シーズン初検定です。結局不合格でしたけど、前回とは違いかなり手応えというか、納得感のある内容でした。やっぱり小海リエックスは良いスキー場でした。
再びの小海リエックス
2024年1月28日、日曜日です。スキーツアー3日目は予定通り、小海リエックスで1級検定を受けることにしました。前日まで、受けるかどうか悩んでいたのですが、土曜日にコブがかなりしっかり滑れる自信が付いたので、とにかく一回受けてみようと、そんな感じで受けてみることにしました。
日曜日だけど混雑具合はほどほど
この日もルートインホテル佐久南インターからスタートです。
この日も天気が良かったです。土曜日より温かい朝でした。
昼食を取る暇は無さそうなので、朝からしっかり目に食事を取りました。
ホテルルートイン佐久南インターから小海リエックスまでは40分ほどで着きます。
日曜日でしたが駐車場の混み具合は土曜日とさほど変わらず、いつも通り第1駐車場に停めることができました。
チケットはアソビューです。スマホだけで発券できて楽ちんで良いです。
3日目のS9iです。
気持ち良い青空で、浅間山も綺麗に見えていました。
前日の土曜日よりはちょっと日差しも暖かく、ゲレンデは柔らかくて滑りやすいコンディションでした。それでもリフト待ちはほとんど無しです。相変わらず小海リエックスは空いていて良いです。
そういえばこの日は「氷上トライアスロン」が行われていました。極寒の中を走っている人がたくさんいて驚きました。
休憩ではミルクレープを頂きました。スキーの合間のケーキはとても美味しかったっです。ただ、相変わらず5円の端数のおつりが出るのが玉に瑕です。
相変わらず雪は少ないですが、ゲレンデにはしっかり雪があります。
昼過ぎにはメインゲレンデの脇にもバンクが出来ていましたが、ピッチが短すぎて難しくて滑れませんでした。
夕方になるとちょっと雲も出てきて、帰り際には小雪もちらついていました。日曜日にもかかわらずやっぱり混雑知らずの快適なゲレンデで良かったです。
1級検定、不合格!
さて、期待の1級検定です。シーズン初ということで、若干の緊張もあって、頭真っ白状態になってしまい、案の定不合格でした。ただ、昨シーズンは、どう滑れば合格できるのか、あまりイメージが湧いていない状態だったのですが、今シーズンは明確に、どういう滑りをすれば良いか、しっかりイメージできた上で、なぜ合格点が出なかったのかもしっかり分かっている点が大きな進歩です。
まあ、それでも落ちているので世話ないのですが・・・。
事前講習で大回りの指摘を受ける
まずは事前講習です。だいたい、事前講習で指摘される内容で感触が分かるのですが、今回は「ああ、大回りで落ちそうだな」という感じでした。
基本、コブは滑れる自信があったし、小回りも良いコメントしか出ませんでした。正直小回りも自信があったので、普通に滑れば大丈夫かな、という感じでした。
ただ、大回りの指摘は想定外でした。「外向が弱い」との指摘です。内腰が落ちているので、ローテーション、内倒に見えるとの指摘を受けました。スピードを上げるとさらにこの傾向が強まるとのこと。自分ではあまり意識できないところを指摘されたのは良かったのですが、この指摘は完全な想定外だったので焦りました。
でもこの指摘の改善策は直ぐにわかりました。これは前週、スクールで指摘された内容そのものです。対策としては、内腰を前に出すことで外向を作れば良いだけ。手法としては、内足の内転筋を意識すること。これで姿勢が作れるのは分かっていたのですが、本番でこの滑りでちゃんと評価されるのか、一抹の不安をかかえて事前講習を終える形になってしまいました。
結局、本番は小回りで失敗した
さて本番です。演技順は、小回り、大回り、総合滑走、そして不整地小回りです。結論から言うと、合格点が出なかったのは小回りと総合滑走でした。自分でもびっくりしたのですが、後から考えると、ちょっと納得するところはありました。
まず、なぜ事前講習でも特段の指摘もなく、むしろ自信すらあった小回りで失敗したか。もうこれは完全に「緊張」です。検定の1発目ということもあって、前走をしっかり見てしまい、自分の滑りではなく、「前走をトレースする」意識が強く働いてしまいました。だいたい、前走など他の人の滑りを斜面の上から見ると、実際よりもゆとりを持って滑っているように見えるんですよね。そのイメージのまま滑り降りてしまい、おそらくターンが小回りではなく中回りになっていたような気がします。
検定の後で講評を聞いたら「ローテーションが出ていた」と言われました。小回りでローテーションって、まずあり得ないのですが、思い返すとそう見えるであろう要素には心当たりがあるんですよね。マジ、前走を意識しすぎるのは良くなかったな、というのが反省点です。
大回りについて合格点が出たのは良かったです。これは修正が間に合ったというところと、外向姿勢の作り方について正解が見えたというのが大きいです。これは本当に大きな収穫だったと思います。
不整地小回り、コブについては、今回の試験ではHコース脇に出来た「野良コブ」での検定となっており、コブがタイミングの揃っていない難易度の高いものになっていたのが辛かったです。それでも合格点が出たので満足。これこそ今回のスキーツアー最大の収穫で、ちゃんと効果が確認できて良かったです。
最後、総合滑走についてですが、実は検定時に一般のお子様が検定コースに入り込んできて、途中で止まってしまったんですよね。検定員の方は、当然、一般のお客様が入り込んだことに対する対応については評価の対象外としてくれると言ってはいるのですが、とはいっても流れが変わってしまうので点数を出すのは難しくなります。っていうかここでも講評では「ローテーション」と言われました。これはどういうことかと言うと、お客様を避けるための予備動作を演技の一部として見られたってことなんですよね。結論、絶対に誰かが入ってきそうなときにはスタートしない。これを徹底してやろう、と思ったのが今回の収穫です。ちなみに事前講習では「構成も含め悪くない」と言われていました。
改めて考えても、今回は合格できても良かった内容だったので惜しいといえば惜しいのですが、まあ実力とはこんなもんです。次回に向けていろいろ収穫は多かったので良かったです。
今回さらに分かったこととして、外向、ポジション、外足荷重の3点がかなり重視されているということでした。特に外足荷重、滑りに重さが感じられることはかなり重視されている気がしました。次回に向けて対策を取っていこうと思いました。
新しい温泉と夕食を食って帰る
帰ります。帰りも速旅で中央道で帰るのですが、道中で温泉に寄りたいところです。いつも通っている温泉でも良かったのですが、今回は途中で新しい温泉を検索して立ち寄ってみました。
道の駅にらさきの向かいにある「ゆ〜ぷるにらさき」です。どうやら公営の健康増進施設らしく、地元の方がたくさん訪問されていました。その割にチケットがアソビューで買えたのはちょっと驚きでした。
屋内プールなどの施設があって、温泉はちょっと端においやられて狭めな印象です。洗い場も湯船も狭めで、混雑している時間に訪問してしまったこともあり、ちょっと窮屈な感じでした。ただ、お湯はぬるすべのなかなか強めの温泉で、悪くない印象です。これなら、少々時間をずらして空いている時間に来たいところです。
その後、甲府昭和で再び高速を降りて給油して、夕食は境川PAではなく釈迦堂PAで頂きました。リニューアルした境川PAのフードコートは若干混雑気味だったのと、案外とグッと来るメニューが見当たらなかったのが理由です。
釈迦堂PAのスタミナ定食です。思ったよりボリュームもあって、とても美味しかったです。釈迦堂PAのほうが食堂は遅くまでやっているので、帰りはこっちかなぁと思いました。
その後は圏央道から東名高速を通って自宅まで帰ってきました。結構遅い時間になっており、渋滞もありませんでした。
検定は惜しかったけど、得るものは多かった
以上、小海リエックスでシーズン初の検定を受けて不合格だった話でした。一方で、得るものも多く、ぶっちゃけこれなら合格していてもおかしくないくらいのところまでレベルが上がっているのも感じられたので、次はなんとかなるかなぁと思っています。最後のハードルは緊張。頭が真っ白になるのは避けたいところで、そのためにも練習あるのみです。
小海リエックスは日曜日でもそこそこ滑れて満足でした。相変わらずいつ行ってもリフト待ちが無いです。ゲレンデには人はたくさん居るし、レストランも混雑しているんですが、輸送力のバランスの良さの為せる業かなと思っています。
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