ゲレンデで使うのに最適な時計として、「カラビナウォッチ」というのを昨シーズンから使っています。かなり良いのでオススメです。
ゲレンデの時計事情
ゲレンデで時間を知りたいと思ったとき、どんな方法があるでしょう。腕時計、スマホ、アップルウォッチ、レストハウスやリフト等のスキー場施設の時計など、案外と手段はいろいろありそうですが、実際に時間を確認したい!と思った時に本当に使えるかどうかというと微妙なところがあります。
最有力な手段としてはスマホがあるのですが、ポケットから出して画面を表示して、となると結構な手間です。腕時計やアップルウォッチは手袋やウェアの袖が邪魔ですぐには確認できません。スキー場の施設の時計もあらゆる場所から確認できるようにはなっていない。だいたいスマホなんてリフトに乗ってる時に取り出したら落としそうで不安しかないです。
そこで、専用の時計を探してみました。
カラビナウォッチを買ってみた
見つけたのは「カラビナウォッチ」という、懐中時計の現代版みたいな時計です。

購入からしばらく時間が経っていることもあり、Amazonでは扱いが無いかもしれませんが、「カラビナウォッチ」等で検索すると概ねどこのネットストアでも類似品が出てくると思います。価格は2000円しない程度とお買い得です。
スペックとしては普通の時計で、電池も数年の単位で持ちます。現在2シーズン目ですが普通に使えています。特に防水性能や防寒性能などはうたわれていませんが、今のところゲレンデで使っていて不具合はありません。
要するにカラビナにぶら下がった腕時計みたいな感じで、文字盤が逆さまに付いているので、ベルト等にぶら下げて見るのに丁度いいヤツです。

こんな風にベルトに付けて使っています。

リフトに乗りながら時間を確認する図。こんな漢字で時間を確認することができます。
時間がいつでもすぐに確認できるのは快適
実際、昨シーズンから何度かこのカラビナウォッチを持って滑っていますが、とにかく快適です。知りたいと思った時にすぐに時間が確認できるというのは、思った以上に良いです。
スマホを取り出す機会を減らせるのは最大のメリットだと思います。リフト乗車中のみならず、ゲレンデでスマホを取り出すのは何かと大変だし、落とすリスクもあります。基本、寒さに弱い電子機器ですから、ポケットに収めたままにしておくほうが電池の持ちも良くなります。
加えて、ゲレンデを滑るときは、基本的にスマホではGPSロガーアプリを起動しているので、不用意に弄って余計なことにバッテリーを使ったり、記録が途切れたりするのは嫌なのです。
お昼の時間を確認したりするシーンもありますが、例えば、リフトの行列の待ち時間がどれくらいかを確認したり、1本コースを滑るのにどれくらい時間が掛かっているか測ってみたり、手軽に時間を知ることができることによるメリットは案外と多いです。いちいちスマホを取り出さずに済むだけでとても便利です。
値段も安いので、ウィンタースポーツのお供にオススメです。
【2025/12追記】電池交換してみた
2シーズンほど使っていたこの時計ですが、2025年12月、シーズンインの準備で確認したら電池切れて止まってました。メーカーのホームページを見ると、電池交換サービスもやってるようだったのですが、流石に値段を考えたら買い替えたほうが安くあがりそうです。
そこで、ダメ元で電池交換にチャレンジしてみました。あくまで自己責任です。

分解は思ったより簡単でした。最大の難関は、ベルトを固定するピンを抜くこと。一般的な腕時計で使われているバネ内蔵のピンなので、精密ドライバーやピンセットなどで端を押し込めば抜けます。
背面の4箇所のネジを外すと蓋が外れ、中で基盤を固定しているプラスチックのフレームをはずせば電池も外れます。作りはシンプルです。

電池は「SR626SW」というものです。ネットで調べると比較的一般的な電池なようで、ダイソー等でも売ってるとか。100均で入手できるならラッキーです。

近所のダイソーで普通に置いてありました。別の大手ではない100均でも扱いがあったので、本当に一般的な電池みたいですね。入手性が高いのは嬉しいです。

組み直して完了です。最後も難関は、バンドを固定しているピン。構造上、ピンの刺さる穴がほぼ見えないので、位置の調整が若干難しいです。全体には電池交換は電池の入手性含め比較的簡単に実施できました。
これでまた何年か使えたら嬉しいです。
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