白樺湖ロイヤルヒルスキー場の旅。2023正月休みの仕上げは中央道へ。この整地ゲレンデは癖になりそうな予感。

スキー

2023年の正月休みも1月3日で終了です。最終日はシーズン初の中央道ツアーとして、白樺湖ロイヤルヒルスキー場へ行きました。いつもしらかば2in1スキー場へ行く時に素通りしていたのですが、今回初めて一日券で滑ることができました。この整地は癖になるかもしれないです。

シーズン初の中央道、白樺湖ロイヤルヒルスキー場へ

2023年1月3日。正月休みもこの日が最終日ということで、シーズン初の中央道スキーツアーへ行ってみることにしました。

今シーズンは雪不足のスタートでしたが、クリスマスからの寒波で多くのスキー場がオープンに漕ぎ着けた印象があります。ただ、これにも地域差があり、特に白樺湖や八ヶ岳エリアのスキー場はまだ若干雪が足りていないところがありました。

具体的には、このエリアで私がよく滑りに行くスキー場として、しらかば2in1スキー場、白樺高原国際スキー場があるのですが、どちらも現状まだお目当てのコースがオープンしていません。結果、シーズンインからこれまでのところ、寒波で雪が豊富な関越道・上信越道方面のスキー場を滑ってきた経緯があります。

ただ、私の家からだと関越道は遠く、しかもトップシーズンは道路も結構混雑します。そのため私は比較的中央道方面のスキー場を多用しているのですが、今シーズンはまだ滑りに行けていません。というわけで、なんとかして正月休み中には一度は中央道方面にも滑りに行きたかったわけです。

じゃあどこに行くかということで調べてみると、白樺湖ロイヤルヒルスキー場が全面滑走可能になっています。このスキー場、たしかに人工降雪機が強力な印象がありますので、流石って感じですね。ここには昨シーズンナイターで行ったきりなので、今回は白樺湖ロイヤルヒルスキー場を朝から滑ってみることにしました。

第一印象、若干、他のスキー場に比べるとコースが短めに感じるし、リフト券も割高に感じたのですが、アソビューで割安なチケットも見つけたので、これを使ってみようと思ったのも今回滑りに行ってみたかった理由です。

中央道は、良い

出発は4:40頃です。正月3日ということで、高速道路の割引が効かないのですが、朝は時間が惜しいので東名から圏央道、中央道といういつものコースで走りました。都内の環八など走らずに済むし、中央道は関越道みたいに早朝渋滞も無いし、やっぱり早くて良いです。

今回のスキーツアーはルーティーンの確認の意味もあります。まずはいつもどおり、双葉SAで朝食。流石にこの日は空いていました。

定番のきつねうどんです。大判のおあげが2枚。結構ボリューミーで好きです。

夜明け前の富士山が綺麗でした。ここからの景色でその日の天候は概ね読めるのですが、かなり天気良さそうな予感がしました。

つづいては八ヶ岳PAへ。

到着は7時頃で、売店などが営業開始する時間でした。駐車場は結構いっぱいでした。

八ヶ岳も綺麗に見えていました。

諏訪南インターを降りて八ヶ岳エコーラインで白樺湖へ向かいました。っていうか割引の効かない高速道路の料金は結構エグい値段になっていてちょっと怯みましたが。

路面は白樺湖畔までほぼドライ、路肩など見ると多少雪も残っていますが、路面に積雪はありません。こっちはやっぱり雪不足なんだなぁというのを感じました。蓼科山も通常シーズンに比べるとちょっと白さが足りないような印象を受けました。

今回は白樺湖ロイヤルヒルスキー場の上部の日帰り駐車場を目指しました。前回、ナイター時に行ってみたらまるで人気が無くてビビったあの日帰り駐車場です。ビーナスラインからロイヤルヒルの駐車場へ向かう道を入ったところからは本気の積雪路になっており、駐車場も雪が積もっていました。

白樺湖ロイヤルヒルスキー場駐車場到着は8:10頃です。やっぱり中央道は混んでなくて良いです。トップシーズンは中央道方面に通いたいところです。

駐車場は特に誘導などは無く、止まっている車の車列にあわせて止めていく感じです。既に入っている車があったので、自分はその隙間に入れることができました。日帰り駐車場はどこもゲレンデから十分近くて便利な印象です。これなら滑っている合間に荷物を取りに行っても全く苦にならないと思います。

8時頃にはまだ車は少なかったのですが、営業開始時間が近づくとどんどんと車は増えてきて、ゲレンデに近いP3はこの頃にはほぼいっぱいだった気がします。でもまだ余裕はあった感じがあり、この時点から、そんなに混んでいない感じがしました。これはこの日だから空いているというより、このスキー場がそもそも穴馬なような気がしました。

到着時の気温は-10度、相変わらず白樺高原は寒いです。だからこそ人工降雪機が効果を発揮するんですよね。

アソビューでチケットを買う

今回はアソビューのチケットを使ってみました。

割引率を見ると、かなり安くなっています。むしろ定価が高すぎるんですがね。しかもこのチケット、他の同グループのスキー場、私が行くところだと、奥利根パークとかでも使えて、同じようにかなり安くなっています。これは使わないと損です。これ以外だと、食事券付きの5時間券っていうのも設定があり、こちらもかなりお得でした。アソビューは意外に安いチケットが出てることがあるので、要チェックです。

サクッと買えました。あくまで自分の経験上ですが、アソビューのチケットって、発券で躓いたことが無いのが案外とポイントだと思います。アプリの操作方法や発券の仕組みについて、窓口の方が正しく認識されているってことなんですが、これができていないサービスもありますので、良くやってるなぁといつも感心しています。

期待以上の良いゲレンデ

ゲレンデは期待以上だったと思います。

正直、ぱっと見て見通せる範囲のゲレンデなので、そこまでスキー場として広いほうでは無いと思います。リフトも3機しかありません。その代わり、横にも広くて、全体に広さを感じるスキー場だなぁという印象です。

コンディションは新雪の圧雪です。人工雪らしいサラッとした雪質ですが、気温の低さも相まって非常に締まった硬いゲレンデに仕上がっていました。これぞ白樺高原の整地っていうコンディションです。

そして景色が良いです。ここは白樺湖を見下ろす高台となっていて、遠く北アルプス方面を見渡すことができます。

上部はリフトが左右に1本づつの構成で、ぱっと見える範囲しかないのですが、丁度よい感じがします。特にクワッドリフト側の整地急斜面は中毒性があります。

あさイチ、営業開始直後にリフトに乗れました。本当に空いていて、ほぼファーストトラック状態でした。ちょっと嬉しかったですね。

最上部からの眺めです。雲ひとつ無い青空が良いです。

北東方面には遠く浅間山が見えました。

ペアリフト側は少々緩めの斜面になっていて、練習に最適な感じでした。実際、練習している人もいっぱいいて、かなり賑わっていました。

こちらも気持ちの良い整地です。

こちらは前回ナイターでも滑った下部のコースです。午前中早い時間帯は第1クワッドも待ちは無かったのですが、10時を過ぎる頃にはホテル前の待ちがかなりエグいことになって、10分以上待たされるような感じになってきたので、こちらはほぼ今回滑っていません。

ただ、ナイターの時は気づきませんでしたが、クワッドリフトの左右に様々なコースがワイドに展開されていて非常に面白いゲレンデだなぁと思いました。

蓼科山も見えますが、ちょっと雪は少なめな印象でした。

白樺湖は白く凍って雪を被っていました。

昼頃のペアリフト横のパノラマCコースの混み具合です。かなりたくさんの人が滑っていて、賑わっていました。

パノラマBコース横にはコブラインもできていました。浅くて練習には良さそうでしたが、掘れて草が出ている箇所がありました。

夕方になると人も減ってきました。

結局朝は8:45頃から、夕方15:30頃まで、6時間以上滑って終了です。本当によく滑りました。

日中日差しはあったものの多少風もあって、気温が低いままだったため、ゲレンデは一日しっかり締まったコンディションで滑りやすかったです。帰りの時点でも-5度程度だったので、やはり白樺高原は寒いです。だからこそのコンディションだと思います。

積雪はやっぱり少なめではありました。ゲレンデ内でも所々草が出ているところもありましたし、明確に、まだ開放されていない滑れないエリアもありました。それでもかなり広いエリアが滑れて満足でした。とにかく整地がやばいスキー場でした。

ところで、このスキー場、5時間券で滑っている人が多かったのが印象的でした。朝から一日券で滑る人と、ちょっと遅めに、10時過ぎに来てクローズまで5時間券で滑る人たちが居る感じです。だから朝の段階では駐車場は埋まっていなかったのかもしれません。加えて、このスキー場はナイターもやっていて、とにかく時間帯別の分散がうまく行っている印象を受けました。地元や近隣の地域の方がカジュアルに滑りに来ていないとこれは成り立たないので、そういうスキー場なのかなと感じました。

正月3日もコブ

というわけで、コブラインがあったので練習してみたのですが、難しかったです。純粋に技量が足りないのと、あとコブの底が掘れて草が出ている箇所があって、そこでリズムが止まってしまうという。

上手く滑れる時と上手く滑れない時があって、おそらく上手く滑れている時はしっかりと雪面を削れている時なんだよな、という実感はあるのですが、それが再現できず、悩んでいます。

次に向けては、蜜脚を練習しないといけないかなと思っています。

コブ以外のところでは、整地が気持ちよかったので思いっきりカービングして楽しめました。やっぱりこのエリアのスキー場はピシッと締まった整地が魅力だよなぁと再認識しました。

帰りもルーティーン

ヘロヘロになるまで滑って帰りです。温泉ですが、なぜかふと「すずらんの湯」に寄ってしまいました。

白樺湖畔にある日帰り温泉施設で、当然の如く混んでるので、普段敬遠しているところなんですが、リフト券で100円引きっていうのにちょっと惹かれて立ち寄ってしまったと。どうせ駐車場いっぱいなんだろうな、いっぱいだったら諦めよう、と思って行ってみたら、案外駐車できてしまったというのも理由の一つだったりします。

リフトチケットを見せて100円引きの600円で入れました。音質はアルカリ性単純温泉。流石にちょっと混雑していて落ち着いて入ってられる雰囲気ではありませんでしたけど、汗を流して温まって良かったです。

白樺湖畔は雪景色でした。

帰りも八ヶ岳エコーラインで諏訪南インターから中央道を使って帰りました。帰りの中央道はさすがお正月っていう感じで車が多く、小仏トンネルで渋滞が発生するという、いつもの中央道になっていました。正月スキーはいつも帰路が鬼門なんですよね。

それでもなんとかなるのが中央道です。

まずは八ヶ岳PAへ。フードコートは混雑していて食事はとれませんでした。

この日の目的の一つ、今年初めての元祖信玄ソフトです。濃厚なミルクソフトクリームにきなこと黒蜜の組み合わせは相変わらずの美味しさで満足です。今年も何度も食べに来るんだろうなぁという予感がします。

夕食ですが、おそらく双葉SAも混雑しているだろうな、ということで、境川PAのフードコートで境川もつ定食を頂きました。

やわらかく煮込まれたもつ煮が美味しかったです。境川のもつ煮も定番です。

そして後から気づいたんですが、この辛口もつ煮ラーメン、絶対次回は食べたいなと思いました。

そんな感じでゆっくりと中央道を走っていたら、小仏トンネルの渋滞は解消されてきました。結局、帰りも渋滞にははまらずに帰ってこれてラッキーでした。

帰りは高速代を節約するために、圏央道は走らず、国立府中インターを降りて下道で帰ってきました。あとで確認したら、結局数百円の節約にしかならなかったので、案外と微妙なもんだな、と改めて思ってしまったのでした。

しかし疲れた・・・・でも整地を滑り倒して大満足な一日でした。

白樺湖ロイヤルヒルスキー場は想像以上に良かった

以上、白樺湖ロイヤルヒルスキー場をアソビュー一日券で滑り倒した話でした。やっと中央道ルーティーンを開始できて良かったのと、とにかくアソビューがお得でした。そして白樺湖ロイヤルヒルスキー場、略してロイヒ、白樺高原らしい素晴らしい整地ゲレンデのスキー場で、また滑りに行きたいなと思っています。

雰囲気がエコーバレーに似てるんですよね。そんなに広くはないですが、雪質もゲレンデ作りもしっかりしていて、滑っていて気持ちのいい、そんな感じがするスキー場でした。食事できるところが少ないように感じたのが不安点ですが、これはまた今度、確認したいなと思っています。

予想以上に良いスキー場だったなあというのが率直な感想です。ホント、また滑りに行きたいです。

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