いやー、道が混んでいた・・・こんな感想しかないスキーツアーでした。沼田方面では過去イチで時間かかって流石に運転疲れしました。特に何かイベントがあったわけでもなさそうですが・・・謎です。ゲレンデは硬かった。相変わらず雪不足気味なので、来週からの寒波に期待です。
続く雪不足・・・なので片品へ
2023年1月21日。年が明けて、お正月も終わり成人の日の連休も終わり、1月終盤にかけてウィンタースポーツもトップシーズンを迎えます。ただ、今シーズンは雪不足。年末ころに寒波はあったものの、その後まとまった降雪がないエリアは少なくありません。今シーズン、雪が降っているところが偏ってる印象です。
トップシーズンになると、朝の関越道は混雑するので、できれば中央道方面、白樺湖や八ヶ岳方面に滑りに行きたいところなんですが、内陸部は特に雪が降っていない印象です。先日滑りにいったしらかば2in1もロイヤルヒルも雪は薄く感じましたし、八千穂高原や小海バレーのゲレンデ整備状況など見てもまだまだという印象です。
そうなってくるとやはり関越道方面へ向かうしかないのですが、関越トンネル超えるのはちょっと遠いなぁという印象で、結局片品になってしまうわけです。
という訳で、シーズン2回目のかたしな高原スキー場へ滑りに行ってみることにしたわけです。なんたってMMC会員な私、せっかくの会員特典は有効活用しないとね、というところです。
まあかたしな高原スキー場はスキーヤーオンリーなので、そんなに混雑もしないかなぁという若干の期待もありつつ、Webでチケットを事前購入していってみました。
ちなみにスキー場のスクールの情報を見ると、この日は初心者クラスしかやりませんよ、とアナウンスされていたのですが、これはつまり、混んでるってことだったんですね。
阿鼻叫喚の往路5時間ドライブ
結論から言うと、凄い道が混んでました。意味不明です。片品までのドライブで5時間かかるっていうのは近年稀に見る混雑で、過去イチレベルです。ぶっちゃけ何が悪かったのか分かりませんが、トップシーズンの関越道方面はこれがあるので、やっぱり避けたいんだなぁという気持ちを新たにしました(苦笑)
早朝の環八から混雑、高井戸界隈の渋滞にはまる
出発は4:40頃。決して遅くはないと思うのですが・・・何か悪いことしたかな。環八も瀬田を過ぎる辺りはまぁ車は多少多いかなぁという程度だったのですが、高井戸で渋滞にはまりました。
ここ前回通った時、深夜工事していたのでその影響なのか、あるいは単に交通集中なのか分かりませんが、結局ここ抜けるのに30分くらいかかってしまいました。不穏なスタートですが、この遅れから連鎖的に到着時間が遅れていくのが関越道の怖いところです。
関越道は車が多く、ほぼすべての渋滞ポイントにはまる
関越道に乗る段階で6時を過ぎており、なかなか厳しい状態だったのですが、ここからも渋滞の連続でした。そもそも全体に車が多くノロノロとした感じで流れていたのですが、一発目、新座料金所での事故渋滞からスタート。
それを抜けるとお約束の高坂SA手前での事故渋滞。綺麗にリアバンパーにフロントが突っ込んだ事故車両が見受けられ、相当のスピードで追突されたんだろうなぁと想像されます。
この鶴ヶ島JCTから高坂SAまでの区間はまさに関越道「魔の区間」と言って良い鬼門となっています。通行量が多い中、圏央道から合流してくる車がこぞって追い越し車線側に動く一方で、高坂SAに入るため左車線へ動く車もいます。加えて、坂戸の上り坂で走行速度が落ちてくると、あっと言う間に自然渋滞が発生します。
ここ、本当に追い越し車線が突然0kmで詰まっていることがあるので、追い越し車線での追突が頻発すると。頻繁に関越道を走る私でも、川越インターを超えたら追い越し車線は極力走らないようにしているくらいです。
ここでのロスは40分くらい・・・・結局高坂SA手前で、運転時間が2時間を超えてトイレにも行きたくなったので、高坂SAで休憩を取りました。こんなところで休憩するとは思ってなかったです。
その後も車が詰まった状態は続き、駒寄PA付近でも渋滞にはまり、さらに赤城PA先での謎の渋滞にもはまり、最後は沼田インター手前の渋滞と、ほぼ冬の関越道の渋滞ポイントはすべて踏んだ状態になりました。
普段であれば、これらの渋滞が発生する前か、遅くともひどくなる前に通過してしまうところ、今回はすべての渋滞ポイントでピークを踏んだような状態で、この時点で若干嫌になってきていました(苦笑)。
沼田インターを降りてからもノロノロ運転・・・国道120号も大混雑
沼田インターを降りてからも120号がノロノロで凄い時間がかかってしまいました。
そもそも料金所で渋滞していたのですが、ここ左折2車線なので2車線並んでOKなはずなんですが、一番左の車線だけ渋滞していて、これはおそらく、普段来ていない人が来ているんだな、という印象を受けました。
ナビで見ても久屋原町付近で渋滞しているのが見えたので、沼田インターを右折で出てぐるっと回って120号に入るという抜け道を使い120号へ合流したのですが、これは全くの焼け石に水でした。この日こそ正解は、県道64号だったかもしれません。
120号はずーっとノロノロで、信号のある交差点のたびに渋滞している状態でした。つまり、それだけ交通量が多かったってことです。これがすべてどこかのスキー場に収まるのだとすると、スキー場も凄い混んでるんじゃないか?って気になってきました。
道の駅尾瀬かたしなで休憩です。もう10時近くになっており、なんかどうでもいい感じになってきましたね。まあでもかたしな高原スキー場はスキーヤーオンリーですから、多少空いてるかもしれないという期待を抱きつつ、さらに道を進みました。
鎌田の交差点で岩藏方面と丸沼方面で分かれるのですが、この日は半々くらい。岩藏方面に折れてからもやはり車は連なっていて、これが全部かたしな高原と尾瀬岩鞍、尾瀬戸倉に収まるのか、と考えたから驚きです。おそらく大多数は尾瀬岩鞍に向かうはず。
想定通り、かたしな高原スキー場側に入ってくる車はほとんど無くて、これなら大丈夫かなあと最後は安堵しましたが、到着したのが10時前ですので、駐車場はいつものゲレンデそばではなく、ちょっと離れた未舗装のところでした。
という訳で、結局家を出てからかたしな高原スキー場まで5時間です。びっくりするくらい時間かかりました。とにかく道路が混んでいたのが謎です。ただ、今これを書いている時点でネットをいろいろ見ても、あまり混んでいたという情報がないので、これくらい普通ってことなのかなぁと、ちょっと不思議に感じています。
会員特典はやはりおいしい
早速、準備をしてゲレンデへ・・・・
Web予約をしていったので、QRコード読み取りでチケット発券です。楽ちんだしかなりお得なのでオススメです。なんたって週末1000円取られる駐車料金も無料になります。特典はいくつか選べるんですが、ドリンク券にしてみました。これも普通にドリンク買うと思ったら結構な値引きに相当します。真面目に、MMC登録はすべきだなと思いました。
ゲレンデはアイスバーンと砂漠だった・・・
時間が遅かったということもあり、ゲレンデは混んでました。やはりお子様連れのファミリーが多かった印象です。
ポールレッスンが行われており、コースが制限されていました。この時点では、気温が低かったこともあり、雪質はサクサクとした印象で、まあそれなりに滑れそうかなぁと、そんな印象を持ちました。
黄色い初心者リフト周りはとにかく賑わっていました。
かえでコース。圧雪入って綺麗なゲレンデです。
この辺の仕上がりはさすがといったところ。
景色も悪くはないですが、ちょっと霞んだ感じでしたね。午前中は圧雪直後ということもあり比較的滑りやすいコンディションでした。
昼前になると晴れてきました。
ここから上部へ。もくせいコース、この日は圧雪が入って整地急斜面となっており、滑っている人も多かったと思います。
景色も良くて気持ちよかったです。
こちらはちぐさコース途中。さすがに急斜面はアイスバーンになっているところもあり、ちょっとむずかしい印象でした。それでも非圧雪だった前回に比べたら遥かに滑りやすかったです。
つつじコース。遠く日光白根山も綺麗に見えてきました。
昼下がりに休憩、ミッフィーテラスでソフトクリームを頂きました。とても美味しかったです。
本当はゲレ食を何か食べるつもりでいたのですが、11時頃、早めに行ったつもりだったのに既に行列していたので、諦めてドリンク券でカフェラテ休憩となりました。2時前に入った時は行列は無くなっていたのですが、もう食事を取る気もしなくなっていたので、ソフトクリーム休憩となってしまったと。結局何も食べずに一日滑っていたことになります。なんか惜しかったです。
ゲレ食は案外と午後遅い時間になると空いていることが多いので、次からは遅めを狙うようにしようかなぁと思いました。
14時過ぎ、日が陰りはじめましたが、ゲレンデは相変わらずの盛況です。
改めてのもくせいコースですが、ちょっと雲が出てきています。
微妙に霞んで天気が悪くなってきました。ただ、一日気温が低かったため、ゲレンデは締まって滑りやすかったです。
ちなみに、コブもあったのですが、硬くて難しくて、さらに草も出ていたので頓挫しました。
夕方近いかえでコース。まだまだ人がたくさん滑っています。本当にこの日は賑わっていました。
このころになるとふわふわと雪が降り出しました。そして寒いです・・・・。
結局、16時過ぎまで滑りきって終了となりました。スタートが遅かったので、せっかくだから最後まで滑ったと。終盤はポールバーンだったところが開放されて滑れるようになったので、滑れるところは全部滑ってみました。
一日気温が低かったので雪が緩まなかったのは良かったのですが、コースによっては氷の塊がコロコロしていたり、アイスバーンが覗いていたりして難しいところもありました。人がたくさん滑る第二リフト降り場付近などは、サラサラの雪がもっさり積もった砂漠みたいなゲレンデの印象でした。一方で、しっかり雪が溜まっているところや、初心者コースなどは一日滑りやすかったんじゃないかと思います。
確かにそれなりに混んでは居たのですが、特に長いリフト待ち行列ができることもなく、しっかり滑れて良かったと思います。やはりかたしな高原スキー場、良かったです。ただ、もうちょっと雪が降ってくれれば、と思うところですね。思った以上に営業終了まで滑ってる人が多かったのも驚きました。
今回のテーマは密脚
はい、今回のトレーニングは密脚をテーマに滑り込んでみました。
密脚はコブを滑るのに必要な技術なんですが、それだけじゃなく、不整地や急斜面でも使える技術なので、意識して密脚して滑る練習をこの日は一日やってました。
結果、太ももの内側の筋肉に張りを覚えるくらいにしっかり練習できて、密脚もできるようになってきました。今まであまり気にしたことが無かったのですが、密脚すると結構滑りやすいというか、板を操作しやすいシチュエーションがいろいろあるんだなぁと実感しています。コブのみならず、急斜面でのショートターンや荒れたゲレンデでの板の取り回しなど、密脚が楽しくなってきました。
加えて、太ももに緊張感を持って滑る癖付けにもなるため、普段の滑りにも良い影響が出てきているのを感じています。特に急斜面で内足を畳んだ時のコントロール性などは、太ももに緊張感があったほうが好感触です。連動して、足首の緊張も解けにくくなって、とても良い効果があったなと感じています。
密脚は良さしか無い、と今は感じています。これは続けたい意識です。
久々に湯元華亭に立ち寄ってみた
夕方になって、さらに寒くなってきました。片付けて帰ります。
帰りの道の駅尾瀬かたしな。駐車場が未舗装で、板の片付けなどやると泥だらけになりそうだったので、道の駅の駐車場で板掃除とカバーをかけてキャリアに積み直ししました。恐ろしく寒くて手がかじかみました。
帰りも120号は結構混んでました。朝、スキー場に登っていった車が帰ってくるので、当然といえば当然なんですが、ちょっとびっくりしました。これじゃ温泉も混んでるかなぁと不安に思ったのですが、だったら行くのが難しいところに行こうということで、老神温泉、湯元華亭へ行くことにしました。
老神温泉は道が狭いし、幹線道路からもちょっと離れているので行きづらいんですよね。湯元華亭は値上げもしているし営業日も制限しているし、多少空いてるかなぁと期待して行ってみました。そういえば前回まで工事中だった手前の橋は通れるようになっていましたが、どこから来るにも道は狭くて難しいです。駐車場も狭いんですが、今回は時間帯が遅かったこともあり無事入ることができました。
料金が1000円なんですが、スキー場の当日リフト券を持参すると30%引きの700円で入れます。1000円は高いですが700円は普通の値段なので、つまりはスキー帰りに寄ってほしいということみたいです。
露天風呂も含めお風呂は広いのですが、対して洗い場の数が少ないのが惜しいところです。お湯は強めで良く温まります。汗を流して体も温まり大満足でした。
温泉でゆっくりしたことで120号の混雑も落ち着いたところで帰路へ。関越道の上りはそんなに混雑していなくてよかったです。
久々の食事、駒寄PAでソースカツ丼を頂きました。とても美味しかったです。
帰りは渋滞も混雑もなく、スムースに家まで帰ってこれました。ホント、朝の混雑は何だったんだ・・・謎です。
かたしな高原スキー場は良いスキー場だけど、真冬の関越道は・・・
以上、かたしな高原スキー場へ滑りにいったら5時間かかって大変だった話でした。スキー場は雪不足なところはありつつ、たっぷりしっかり滑れて満足だったんですがね、朝の関越方面の混雑はなんとかならんかというところです。次の寒波で、中央道方面、内陸部のスキー場にもたっぷりと降雪してくれたら、選択肢が増えて嬉しいところですがね。
今回はコブはほぼ滑れませんでしたけど、急斜面でいろいろ練習できてとても満足でした。次はコブのあるゲレンデに行きたいかなぁと思いつつ、まずは寒波に期待です。
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