ交換することができました。

タイヤショップでのタイヤ交換作業についても、前回同様、実質10分くらいであっという間に終わってしまいました。今回も段取り良く非常にスムーズな作業で好印象でした。作業中のタイヤショップの待合室も、前回から比べて充実していて、クーラーも効いていて良かったです。

TOYO TRANPATH mp7

タイヤ交換完了です。TOYO PROXES Sport→TOYO TRANPATH mp7です。

毎度、TRANPATHはサイドウォールのデザインがちょっと派手目で良いです。

おなじみの左右非対称パターンです。正直もう非対称パターン以外履きたくないくらいお気に入り。横方向の強さが違います。

溝もダイナミックです。ウェット性能も高いタイヤになっています。

製造は24年の11週、春ごろの製造です。設計コード含め4本ともそろっていて良かったです。

すぐに転がり抵抗の低さを感じる

比較対象が5万キロ走ったPROXES Sportになってしまうので、あまり参考にはならないかもしれませんが、走り出してすぐにに転がり抵抗の低さを感じました。

とにかく車がすっと前に進むような感覚が感じられ、心地よいです。これなら燃費も良くなるかな、と期待されました。

思ったより静かではない

PROXES Sportよりは静かな気はするのですが、静粛性についてはそこまで静かな感じはしません。

煩くて気になるほどではないものの、コンフォート系のタイヤほどの静かさは無いような気がしました。

横方向にはやはり強い

高速道路入り口のランプウェイなど、比較的速い速度でコーナーを走るようなシーンではやはり横方向の強さが感じられ、安心感が高いです。

ミニバンタイヤらしい剛性感もあって、4つのタイヤがしっかりと路面を捕まえているという感覚もあり、非常に足回りが安定した印象を受けました。

1ヶ月ほど走ったけど・・・燃費は変わらず

その後1ヶ月ほど走っているのですが、燃費は変わった傾向が見られません。もっとドラスティックに燃費も変わるかな、と期待していたのですが、若干期待外れでした。

ただ、タイヤが新しくなったことで、転がり抵抗を含め、運転しやすくなったのは間違いありません。高速での安定性も高く、やっぱりTRANPATHは良いタイヤだなと改めて思いました。

TRANPATH mp7はやっぱり良かった

以上、夏タイヤをTIREHOODでTRANPATH mp7に交換した話でした。

何よりコスパ最高です。安くて走り心地も悪くありません。ミニバンタイヤですので、特にタイヤ剛性が有効に働く車重が重かったり車高が高かったりする車には最適じゃないかと思います。

一方で、剛性や耐摩耗性を重視したタイヤパターンによるのかもしれませんが、コンフォート系に比べると静粛性はさすがに劣ります。コンフォート性能にこだわるなら、PROXESのCFx系がおすすめですが、TRANPATH mp7も十分満足できるレベルではあると思います。

レビューなど見ると、TRANPATHについては「次も買いたい」という声が良く見られますが、私も「次も買いたい」と考えています。どうしてもコスパが中心になってしまうのですが、全体にバランスの取れた良いタイヤブランドだと思っています。

元々TRANPATHはファンだったのですが、改めてmp7を履いてみて、ますます好きになりました。

一方で、燃費が変わらなかったのは謎です。PROXES Sportにしてから、明らかに燃費の傾向が変わってしまっていたので、タイヤ交換したら燃費も戻るかと期待していたのですが、意外にも変わっていません。ちょっと驚いているところもあるのですが、燃費を左右する要素はいろいろあるので、この点は継続して見ていこうかと思っています。

結論としては、やっぱりTRANPATHは良いタイヤでした。

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