丸沼高原スキー場の旅。荒天の週末、期待の丸沼もやはりガリガリだった。

スキー

春の嵐の週末、丸沼高原スキー場へ行ってみました。天気が悪いので、なるべく標高が高く、それなりにコンディションも安定していることを期待して、丸沼にしてみたのですが、やっぱり駄目でした。これならわざわざ丸沼じゃなくても良かったかな、とちょっと後悔です。

春の嵐、荒天の週末、丸沼へ

2021年3月14日。世間はホワイトデーですが、この週末は荒天です。

低気圧の通過により、金曜日遅くから大雨、土曜日も大荒れで、日曜日なんとか持ち直すかな、という天候でした。まあこの時期には良くある「春の嵐」というヤツなんですが、春スキーファンとしてはちょっと残念です。

そんな荒天の中、それでもスキーに行くのか、という自問ももちろんあったのですが、そこはまぁ、当然、滑里に行くわけです。じゃあ、いつ、どこに行くかを悩むわけで。

まず考えたのが土曜日。凄い大雨の予想ですが、標高が高いところは雪になる可能性も示唆されています。日曜日のほうが風が強い予報になっていたため、これなら土曜日に行ってしまったほうが良いかな、とも考えました。ギリギリまで天気予報とにらめっこし、結局土曜日に滑りに行くことはあきらめました。土曜日の各所のゲレンデリポートを見ると、かなり大雨に降られたところが多く、やはり土曜日に滑らなかったことは正解だったかな、とこの時は思いました。

じゃあ日曜日です。日曜日は翻って結構気温が低くなる予報も出ています。これなら、標高が高いところなら、雪質も悪くないかな、とふと思いました。という訳で、丸沼高原スキー場へ行くことにしたわけです。

ぶっちゃけ、丸沼、土曜日は雪か霙って言ってたので、そんなにコンディション悪くないんじゃね?って思っていたんですがね、まあ結論から言うと、甘かった、と。そんなうまい話があるわけは無い(苦笑)。

日曜日はやっぱり混んでいた・・・

出発は4:30過ぎです。この日は久々の日曜日のスキーツアーということで、道路の混雑状況など若干不安を抱えつつ家を出ました。

都内はむしろ空いていました。日曜日は大型車が居ないので、環八通りも非常に快調に走ることができ、練馬インターまでは非常に良いペースでたどり着きました。関越道に入ってもそんなに混雑している雰囲気もなく、非常に快調でした。ただ、道中、PAやSAの駐車場はやっぱりいつもより混雑している気配は感じられました。

赤城高原SAから湯沢方面の景色です。まだ天気は悪くて、天気予報通り、ちょっと風は強めに感じました。気温はそれなりに低くて、まあ暑くはなさそうな雰囲気です。赤城高原SAも結構車がいっぱい停まっていたのが印象的でした。やっぱり混んでる気配があります。

沼田インターを降りると、120号は結構車がいっぱいでした。これはちょっとヤバメかな?と思い、思わず県道64号に入って川場村経由で片品へ向かいました。道中積雪もなく快調なドライブではありましたが、そこまでするほどでも無かったかなぁとは思いつつ。

いつも朝は道の駅尾瀬かたしなに寄るところなのですが、この日は駐車場がかなりいっぱいだったので寄らずに真っ直ぐ丸沼高原スキー場へ向かいました。とにかく、沼田インター降りてからは混雑していて、なんていうか、普通のスキーシーズンの混み方だったなと思います。

丸沼高原スキー場到着は7:30頃です。着いてみれば結構早かったかなとは思いますが、駐車場へ入るまでも車並んでたし、やっぱり混んでるな、という印象でしたね。

天気は曇り。ちょっと風強めで思ったより寒く感じて、冬装備でゲレンデへ向かいました。ゴンドラというか日光白根山ロープウエイは一応朝から稼働していました。

本日も一日券で滑ります。

ゲレンデマップの表示がトラブってましたが、全面滑走可能でした。

ちょっと想定外なガリガリコンディションのゲレンデ

ゲレンデは・・・ガリガリでした。

それでも混んでましたね。これは朝イチ、リフト稼働直前のイエローコース前ですが、まあよくぞこんなに集まったなぁと思いましたが。

こちらイエローコース、リフト下の様子です。見てのとおりのアイスバーン。凍ってます。甘かったです。やっぱりベシャベシャに溶けたか雨が降ったかしたようで、それがこの日の気温の低さでしっかり凍ってアイスバーンになっていました。

ゲレンデはピステ入っているので多少滑ることはできましたが、基本ガリガリ。もう、ずーっと脳内で「がーりがーりーくん!」って歌いながら滑ってました。マジ、ガリガリ。春らしいといえば春らしいですが・・・もうちょっと良いコンディションを期待していただけに、ちょっと残念でした。

もうちょっと上のほうにいけばもしかしたら雪質良いかな?と期待しつつ、バイオレットまで登ってみましたが、こちらもガリガリでした。残念です。アイスバーンで凄くスピード出て、怖かったけど楽しかったですね。

さらに登ってゴールドコース。ここまで来ると雪質ががらりと違うことも良くあるんですが、この日はここも、ガリガリでした。完全アイスバーン。もうここまでガリガリだと笑えてきますね。しかも微妙に天気悪い。春らしいといえばそれまでですが、うーん、惜しいです。

ゲレンデも午前中早い時間はそんなに混雑した印象もなく、珍しくバイオレットも何本か滑ることができました。雪質は微妙でしたが、この斜面は広いし斜度も適度でやっぱり楽しいです。

昼近くなってくると、やっぱりゲレンデも混雑してきました。ここはコバルト下部のゴンドラコース合流地点の混雑ポイントですが、やっぱり混んでるな、って感じです。

昼頃はレストランもほぼ満席でした。っていうか、もう普通に混雑した日曜日っていう雰囲気です。久々の感じでちょっと懐かしさを感じました。

この日は意外に気温が低くて、上部は雪が緩まず一日中アイスバーンでしたが、イエローコースなど下部はすっかりザラメになって、普通の春雪ゲレンデになってきました。春の深めのシャーベットは好きなので、とても楽しく滑ることができました。

ちなみに、ロープウエイの行列はこんな感じです。私はロープウエイには乗っていないので、どれくらい待ちが発生していたのか詳細は不明ですが、乗車人数に制限をしていたこともあり、結構時間かかってたんじゃないかと思われます。

この時間帯は第5スーパーツインリフトも10分くらいは待ちが出ていた感じです。普通に混雑した丸沼高原スキー場ですね。

この日、楽しかったポイントの一つ、ゴールドコースの端の不整地です。この辺のボコボコ感がなかなかに楽しかったです。もちろん、固くてボコボコなんですが、むしろツルツルのアイスバーンよりは滑りやすくて楽しかったです。「端パウ」も多少あって良かったです。

バイオレット反対側のローズ下部、午前中は規制入っていたのですが午後からは滑れました。夕方になって第5リフトが空き始めてからこの辺、滑りまくりましたが、ここも気持ちよかったです。もちろん、アイスバーンですが。

最後の締めはイエローコースのシャーベット。夕方になって日が傾き、シャーベットが固まってボコボコになってきていましたが、そんな難しいコンディションも春スキーの醍醐味です。楽しく滑ることができました。

天気は一日中小雪舞う曇り空でした。夕方になって多少風が強くなってきましたが、日中は思ったより風も強くなくて良い天候でした。まあでも、とにかくガリガリで疲れました。

そういえば、春になり、雪が薄くなってきているのか、ゴールドコースなどでは雪の下のブルーのプラスチックマットが透けて見えており、シーズンの終わりを感じてちょっと切なくなりました。

今日も片足スキーの練習

さて、本日の練習メニューは、ブルーコースで片足スキー。まあいつもの感じではあるのですが、ちょうど最近、Youtubeで片足スキーのレクチャー動画が上がっていたこともあり、それを見て姿勢を正して練習してみました。多少安定感は増したかな、と思いましたが、やっぱり股関節が硬いのかなぁと感じています。ストレッチしないといけないな、と思いました。

あとはアイスバーンのゲレンデを、セーフティからカービングまで、いろんなバリエーションで滑りまくりました。マジでこの日もよく滑ったな、と思います。でもやっぱりいちばん楽しかったのは、ザラメですね。モサモサのザラメがやっぱり楽しいです。

いつもどおりの帰路、やっぱりもつ煮は食べられない

結局この日もクローズまで滑って帰路につきました。この日は第一駐車場がいっぱいになっていたようで、マジで混んでたんだな、と思いつつ。

道の駅尾瀬かたしなに寄ってみました。もしやソフトクリーム売ってるかな、と思ったのですが、当然のごとくもう閉店していました。っていうか、営業時間が短すぎて良くわからないんですよね。こういうのなんとかしてほしいな、って思っています。マジで。

帰りは普通に120号で沼田インターへ向かいました。まあ帰路も車は多かったですが、渋滞するほどではありませんでした。

久々の食事、肉そばにミニカレーライス。駒門食堂です。本当はもつ煮が食べたかったんですが、この日も売り切れ。もしかして売ってないんですかね。こういうのなんとかしてほしいです。マジで。何度かここで肉そば、肉うどんいただいていますが、改めて考えると、やはり肉うどんのほうが美味しいかな、って思っています。

最後は、Pasar三芳、鐘の木の焼き芋ソフトクリームです。見た目は別として、これ絶品なのでオススメです。本気で焼き芋が練り込まれていて、スイートポテトな風味が味わえるソフトクリームです。

帰りは環七で南下し、横浜まで下道だけで帰ってきました。思ったより早く家までたどり着けて良かったです。

当てが外れた丸沼だったけど、まあ良かった

以上、荒天の週末、多少でもコンディションが良いことを期待して丸沼高原スキー場へ行ってみたけど、ガリガリだし混んでたし、ちょっと想定外だった話でした。でもまあ、なんだかんだ滑りこんで楽しんでしまったので、良しとしよう、と思います。

っていうか、春スキーって、板滑らないし、傷つくんですよね。ちょっと油断してました。今回も昼にNotWaxを追加施工する形で午後も快適に滑ることができましたが、やはり昼休みの板メンテは必須だと考えたほうが良さそうです。もうちょっと耐久性のある春雪向けのワックスを探したほうが良いのかな、とも思うのですが、私、比較的長距離滑ってしまうので、あまり意味無いかなとも思っています。

さて、シーズンも終盤、一気に雪が無くなってきた感がありますが、ここからが勝負です。春スキーは桜が咲いてからが本番。ちょうど14日は東京で桜の開花宣言が出ています。シーズン終了まで楽しく滑りたいなと思っています。

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