なんだろう、ブランシュたかやまって、いつもこういう時に行ってしまうんですが、いつもなんか微妙な感じになるんですよね。というわけで、今年もブランシュへ行ってみました(苦笑)。そして例年の如く、なんか微妙な感じになっています。いや、悪くはないんです。だから毎年滑りに行ってるんですが、 なんでしょうねえ、これ・・・。
決戦は2月11日、連休初日はブランシュだ
2022年2月11日。シーズン最も混雑すると言われる3連休です。こんな日はどこに滑りにいくか、情報戦から勝負が始まるわけですが、今年はさらに、前日からの「大雪警報」でさらにややこしい状況になっていました。関越道も中央道も、かなりの区間で冬タイヤ規制、首都高に至っては通行止めも発生していたりして、なんだかグダグダです。
特に中央道は山沿いを走る区間が長いため、八王子から冬タイヤ規制です。もしや積雪などあればノロノロ運転で遅くなりそうです。さらに言えば、こういうケースでは関越道のほうが除雪能力が高いところもあり(要するに雪に慣れている)、ここは関越道方面のほうが安全かなぁと、最後まで行き先に悩んでいました。
最終的には、混雑を嫌って、スキーヤーオンリーのブランシュたかやまに決定、経路としても通常通り東名道から圏央道、中央道を走るパターンで行くことにしました。Twitterなど見ても特に雪が積もっているという情報も無さそうなので、きっと大丈夫だろうと。
こういう、絶対混むだろうな、っていう時は、混雑が避けられるケースが多い気がして、スキーヤーオンリーなゲレンデを選びがちです。白樺高原国際スキー場かブランシュたかやまか、っていうのが例年のパターンになります。そんなわけで今年もブランシュたかやまです。
新雪が降った後なので、たまにあるふわふわなブランシュたかやまが滑れるかなという期待も込めて、滑りに行ってみました。
往路は若干想定外な事故と混雑
出発は4:55。なんとなく遅くなってしまいましたが、5時前に出られたので良しとします。天候は一応曇り。前夜から降っていた雪は予報通り止んで、この日は晴れ間ものぞく天候となっていました。
東名高速までは路面はウェットですが積雪や凍結は無さそうです。ここまで順調・・・だったのですが、なんだかナビが変な経路を案内したがります。何か起きてる・・・・?と思ったら、なんと圏央道の愛川トンネルで事故が起きていたようです。あれ、でも渋滞情報アプリでは何も見えなかったような。ネットで検索すると、発生時刻は2月11日の2時50頃と、結構早い時間だったようだし、謎です。案内としては、通過に50分かかるということで、こりゃさすがに通過するのは無理だなと判断し、相模原愛川から相模原までの区間、下道を走ることにしました。
この区間は、その昔、圏央道が開通する前は抜け道として良く走っていた相模川の川沿いのルートになります。勝手知ったる道なのでまあそれほど迷いもせず、迂回路としては問題無かったのですが、さすがに時間ロスが大きかったです。
中央道に入っても路面に積雪などはありませんでした。一応、冬タイヤ規制にはなっていますが、大きな問題はなさそうです。大月界隈は寒波で雪が降るとこんな感じの幻想的な真っ白な風景の中を走り抜けて行くことになります。年に何度とない景色でなかなか壮観です。
雪景色は綺麗で良いのですが、事故渋滞回避での時間ロスが厳しいので、朝食はいつもの双葉SAフードコートではなく、境川PAのファミマで朝食を購入して食べながら走ることにしました。中央道下り線は要所のPAにコンビニ(ファミマ)が入っていて、これが意外に便利なんですよね。関越道なんとかしてほしいといつも思ってしまうんだな・・・。
天気は良さそうです。寒波明けで雪が積もった綺麗な景色が続いて気持ちのいい往路でした。
とは言えさすがに大雪警報の降雪のあとです。中央道も長坂あたりからちょっと残雪みたいなものが目立ってきました。そして小淵沢からはなぞのノロノロ運転発生。後で考えてみたら、これ融雪剤撒いてたんだと思います。低速車両が入って渋滞していた感じですね。ますます遅くなります。そして、車も詰まってきました。やっぱり混んでるのかなぁとちょっと不安に感じてきました。
諏訪南インターを降りて白樺湖方面へ向かうと、こちらもインター降りた直後からの圧雪路です。この状況も久々です。そして車が連なってます。やっぱり混雑しているようです。混雑を嫌って、この日は久々に八ヶ岳エコーラインではなく原村経由で白樺湖へ向かいました。
白樺湖畔もこんな雪道。往路はインターを降りてからスキー場までずーっと雪道でした。久々のコンディションですね。大門峠を超えた後の下り坂が、日陰ということもありいつもはガッチリ凍結してかなり滑りやすい状況で危ないのですが、この日はかなりしっかり融雪されていたのが印象的でした。かなり融雪剤を撒かれた気配がありましたので、こりゃ車が汚れるなぁと思ったのでした。
ブランシュたかやまスキーリゾートの上部第2駐車場到着は結局8:40過ぎです。珍しく4時間コース。とても時間がかかりました。事故渋滞回避と積雪によるノロノロ運転、それに加えておそらく連休の混雑、という感じで、ちょっといきなりいろいろ有りすぎな往路でした。
それでも駐車位置はそんなに後ろのほうでもなく、いつもどおりな感じだったので、ブランシュたかやま自体はそこまでは混んでなかったような印象を受けました。まあそれも朝イチだけだったんですがね。
新雪ふかふかのブランシュ!からの自然コブ!
準備をしてゲレンデへ。チケットは一日券です。
今回も1000円の食事券がもらえましたので、実質1000円引きみたいなもんです。ブランシュといえば、やっぱりカレードリアかなーと期待に胸を膨らましつつゲレンデへ。
天候は曇り。微妙に晴れていません。雪質は新雪。人はたしかにそれなりに入っているようですが、リフト待ちが厳しいみたいな状況ではありませんでした。
そういえば、HEADの試乗会やっていたようです。
見るからにふかふかのゲレンデです。ブランシュは基本ゲレンデが硬い印象なんですが、たまにこういう天然雪コンディションが発生するのもブランシュの特長だったりしますね。
微妙に晴れていないのですが、景色はそれなりに綺麗でした。
朝イチはこんな感じのふわっとした新雪ゲレンデになっていました。滑っていてとても気持ち良いコンディションでした。
リフトを乗り継いで頂上へ向かいました。雪が積もった木々はやはり美しいです。
今年もやってきました。スキー地蔵です。天気が惜しいですが・・・。
山頂から見下ろすと、エコーバレースキー場の上部ゲレンデが見えました。2シーズン連続のクローズとなってしまいましたが、来シーズンは是非ともオープンしてほしいところです。
そういえば・・・いつも気になっていたこの休憩所に入ってみました。
自販機無いじゃん、って言うツッコミはおいておいて、館内は断熱材がしっかり張り巡らされていて非常に暖かかったのが印象的でした。暖房が入っているわけではないのですが、思った以上にしっかりした防寒対策がされていて、妙な快適さがありました。
もみの木樹氷コース。山頂から続く初級者林間コースです。気持ちよくロングクルーズできますが、ところどころちょっと急なところがあるので要注意です。こちらもふかふかです。
練習ゲレンデとしてはこちらのファンタジーコースがあります。ただ、中斜面ですので初心者の方には厳しそう。コブレーンもできていました。
そしてこちらはパノラマコースです。こちらもふかふかでとても楽しかったです。
・・・と、最初は気持ちよかった新雪ゲレンデですが、昼近くなってくると、かなり荒れてきて、だんだんと滑りにくくなってきました。ここはスキーヤーオンリーということもあってか、ラインが綺麗にできやすいんですよね。そうすると、天然コブみたいなゲレンデに仕上がってくると。なかなかハードなコンディションになってきました。
ちなみに今回はこのジャイアンとコースと、急斜面エキスパートコースの端の整地部分をメインで滑ってましたね。コースが荒れてしまってなんかかなり疲れるコンディションになってたなぁという印象しかありませんでした。
昼過ぎのファンタジーコースの様子ですが、結構混んでたのかなーという感じはあります。リフト待ちはほぼ出ていませんでしたが、ゲレンデにはそれなりに人が多く、レストハウスもやっぱり混んでいた印象です。
で、油断して、昼食を11時頃に取ろうと思ったら、もう席がいっぱいで食べられず、仕方がないので午後に時間をずらして、結局14:30頃に昼食となりました。なんと言っても今回は食事券が付いています。
ブランシュといえば、レストラン「ポテト」のカレードリア。ブランシュに来ている理由の一つとして、これを食べに来ていると言っても過言ではありません。焼き立てアツアツです。今回はエッグカレードリア。辛さは「甘口」です。とても美味しかったです。
午後になってやっと晴れて来ました。暑いくらいの天候で、服装を調整して滑っていました。
夕方のファンタジーコースです。ご覧の通りの天然コブというか、ラインができてしまっています。
写真だと印象が違うかもしれませんが、かなりボコボコというか、きっちりラインができているゲレンデです。一部ではなく、ほぼ全面この状態なので、滑っていてかなりしんどかったです。
午後になると怪我をする人が増えるので気をつけましょう、っていうアナウンスもありましたが、このコンディションはその一因じゃないかと思っちゃいましたね。他のスキー場だと、ゲレンデが荒れてくると日中でもピステ入れるスキー場もあるくらいです。このコンディションも含めこのスキー場の”味”なのかもしれませんし、正直いつもこんな感じなので、ある意味定常運転なんですけどねぇ。
それでもなんだかんだクローズ間際まで楽しんでしまいました。一日ありがとうございました。
結局、多少混んではいたと思いますが、リフト待ちもなくやはりブランシュたかやまは混まないなぁと思いました。一方で、ゲレンデの激しい荒れようはなかなか辛かったです。朝は良かったですがね。そういえば、改めて考えてみるとたしかに子供連れのファミリーが多かった気がしますね。
足が痛い事案
まあそんな荒れたゲレンデを滑っていると、ブーツの中で足が当たって痛みが出てきたりするんですよね。この日はかなり痛みが厳しくて、ちょっと辛くなってきていました。
左足の舟状骨が当たるんです。今シーズンブーツを新調して、1ヶ月半で10日くらい滑ったところで、かなり当たりが厳しくなってきました。なんとなくインソールが馴染んできて、高さが落ちた気がするのと、あとは今回に限ってですが、若干ブーツをしっかり履いていなかったこと(かかとの入れ直しをしていなかった)、そしてゲレンデのコンディションが悪く、足への負担がそもそも大きかったことが原因かなと思っています。
対策としては、シェル出しなどブーツ整形も考えられるわけですが、まずはインソールの交換などを試してみようかなと思っています。ブーツをいじるのは最後の手段にしたいので。
なので若干、終盤はもう痛みに耐えて滑ってる状態だったので、ちょっと辛かったのが惜しいところでした。対策を考えねば。
久々のもみの湯からの帰路
今日も良く滑ったなぁという感じで帰ります。帰路、ちょっと気になって、エコーバレースキー場からペンション街を走ってみました。
アンデルマット第一ゲレンデが正面に見えます。しっかり雪も積もっていますので、いつでもスキーはできそうですが、今年もクローズです。
ペンション街も静かな感じではありましたが、車が入っているところも何件かあって、一応営業はしているペンションもあるようです。ここを拠点に白樺高原界隈のスキー場へ滑りにいくことは可能ではあるので、全く駄目というわけではなさそうですが、来シーズンは是非ともエコーバレースキー場、再開してほしいところです。
帰りにこれまた久々、もみの湯に寄ってみました。ちょっと街道を離れているので意外に空いていることもあったりします。今回も、意外にすんなりと入ることができました。受付でちょっとトラブっててバタバタしてましたけど、温泉自体はとても良かったです。
夕食は八ヶ岳PAへ。いつも謎なんですが、中央道ってこういう時間にSA/PAに入っても普通に食事を取ることができるんですけど、関越道はほぼ確実に難民になるんですよね。混雑の度合いの違いなのか施設の数の問題なのか・・・微妙です(両方だと思っています)。
昼食をちょっと遅い時間に取っていたので、夕食は軽く舞茸天そばにしました。舞茸天ぷらも結構ボリュームがあってとてもおいしかったです。
その後の中央道も特に渋滞などなく快適なドライブで帰宅することができました。三連休でも初日ということもあり、全体にそこまで混んでなくて良かったなというところでした。
こんな日のブランシュはやはり正解なんだが・・・
以上、三連休初日、混雑を避けてスキーヤーオンリーのブランシュたかやまへ行った話でした。想定通り、そんなに混んではいませんでしたが、それでもところどころ混んでるなぁと感じるポイントはありましたね。あとはゲレンデ。確かに朝は新雪で気持ちよかったんですが、そこから成長した「自然コブ」はなかなかにしんどかったです。
足が痛い事案は、ちょっと調整しようかなと考え中です。そもそも痛くない状態から始まっているので、何か解はあるはずなんです。いろいろ調べてトライしてみようかなと思います。
前週の上越国際スキー場から、しばらく不整地、新雪ばかり滑っていてそろそろ整地が恋しくなってきました。次は整地を滑りたいなぁと思っています。
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