久々に、スマホホルダーなんてものをXVハイブリッドに取り付けてみました。前車オデッセイアブソルートでは取り付けていたんですが、XVハイブリッドに乗り換えて以来、ナビとスマホの連動が強化されたこともあり、特にスマホホルダーを付けたいとは思っていませんでした。最近、Spotifyを使うようになったので、改めてスマホホルダーでの固定を試してみました。
スマホホルダーは要るのか
使いかたによってはあったほうが良いでしょう。今回、私が取り付けようと思ったのも、使い方の変化が背景にあります。
もともと、前車ではスマホホルダー使ってたんですよね。
以前は結構スマホホルダーもいろいろ試していました。理由としては、iTunesで音楽を聞いているときに、ちょっとした操作や曲の情報などを確認したくなることがあるためです。ただ、XVハイブリッドに乗り換え後は、特に必要性を感じなくなっていました。
理由としてはカーナビが新しくなったことで、iPhoneとの連携がしっかりできるようになり、楽曲情報の参照含め操作系が改善されたためです。なので、これまでのところ、スマホとカーナビはLightningケーブルを繋ぐか、あるいはBluetoothで繋ぐかして、スマホ本体は適当に放り投げておく、っていう感じになっていました。
ところが最近、若干車内でのスマホの使い方に変化がありました。Spotify使い始めたんです。
Spotifyとは会員制の音楽配信サービスで、月額を支払うことでたくさんの音楽を聞くことができるサービスです。強みは「Radio」と呼ばれるプレイリスト機能にあり、特定の曲やプレイリスト、アーチストなどから「Radio」に移動することで、関連した楽曲などがレコメンドされプレイリストとなって聞くことができるところです。
iTunesの場合、基本、聞いている曲は事前にライブラリに入れたものです(※Apple Music使ってる人は違うかもしれませんが)。なので、突然、知らない曲が流れてくることはまず無いのですが、Spotifyの場合、新たな楽曲との出会いがそれこそ日々あるわけで、それが流れてきた瞬間に、この曲なんだろう?って気になって、とりあえずお気に入りマーク付けておくとか、したくなるんですよね。
一応、Spotifyで流れている曲の情報もカーナビで見ることはできるんですが、ちょっと使い勝手が不便だったので、スマホをちゃんと手の届くところに置いておきたくなり、今回、スマホホルダーの購入に至ったわけです。
ちなみに、iOSが次のバージョンアップで、デフォルトミュージックアプリの切り替えに対応するなんて噂もあるので、そちらにも期待しています。
スマホホルダー、何が良いのか
困ったときはアマゾンのセルラン(セールスランキング)を見ましょう。
なかなかこういうガジェットって、何がオススメかって難しいんですよね。趣味嗜好もあれば、そもそも物理的に取り付け可能かどうか、あとは実際の使い方とモノが合っているか否かとか、いろいろと選択基準になるものが多いのが厄介です。
家電量販店やカー用品店の店頭で物色もしてみましたが、なんかこう、グッと来るものが無かったのが実情です。正直、上記のオウルテックのスマホホルダー見たときは、これだ!って感じがあったんですがねぇ。
という訳で・・・雑にオススメを探す時、便利なのが、やはりセールスランキングです。アマゾンや価格.comなどを見て探してみるのが良さげです。
で、アマゾンのセルラン見ていたら、ありました。これです。
セールスランキングも結構動くので、何がトップかは時々で変わると思いますが、どうやら今、中華系のこのタイプのスマホホルダーが流行ってるっぽいです。たまにこういうガジェットで、こういうブームが起きていることがあり(いろんなメーカーから似たようなギミックのものが乱発される)、困った時は乗ってみても悪くなかったりします。
・・・ただ、ハズレを引くこともあるので要注意ではあります(過去Bluetoothヘッドホンで痛い目を見た経験があります)。
まあでもこれはモノも悪くなさそうなので、ポチってみることにしました。
DesertWest 車載ホルダー
という訳で、買ったのはDesertWestの車載ホルダーです。
スマホのホールド機構の違いでバリエーションがあったりしますが、とりあえず一番無難そうなのを選んでみました。
相変わらず無駄におしゃれなパッケージで届くのが良いところです。ただ、ブリスターパッケージなんかに比べたらこっちのほうが好印象なのは間違い有りません。
中身ですが、真ん中にあるのがアーム、右にあるのがスマホを固定する部分です。第一印象は「でかい」。かなり大きなサイズのスマホまで対応しているので、かなり作りが無骨ででかいです。
車のサイズやダッシュボードの作りによっては、取り付け位置にかなり制約が出る可能性があるので、大きさはちゃんと確認したほうが良いと思いました。正直、オデッセイクラスだとダッシュボード周りも結構余裕があるんですが、XVクラスだと比較的コンパクトに仕上がっており、かつマルチインフォメーションディスプレイなどがある都合で取り付け位置も限定されていて、思った以上に窮屈に感じました。
取り付けはゲル吸盤ですが、デコボコ面に貼り付けるためのベースも付いています(左)。ダッシュボードのシボ面だとこれ使わないといけないケースもありそうです。使い方として「粘着力が安定するまで3日くらいおいてね」とか書いてあったので、使う時は注意しましょう。
あとはエアコン吹出口に固定するためのパーツもありましたが、まあ使いません。あれ付けてる人、たまに居ますが、やっぱり風の抵抗になりますよね、といつも気になっています。
マニュアルは多言語対応で日本語もありますが、まあそんなに難しいガジェットでも無いのでななめ読みでOKだと思います。
これがセルランNo1の実力か
早速、取り付けてみました。
結局、ダッシュボードにこんな感じで取り付けています。すごい後付感があるんですが、これがでも不思議と使い勝手は良いので面白いです。
前述の通り、かなり大きくて存在感もあり、もともとはもっと目立たないところ、たとえばダッシュボードの下の方、膝のあたりに固定できないかな、と思っていたんですが、狭すぎて無理でした。この辺に設置した場合は、カップホルダーに固定するタイプのほうが安定すると思います。もちろんカップホルダー使えなくなりますが。
で、モノは試しでダッシュボードの平らな面に取り付けてみたら、思った以上にいい感じになったので、この位置に固定しています。
アームの長さ、根本の角度は、段が付いているので、振動などで動いていしまうことは無いと思います。スマホを固定する部分はジョイントボールになっていますので、こちらはしっかりネジ止めしないと緩みます。ただ、ジョイントボールのお陰でものすごく設置自由度は高いです。
ゲル吸盤の吸着力ですが、XVのダッシュボードの薄めのシボ加工であれば、全く問題なく取り付けられます。平らな面さえ見つけられれば、結構無理は効きそうな印象です。
運転席から見るとこうなります。若干、手を伸ばさないといけない感じはあるんですが、使い勝手は悪く有りません。この感じ、ディスプレイアームでモニタを固定したときの感じに近いです。設置自由度が上がって、いろんなところに置けそうな気がしてくるという、そんな可能性を感じました。
こちらはiPhone SE2を搭載した状態です。日常的にはこのiPhone SE2を使う予定でいます。全く問題なく固定されており、揺れなども特に気になりませんし、許容範囲内だと思います。もちろん、アームを伸ばすほど安定感はなくなるので、要注意だとは思いますが。
iPhone SE2を使っている理由は、この状態からタッチIDでロックが解除できるからです。指紋として人差し指の先端を登録しておくと、ロック解除もスムーズにできます。スマホ画面やホームボタンを押したときの安定性にも問題ありません。
試しに、私が持っている最大級のスマホ、iPhone 12 Pro Max、ケースはSpigenネオ・ハイブリッドっていうのを固定してみましたが、全く問題なく保持できています。重量も相当あるので、取り付ける時はちょっと不安に感じましたが、固定されてしまえば何ら違和感はありません。
ただ、大きなスマホはやはり付け外しで気を使うところもあるので、ある程度コンパクトなスマホで使うべきかなぁと感じました。もちろん、使えなくは無いと思います。
購入してから1週間ほど、スキー場まで2往復ほどしていますが、これまでのところ外れて落ちるようなことは起きていません。非常に快適に使えています。充電ケーブルの邪魔にもならないし、画面押してもぐらつくこともないし、とても良く出来ていると思います。
難点は、スマホをさわりやすくなったことで、バッテリーの消費が激しくなったような・・・うーん、これはSpotifyのアプリがバッテリー食いなのが原因なので、これはなんとかしてほしいです(オフラインモードもあるけど、それじゃSpotifyの魅力半減なので、やりたくないですし)。
スマホホルダーはあると便利
以上、久々にスマホホルダーを取り付けてみた話でした。やはりスマホの置き場が決まっているといろいろ便利に感じるシーンは多いもので、付けてよかったな、と率直に思っています。
あとは困った時のセルランは、多少当たり外れはあるとして、十分参考にはなるな、と思いました。車内でのスマホの取り回しが気になっている方にはオススメです。
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