シャトレーゼスキーバレー小海の旅。毎度なぜか混雑しない小海リエックスでコブ練が捗った話。

スキー

スキーツアー2日目は再び小海リエックスへ。前回はコブが無かったのですが、今回は検定前日ということでコブもあるかな、と期待して行ってみました。結果、午後から出現した「勝手コブ」でしっかり練習することができてよかったです。

困った時の小海リエックスで練習

2024年1月27日。土曜日は小海リエックスです。前日の八千穂高原スキー場に続いて、どこで滑ろうか若干悩んだのですが、結局アソビューで割引券があったので小海リエックスにしました。土曜日なので多少の混雑が懸念されるわけですが、小海リエックスはなぜかいつ行っても混雑していないので、今回も期待しつつの訪問です。

目的はコブ練です。翌日曜日に検定の予定があるので、Hコースにコブがあることを期待して訪問してみました。結局、午後には勝手コブが出来上がって練習できたのですが、決して常設はされていないようです。まだまだ雪不足というところは否めないようで。

とにかく近い小海リエックス

泊りがけのスキーツアーということで、出発はホテルルートイン佐久南インターから。

この日も快晴のスタートです。土曜日の朝ということでホテルもそんなに混雑していませんでした。

朝食バイキングでしっかり朝ごはんを食べて出発です。

佐久南インターから中部横断道の無料区間を使って八千穂高原インターへ、そこから下道で小海リエックスへ向かいました。当然、混雑や渋滞は無し。小海リエックスまではなんと40分で着きます。とにかく近くて便利です。

結局小海リエックスには8時前に到着です。この時間だと第1駐車場にも余裕があって停める場所を結構選べます。毎度若干狭くて隣の車との距離感が気になる駐車場なんですが、まあ仕方ないところで。

寒波が来ていたはずなんですがね、そんなに雪が増えている気配はありませんでした。

チケットはアソビューの割引券を使いました。これ存在になかなか気づけないと思うんですが、シャトレーゼ野辺山との共通一日券というのが割引されて設定されています。食事券1000円分付きというのもあるのですが、今回は値段の安い食事券無しにしました。アソビューはオンラインで決済できてスマホだけで発券できるので便利です。

ゲレンデは硬かった

期待した通り、ゲレンデは空いていました。

2日目のS9iです。簡易ワックスだけかけてあります。

やっと冬らしい装いになった浅間山が綺麗に見えました。金曜日に続いて、この日も天気は良かったです。

雲ひとつ無い快晴でした。多少、日差しの暖かさを感じる時もありましたが、全体には空気が張り詰めた寒い一日でした。

メインバーンです。相変わらずみんな飛ばしてるんですが、このスキー場ではほとんど事故を見ない印象です。客層の違いなんのかもしれませんが、謎です。

メインゲレンデ上部から。開放感が気持ち良いゲレンデです。ただし気温が低かったこともあり、ゲレンデはかなり硬かったです。部分的的にアイスバーンが覗いているところもありました。

期待のHコースですが、コブはありませんでした。Hコース自体は普通に滑るには気持ち良いコースです。

リフト下など見るとやはり雪が少ない感じはしますね。

休憩でケーキとコーヒーを頂きました。ここ現金かPaypayしか使えなくて、しかも価格設定が5円単位になっているケーキが多いので、何も考えず現金で支払うと、普通に5円玉でおつりが帰ってくることがあります。若干これ煩わしいんですよね。せめてすべて10円単位の価格設定にしてほしいかなと思うところです。

前回は早くレストランに行き過ぎてケーキの補充前だったのですが、今回はちゃんと10時すぎに行ってスフレチーズケーキとショートケーキを頂きました。美味しかったです。

昼前くらいのリフト乗り場の様子ですが、相変わらずここはリフト待ちがありません。ゲレンデが広いからなんだと思うんですが、毎度快適で助かります。

メンヒのほうに登ってみました。こちらも滑りやすいゲレンデでした。

お昼を回るとHコース脇にコブが育ち始め、午後にはりっぱなコブラインが出来ていました。

この日も一日天気が良くて、快適なスキーを楽しむことができました。

コブ練が捗って良かった

期待のコブですが、朝イチはコブが無かったのですが、昼ころからHコースのコブが育ち始め、夕方にはりっぱなコブラインが出来上がって、結果、しっかりコブ練ができてとても良かったです。実は前日夜からYoutubeを見ながら滑り方を研究して、整地でしっかり練習を行い、コブに入ったら、嘘みたいに簡単にコブを滑れるようになっていた、というのがこの日の出来事です。本当にびっくりしました。

まず、見たもの。「井桁之スキー術」のコブ滑走動画です。いろいろ紹介されていたのですが、中でも参考になったのが、コブを乗り越える時の足裏の感覚です。足裏の後ろ半分の荷重から、前半分にパタンと倒すように板の先端を落とす動作をすることで、コブを安全に超えるという方法が紹介されていました。この感覚が丁度、八千穂高原で緩斜面コブを滑っている時に感じていた感覚に近かったので、これを意識してみよう、と思ったのがきっかけでした。

次に整地で練習したもの。上記のスキーの先端を落とす動作を練習するために、急斜面でショートターンをしつつ、ターン時にジャンプして先端から落とすという、軽いジャンプターンを練習しました。本当はドルフィンターンみたいなのができれば良いのでしょうが、流石に難しかったので、とにかく、ターンする瞬間にジャンプして板のトップから雪面に降りる感覚を体に叩き込みました。

その後は念のためスイッチバック動作みたいなのも練習してみたりして、育ち始めたコブラインにチャレンジしてみました。

結果、コブ1本目から、全く難なく完走することが出来てしまいました。正直、今までの自分なら絶対に初見では滑れなかったし、こんなに安定してコブを滑れる感覚は初めてだったので、滑りきった後の感想としては、何が起きたか分からない感じでした。

この感触を確かめるため、2本目、3本目と繰り返し、結局10本以上、コブを滑ってみたのですが、一度もコースアウトせず、むしろコブの中でのスピードコントロールも今までに無いレベルでできるようになっていました。マジでジャンプターンの効果覿面で驚きました。

改めて考えてみると、結局コブを滑る上で大事だったのは「トップの落とし込み」だったわけです。出来るようになってから考えてみると、言われていたことは凄く納得できるんですが、「トップの落とし込み」っていう言葉だけを手がかりにこの動作を身につけることができたか、というと、やっぱり無理だったなぁ、と思います。私の経験としては、ジャンプターンをして、無理やりでもターン時にトップが下がるようにして、そこから体が勝手に動くようになっていく感じで、気がつくと、もうトップを落とすことなんて考えなくても普通にコブは滑れるようになっていました。

加えて、過去、うまく滑れていた状況を思い起こすと、実は最終的に、トップが落とせるような形の滑りができていた場合に成功していた、というだけだったような、そんな気がしてきます。結論として、すべての理屈が繋がったというのが、この日の収穫でした。

これでやっと、コブを滑れる理屈が分かったので、コブガチャを超えた気がしました。これなら検定も行けるかな、と思ったのでした。

「あぐりの湯こもろ」で温泉と夕食

大満足のスキーを終えて、帰ります。この日もまだホテルに泊まるので、小諸の温泉に行くことにしました。

昨年訪ねて非常に良かった「あぐりの湯こもろ」です。あとで知ったのですが、案外と身の回りにファンが多くて驚きました。

入場料が500円とお得だし、土曜日の夜ということで混雑していたのですが、お風呂は広くて洗い場も多いので、比較的快適に温まることができました。お湯も熱めで気持ちよかったです。

そしてここはご飯も美味しいです。今回は回鍋肉定食を頂きました。ボリュームもたっぷりでとても美味しかったです。

その後は再びルートインホテル佐久南インターへ。スキーツアー2日目も無事終了です。

練習の捗った小海リエックススキーツアーだった

以上、小海リエックスでコブ練が凄い捗った話でした。このスキー場、コースがしっかりメンテされていて綺麗なので、やっぱり練習が捗るんです。良いスキー場だと思います。ケーキも美味しいし、やっぱりオススメです。

そしてこの日最大の収穫は、コブが今度こそ本気で滑れるようになった確信が得られたことです。今まで、なんとなく滑っていたものがしっかり理屈が分かって滑れるようになった感じです。理屈が分かってくると、コブの中でも今まで以上に動けるようになってきます。本当に、レベルが一つ上がった気がしました。

明日は最終日です。小海では検定が行われるため、シーズン初の検定に調整して、スキーツアーを終えたいかなあというところです。

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